Back Number 2000.3


2000.03.01 なんとなく

今日はいつもとちょっと違ったところで飲んだので、
帰りはウチのひとつ手前の駅で乗換えだったけど、
乗換えず、ひと駅分歩いて帰った。

電車なら2分のところを歩いて30分。
しかも、展示会の仕事で一日立ちっぱなしで
足がへろへろに疲れているにもかかわらずだ。

何故そんなことをしたのか?
特に理由はない。
「なんとなく」だ。
自分でも意味不明な行動である。

オイラは周囲から「理詰めの人」と思われているフシがあって、
それを否定するつもりはないけれど、
実は、理屈に合わない行動を取ることも多いのだ。

なんてことを分析するところが理詰めなんだけどね。



2000.03.03 ぼんぼり

ひなまつりの日である。

と思ってデジタルの腕時計を見たら
3月4日になっていて「あれれ?」。
どうも2000年閏年による誤作動らしい。
しっかりしてくれえTIMEX。

端午の節句が祭日なのに
桃の節句が祭日じゃないというのは、
男女平等の精神からいって間違っているぞ。

「男女平等!」とかいって騒いでいるオバサンたちは、
下らないことにイチャモンをつける前に、
3月3日を祭日にする運動をしてはいかが?
みんな賛同してくれると思うよ。



2000.03.04 今年初釣行は雨

まだちょっと早いかなとは思ったけど、
今週は暖かい日が続いていたので、
バスの活性が上がっていることを期待して、
今年初の釣行である。

天気予報は「夜には雨が降り出すでしょう」。
なのに、正午頃の時点で、今にも降り出しそうな気配。
「雨が降り出す前に早く釣り場に着かなきゃ」と
気持ちは焦るが、こんな時に限って大渋滞である。

釣り始めてすぐに小雨が降り出した。
1時間後には本降りとなり、仕方なく断念。
帰りも大渋滞で、
1時間の釣りのために往復5時間である。

そんな状況でも、なんとか1匹釣ることができた。
今年初釣行としては幸先が良いのか悪いのか。



2000.03.05 Live : OASIS

オアシスは、バンドとしてはたいしたことない。
超絶のテクニックを持っている訳じゃないし、
怒涛のグルーヴを持っている訳でもない。
ライブでのステージングも、突っ立って弾いているだけである。

じゃあオアシスのライブの魅力って何?

それは、ノエルの書いたキャッチーな曲を、
リアムが図太い声で唄うことで、
ホール全体が高揚感に包まれる。
それのみといっても過言ではない。

今日のライブでも、
新曲「Who feels love?」などでは、その高揚感があった。

しかし、それだけではもうキツくなってきているのも確かである。
ニューアルバムの曲は、このフォーマットに即していないので、
ライブ終盤の盛り上げには、過去のライブ定番曲に頼るしかない。

そこで今回期待したのは、新メンバーの活躍である。

が、しかし、ベースが問題である。
リズムに乗っていないところがいくつかあったし、
何より音がちゃんと出ていない。
メリハリもグルーヴもない。
PAや会場の音響のせいかもしれないが、
ベーシストの意地悪な視点で見ると、
「あんな弾き方していたら一生良い音は出ないぞ」というような
素人くさい弾き方である。

ドラムはかなり上手い人なので、
独自のグルーヴを持ったベースと組み合わせれば
結構面白いバンドになると思うのに、
何故もっと弾けるベーシストを入れなかったのだろう。

まあ、まだ加入して日が浅いし、
アルバム制作には参加していないのだから仕方ないか。
次回のアルバムと、その後のツアーが正念場だろう。

というわけで、今日のライブははっきりいって不満である。
でも、きっと、雑誌「ROCKIN' ON」はベタぼめするのだろうな。
どういう言い方でほめるのかが楽しみである。



2000.03.06 昨日のフォロー

昨日はオアシスのライブを思わずけなしてしまったが、
冷静に考えてみると、そこまでひどくはなかったと反省。

オアシスの最大の魅力である「うたの力」は健在であり、
その一点だけで並のバンドをはるかに凌ぐライブだった。

なのにけなしてしまったのは、
新メンバー加入への期待が大きすぎたことと、
新作アルバムからの曲がイマイチぱっとせず、
オアシスの「今」を感じられなかったことによる。

決してオアシスを見限った訳ではない。
ノエルは今きっとスランプなだけなのだろう。
あの強力なメロディ・センスが復活すれば、
そしてバンドの音が固まってくれば、
また素晴らしいライブを見せてくれると思っているのだ。



2000.03.07 韻を踏む

意外と知られていない音楽の楽しみ方をご紹介しましょう。

文章や詩を書くときの技巧のひとつに「韻を踏む」というのがある。
中学校や高校の国語で習った人も多いだろう。
同じ音の言葉を続けることでリズミカルになるという効果を生む。
頭の音を合わせる、途中の音を合わせる といった韻の踏み方もあるが、
最後の音を合わせるやり方が最もポピュラーである。

洋楽ロックには韻を踏んだ歌詞が多い。
例として、世界一有名な曲「Yesterday」をみてみよう。

 Yesterday
 All my troubles seemed so far away
 Now it looks as though they're here to stay
 Oh, I believe in yesterday

 Suddenly
 I'm not half the man I used to be
 There's a shadow hanging over me
 Oh, yesterday came suddenly

 Why she had to go
 I don't know
 She would'nt say

 I said something wrong
 Now I long
 for yesterday

 Yesterday
 Love was such an easy game to play
 Now I need a place to hide away
 Oh I believe in yesterday

「Yesterday」に限らず、
ビートルズの曲はほとんどが上手く韻を踏んでいる。

※逆にジョン・レノンは「Across the universe」という、
 まったく韻を踏んでいない詞もつくっているが、
 これはおそらく「わざと韻を踏まずにつくってみた」のだろう。

オアシスなんて「詞の意味を犠牲にしても韻を踏む」と言われるほど
徹底してこだわっている。
(最近は反省して、意味を大事にしたいなんて言っているらしいが。)

さて、日本はどうかというと、全体的に、韻を踏んだ歌詞が少ない。
日本の詩は、「音の数」でリズムを生むことが多い(代表例は短歌と俳句)ので
英語の文化とは根本的に発想が異なるようだ。

洋楽志向が強いアーティストの中には、
意識的に韻を踏もうとしている人もいるが、
ちょっと無理があるようなことも多い。

例えばミスチル桜井。
「クラスメイト」で「日は傾き街は3時 少し遅い君とのランチ」とか、
「名もなき詩」で「だからダーリン」に対して、
「僕はノータリン」とか
「ともに悩んだり」とか
「このわだかまり」とか
「夢物」というふうに執拗に韻を踏んでいるが、
イマイチすっきりとしていない。

奥田民生の「マシマロ」も韻を踏みまくっているが、
これは韻を踏むことだけを目的にした曲だなきっと。

オイラも自作の曲「幸せになる義務」で、
「露わになった欲 なくした純」とか、
「俺達の愛こそが 本物だって事が」とか、
「幸せになる義務がある」というふうに韻を踏んでみたけど、
どうもいまひとつである。

日本語というのは、韻を踏む必要のない言語なのだろう。

で、韻を踏む場合は、頭の音を合わせた方がすっきりするようだ。

例として、宇多田ヒカルの「甘いワナ」。
サビの「甘いワナ」というフレーズに対して、
かなりヤバイ状態になってる」とか
浅い・若いなんていわせない」とか
甘い淡い優しい光」とか
洗いざらい白状しあおう」というふうに頭で韻を踏んでいて、
意外とすっきりしている。

真心ブラザーズの「ビーンマンのうた」では、
せっかくのセックスもせっかちじゃ操ないよ」と、
頭で韻を踏んでいて、それ自体がギャグになっていて笑える。

てなふうに、
歌詞の韻の踏み方を意識しながら音楽を聴くと、
普通に聴いている時には気が付かない工夫が見えて、
より深く音楽を楽しめるようになりますよ。
お試しあれ。



2000.03.09 ロッカク

昨夜のこと。
いい具合に酔って帰宅し、
玄関のドアを開けたとき、
ドアノブが外れて落ちた。

「ドロボーに鍵を壊されたか?」と思った。
部屋が荒らされている!
いや、散らかっているだけだ。

考えてみると、ドアノブと鍵は別なので、
ドロボーが壊すワケがない。
単にネジが外れただけだった。

で、そこからが大変。
ネジがなかなか見つからない。
10分くらい探してやっと見つかった。

ほっとしたのもつかの間。
俗に「いもネジ」といわれるタイプの、
六角レンチで締めるネジだった。

しまった。六角レンチなんか持ってない。

今度の休日に六角レンチを買うことにして
今はとりあえず指でかるく締めた状態。

一人暮し歴12年になるけど、
六角レンチなんか不要だったので、
買っても今後二度と使う機会がないような気がする。
なんかもったいない。



2000.03.10 Comic:酒とたたみいわしの日々/浜口乃理子

ミスターマガジン連載のエッセイコミック。
なのに、いろんな出版社のいろんな雑誌に掲載されたものが、
なぜか一緒に収録されている不思議な単行本。

作者は大酒のみである。
酒にまつわるいろんなエピソードが可愛い絵で下品に語られる。
同様の作風に西原理恵子という人がいるが、
サイバラほど強烈ではなくて、まだ微笑ましさが残ってはいる。

作者は自分のことを「でぶ」とか「オヤジなおばさん」というが、
写真を見るとなかなかの美人である。

キレイな女性が下品で大酒のみだったりするとなんか嬉しい。
より可愛く思えてくるオイラは変かい?
ブサイクで下品だと最悪だけどな。

内容の面白さだけでなく、
そういったところも含めて好きな漫画だったのに、
掲載誌「ミスターマガジン」が休刊になったのがとても残念。



2000.03.11 Novel:エンガッツィオ司令塔/筒井康隆

筒井康隆断筆解除後初の短編小説集。
断筆解除に至るいきさつも、インタビュー形式で掲載されている。
断筆解除といっても、出版社に「言葉の規制を行わない」旨を約束させ、
覚書を交わした先にしか執筆しないとのことである。
(覚書の文面も掲載されている。)

表題作「エンガッツィオ司令塔」は、昔の筒井康隆に戻ったような
クレイジーでスカトロな、気持ち悪くて面白い作品。
食事の前には読まない方がよろしい。
他の作品も、作風が昔に戻ったような印象のものが多い。

そんな中で、奇妙な夢を見ているような「魔境山水」が
個人的には一番気に入った作品。
どんな話かをここで説明しても、その魅力は全く伝わらないだろうから、
「読んでみて」としか言えないのが悔しい。

ともあれ、断筆解除してくれたのはとても嬉しいことであり、
テンションがまったく下がっていないのはもっと嬉しいことである。



2000.03.12 夢分析

昨夜見た夢のこと。

オイラは部屋で服を着替えている。
外ではu16&Ashida&hushが車で待っている。
彼らとどこかへ遊びに行くようだ。
待たせているので早く着替えなきゃと思うのだが、
何故か着る服が見つからなかったり、
ズボンが足に引っ掛かったりして焦っている。
やっと服を着て玄関へ行くと、
履きたい靴は大量の靴の下敷きになっていて、
その靴を一所懸命掘り出す。
やれやれと思い、靴を履いたところで目が醒める。

なんだこりゃ。
夢の中でもヤツらとつるんでいるとは。

どうもオイラはこういった、
「早くしなきゃと思うのにできなくて焦る」パターンの夢をよく見る。

シチュエーションはいろいろで、
「ライブ直前なのにベースに弦が張っていない」とか
「会社に行こうとするけどネクタイが見つからない」とか
「釣りに行って糸がなかなか結べない」とか。

大抵は「よしできた」と思った時に目が醒める。

これはいったい、どうゆう深層心理の表れなのかねえ?

オイラは仕事上「依頼されたことの期限は守る」をモットーにしている。
それも、期限より1〜2日は早くできるように心がけている。
直前になって焦るのがイヤだからなのだが、
この夢もそういう心理の表れなのだろうか。

自分が気が付かないうちに
プレッシャーやストレスを感じているのかもしれない。



2000.03.13 宇多田変身

びっくりだ。
宇多田ヒカルが髪を切ってかわいくなっている。
「Addicted To You」のときの変な化粧よりずっといい。

どうもオイラは「髪を切った女性」に弱いなあ。

「宇多田ヒカルの歌はいいけどカオはねえ」
なんてことを言っていたものどもよ。
(そりゃオイラだ!)
公式HPへゆけ。
そして宇多田ヒカルのファンになるのだ!

http://www.toshiba-emi.co.jp/hikki/home.htm



2000.03.15 風邪

本日は風邪でダウン。
会社も休む。
Ashidaとの打ち合わせをキャンセル。
ゴメンAshida。
飲み会もキャンセル。

一人暮しでの風邪はツライ。

薬を飲んで眠る。
休んだことがきっかけで
リストラに遭うという不吉な夢を見た。



2000.03.16 大発見

ノーベル製菓の「VC−3000のど飴」をなめながら
キリンの「サプリ」を飲むと、
みかんの味がする。

大発見だ!



2000.03.17 トルコライス

コンビニ弁当に「トルコライス」があった。
嬉しくて思わず買ってしまった。

「トルコライス」とは?

1つの皿に、
・トンカツ
・ピラフ(チャーハンの場合もあり)
・スパゲッテイ(主にナポリタン)
が盛り付けられたもの。
人気の料理を3つ合わせた、
とっても欲張りなメニューである。

何故か「長崎名物」の料理である。

他の地方ではほとんど見たことないが、
長崎の洋食レストランにはたいていある。
(「アストリア」という店が美味い。)
大学の学食のメニューにも当然のようにあった。

オイラにとっては懐かしいメニューである。

で、今回のコンビニ弁当、
カツが、なんと「メンチカツ」であった!
「違ーう!」と叫んで
ちゃぶ台をひっくり返しそうになったよ。



2000.03.19 なべとゲーセン

昨日土曜日は、
独身30代男性4人でチゲなべパーティー。

その後、深夜営業のゲーセンにて、
釣りゲームをしたり、
UFOキャッチャーでたれぱんだを狙ったり、
ケータイに貼るシールを作ったりした。

で、今、オイラのケータイは
ドハデなユニオン・ジャック柄だ。

まるっきり若造のような遊び方である。
「おまえ達、そんなことで良いのか!」と
天の神様の怒る声が聞こえたような。



2000.03.20 ギブソン

エレキギターの業界では、
「フェンダー」と「ギブソン」が2大メーカーである。
この2社が50年代に開発したギターが、
現在の殆どのギターの原型である。


フェンダー・ストラトキャスター


フェンダー・テレキャスター


ギブソン・レスポール


ギブソン・ES335

この2社、楽器に対する考え方が正反対である。

フェンダーは合理性と斬新なアイデアを重視し、
弾きやすさを極限まで追求している。
ストラトキャスターの長く伸びた2本のツノも、
ただのデザインじゃなくて、
ボディ・バランスを良くするためのものだ。
音は非常にシャープである。

対してギブソンは、伝統工芸品のような仕上がり。
弾きやすさではフェンダーにかなわないが、
高級感あふれるルックスのファンも多い。
音は太くパワフルだ。

ブランド・イメージの展開にも違いがみられる。

フェンダーは、定価50万円以上の超高級品から、
5万円クラスの初心者向けまで幅広くラインアップしていて、
ストラトキャスターだけでも数十種類のバリエーションがある。

ギブソンは、最低でも定価10万円以上である。
低価格品は子会社の他ブランドで販売することで、
高級ブランドのイメージを守っている。

マーケティングの教科書に出てきそうな事例だな。

RCサクセションに「ギブソン」という曲がある。

 いつもみんなつべこべ
 そういう俺もつべこべ
 それより金でも貯めて
 あのショーウィンドウの
 ギブソンを手に入れ
 あの娘にブルースを聴かせよう

この曲について、チャボは
「ギブソンはギタリストの憧れ」だと語っていた。
最近では売価が下がっているけれど
昔はギブソンといえば超高級ギターで、
ショーウィンドウに飾ってあるもので、
憧れのまなざしで眺めるものだったのだ。

そんな憧れのギブソンが、
今オイラの部屋にある。

へっへっへ。買っちゃった。
ギブソン・レスポール・スタンダード。
定価278,000円を中古で120,000円だ。

ここまで長々と説明してきたことは、
ギターを買ったことを自慢したいがための
単なる前振りだったのサ。

これでまた堅気の生活には戻れなくなったな。



2000.03.21 Anniversary

祝!一周年!

permanentsのHPを立ち上げて1年。
アクセスカウンターもちょうど1000番でキリがいいね。

1年で1000アクセスか。
多くはないな...

当時は個人ページをつくるなんて全く考えてなくて、
こんなに毎日更新するとも思ってなかったけどなあ。

いまのところ、やめる理由もないので、
まだしばらくは続けるつもり。
今後も変わらぬご愛顧の程宜しくお願い申し上げまする。

ご意見・ご要望・ご感想・ご反論もお待ちしています。



2000.03.24 疑惑の鼻水

風邪が治らない。
もう2週間になろうとしているのに。

近頃、「これはホントに風邪なのか?」と、
疑惑の念が湧いてきた。

症状は鼻水・せき・くしゃみ・のどの痛み。
普通に考えると風邪なのだけど、
鼻水の粘度が低く、花粉症の症状に近い。
えらく長引いていることからしても、
もしかして花粉症になったということ?

先週は確かに風邪だった。熱も出たし。
けど2〜3日前からちょっと症状が変わった気がする。
風邪と花粉症の併発?
または風邪が治ると同時に花粉症にかかったとか?

「これは風邪だ」と思い込みたいのだけど、
重度の花粉症であるu16氏が、不安に陥れるようなことを言う。
人によっては花粉症でもせきやのどの痛みという症状が出るらしい。
もう数日は様子を見なきゃだけど、とても不安だ。

オイラは春が一番好きな季節。
なのに花粉症にかかってしまっては、
一番嫌いな季節になってしまうではないか。

単なる風邪であることを祈る日々である。



2000.03.25 Movie:八つ墓村

オイラは横溝正史の推理小説が好きで、
小学校高学年の頃から読んでいた。
(変な小学生だったなあ。)

好きな小説が映画化されると、
まず満足できないのが常である。
特に横溝ものは顕著で、
本来は本格推理小説なのに、
おどろおどろした面だけを強調されて
推理の面白さが損なわれていることが多かった。
トリックや推理のプロセスがまったく説明ナシだったり、
犯人が原作と違うものもあった。

そんなわけで、
横溝ものの映画化にはまったく期待しなくなっていた。
なので、この「八つ墓村」も、映画館では観ず、
今日TVで放映されたので観た。

余談だが、金田一耕助のファンの間では、
少年マガジンの「金田一少年の事件簿」が非難されているらしい。
横溝正史の設定では、金田一耕助は生涯独身で、
「獄門島」に出てきた早苗さんを想い続けたことになっているのに、
勝手に孫を作るんじゃねえ! ということらしい。

それはさておき、
世間一般では、金田一耕助といえば古谷一行のようだ。
TVシリーズの印象が強いのだろう。
オイラとしては、
石坂浩二(「犬神家の一族」「悪魔の手毬歌」など)の方が
原作のイメージにぴったりくる。
加賀丈史(「悪霊島」)くらいはまだ許せるが、
西田敏行(「悪魔が来りて笛を吹く」)や、
渥美清(前回の「八つ墓村」)は全然違うぞと憤慨ものだった。

で、今回の八つ墓村は豊川悦司。
「ちょっとどうかなあ」と思ったのだったが、
いやあいい役者ですな。演技力で金田一らしさを出している。
いつもの二枚目の演技ではなく、
ひょうひょうとしたキャラクターを演じている。

結論。結構面白く観れた。
思ったほど悪くはなかったんじゃないか?
ちょいとメロドラマ臭いのが気になったけど。
ただし、やっぱり「推理」が弱い。
原作では犯人をカモフラージュするトリックがあるのだが、
その説明は何もないし。
だいいち、金田一耕助は結局何もしていないぞ。



2000.03.26 ギブソンその後

「ギブソン・レスポール購入」のニュースは
世界中をかけめぐった。

いやあ反響大きい大きい。

反響@
 なんとShogoもレスポール購入。
 もともと彼も欲しかったようで、
 先日飲みながら「レスポール欲しいね」と
 語り合っていたのだけど、
 オイラが買ったことが最後の一押しになったようだ。
 彼はスタンダードの黒を購入。
 黒はあまり売っていないので探すのに苦労したらしい。
 オベイションの12弦ギターも買ったってさ。
 豪気だねえ。

反響A
 いろんな人にうらやましがられている。
 特に妻帯者からは、
 「自由になるお金があっていいねえ」と言われるが、
 アナタ方は「家庭」という
 お金で買えないシアワセを手に入れたのだから、
 オイラがお金で買えるシアワセを手に入れたっていいじゃん。

反響B
 レスポールを使っているギタリストといえば、
 まず思い浮かぶのが「ジミー・ペイジ」。
 なので、レッド・ツェッペリンが、
 近頃オイラのマイブームになっている。
 豪快でカッコイイぞ。

反響C
 オイラがいままで使っていたギターは、
 a24氏に貰われていくことになった。
 昨日引渡しを完了。
 良い子にしてかわいがられるようにね。
 なお、彼にあげるにあたって、
 「持ち腐れ禁止」という条件をつけた。
 18年間使用した愛着というものもあるのでね。

てなカンジで、舞い上がっていた一週間ではあるが、
オイラの本職はあくまでも「ベース」なので、
ギターへの浮気はほどほどにしておこうと思う。



2000.03.27 Comic:H2/あだち充

漫画雑誌をほとんど読まないので、
「H2」がいつのまにか終わっていたのを、
単行本で初めて知った。

設定が名作「タッチ」に似ているだけに、
どうしても比較してしまう。

「タッチ」は元々なんのとりえもなかった主人公が
次第に成長していく物語だったのに対して、
「H2」の主人公は最初から天才投手だし、
恋愛感情にもあまり切実なものを感じられないので、
読者は感情移入しにくかったのではなかろうか。

面白かったとは思うんだけどね。
名作を超えるのは難しいのだな。



2000.03.28 ビューティフルライフ

今日は酔っているので口が悪いぞ覚悟しな。

ドラマ「ビューティフルライフ」の最終回がすごい視聴率だったらしい。
あんなもんを観て感動するんじゃねえよと思う。

いや、ドラマの出来自体をどうこう言うつもりはない。
どうこう言いたいのは、
「病気と死」なんて古臭い題材がヒットする状況だ。

「主人公(またはその恋人)の死で泣かせる」ってのは、
「バナナの皮で滑って笑わせる」のと同じくらい、
手垢のつきまくった表現方法である。
プライドのある表現者なら、絶対に手を出さない題材だ。

それでも、そんなものがヒットするから、
人気の俳優をキャスティングして、
手を変え品を変え(たように見せかけて)制作する。

「視聴者なんてこの程度レベルだよ」なんて、
TVマンがしたり顔で語る姿が目に浮かぶ。

わかるか?
制作サイドになめられているんだぜ。

このドラマの視聴者は、
30代の女性が中心だったらしい。
若造ならまだわかるが、
いい年なんだから気付こうよ。

以前書いたが、
良い消費者がいなければ良い商品は生まれない。
同じように、
良い鑑賞者がいなければ良い表現は生まれないのだ。



2000.03.30 春ののほほんロック

関東地方は昨日・今日ととても暖かくて、
まだ風邪は治っていないけど
実に春だねえと感じる今日この頃。

というわけで、
「ナイト・ドライブのお供に」に続く、
シチュエーション別ミュージックシリーズ第二弾。
今回は「春に似合う音楽」だ。

と思ってはみたものの、
春が似合うロックって意外に少ないようで、
ちょっと苦しいながらも以下の4枚を選んでみた。

ちなみに、ポイントは「のほほん感」と「幸せ感」。
必ずしも春をテーマにした曲というわけではなく、
曲調や音やアレンジから春を感じるものを選んでみた。
例えば、少し前に流行った
ヒステリック・ブルーの「春〜spring」という曲があるけど、
これはタイトルが「春」でも曲調が全然春っぽくないので、
こういうのは選んでいない。

・ELECTRIC WARRIOR / T-REX
 勇ましいタイトルとは裏腹に、T-REXらしい脱力感がステキ。
 このアルバムは、R&Rのスタイルをとりながらも
 サイケ・フォークだった頃の名残があって、
 ミッキー・フィンのパーカッションもまだ存在感があって、
 のほほん感をより強調している。
 春の昼間のドライブで聴くと、どこまででも行きたくなってくる。

・VOLUME ONE / TRAVELING WILBURYS
 ジョージ・ハリスン、ボブ・ディラン、ロイ・オービソンといった
 超大物アーティストが結成した覆面バンド。
 さすがに年季の入った、ゆったりとポップなR&Rがシアワセ。
 これも春の日中ドライブに良いね。

・あさっての方向 / THE真心ブラザーズ
 彼らの詞には「散歩」というフレーズがよく出てくる。
 とてものほほん感にあふれたバンドである。
 このアルバムの「おぼろげな春」と「二人のりでいこう」いう曲は、
 春そのものといった曲。

・ナポレオンフィッシュと泳ぐ日 / 佐野元春
 どこが春なんだ? と言われると困るが、
 楽器の音質とリズムがなんとなく。

・上々颱風 / 上々颱風
 沖縄民謡風の曲調だけど、夏というより春のイメージ。
 「春風は河を渡る」という曲があるからかもしれない。

うーん、ちょっと苦しいか?
他にいいのを知っている人は教えて下さいな。

まあ、一番春らしい音楽といえば、
ビバルディの「四季〜春〜」なんだけどね。



2000.03.31 噴火の予知

一昨日の新聞に
「有珠山噴火の危険性あり」とあったので、
今日の噴火のニュースを知って、
不謹慎ながら「お、当たった!」と驚いてたオイラ。

噴火前に緊急火山情報を流すのは初めてのことらしい。
火山噴火の予知技術も向上しているんだなあ。

今、日本で一番「噴火するとやばい」山は「富士山」だろう。
東京の経済活動が麻痺すると、世界恐慌が起こるとさえいわれている。
当然、緻密な観測が行われていると推察される。
もし「富士山が噴火するかもしれない」という観測結果が出たら、
政府は今回のように発表するだろうか?

発表したとたんパニックに陥ることは明白で、
それだけでも十分経済は麻痺するだろう。
多くの死傷者も出るかもしれない。

そして、結局噴火しなかった場合、
発表した政府は混乱の責任をとらされることになるだろう。
そう考えると、その時の政治家・官僚が事勿れ主義であった場合、
発表せず運を天に任せるという行動に出るのかもしれない。

以前読んだ、小松左京の小説「日本沈没」でも、
日本列島が水面下に沈むことを国民にどうやって発表するかで
政府・学者が悩むという場面があったように記憶している。

政府や省庁が事件を起こすたびに、
悪い情報を隠そうとする姿を何度も見ているだけに、
「政府は何か隠しているんじゃないか?」などと
疑心暗鬼に陥ってしまうのだ。




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