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2001.04.01 常吉ワームを探す旅

今日はやっと暖かくなったとはいえ、
昨日の寒さの影響があるだろう、
花見客で道路が混んでいるだろうと予測して、
釣りに行くのは断念。

そのかわり、来週以降の釣りを充実したものにするため、
釣具の補充をかけることにした。


以前、このページに書いたように、
オイラの愛用していたソフトルアー「常吉ワーム」が、
ウチの近所の釣具店から姿を消してしまった。

オイラの釣果ははっきりいってウデではなくルアーの力によるもので、
常吉ワームが入手困難になった今、はなはだ不安である。

よって、今日はちょっと足を伸ばして、
常吉ワームを探す旅に出たのだった。


といっても、釣具店を1軒1軒回っていては何日かかるかわからない。
とりあえず、品揃えが良いと予想される大規模店を回ってみることにした。
で、ターゲットにしたのは、
・チェーン店「上州屋」の大規模店舗「フィッシングジャンボ上州屋」
・オシャレなバサーが集う有名店「SANSUI」
この2店の、それぞれ渋谷店・新宿店・池袋店 計6店舗。

結果:全滅!

店舗によっては置いていたのだが、欲しい色がなくてねえ。

がっくりきたのは「フィッシングジャンボ上州屋」。
たしかに店は広いのだけど、その広いスペースが
かさばるモノ(防寒着・ウェーダー・バッグ・ロッド等)に使われていて、
ルアーの品揃えは通常店とほとんど変わらなかった。
せっかく広いのだから、ルアーの品揃えを充実させて欲しいのだけどなあ。

なんて嘆いてみても仕方がない。
どうしよう。本気でヤバイぞ今年のオイラ...



2001.04.02 愛用のピック

近頃、手帳やワームなど、
「お気に入りの商品が売っていない」ケースが多い。
オイラの価値観は普通の人と違うのだろうかと、
ちと不安になったりする。

実はギターのピックもそう。
オイラの愛用ピックは、FENDERのティアドロップ型。
硬さはEXTRA HEAVYだ。
(別に特殊なモノじゃない。ごくありふれたタイプ。)

それが、最近、ウチの近所の楽器店から姿を消した。
硬さが違うのはあるんだけど。

仕方ないやとGIBSONのを買ったところ、どうも弾きづらい。
見比べてみると、FENDERのは他に比べて1mmほど長い。

「たった1mm?」と思わないでくれたまえ。
弦にヒットする部分はピックの先端2〜3mm位のところなので、
長さが1mm違うと、弾いた感覚はかなり違うのだ。
もちろん全然弾けないってほどではないが、
荒っぽい弾き方をするとスカッと空振りしたりする。

で、再度楽器店に行き、
形が最もFENDERに近いJIM DUNLOPのピックを買い直したが、
今度は素材感がイマイチしっくりこない。

というふうに困っているオイラなのである。
別の楽器店に行けば、たぶん売っていると思うのだけど、
1枚100円のピックのために電車に乗って出かけるのもなあ...



2001.04.03 Here We Come the 4 sounds / Kai Band

先日、DVDを発見したので購入。
甲斐バンドの、1986年、解散ツアーのライブ映画だ。
公開当時、Tachiyukiに率いられて
メンバー全員で観に行ったのを思い出す。

普通のライブビデオとは違って「映画」なので、
深みのある映像はとてもクオリティが高い。
演奏の素晴らしさは当然のこと、
ライティングの斬新さも印象的だ。

「フェアリー(完全犯罪)」のカラフルなサーチライト。
「冷血(コールド・ブラッド)」の不気味なライティング。
「翼あるもの」では白一色となり、
「観覧車’82」では、会場全体が赤・黄・青に塗り分けられる。

ステージ後ろからスポットライトを当てる「バックピン」は、
我々の「歴史的名演」ライブで真似させていただいたくらい、
当時、このライブ映像に大きく影響されていたのだ。

とにかくスケールの大きいバンドだったと思う。
近頃再結成しているけど、どんな感じなのかな?



2001.04.04 ピックに不自由する

今日は会社帰りに、会社の近くの楽器屋へ。
ウチの近くの楽器屋で手に入らなくなった
愛用のピックを買うためだ。

規模の大きな楽器屋なので、
いくらなんでもあるだろうと思ったら、ない。

どーしてだ。
マイナーなメーカーならともかく、FENDERだよ。

困ったなあ。今後どうしようか。
他のメーカーのを使って慣れるしかないのだろうか。


ついでに店内をいろいろと物色。
安い8トラックHDレコーダーを発見。
物欲心がうずく。

煙草の箱サイズの超小型アンプを発見。
正確な値段は忘れたけど、三千数百円。
物欲心がうずく。

いやいや、きっと買ってもロクに使わないぞと
冷静なオイラによって支出は食い止められたのであった。



2001.04.05 やるきぜろ

なーんか仕事のやる気が全然出ない。
そんなにヒマってワケでもないし、
やらなきゃいけないことはやらなきゃいけない。
でもいまいちアタマがぴしっとしない。

そのわりには、仕事の生産性は落ちていないのが不思議。
たぶん質も落ちてはいないと思う。

仕事は割と好きなんだけどなあ。

思い返してみると、
去年もおととしもその前の年も、
こんなふうだったような気がする。
春の陽気がやる気をそぐのかもしれない。



2001.04.06 Live : Cheap Trick

チープ・トリック。
若人は知らないだろうなあ。
オイラと同じか、もうちょっと上の世代は
「え、まだやってたの?」と思うかも。

1978年の初来日で、
ライブ・アルバム「at 武道館」をリリースしたバンドが、
今回は渋谷公会堂・赤坂BLITZクラスでの公演。
ショー・ビジネスの栄枯盛衰。
メンバーの胸のうちはいかばかりか。

いや心配御無用。
メンバー全員なんとも楽しそうで元気溌剌。
ポップでメチャ陽気なロックンロールを連発。
観ているオイラも自然と笑みがこぼれるカンジ。

G:リックは愛想の良いお調子者のオジサンだった。
走る跳ぶスキップするピックを投げる。
そして最後に出ました5本ネック・ギター。
ネックが5本ある必要性はたぶんない。
笑いを取るためだけのギターだ。すごいぞ。

B:トムはカッコイイ。アイドル的人気があったのもわかる。
派手なアクションをつけるわけではないのだけど、
ステージでのたたずまいがなんとも良い。

その2人に比べると、Vo:ロビーがいまいち印象に残っていない。
両側に華があると真ん中が目立たなくなってしまうのだな。
でも最後に、小学生位の娘をステージに連れてきて、
良いパパぶりを見せてくれたのが微笑ましくて好感度アップ。

終始ほのぼのフレンドリーな雰囲気。
こんなにステージと客席に距離を感じないライブは珍しい。
良いライブだったと思いますぞ。
これが武道館や東京ドームだったらこうはいくまい。

リックのギターがまた良い!
潰れない程度に歪んだ音は、
エッジが立っていて、すこーんと抜けが良い。
気持ち良いったらもう。

単に音作りが上手いというだけではない。
ギターの弾き方にまったく迷いが感じられないのだ。
自身満々にすべてを肯定したギター。痛快だ。

渋谷公会堂という中規模のホールなのが良かった。
これも、武道館や東京ドームだと音がぼやけてしまう。

チープ・トリック本人達にとっては失礼な話だけど、
ビッグ・ヒットを飛ばして東京ドームでライブなんてことにならず、
今後も渋公クラスの会場でライブを続けてほしいものだ。



2001.04.07 24MHz

えー、現在午前5時です。

今日はYMOバンド「24MHz」の久しぶりの練習。
20:00〜23:00でスタジオ入りして、
そのまま流れで飲みに行って、
やっと今帰宅したところ。

非常にゆっくりとした歩みで進んでいる24MHz。
今日は一曲一曲に時間をかけて、
じっくりと取り組んだこともあって、
弱点や課題が明確になった
実りある練習だったように思う。

このバンドは絶対に良いバンドになる。
そう確信している。
足りないのはほんのちょっとのことなんだ。
ほんのちょっとのこと。



2001.04.08 Movie : A HARD DAY'S NIGHT

ビートルズの最初にして最高の映画「A HARD DAY'S NIGHT」。
音にデジタル・リマスタリングを施したとかで、
リバイバル・ロードショーされている。

当然オイラは過去に観たことがあるのだけど、
音に興味があったので観にいった。
音響が売りのヴァージン・シネマズで上映されていたし。

けど、デジタル・リマスタリングの効果はよくわからなかった。
確かに演奏シーンの音はクリアだと思ったけれど、
CDに慣れた耳にとっては、さほどの感動はナシ。
まあ、40年近く前の映画に過剰な期待をするのが無理ってもんだ。

さて、この映画、ストーリーはあってないようなもの。
ビートルズの役はビートルズ自身で、
とぼけた味のナンセンスギャグと、
ビートルズのカッコ良さがポイント。
なので、何度観ても楽しめる。

頭の固いオトナたちをジョークでやり込める
新しい世代の代表者としてのビートルズを強烈にアピールする。
観終わった後の爽快感が最高です。



2001.04.10 Break The Fastener !

「締めつけるヤツをぶっ壊せ!」
という意味ではない。

今朝、服を着るとき、
ズボンのファスナーが引っ掛かって上がらなくなった。
ズレた状態で噛んでいる様子。

中途半端な位置でニッチモサッチモなので、
とにかくいったん下げようと、
ペンチではさんでムリヤリ引っ張ったら、
ツマミがぱきいんと折れてますます泥沼。

なんとか下がったので、
別のに着替えて出勤。
ま、いーや。捨てよう。
そろそろ寿命かなと思っていたスーツだからな。

教訓
ファスナーをペンチで開けてはいけないよ。



2001.04.11 Fostex VF08

「先生、それは何ですか?」
「うむ、これはな、8トラックMTRというものだよ。
今日、帰りに楽器店で買ってきたのだ。」
「なんですかMTRとは?」
「簡単に言うと、多重録音ができる機械だな。
ひとりでいろんな楽器を弾いて録音し、
曲を仕上げることができるのだよ。」
「でも先生もう持っているじゃないですか。」
「今持っているのは4トラックのカセットMTR。
これは8トラックで、ハードディスクに録音できるんだね。」
「あのう、その4とか8ってのは?」
「重ねることのできる音の数のことだよ。
4トラックだったら、4つまで重ねられるんだ。
たとえば、ドラム・ベース・ギター・ヴォーカルというようにね。」
「そうか、8トラックだったらもっとたくさん重ねられるんですね。」
「察しがいいね。そのとおりだ。
たった4つの音じゃ、スカスカでいまいち物足りなくてなあ。
でも、昔は素人の自宅録音用MTRは4トラックしかなかったんだ。」
「何故でしょう?プロはたくさんの音を重ねていますよね。」
「それはオープン・リールのテープを使っているからだ。
素人が使うカセットテープにはトラックが4本しかないからね。
まあ、4トラックでも、ピンポン録音とか、リダクションミックスとか、
そういう技を使えば、音をたくさん重ねることもできないことはない。
だが、音を重ねるとどんどん劣化してノイズが増えるという弱点がある。
せいぜい6〜7つが限界だろうな。」
「8つも使えるとなると、どういう重ね方になるのですか?」
「今考えているのは、
@&A:ドラム
B:ベース
C&D:バッキングのギター
E:リードギター
F:ヴォーカル  ってとこだな。」
「先生!ひとつ余ります!」
「うーんそうだな、じゃキーボードでも入れようか。」
「でも先生、キーボードはろくに弾けないじゃないですか。
しかもカ●オトーンでしょ?ショボくないですか?」
「うっ!いやまあ、コーラスを重ねても良いし...」
「コーラスはもっと下手なくせに。」
「うっ!」
「ハードディスクに録音するから8トラックが可能になったんですね。」
「うむ。他にZIPディスクやMDに録音するタイプもあるけれど、
音楽データってのは重いので、ディスク1枚に1〜2曲しか入らない。
その点これは10GBのハードディスク内蔵だ。50曲くらい入るぞ。」
「すごいですね。先生の作曲ペースだと一生持ちますね。」
「うっ!」
「しかも先生のパソコンより容量大きいじゃないですか。」
「うっ!」
「デジタルということは音が良いんですか?」
「良いところに気がついたね。クオリティの高い音質で録音できるし、
ピンポン録音してもカセットテープのような劣化がないのだよ。」
「音が良いと下手が目立ちますよね。」
「うっ!」
「でも、良い音でピンポン録音ができるということは、
凝ったアレンジもできるということですね。」
「そうだな。じっくり時間をかけて完成度の高いものが作れるわけだな。」
「これ以上趣味に費やす時間があるんですか?」
「うっ!」
「ところで一体いくらだったんですか?」
「44,000円だ。定価は54,800円だから2割引だな。
だけどハードディスクが倍に増設されているし、
持ち運びできるケースも付いてお買い得だぞ。」
「はー。」
「今まで使っていた安物4トラックMTRだって、
10年前に買ったときは3万円位したのだ。
安くなったものだと感慨深いよ。」
「先生には地道に貯蓄するという考えは毛頭ないんですね。
将来苦労しても知りませんよ。」
「うっ!」
「で、使ってみてどうでした?」
「実はまだ使っていないのだよ。ははは。」
「なんじゃそりゃ。」



2001.04.12 百薬の長

「先生、今日は体調が良さそうですね。」
「そう見えるか?
実はな、今朝は体調激悪だったのだよ。
全身がどしーんと重くてなあ。
会社に着くまでに倒れるんじゃないかってくらい。」
「そうは見えませんが...」
「会社帰りに酒を飲んだら体調が良くなった。」
「はあ...」
「ここ1ヶ月位、体調の悪い日が続いていて、
いったいなにごとだと不安になっていたのだがね。」
「腹痛とか偏頭痛とか腰痛とかでしたよね。」
「昨日も一日中腹が痛くて、
これはマジでヤバいかも と思っていたのだが、
昨夜飲んだら治りやがるのよ。」
「先生、普通、腹痛に酒は良くないのでは?」
「うむ。そうだろうな。
しかしな、この1ヶ月位あまり飲みに行っていなくて、
その間ずっと体調が悪かったのに、
飲んだとたんに体調が戻ったってことは、だ。」
「ってことは?」
「私は酒がないとかえって体調を崩す体質なのではないかと、
こう思うわけだよ。」
「そんな体質の人はいないと思います。」
「ただ、ちょっと難点もあってなあ。」
「それは?」
「飲むと翌日の体調がさらに悪化するってことだ。」
「意味ねー!」



2001.04.14 ルアー・ローテーション

「先生、暖かくて良い天気ですね。」
「そうだな。釣りをするには最高の季節だ。」
「今日はどのような攻め方でいくのですか?」
「晴れているし、水の濁りも低めであるからして、
水の色に近い地味目な色のワームでキマリだな。」

「おっ!さっそくアタリがきたぞ。
残念ながらフックアップはしなかったが。」
「さすが先生。見事な読みです。」
「お、まただ! あー乗らない。
あ、また来た。けどやっぱり駄目だ。」
「どうしたのでしょう。なかなかフックアップしませんね。
ワームの尻尾だけかじり取られているし。」
「うむ、一気にばくっと食いついてくれないようだ。
こんなときはワームを小さいものに替えるのも手だぞ。
これを使ってみようか。」
「スライダーの3インチ。これなら一口サイズですね。」
「そら来た。一発で乗ったぞ。」
「さすがは先生...うわあちっちぇー!」
「うっ!」
「20cm位ですかね。」
「まあ良いのだ。とりあえず1匹ゲット。」


「アタリがぱったりなくなりましたね。」
「ううむ。さっきはたまたまうまくいったけれど、
このワームは今日のヒットパターンではなさそうだ。
ルアー・チェンジは諸刃の剣だからなあ。」
「元に戻してみましょうか。」
「おっと、元に戻したらさっそくアタリだ。でも乗らない...」
(以後、アタリ→乗らない を繰り返す。)
「最初と同じパターンに戻ってしまいましたね。」
「しかしアタリがあるということは、いずれ釣れる可能性が...
あっと!やった乗ったぞ!」
「うわ!これまた小さい。」
「うーん、このワームは小バスの興味を引くのだろうか。」


「アタリが来なくなりましたね。
空も曇って寒くなってきたし、つまんないですよ。」
「はっ、そうか!よしルアーチェンジだ。」
「どうしたんですか先生?急に。」
「初心に戻ってみたまえ。
このワームは、晴れているからチョイスしたものだろう?
曇ってきたことで、魚の目からは見えにくくなったのだ。」
「なるほど、ロジカルですね。」
「バス釣りってのは理論の釣りだからな。
こんな時はエコギア・ストレートの黒だ。
そうらみろ、アタリが来たぞ。でも乗らない...」
「あのう先生、さっきから思っているのですが、
単にアワセがヘタなだけでは?」
「うっ!」


<Fishing Deta>
●釣行 今年2回目
●釣果 バス7匹、ギル2匹
●通算 バス8匹(平均4匹)
●場所 いつものところ
●天候 晴れ〜うすぐもり
●風 やや強い
●水質 濁り弱
●ヒットルアー
  スライダー3インチ(Smoke/Yellow Core)/常吉リグ
  常吉ワーム(Dark Peach Meron)/常吉リグ
  常吉ワーム(Smoke Progreen)/常吉リグ
  エコギア・ストレート(Black)/常吉リグ×6匹


「なんだかんだいって、結構良い釣果じゃないですか。」
「うむ。曇り空に合わせて黒を選んだのが大正解だったな。」
「後半はサイズも35cm前後にアップしましたしね。」
「まあ、前半のように、
明確なアタリがあるのに乗らない というのは、
たいていギルか小バスなんだよね。
固執してもあまり良い結果は出ない。
早めに見切るのが効率的だな。」
「でも先生ギルと遊ぶの好きでしょ?」
「うん...」



2001.04.15 先んずれば人を制す

「先生、郵便が届いております。」
「うむ、ご苦労。
おや、駐車場の貸主からではないか。何事だろう。」
・・・・・・
「なっ!なにぃい?!」
「どうしました先生?」
「駐車場をやめるので、5月中に出ていってくれだとお!」
「はあ、それは面倒ですねえ。」
「のんきな声を出すでない。
これがいかに恐ろしいことかわかるか?」
「いえ、面倒なだけではないのですか?」
「よいか、私が借りている駐車場は
この地域でいちばん大きなところだ。
なにしろ80台もの車が停まっているからな。」
「はっ、はちじゅうだいですか!」
「それだけの数の車が居場所をなくすとどうなる?」
「とても他の駐車場では収容しきれないかもしれませんね。」
「そうだ。駐車場難民となる車が大量発生するとみた。」
「お、恐ろしい...」
「こうしてはいられない。出かけるぞ。留守を頼む。」


「先生お帰りなさいませ。」
「別の駐車場と契約を済ませてきたぞ。」
「素晴らしい!行動が早いですね。」
「今までより近くて、アスファルトで、しかも3,200円も安い!
敷金・礼金・仲介料の出費は痛いが、これならすぐ元が取れるぞ。」
「おお!逆にラッキーではありませんか。」
「やはり行動は早めに起こすに越したことはないな。
まさに『先んずれば人を制す』だ。憶えておきたまえ。」
「はっ。肝に命じます。」


ふだんはぐうたらなくせに、
たまたま上手くいくと、図に乗って説教までたれる。
困ったものである。



2001.04.16 モーニング娘。に萌え萌え

「おどろきました。先生がモーニング娘のファンだなんて。
衝撃のカミングアウトですね。
てっきりロケンローひとすじ!の人かと思っていましたが。」
「まあ、ロケンローは私の基本をなすものだけどな。
アイドルってのもなかなか良いものだぞ。」
「あのう、先生もういい歳なんだし、
バンドマンとしてのイメージも考えたほうが...」
「本物のアーティストはアイドルにも造詣が深いものなのだ。」
「なんか言い訳っぽいなあ。」
「何か言ったか?!」
「いえ別に...」

「モーニング娘のどこがそんなに気に入っているのですか?」
「まずはB級臭さだな。
スゴク売れているのに、個々にはスター性がないという。
音楽雑誌に『クズ手を集めて国士無双』という評があって笑ったよ。」
「わははははは言い得て妙ですね。」
「それと異質性。年齢差がダブルスコア以上のグループなんて普通ないぞ。
モーニング娘というグループ全体でみるとあまり面白くもないけれど、
メンバー個々の顔と名前とキャラがわかってくると楽しめるな。」
「でも最年長の中澤裕子が脱退しますよね。」
「うーんそうなんだよなあ。いちばんの異質さが消える訳だからなあ。
今後どうなっていくのか...」
「その異質性も含めて、企画モノという批判も多いようですが、
先生は企画主導は嫌いではなかったのですか?」
「いや、アイドルは企画主導でも良いと思うのだよ。
私が嫌いなのは企画主導のくせにアーティストを気取る輩でね。
「成る程。」
「それに、どうもモー娘のメンバーは、
実は納得してやっていないんじゃないかと思えるフシもあって、
深読みさせられるのもまたたまらんのだ。」
「じゃあ、モー娘の歴史をハラハラしながら観ていたクチですか?」
「いや、実はASAYAN観ていなかったんだよ。
日曜の夜9時台はおふろの時間にしていたのでね。
だから、いろんな苦難を乗り越えてきたってことはよく知らないのだ。
ASAYANを観ていればもっと楽しめただろうにと悔やまれるよ。
その点、私はコアなファンに比べるとまだまだ浅いね。
こんなとこで語るのは分不相応で申し訳ない。」

「音楽的な面ではどうなのでしょうか?」
「初期の曲が好きだな。いかにもアイドルっていう。
しかし、初めて『モーニングコーヒー』を聴いた時はあっけに取られたよ。
なんだこのアナクロでベタなアイドル歌謡曲は!ってね。」
「コーラスの掛け合いがちょっと照れくさいカンジですよね。
メロディラインとかアレンジもイカニモだし。」
「でも、それをあえてコンセプトにしたのだと気付いてからは、
ちょっと気になる存在になった ってとこだな。
『LOVEマシーン』までのシングル曲は全部名曲だぞ。
いちばん好きなのは『Memory青春の光』
ハーモニーが美しくも悲しくて良いぞお。」
「では最近の曲は気に入らないのですか?」
「初期は、コアなアイドルオタクとか、
つんくと同世代の旧アイドルファン向けだったと思うのだよ。
だから私のようなオジサンの心の琴線に触れたわけだね。
それが最近は、国民的アイドルになってしまったことを受けて、
対象年齢層が下にずれていったように思うのだ。」
「確かに、ウェットな情感に乏しくなっていますよね。」
「おふざけが過ぎるのが気恥ずかしくてなあ。」
セクシー・ビィーム!とか?」
「ああ、あれは痛いねえ。
プッチモニの『ちょこっとLOVE』もかなり痛かった。
ミニモニに至っては、痛すぎて意識が遠のいたよ。」
「18歳の矢口にとって『だぴょーん』はツライでしょうねえ。」
「しかしな、そんな曲でも意外と心地よく耳に残るのだ。
妙な習慣性があって不思議。
つんくって良い曲をつくるよなあ。」

「いやあ語りますねえ先生。
いい歳してアイドルを語ると白い目で見られませんか?」
「飲みに行ってアジア小僧とモー娘について語ることもあるのだが、
u16やhushから白い目で見られるよ。
ちなみにアジア小僧はなっちチャーミー石川が好きらしい。」
「ああっ!ニックネームで呼ぶとは!」
「私は矢口よっすぃーが好きだな。
矢口はうざったくて鼻につくこともあるけど、
デビュー当時の可愛さは尋常ではないぞ。
辞めちゃったけど、市井紗耶香も好きだったな....」
「いけない!先生が遠い目になっている。
戻ってきてくださいよう!」
「おお、すまんすまん。
まあ、オッサンでアイドル好きなんて言うと
ちょっと変な目で見られがちだけど、
オトコたるもの、可愛い女性が好きなのは当然なのだ。
アイドルがわからなくなるとオトコとして終わりだぞ。」
「そういうものですかねえ。」

「ところで先生、その本は?」
「先日発売された別冊宝島『音楽誌が書かないJポップ批評12』だ。
いろんなJ−POPのアーティストを辛口批評する雑誌なのだけど、
なんと今月号は一冊丸ごとモーニング娘の特集だ。面白いぞ。」
「アーティスト批評を生業とする人がアイドルを批評するのですか?」
「うむ。それも皆基本的には好意的な見方をしているようだな。
モーニング娘はアイドルでありながら、批評ゴコロをくすぐるらしい。
私もこんなところで長文を書いていることだしな。」
「単なるアイドルオタクではないと言いたげですね。」
「うるせーなあさっきからぐだぐだといーじゃねーかよアイドル好きだって悪いかよほっといてくれよひとに迷惑かけたかよ!」
「うわ開き直りだ。」



2001.04.17 モーニング娘の人事を考察する

「おどろいたな。まさかかおりんとは。」
「先生、何の話でしょう?かおりんって誰ですか?」
「モーニング娘のリーダーの話だよ。君はかおりんを知らないのかね?」
「先生、このHPはモー娘のファンじゃない人もみてるんですから、
みなさんにわかるように話をしてもらえませんか。」
「馬鹿者!日本国民は全員、モー娘のメンバーの
名前と顔とニックネームを一致させなければならないのだ。
そう法律で決まっておる。
衆議院で可決したのだ。」
「可決してません。」

「リーダー中澤裕子がモー娘を卒業というか定年というか、
つまり脱退することになったので、
次のリーダーは誰か がファンの興味の的だったのだ。」
「モー娘のファンってそういう深読みが好きそうですもんね。」
「モー娘のリーダーって想像以上に大変だと思うぞ。
人数多いし、歳の差も大きいしな。
「そうかもしれません。人知れず苦労も大きいのでしょう。」
「昨日の記者会見で、
 ・リーダー:飯田圭織
 ・サブリーダー:保田圭 が発表されたのだが...」
「それは先生にとっておどろきだったわけですね。」
「おそらくほとんどのファンがおどろいたと思うぞ。
飯田圭織というと天然の変なキャラが売りで、
ちょっと引いた位置でマニア向けって感じだったので、
グループの中心人物になるとはとても...」

「大方の予想としてはどうだったのですか?」
「矢口真里という説が有力だったな。
明るく押しの強い性格でパワーがある。
中澤とも仲良さげだったし。
だが、矢口より年上の創業メンバーを引っ張るには、
荷が重過ぎるのではないかと思っていたな。」
「先生の読みはどうだったのですか?」
「私は保田圭だと読んでいた。
サブリーダーになったので半分当たりだな。」
「その根拠はいったい?」
「まずは最年長ということ。」
「なるほど。」
「次に『男気』だな。」
「お、おとこぎ、ですか?」
「なあんか男らしいんだよな保田って。
加えて人情の厚さも感じさせるのだよ。
市井紗耶香のラストステージで
最初に泣き出したのは保田だったしな。」
「リーダーには迫力と人情が必要なわけですね。」
「そして一番のポイントは『人気がないこと』だ。」
「はあ?」
「保田は存在意義がよくわからない。
歌は上手いと思うがね。決して中心にはなれないだろう。
そんな保田に焦点をあてるための事務所サイドの戦略として
リーダーに祭り上げるのではないかと推測した訳だ。」
「深い読みだなあ。疲れませんか?」

「で、結果的には飯田圭織になったわけですが...」
「うむ、私の読みには難点があってな。
創業メンバーである飯田と安倍なつみの存在だよ。」
「やはり創業者は立てなくてはならないということですか。」
「苦労して立ち上げた人たちだからなあ。
第2期の保田が直接仕切るのは心理的に問題があろう。」
「安倍なつみはどうなのですか?モー娘の顔ですよね。」
「うむ、確かにモー娘のメインヴォーカルだし、
初期は完全に主役だったが、
最近では後藤真希に食われて生彩を欠いている。
そういう人をリーダーにすると内部分裂する危険性があるぞ。
リーダーに不可欠な迫力も不足しているしな。」
「なるほど、だから逆に影響力が元々小さい飯田を...」
「察しが良いな。飯田が象徴としてのリーダーの座につき、
保田が実務面で仕切る。
これはなかなかよく考えられた人事だと思うぞ。
サブリーダーという役職を新設したのがポイントだな。」
「なんだかビジネス小説のようですなあ。」
「企業の管理職研修のテキストに使えないかな?」
「それは無理だと思いますよ。」



2001.04.18 涙のシガレット

「うーい、今帰ったぞ。」
「お帰りなさいませ先生。良いお加減ですね。」
「うむ。気持ちの良い酒であった。」
「お疲れ様です。」
「さて落ち着いて一服と。
お? おお? おおおおおーーー?!」
「どうしたのですか先生?
はっ!その煙草は!
セーラム・ピアニッシモではないですか?
「ううう、しくしくしく...」
「なぜそんなキャバクラのおねえさんのような煙草を?」
「・・・キャバクラ?・・・何?
君はキャバクラによく行くのかね?」
「うっ!」
「まあ良い。君も色々あるだろうからな。」
「さらっと流していただけると助かります。
それはそうと、その煙草はいったい?」
「帰り道に自動販売機で買ったのだが、
私はちゃんとKOOLのボタンを押したのだぞ。」
「お店の人が入れ間違えたのでしょうね。」

全国の煙草店主に告ぐ。
自動販売機の入れ間違え禁止!



2001.04.19 Identity

「先生、私はいったい何者なのでしょう?」
「どうしたのだ?いきなりそんな哲学的な命題を。」
「突然登場して、そのままレギュラー化してしまいましたが、
先生はたぶん作者の投影ですよね。」
「まあ、そうだろうな。」
「じゃあ私は何なんでしょう。なぜ先生とトークしているのでしょう。」
「・・・君がはじめて登場した日を憶えているかね?」
「たしか8トラックMTRを買った日だと...」
「そうだな。あの日、MTRを買ったことを自慢したかったが、
普通の文章では、それをわかりやすく説明できなかった。
そこで、苦し紛れに思いついたのが、我々二人の会話形式だ。」
「く・く・く・苦し紛れですか?!」
「ショックを受けたようだな。」
「だってだって・・・私は苦し紛れの存在・・・しくしく。」
「まああまり気にするな。意外とこれが好評だったのでな。
そのまま続けてみたというわけだ。」

「では私の存在意義とは何なのでしょうか?」
「うむ、こういう形式の表現では、
君は読者の代表ということになるのが一般的だな。
しかしだな、君はまた作者の一部でもあるのだよ。」
「?????」
「彼の中には、主体たる自分と、
それに冷静にツッコむ別の自分が存在するのだ。
君がその役目を果たすことで、
彼はニュートラルなスタンスを取ることができる。
単なる苦し紛れの存在ではないのだ。自信を持て。」

「この形式はいつまで続くのでしょうか?」
「さあ。苦し紛れで始まっただけだからな。
気まぐれで終わるかもしれないぞ。」
「ききき気まぐれって・・・しくしくしく・・・」

「ところで、私達はどういう関係なのでしょうね?」
文豪と書生、または大学教授と助手をイメージしたようだな。
だけどそれは絶対のものではない。
読み手が勝手にイメージを作り上げれば良いと思うぞ。」
「なるほど。」
「しかしだな、アジア小僧は我々のことを
仙人と弟子だと思っていたらしい。」
「せんにんですか?!」
「それは違うだろういくらなんでも。
仙人が駐車場を借りるかあ!



2001.04.21 レポート作成中

「先生、お茶が入りました。」
「うむ、ありがとう。」
「大変ですね、レポート制作。お疲れ様です。」
「面倒臭いが仕方がない。会社の決まりだ。」
「会社の人事考課に影響するんですよね。」
「ああ、自己啓発目標というやつで、
私はマーケティングのビジネス書を読んで
そのレポートを作成するという目標をたてたからな。」
「こういう制度をいやがる人も多いようですが...」
「まあなあ、面倒臭いしなあ。
しかしな、ビジネスマンたるもの、常に切磋琢磨しなければならぬ。
人生はいくつになっても勉強だ。」
「さすが先生。敬服いたします。ぱちぱちぱち。
でも、それなら締め切り直前にばたばたするよりも、
もっとまえから出来たはずですよね。」
「うっ!」
「もしや今日まで全然手付かずだったなんてことは...」
「しっ失礼なことを言うでない!
この本は今年3冊目だぞ。ちゃんと読んでいたのだ。
ただ、前に読んだ2冊は内容がイマイチだったので、
レポートにする価値はないと考えただけなのだ。」
「本当かなあ?」
「何?何か言ったか?」
「いえ別に。」

「あまりはかどっていないようですね。」
「うむ。なんだか気が乗らなくてな。
最終的に選んだ本もイマイチでな。
内容は良いと思うのだが、全体にわかりにくい。
文章に一貫性がなくて、話があちこち散らかるし、
繰り返し読むのが苦痛なのだ。
レポートにまとめるのも難しいしな。」
「ビジネス書にも文章力は必要なのですね。」
「そうなのだ。読みやすいビジネス書はあっという間に読めるし、
内容も記憶に残りやすい。
ビジネス書の作者はそこんとこもよく考えてほしいものだ。」

「では先生、頑張って下さい。
って、そのパソコンの画面は何ですか?
ネットサーフィンしているではありませんか?」
「うっ!」
「逃避していてはいけないと思いますよ。」
「ちっ違うぞ!ちょっと息抜きをしているだけだ。」
「ちゃんとしましょうよ。」
「ううう遊びたいよう。」



2001.04.22 わからん

「先生、強風ですね。」
「うむ。しかも大波だ。」
「これじゃあ釣りになりませんね。」
「仕方ない。場所を変えよう。
ここから少し行ったところに有名なポイントがある。」

「先生、まだですか?」
「うー」
「おや、なぜ目がおどおどしているのですか?
まさか道に迷ったとか...」
「しし失礼なことを言うでない。
どこで曲がるか忘れただけだ。」
「普通はそれを『迷った』と言うんですっ!」
「おう、テキトーに走っていたら大きな川に出たぞ。」
「ここも有名なポイントですね。ガイドに載っていました。」
「よし、ではここでやってみようか。」

「先生、釣れませんね。」
「うーむ、ぴくりともしないなあ。
なんというか、どう攻めたら良いかがつかめない。」
「あっ!むこうで騒いでいた人たちが釣ったようですよ。」
「ほう、じゃあやはりバスがいることはいるのだな。」
「あそこは先生がさっきまでいた場所ではありませんか。」
「うっ!」
「どういうことでしょうかねえ...」
「な何だその目は。私の腕を疑っているのかね。」
「いやあ、同じ場所で何故先生は釣れなかったのかと...」
「実はそれがわからないのだよ。」
「はあ?」
君は『バスは障害物につく』というのを知っているかね?」
「もちろん。バス釣りの基本です。」
「それがな、あの場所には何も障害物がないのだよ。
底はフラットな泥底だしな。
バスがいるとはとても思えなかったから、早めに見切ったのだが...」
「しかし結果はあの通り...」
「そうなのだよ。何もないところでもバスが釣れることはある。
たぶん何らかの理由はあると思うのだが、それがわからない。」
何もかも思い通りに行く訳ではないところが、釣りの面白さだな。」
「それできれいにまとめたつもりですか。」


<Fishing Deta>
●釣行 今年3回目
●釣果 BOSE
●通算 バス8匹(平均2.67匹)
●場所 小野川
●天候 晴れ
●風 弱→強
●水質 濁り強



2001.04.25 TV-Drama:陰獣

「先生、新聞のTV欄を見て下さい!」
「なになに? ほほう、今夜の『トゥナイト2』は
危険!お口の緩いギャル急増 か。」
「それじゃありません。テレビ東京の夜9時です。」
「おお!江戸川乱歩の『陰獣』ではないか!」
「先生が大好きなヤツですよね。」
「うむ。江戸川乱歩の中でも特に名作といえる作品だ。
ちょうど始まる時間だな。姿勢を正して観るのだぞ。」

・・・・鑑賞中・・・・

「うがー!」
「うわあ先生がキレたあ!」
「認めん!認めんぞぉ、この終わり方は!」
「落ち着いてください先生。」
「はあはあはあ...
最後は×××が×××だと気がついて、
××を×××して、××は××してしまい、
××は×××を×××して××しなきゃあ!」
「何を言っているのか全然わかりませんが...」
「いや、推理小説のラストを説明するわけにはいかないのでな。」
「ネタバレにならない程度で説明いただけませんか?」
「陰獣の最大の魅力は『後味の悪さ』だと思うのだよ。
ストーリーにちりばめられた淫靡で猟奇な雰囲気と、
不安定なままで放っておかれる落ち着かなさが
いかにも乱歩的に不健全で大好きなのだが...」
「たしかにこのドラマは解決しすぎですね。
淫靡でもないし、濃厚さが足りないというか。」
「あああ詳しく解説したいが仕方ない。
原作を読んでみてくれ としか言えないのだよな。」

「先生はたしかこの漫画本も持っていますよね。」
「ああ、小説を読みなれていない人には漫画の方が良いかもな。
でもB級劇画っぽい絵が濃厚でいやらしいぞ。
見ていて心地よい絵ではないけれど、乱歩の世界にはぴったりだ。」
「著者と出版社を皆さんに教えてさしあげたら。」
「いやあ、それがなあ。
本の山に埋もれて行方不明なんだよ。
だから興味のある人は、本屋に行って自力で探してくれ給え。」
「ホントに肝心な時に役に立ちませんね。」
「うっ!」



2001.04.28 心残りな日

「まずは釣果を見ていただこう」

<Fishing Deta>
●釣行 今年4回目
●釣果 バス4匹
●通算 バス12匹(平均3.00匹)
●場所 いつものところ
●天候 晴れ
●風  強
●水質 濁り弱→やや強
●ヒットルアー
  フレンチフライ(Natural Shell)/常吉リグ×4

「4匹だったらまあまあではないですか。
なのに何故そんなに浮かない顔を?」
「コイ釣りオヤジがいたんだよ。」
「あー災難でしたね。」
「それが竿を10本も使ってやがるのよ。」
「なんとまあ強欲な。
それじゃあ釣りにならなかったでしょう。」
「幸い、良いポイントが1箇所だけ空いていたので、
そこで釣り始めて10投で4匹だ。
ほぼ入れ食い状態だったのだがね。」
「スゴイではないですか。さすが先生。」
「しかしなあ、
1箇所で連続4匹も釣ると場が荒れるね。
その後アタリがぱたっとなくなったよ。」
「でもその場所から動けない...」
「他はコイ釣りオヤジに占領されているからな。

「結局、釣りはじめの30分で4匹釣って、
残り3時間はまったくダメで辛かったなあ。
釣果はまあまあだし、サイズも良かったのだけど、
場所移動しながら釣れば、もっと釣れたのではないかと残念で
なんとも不満の残る日であったよ。」
「先生はホントにコイ釣りオヤジが嫌いなんですね。」
「釣り場は自分だけのものじゃないのだから、
もう少し遠慮する気持ちを持ってほしいなあ。」



2001.04.29 Comic:なにがオモロイの?/相原コージ

「相原コージがスゴイことをしていたのだなあ。
週刊誌は読まないので知らなかったのだが。」
「相原コージというと実験魂の人ですね。今回はどのような?」
「万人にうけるギャグを目標にして、
インターネットと出口調査でアンケートを取りながら
連載を続けていくという方法だ。」
「それは結構ツライのではないでしょうか。」
「うむ。特にインターネットでの意見は辛辣なものが多いからなあ。
アンケートで投稿された意見も掲載されているのだが、
死ねだの引退しろだの読者をなめるなだの罵詈雑言の嵐。」
「それはまた。」
「かなりコタエたらしいねえ。
アンケート結果をもとにして、
万人にうけるギャグを作ることがコンセプトなのだから、
それに参加する読者は、それに協力するのがスジってものだろう。
内容の分析もせず、作者への個人攻撃をしてはいけないと思うぞ。」
「確かに。意見をみても、妙に偉そうで攻撃的ですよね。
面白くするとか関係なく、自分のストレス解消目的のような。」
「批評と罵倒を勘違いしている人は多いのだな。
批評するには、作者や作品への『愛』が必要なのだよ。」
「はあ、『愛』ですか...」
「でも結局は、どんなに罵倒したところで、
その読者は相原コージには勝てないのだけどな。」
「???どういうことでしょう?」
「漫画そのもののおもしろさより、
読者の意見を聞くという双方向性がこの企画のウリなわけだ。
だからどんなに相原コージのことを批判しようが、
そいつはこの企画に取りこまれていることになる。
それなのに、勝ち誇った顔で罵詈雑言を入力する様は滑稽だねえ。」

「で、先生としては、この漫画自体は面白かったですか?」
「うーん、相原コージのギャグは爆笑できるものではないからなあ。
じんわりくるタイプのものが多くて、笑えた率は34%だったよ。」
「ギャグ漫画としては低すぎませんか?」
「相原コージの漫画は『笑えるか・笑えないか』で分類できないよ。
もっと深い意味での『面白さ』を楽しむものだからね。」



2001.04.30 Movie:スターリングラード

「話題の映画『スターリングラード』を観てきたぞ。」
「実在したソ連兵スナイパーのお話ですね。」
「映像がスゴイぞ。
冒頭のボルガ河での戦闘シーンには度肝を抜かれたな。
廃墟になった市街のリアルな作りとか、
狙撃シーンの緊張感も素晴らしい。」

「戦争映画といってもいろいろありますが。
たとえば、戦争の愚かさを描いたものとか、
狂気を描いたものとか、美化したものとか。
これはどうなのでしょうか?」
「うーん、メッセージ性は少ないと思うなあ。
冒頭の戦闘シーンは怖いよ。
戦争の愚かさとか恐ろしさが表現されていると思う。
退却しようとする味方の兵を撃つシーンとか、
重火砲で待ちうけるドイツ軍に銃だけで突っ込む無謀さとかね。」
「第二次大戦のソ連軍はひどかったと聞いたことがあります。
戦死者はソ連が一番多かったらしいですね。」
「最前線についてすぐ、作戦もなく突撃命令だし、
銃の支給は2人に1丁だ。
銃を持っていない兵士は、やられた人の銃を取って使え だと。
ハナから半分はやられることを前提とした作戦ってのもなあ...」
「うわあ! そんな戦場には行きたくないですねえ。」
「いや、どんな戦場にも行きたくはないがな。」
「そりゃそうだ。」
「話がそれたな。まあ、そういう悲惨な戦場を描いてはいるが、
だからといって『戦争反対』っていうトーンでもないんだよ。
メッセージを伝えることを目的とした映画ではなくて、
純粋な映像芸術を追い求めた作品なのだと思うよ。」

「ストーリーはどうでしたか?」
「うーんちょっと『?』なところも多かったなあ。
徹底して冷静・慎重だった敵スナイパーが、
最後はどうして無防備に姿をさらしたのか とか。」
「ラブストーリーな面もあったんでしょ?」
「ラブストーリーは要らなかったと思うなあ。
恋愛相手の女性兵士はいなくても話が成立するもの。」
「キビシイですね。」
「ラブストーリー部分を除いて戦争映画に徹すれば
もっとタイトな感じに仕上がったのではないかな。
映像が素晴らしかっただけに少々もったいなく感じる。」
「でも先生、それはエグイのが好きな先生の好みでは?」
「うむ、そうかもしれぬ。
この映画からラブストーリー部分を除くと、殺伐としすぎるからな。
それじゃあ『地獄の黙示録』か『戦争のはらわた』かって感じだし、
これくらいがちょうど良いバランスなのかもしれない。」



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