Back Number 2000.8


2000.08.01 Novel(?):怖い本/平山夢明

怖いよう寒いようぶるぶるぶる
ってふうに超ビビリ状態のオイラである。
お風呂に入るにもトイレに入るにもびくびく。
鏡や窓を見るのも怖い。
すべては今日読んだこの本のせいだ。

オイラは子供の頃から怖い話が大好きで、
生半可な怪談では満足できないくらいに
耐性がついているのだが、
それでもこの本は怖いぞ。

「超怖い話」という文庫本のシリーズがある。
たぶん10巻以上続いていると思う。
よくコンビニに置いてあるので、
読んだことがある人は多いんじゃないかな?

ちょっと変わった怪談本で、
オーソドックスな幽霊話から、
幽霊が出てこない奇妙な話、
「ギャグか?」と思うようなキテレツな話など、
バラエティに富んでいて、かつとても怖い。

ただ単に幽霊が出てくるだけの話じゃ、
いまどき怖くも何ともない。
ひとひねりあるところに怖さが生まれる。

いちおう、「作者が知人から聞いた実話集」ということになっているが、
どうも眉唾だという気もする。作り話も多そうだ。
でもそんなことはどうだっていい。怖くて面白けりゃOK。

今日読んだ「怖い本」というタイトルの本は、
この「超怖い話」から抜粋したベスト盤といったもの。
コンビニにて購入。

奇妙な話より怖い話を重視して集めたようで、
どれもすごく怖い。読んでて寒い寒い。
頭と体の深いところに沁みてくる怖さである。

話の怖さもさることながら、
作者の文章が怖さをさらにエスカレートさせる。
特に大げさな表現もなく淡々とした文章だが、
脳裏に鮮明な絵が浮かんでくるのだ。

たとえば「葬儀屋の体験談」。
葬儀屋でアルバイトしている男が、
老婆の腐乱死体を処理した夜、
自宅のバスルームに入ると
その老婆の霊が、バスタブの中に
腐乱死体の状態で現れた という話。

仕事で見た腐乱死体の様子を非常に細かく描写しておき、
クライマックスで老婆の霊が現れる場面はあっさりと書いている。
そのため、霊が現れたとき、腐乱死体の様子が即座に頭に浮かぶ。
くだくだとした説明が不要で、インパクト絶大である。
「老婆の幽霊が出た」と書いた後で、その姿を描写したのでは、
読み進まないと頭に絵が浮かばないので、
瞬間的に「ぞくっ」とする感覚が味わえない。
こういう細かいところで恐怖感は変わるものなのだ。

なんて冷静に分析してみたりするのは、
少しでも怖さを紛らせるためなのさ。
なんかヤな夢を見そうだ...



2000.08.02 生活習慣病検診を受ける

今日は会社の健康診断。
35歳を超えたので、今回からは「生活習慣病検診」になる。
否応なく、自分が歳をとったことを実感させられる。

普通の健康診断と違うのは、
「胃のレントゲン」と「検便」がメニューに加わること。
潰瘍歴4回のオイラとしては、こういう機会があるのは助かるな。

バリウムを飲むのがツライという人は多いけど、
オイラは割と平気である。
ただ、以前飲んだときは、
きちんと排泄されず体内に残ってしまい、
固まって大便秘になったことがある。
いやーあのときは辛かった。こーもん裂けるかと思ったもんな。

検便なんてのもすごく久しぶりだ。
検便で困るのは、
「どうやって採取するか」ということと
「どうやって持っていくか」ということ。

しかし、検便のやり方も進化していて、
棒につけて容器に密閉する方式である。
採取する時に便器に敷く紙もついていて、
そのまま水に流せる。便利だ。
医療器具メーカーもユーザーニーズを考えているね。

もちろん、普通の健康診断と同様、
身長・体重・心電図・血圧・視力・聴力・血液検査なんかもある。
ちなみに血圧は通常の範囲内だけどかなり低め。
身長174cm、体重58.7kgでありました。

ところで、よく「(身長−100)×0.9」が標準体重というが、
「ルックス面でのベスト体重」は「(身長−100)×0.8」ともいわれる。
 (174−100)×0.8=59.2kg
どーだ、ばっちりだぜ。



2000.08.05 研修

木曜日から今日まで、
2泊3日の泊まりこみで会社の研修会を受講。
本当は去年受講するはずが、
ちょうど入院と重なってしまった。

この研修は昇格に必要な要件なのに、
特例として昇格させてもらった負い目もあるので、
いちおう気合いを入れて受講。
居眠りもちょっとしかしなかったぞ。

内容は「管理者としての基礎知識」といったもの。
リーダーシップとかチームワークとかを学ぶ。
完璧に実践できるといいんだけどねえ...

自身の性格分析をしてみるというコーナーもあった。
オイラは「冷静」「理詰め」「客観的」「やさしさに欠ける」という
「孤高の人」タイプだってさ。しかもかなり極端な。
「まんま出てますね」と言われてしまった。

よし決めたっ!
オイラの目標は「やさしくなる」だ。
生まれ変わったオイラをご覧あれ!(←無理無理)



2000.08.06 EXPO2000 / KRAFTWERK

テクノの大御所クラフトワークのシングル。
なんと14年ぶりの新作。
ドイツで開催される博覧会のテーマソングだそうだ。
知らないうちに発売されていた。
あまり話題にならなかったのかな?

YMOにも多大な影響を与えたこのバンド。
がっちがちに堅く重いリズムと、
ボコーダーを通したメタリックな声(歌ではない)、
ストリングス系の悲しげなメロディが特徴といえる。
まさにドイツのバンドという感じ。
(勝手にイメージするのはドイツ人に失礼だけど。)

現代のテクノは、ケミカル・ブラザーズに代表されるように
圧倒的なグルーヴとスピード感でトランス状態を生み出す
ダンス・ミュージックとしての側面が強い。

しかし、そこはさすがにクラフトワーク。
安易に現在のスタイルに迎合しない。
リズム・トラックに若干イマ風を取り入れつつも、
基本的な構造は全く変わっていない。
自分達の音楽に対する絶対の自信と信念があるのだろうな。

今年はアルバムも発売されるらしい。
クラフトワークのアルバムというと、
YMOが初期のインタビューで
「クラフトワークのはがねのようなコンセプトに
負けないようなものを作りたい」と語っていた通り、
明解なコンセプトが特徴である。

高速道路を疾走する「アウトバーン」
電波が飛び交う「放射能」
高速鉄道の旅「ヨーロッパ特急」
機械文明の近未来「人間解体」
エレクトロニクス社会「コンピュータ・ワールド」など、
いずれも、絵が見えるような音作りだ。

アルバムに今回のシングルを含むのであれば、
やっぱり博覧会がテーマになるんだろうか?



2000.08.11 会社で泥酔

近頃どうも飲むと激しく酔うようになった。
酒が弱くなったのはトシのせいかしら?

会社は今日から夏休み。
昨日は「仕事納め」ということで、
会議室でビールなどを飲んだ。

仕事がまだ途中だったので、
軽く飲んですぐ仕事に戻ろうと思っていたのだが、
飲み始めると止まらなくなって、
長々と飲みつづけてしまった。

結構酔ってきたので「やばい」と思い、
仕事に戻ったのだが、
キーボードをまともに打てない状態。
仕事は休み明けに持ち越すことにした。
社会人としてあるまじき行為である。

帰りの電車では4駅先まで乗り過ごし、
よろよろの状態でウチに帰りついて
倒れこむようにして眠りについた。

当然今日は二日酔いでヘロヘロ。
最悪の夏休み突入である。



2000.08.13 嵐の前の

昨日のお話です。

台風が接近中。
天気予報によると、土曜日の午後から雨で、
火曜日くらいまで悪天候が続くとのこと。
おいおい、夏休みが終わっちゃうじゃんよう。

というわけで、天気が崩れる前に釣っとこうと、
早起きしての釣行。

台風の前はよく釣れるという。
魚は野生のカンで台風の接近を察知し、
悪天候になる前に食いだめしておこうとするらしい。

よおし、爆釣でウハウハだあ!と
勇んで出かけたものの、反応はイマイチ。
活性が高いと踏んでスピナーベイトで攻めたが、
全くの無反応で、ワームでのじっくり狙いに変更。

しかし、こう暑い日に、じっくり狙いは結構キツイ。
集中力が続かなくて非常に疲れるのだ。

そんなとき、ギルの集団がいるポイントを探り当てた。
アタリがあるのが嬉しくなって、
不毛だとはわかっていながらも、
ギルとの戦いに身を投じてしまうのであった。


さて、今回から、「Fishing Deta」を記載することにしました。
過去の分も、憶えているものは書き加えています。
まあ、何らかの役には立つかな と。
でも、オイラの釣り方はかなり偏っているので、
あまり役には立たないかもしれないな。

<Fishing Deta>
●釣果 バス2匹、ギル2匹
●場所 いつものところ
●天候 晴れ(猛暑)
●風 少々
●水質 濁り少
●ヒットルアー
  常吉ワーム(Arkansus Shiner)/常吉リグ×3匹
  常吉ワーム(Sexy Pumpkin)/常吉リグ×1匹



2000.08.14 クルマにまつわる出来事

ここしばらくクルマに乗る機会がなかったので、
一昨日の釣りが、オイル交換以来初のドライブとなった。
オイルのせいなのかは定かでないが、
ちょっと感じが変わったような気がする。

各ギアの受持ち範囲が若干上にずれたという感じ。
ちょっとわかりにくいか?

具体的にいうと、
これまでより低速ギアでひっぱり気味にしないと
スムーズにシフトアップできなくなった。
高速回転での伸びは良いのだが、
低速での加速はイマイチ。
ちょっと乗りにくくなった。
今回使用したオイルは失敗かもしれない。

さらに輪をかける不幸な出来事があった。

走行中、突然「バシッ!」という音。
一瞬何が起きたかわからなかったが、
前を見ると、フロントガラスに直径2cm位のヒビが。

やられた。跳石だ。
すれ違ったトラックの仕業だな。

貫通していないのでとりあえず放ってあるが、
さて、どうしたものか。
経験者の方、
修理費用はどれくらいかかるか教えて下さい。



2000.08.15 リターン・マッチ

南部手賀沼にリターンマッチを申し込む!

まずは沈んだボートの陰を狙い撃ち。
すると待望の初アタリがっ!

しかし、なんか軽い手応え。
「ギルかな?」と思ったが、
上げてみるとちーっちゃいバスだった。
10cmくらい。自己最小記録だ。

 
  ちっちゃいっ!

そうはいっても南部手賀沼初ヒットなので喜ぶ。
とりあえずバスがいることははっきりした。

その後は、アシ際をピッチングで探っていくがアタリなし。
飽きてきたので、なんとなく沖に投げるといきなりヒット。
今度は35cm位のまあまあサイズであった。
出会い頭なので、
ここのヒットパターンを解明したわけじゃないけどね。

そういうわけで、南部手賀沼は
「たまには行っても良い釣り場」にランクインした。
なんといっても、ウチから1時間と近いのが魅力。

帰る途中、夕立にあい、
バイクのオイラはずぶぬれとなった。
どうも今年は釣り天気運が悪いなあ。

<Fishing Deta>
●釣果 バス2匹
●場所 南部手賀沼
●天候 晴れ(暑)
●風 やや強い
●水質 濁り強
●ヒットルアー
  常吉ワーム(Arkansus Shiner)/常吉リグ
  ゲイリー・スーパーグラブ(Pumpkin)/テキサスリグ



2000.08.16 ハナヴィ!

ナガサキのみんな!
お盆は花火をしまくったかぁい?
バクチク鳴らしまくったかぁい?

長崎出身者は花火が好きである。
(断言しちゃったけどそうだよね?)
精霊流しの爆音の中で育ったのだ。

そんなオイラなので、夏は花火に燃える。
しかし今年は残念ながら花火をやる機会がなくて
とってもくすぶっている今日この頃。

凝り性でマニアックなオイラのこと、
普通にキレイなだけじゃあ物足りない。
つい変な花火や改造や連発に走ってしまう。
数年前、会社の後輩と「ファイヤー・ブラザーズ」と名乗って
揃いの半纏に身を包み、
花火をデンジャラスに上げまくったものだ。ああ懐かしい。


 ↑見よ!ファイヤー・ブラザーズの勇姿を!(慎ちゃん元気かい?)

当時は浅草橋の花火問屋に買いに行っていた。
ロケット花火は箱単位で買っていたし、
珍しい花火も多くて面白いのだ。
キレイだけど10個に1個は爆発する噴出し花火とか、
市販の花火の裏バージョンとかも手に入ったし。

ロケット花火100連発は大絶賛されたものだ。
そして改造花火「ノストラダムス」。
空中でロケット花火を撒き散らす派手なヤツだ。
(コラムニスト堀井憲一郎氏が考案。)
機会があったら見せてあげよう。スゴイぜ。


 ↑ロケット100連発スタンバイOK!

「そこまではちょっと...」という方に、
もうちょっとライトな改造をご伝授。

@噴出し花火のまわりにストローを切って貼りつける。
 ※噴出し花火は背が低くて火力が強いものを選ぶべし。
  「珠宝花筒」か「鞠球」がオススメ。
Aストローに1本ずつロケット花火をさす。
B噴出し花火に火をつけると、火花がロケットに引火して
 連発で飛んでいく。

簡単でしかも効果的。お試しあれ。
以前、海でこれを上げたときは、
近くにいた他のグループからも拍手を浴びたものさ。

さあこれでキミも夏のヒーローだ!



2000.08.18 お薦めホラー映画

最近起きた一家6人惨殺事件の犯人である少年が
ホラー映画ファンだったと、ニュースで言っている。
どうも「13日の金曜日」シリーズが好きだったようだ。

困るんだよなあ。
そんな、ホラー映画が悪いような言われ方。
残虐な人がホラー映画を好きだったからといって、
「逆もまた真」ではなくて、
ホラー映画を好きな人は残虐 というわけでも、
ホラー映画を観たら残虐になる というわけでもないのになあ。
宮崎勤事件以来、ホラー映画ファンは肩身が狭い。

ちなみに、オイラの今年の夏休みはホラー三昧でありました。

ホラー好きといっても、ホラーなら何でも良いと言う訳ではない。
実は、ホラー映画には駄作が多い。
いいかげんに作っても、結構ヒットさせられるからだといわれる。
で、1本ヒットすると、すぐに続編が出るし、類似品が出るし。
前述の「13日の金曜日」なんかその典型。
ホラーファンの間では評価はかなり低いんだけどね。

そんないいかげんなホラー映画の世界ではありますが、
面白いホラーは文句ナシに面白い。
というわけで、お薦めホラー映画のご紹介。
敬遠していないで、ちょっと観てみたら? ハマるかもよ。

ここで紹介するのは有名なものが殆どなので、
レンタルビデオ店に置いてある確率はかなり高いです。
でも、レンタルするときはタイトルにご注意。
ホラー映画の邦題は似たものが多いので、
間違えると、とんでもない駄作を観るはめになりますよ。
(それはそれで面白いのだけどね。)


■ゾンビ三部作

 ジョージ・A・ロメロ監督のゾンビ三部作。
 1作目:Night Of The Living Dead
 2作目:Dawn Of The Dead(邦題:ゾンビ)
 3作目:Day Of The Dead(邦題:死霊のえじき)

 2作目がいわゆる「ゾンビ」としてヒットしたもの。
 名作ですぞ。

 ゾンビ・シリーズの特徴は「痛さ」。
 ゾンビに襲われ噛まれるシーンは、
 「うわ痛え」と思わせるリアリティ。

 ゾンビは動きがのろいので、
 注意していれば逃げることができる。
 しかし、なんといっても数が多いので、
 ちょっとした不注意から徐々に追い詰められていく。
 この「徐々に」が怖いのですよホントに。

 ロメロ監督のゾンビは人間ドラマでもある。
 追い詰められた人間たちが、
 エゴと仲間割れからゾンビの餌食になっていく。
 ただ怖いだけでないところが、
 ゾンビ三部作が名作とよばれる所以です。


■死霊のはらわた

 山小屋に遊びにきた男女5人が悪霊に襲われるという、
 ホラー映画としてはよくあるパターン。
 「13日の金曜日」と同じような設定ではあるが、
 出来ばえは全然違うぞ。

 悪霊に乗り移られた女性の顔が怖い。
 「わっ」と出てくるタイミングが絶妙で、思わずびくっとする。
 血ドバドバ・顔グチャグチャの、気持ち悪い系。
 見終わった後は何故かスカッとするのが不思議。

 監督はサム・ライミ。
 ありふれた設定からでも、面白いものは作れる。
 ホラー映画の面白さは、監督のセンスにかかっているのだな。


■サスペリア2

 監督はダリオ・アルジェント。ホラー映画の巨匠と呼ばれる人である。
 原色ギラギラの映像や、意味不明のシーンで不気味感を演出するなど、
 独自の映像美学を持った監督である。かなりの変人らしい。

 「決してひとりでは見ないで下さい」というキャッチコピーで
 ヒットした「サスペリア」のパート2ではあるが、
 内容は全く関係がない。
 むしろこちらの方が先に出来た映画らしい。
 二匹目のドジョウを狙った映画会社が付けたタイトル。
 いやあいいかげんな業界だ。

 ストーリーはホラーというより推理サスペンス。
 実は、観たのが子供の頃だったので、
 細かなストーリーはほとんど憶えていないのだけど、
 全体に漂う不気味な雰囲気が強烈だったことを記憶している。


■ファンタズム

 これは賛否両論あるんだけど、オイラは大好き。
 いちおうストーリーはあるのだけど、気にしない。
 意味不明な展開と不思議な映像を楽しむものと割りきる。
 あまり怖いという感じではないな。
 むしろ、こんな映画を考え付く監督の頭の中が怖い。


さて、この夏休み、ホラービデオを何本か観たので、
それらのレビューも、近いうちに書くことにしますね。



2000.08.20 大人のロックとは?

オイラももういい歳で、
世間的には分別のある大人でなければならない筈。
それなのにいつまでもロックなんてものを引きずっている。
どうしたものかねえ と最近よく考えるのだ。

奇しくも、昨日、「The Who」というバンドの、
昔のライブ・ヴィデオを観た。
The Whoの初期の代表曲「My Generation」には
”I hope I die before I get old”
つまり「年寄りになる前に死にたい」という歌詞がある。
若くして死んだドラマー:キース・ムーンは別として、
生き残って55歳になるピート・タウンゼントや他のメンバーは、
今、どういう思いでこの曲を聴くのだろうか。

T.REXのマーク・ボランは、
「僕は30歳になる前に死ぬ」と公言し、
その通りになった。
占いでそう言われたということだったが、
「老いたくない」という
ロック・スターの自意識からくる発言だったように思う。

一昔前のロッカーたちの合言葉は、
”Don't trust over thirty”だったらしい。

Rolling Stonesのメンバーはもう60歳になろうという歳だけど、
今でも現役バリバリで頑張っている。
彼らのスタンスは「俺は年寄りじゃない」ということで、
確かにスゲエなあとは思うものの、
無理してるなあとも思う。

オイラはというと、
最近どうも歌詞が書けなくて困っている。
曲は簡単にできるのだけど。
若造の頃とは考え方が変わっているので、
昔書いていたような歌詞は、今となっては気恥ずかしい。

大人のロックってどういうものなのだろう。
今の年齢なりの、無理のない歌詞とは?
そんなふうに、袋小路に入りこんでしまったようだ。

そういうとき、やはり指針となるのはJohn Lennonだったりする。
若さにこだわった他のロッカーたちに対して、
彼が歌ったのは「Grow old with me」であった。
「一緒に年老いていこう」
この、老いをゆるやかに受容するスタンスは、
年齢に応じたロックの可能性を示していた。

しかし、そのJohn Lennonは40歳でその人生を終える。
皮肉なものだ。



2000.08.21 風邪です

アタマが痛い。
ノドが痛い。
熱がある。
関節が痛い。
鼻水がねばねば。
皮膚がぴりぴり。

間違いなく風邪である。
原因は明白。
先週、バイク運転中に夕立にあったからだろう。
今年は夕立が多くて困るねえ。

風邪を引くと煙草がまずくなる。
なのにかえって本数が増えるのはどゆこと?

今週・来週とイベント事がいくつかあるので早く治さねば。
薬を飲んで早く寝ようと思ったら、
薬が切れていることに気が付いた。
しまったあ。帰りに買ってくればよかった。

「代わりに酒を」
ってわけにはいかんよなやっぱ。



2000.08.22 引き続き風邪です

昨夜、布団に入ると全身ほっかほか。
体温を測ると38度を超えていた。
今朝も熱があったけど、
仕事がたてこんでいるので出勤。
今だ体温は38度台である。
あーしんど。

絶対に今日中に治さねばならない。
だって明日は...

ところで、オイラ風邪を引くと
ゼリーとかプリンとかの、
ぷるぷる系のものを食べたくなる。
オイラの知る限り、
そういうヤツが3人いるのだけど、
みんなそうなのかな?



2000.08.23 Live:宇多田ヒカル

チケットを入手する時、実はちょっと迷った。
千葉マリンスタジアムなんて交通の便が悪いところで、
会社を午後半休とらなければ間に合わない。
いい歳のオッサンが、たかだか17歳のコムスメの歌を聴くために、
仕事を犠牲にしてよいものだろうか という迷いだ。

結局観に行くことにしたのは、
巨大な才能をライブで確認したいということと、
もしかしたら「日本のアーティスト宇多田ヒカル」は今回が見納めで、
次は「Cubic.U」として「来日」するのではないか と思ったから。

そういうわけで、会社は午後半休をとり、
まだ風邪で熱があるけど薬でごまかして、
近くて遠い幕張へ。

バックバンドはメチャうま。
ツイン・ドラム+DJ+マニピュレーターで複雑なリズムを作りだし、
打ち込みが大部分だった原曲と比べると
はるかにエネルギーを感じる。

そんな演奏に、宇多田の歌は全然負けていない。
ただでさえ切ない響きのある声なのに、
そんな、今にも泣きそうな顔で歌われたら、もう...

プロフェッショナルな凄みさえ感じるヴォーカルに対して、
曲間のMCは17歳らしい天真爛漫さで、
そのギャップがまたたまらんのよ。

女性客があちこちで「カワイー!」と叫んでいた。
そういえば、客は女性がかなり多い。
オッサンも多かったなあ。客層広い広い。

週刊誌で「拒食症」とか書かれていたけどウソだな。
めっちゃ元気やん。むしろ太った? カオぱんぱんだし。

病気でキャンセルした分の振替公演が残っているとはいえ、
本来は今日がツアー最終日である。
なので、最終日ならではのサービスもあった。
「このバンドでできる曲は全部やる」と宣言し、
1回しかやったことのない「はやとちり」や、
4〜5回しかやったことのない「Give Me a Reason」などを
聴けたのはラッキーだった。
特に「Give Me a Reason」は大好きな曲なので嬉しかったよ。

以前雑誌で見たセットリストに比べて5曲も追加され、
宇多田ヒカル名義で発表された曲はすべて演奏された。

そして最後は打ち上げ花火。
感動の大団円!

終始、ステージと客席に不思議な一体感があった。
今日、あの場に自分がいられたことが、
とても幸せなことだったように思えてくる。



2000.08.25 作詞

先日「歌詞が書けない」なんて泣き言を書きましたが、
昨晩、寝る直前、突然思いついて、
あっという間に2曲書き上げました。
スランプ脱出かな?

不思議なもんで、ちょっとしたとっかかりさえあれば
次から次へと言葉が連鎖反応的に出てくる。
そのとっかかりを捕まえるまでが難しいんだけどね。

曲は何ヶ月も前から出来あがっていたのに、
歌詞ができなくて悩み続けていただけに
なんというか実にこう「達成」ってカンジ?

次回のライブで披露できるかも。お楽しみに。

昨晩も風邪で熱が出て、
薬を飲んでちょっとぼおっとしていた時なので
もしかしたらこれは
「ドラッグの力を借りて作った曲」ということになるのか?



2000.08.28 コドモ

いやあ、コドモってかわいいねえ。

オイラの妹に2人目のコドモが生まれたとのことで、
出張を利用して会ってきました。
生まれたばかりの赤ん坊は当然のこと、
姉の二人の娘や妹の上の子もみんなかわいい。
もお一日中ニコニコしっぱなし。

性格診断で「母性的な優しさが不足」とされたオイラでも、
コドモに対しては優しい気持ちになれるのだな。
(まあ、たまにしか会わないからかもしれないけど。)

あやしかたのコツもちょっとわかってきた。
その時々で、抱く体勢や揺らすリズムに好き嫌いがあるようだ。
いろいろ試して泣き止むと「よしこれだ!」ってカンジで面白い。

それにしても、人間の赤ん坊って本当に未完成だ。
立つことも歩くこともできず、
意志を伝えることも、自分で食べ物を探すこともできない。

人間は高度に進化しすぎたから、
完成するまでには長い年数がかかる。
かといって、そんなに長期間胎内にいたのでは、
次々と子供を産めず、繁殖の妨げとなる。
だから未完成のままでもとりあえず生むのだ という説がある。

そして、子供がかわいいのは、
敵の攻撃意欲をそぐためだという。
未完成のままで生まれてきても生きていけるよう、
本能的にかわいい姿形をしているのだとか。

理屈はさておき、
コドモってかわいいなあ。
見ているだけで幸せな気分になれる。
親バカになるヤツの気持ちも少しわかるよ。

こまっしゃくれたガキや、
公共の場で奇声を発するガキは大嫌いなんだけどね。



2000.08.29 ライブ!/ギターウルフ

ギターウルフのアルバムを初めて聴いた時、
なんともいいようのない恐怖感を覚えた。
怖い音というわけではない。
なんの装飾もない轟音ロックンロールなのだが、
その装飾のなさが恐怖だったのだ。

バンドは全員力一杯の演奏で、
強弱や感情表現なんて完全に無視。
上手く弾こうなんて思っていないようだ。
ヴォーカルは音程を外しても気にせず、
喉をからしてただ叫ぶ。
耳が痛くなるくらいの轟音だ。

普通はもっと「音楽性」ってやつを気にするもんじゃないか?
そして、歌詞は横浜銀蝿を彷彿とさせる暴走族系だったりして、
衣装も革ジャン&サングラスである。いまどき。
本気なのか冗談なのか、一体何がやりたいのか。
自分の理解を超えたものに出会った恐怖だ。

が、しかし、このライブ盤はスゴイぞ。
その力一杯な演奏が快感に変わる。
小細工ナシのパワーはライブでこそ生きるってことなんだろうな。
ライブは海外でも高い評価を得ているとのことだ。

単純なロックン・ロールは決して簡単じゃない。
演奏中は常に気を張っていないと、
面白くも何ともない、タルい音になってしまう。
その点、ギターウルフは一瞬たりとも気を抜かない。
このテンションの高さは凄まじい。



2000.08.30 Movie:リング0(バースディ)

「夏休みにホラー映画のビデオを何本か観たので
それらのレビューも、近いうちに書くことにしますね。」
なんてことを書いておきながら手付かずのまま
8月も終わろうとしている。
いかんな、約束は守らないと。

てなわけで、
季節外れ直前の夏休みホラー大会。
まずは有名どころから「リング0」。


原作を読んだことがあると、映画には満足できないものだ。
それはわかっているので、観なけりゃ良いのだが、
やっぱり観たくなるんだなあ。

映画化されたリング・シリーズの感想は、
「リング」:なんか違う
「らせん」:まあまあOK
「リング2」:つまんねえ であった。
なので、リング0も、あまり期待せずに観た。

予想外!
結構面白いではないか。

怖がらせ方にこけ脅しやわざとらしさがなく、
「ぞくっ」とするようなシーンがさりげなく織り込まれていて、
なかなか芯にくる怖さである。
きゃあきゃあ言って騒ぐようなホラーではない。
オイラにとっては好みであるが、
ストレートな怖さを求める向きには物足りないかも。

ストーリーはホラーというより悲恋物語。
貞子が怨念の化け物ではなく、
こんなに哀しい存在として描かれるとは予想外であった。

主演は仲間由紀恵。
せりふが棒読みで苦笑してしまうが、
クライマックスからラストの絶叫までは大迫力。



2000.08.31 一周年

この個人HPを立ち上げて1年が経過。
泥酔した日・体調が悪い日を除いて
ほぼ毎日更新を継続中。
いやあ、よく続くもんだね。

元々はバンドのHPとして開設したのだが、
のんびりとした活動のためネタがなく、
更新頻度が極端に低下。
これじゃ誰も来てくれなくなると、
苦し紛れに個人ページの毎日更新を始めたのだが、
これが予想外に楽しくて、今に至るというわけだ。

ときどき、「こんなことをして何になる?」と、
冷静なもうひとりのオイラが語りかけてくるのだが、
それを懸命に黙殺して書きつづける。
しかし、ホントに何のためにやってるんだろうね。

歳をとるにつれて、1年が短く感じられるようになる。
しかし、この1年間はとても長く感じた。
きっと、その日の出来事や考えを書くことで、
一日一日をきっちりと過ごせたからだろう。

毎日更新なんてできるのかな? と思っていたけど、
なんのなんの。ネタがなくて困ったことはない。
何も変わらない日常というが、
実はいろいろなことが起こっているのだなあ。






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