2002.06.02 小野洋子の裁判結果を誰か知らない?
毎週日曜夜は、日テレ「行列のできる法律相談所」を観ている。
この番組はなかなかオモシロイ。
で、思い出したのが、
ジョン・レノンの妻である小野洋子が、
地下鉄の交通営団を訴えた件。
2年くらい前だったと思う。
あれ、結果はどうなったんだろう?
事の発端は「アンディ・ウォーホル展」。
交通営団が協賛していた関係で、
ウォーホルの作品を使ったメトロカードを発売した。
ジョン・レノンを描いた作品だ。
アルバム「メンローヴ・アヴェニュー」のジャケットのやつ。
それを小野洋子が「ジョンの肖像権侵害」として訴えた。
交通営団は当然ウォーホル側の許可は得ている。
絵の権利はウォーホルが保有すると思うのだが、
ウォーホルの手法が特殊であることが、話をややこしくしている。
一時期大流行したのでご存知の方も多いと思うが、
ウォーホルは、写真に加工を施したものを作品とする。
絵のベースになっているのは写真なので、
小野洋子の主張は、
「元の写真の肖像権が存在する」ということだ。
交通営団側は「ウォーホル展の記念カード」と称しつつも、
ジョン・レノンの絵をあえて使うことで、
ジョンのファンも取り込もうという意図が見え見えなので、
「ジョンは関係ない」と言いきれるのかどうか。
さて、どっち?
残念ながら、オイラはこの裁判の結果を知らない。
誰か知っている人いないかい?
すごく気になって仕方ないんだよう。
ご存知の方は
メイルミィ!
(法律に詳しい方の見解でも結構です。)
2002.06.03 ゴキさん登場
お部屋でくつろいでいたオイラ。
視界の端で、ちらっと動くものがある。
オイラはびくっとして起きあがる。
引っ越してきて6ヶ月。
ついに出たか。
ゴキさんだ。
少し前に、部屋の隅で、
体長2mm位のベビーゴキさんの死骸を見つけた。
これはつまり、パパとママもいるってことだ。
いずれ姿を現すだろうと、
殺虫剤を、すぐ取れるところに準備しておいた。
ゴキさんはチェストの下に潜りこんだ。
オイラは隙間から「ゴキジェット」を噴射した。
ゴキジェット。
それはまさに殺虫剤のリーサル・ウェポン。
ゴキさんはよたよたとチェストの下から出てきた。
そしてオイラはもう一発噴射する。
ゴキさんは吹っ飛び、ひっくり返ったまま動かなくなった。
合掌。
最近、泡で固めてしまう殺虫剤が登場した。
これはアイデアものだなあと感心した。
退治しても、亡骸を捨てる時はイヤな感じがするものだ。
固まった泡ごと捨てられるってのは良い。
しかし、高速で走るゴキさんを
一撃でしとめるのは難しそうに思える。
攻撃範囲が狭そうだ。
まず卓越した破壊力を持つゴキジェットで動きを止め、
しかる後に泡で固める という
二段構えの攻撃がベストだと思われる。
あーイヤだ。バルサン焚こうかな。
2002.06.04 ベルギー戦に感動
今日はきっとみんなホームページに
ワールドカップのことを書くんだろう。
だったらオイラは、あえて
サッカーの話題は一切書かないことにしよう。
なんてことを考えていたのだけど...
今日の試合はマジで感動したので書いてしまう。
1点目の、足の裏で押し込んだゴール。
2点目の、一瞬の隙をついたインターセプト。
残念ながらファウルで得点にはならなかったが、
体勢を崩しながら粘りに粘ったシュート。
ベルギーや韓国に比べて、
なんともスマートさに欠けるゴールだったが、
それが逆に感動的だったりする。
どうもオイラは、
しぶとくあきらめないで頑張る姿勢に弱い。
今またスポーツニュースを観てうるうるきているオイラである。
けど、チケット問題は感動をそぐなあ...
FIFAとバイロム社の記者会見はナメとんかホンマ。
2002.06.06 情報戦
「a24氏が先日『情報』について語っていましたね。」
「うむ。それを受けて私も語ってみたいと思う。」
「まず、君に質問だ。『情報』を英語でいうと何かわかるかね?」
「Informationですよね。」
「正解だ。他には?」
「え?」
「もうひとつ、Intelligenceという言葉もあるのだ。」
「それって『知性』って意味なのでは?」
「その意味もあるが、情報という意味もある。
こっちの方が本当に知的な情報って感じがしないかい?」
「で、それがどうかしたのですか?」
「このふたつはニュアンスが少々異なるのだ。
Informationは、『知らせる』という意味のInformからきている。」
「なるほど。『お知らせ』という意味もありますもんね。」
「一方、Intelligenceには『諜報』のニュアンスがあるのだ。」
「諜報というと、スパイ活動ですか?」
「その通り。公表されていない裏情報ということだな。」
「日本語ではいっしょくたに『情報』と呼んでいるものでも、
英語では全く違う2種類に分かれるのですね。」
「戦争に明け暮れた歴史を持つヨーロッパだけに
情報についての考え方がシビアなんだろう。
対して、日本人が情報にイマイチ無頓着なのは、
この二つを混同しているからじゃないのかな。」
「つまり、Informationをどれだけたくさん持っていても、
それは公表された誰でも知りうることなので、
当然ライバルも同じ情報を持っていると思ったほうが良い。
それだけで勝利を収めることは難しいわけだ。」
「ライバルが持っていないIntelligenceを集めることが
重要だということなのですね。」
「非合法なスパイ活動をしようとまで言うつもりはないが、
裏の情報を集めて活用する努力は必要だね。」
「でも、どうやって?」
「企業では営業マンが重要な役割を果たすわけだ。
でも、営業マンの中には『俺の仕事は売ることだ』と言って、
情報収集と伝達をおろそかにしている人もいる。
確かに売ることが仕事だというのはその通りなんだけど、
それだけで役割をまっとうしているとはいえないと思うなあ。」
「でも先生、裏の情報っていうのは
正確さに欠けるのではないですか?」
「いいところを突いてくるね。その通りだ。
なかには根も葉もない噂やデマや間違いも多い。
だから裏を取る必要があったり、
複数の情報を比較検討したり、
多数の情報から傾向をみたりといった分析が必要なのだ。
そこまでやってこそ、真の情報活用といえるわけだね。」
「そこまで言いきるからには、
先生はさぞやすごい情報をお持ちなのでしょうね。」
「いや、全然。」
「ダメじゃん。」
「ところで先生、久しぶりに我々が出演したのに、
笑いのネタがひとつもありませんが...」
「私はお笑い担当になった覚えはないぞ。」
2002.06.08 Live:The Jon Spencer Blues Explosion
オールスタンディングの会場。
ふと振り向くと、mafuji夫妻がすぐ背後にいた。
なんたる偶然。
中年ロッカーの行動パターンは似ているのか?
それはさておき
ライブが始まる前に流れている曲は、
50〜60年代のオールディーズ・ロックンロールだ。
ライブ前に流す曲にもこだわるアーティストは多い。
今回も、曲間を空けないようわざわざ編集しているあたり、
単なる時間つぶしのBGMとは考えていない様子。
アルバム「Plastic Fang」でも書いた通り、
ニセモノの牙だと宣言したJSBX。
ホンモノのロックンロールをあえて使うのは
ニセモノ宣言を強調する意志の表れなのではないか。
オールディーズから一転して
歪んだギターのフィードバック音になり、
メンバーがステージに登場する。
この流れもコンセプトを感じるなあ。
ヴォーカルに強烈なエフェクトがかかっている。
ジョン・スペンサーはすごく歌が上手い人なのに、
微妙な表現がべったりと塗り潰されていた。
普通に考えると、バンドの一番のウリを台無しにする行為なのだが、
エフェクトでニセモノ感が強調され、
ライブハウスの空気が現実感を喪失したものになったこと、
今日のコンセプトはその一点だったのかなと推測。
2002.06.09 祝!初勝利!
いやあ泣けました。
特別サッカーファンというわけではないオイラでさえ
ゴールが決まった瞬間は涙が出てしまったのだから、
本当のファンの皆さんは、さぞや感動したことでしょう。
感動のコメントは本当のファンの方に任せるとして、
オイラはちょっとナナメからみた軽い話題など。
@オイラの知り合いに、ロシア人と結婚した人がいるのだが、
気まずい思いをしてはいないだろうか。
家庭不和を生んではいないだろうか。
心配だ。
大丈夫ですか?K野さん?
A今日の新聞のTV欄より。
日本テレビの8時からの特番の記載。
特命!世界超危険映像マル秘リサーチ
(中略)
試合開始8時半まで絶対見逃せない
生死分けた3000カット連発
ハーフタイムも強力
(後略)
ハナからワールドカップ中継に勝てるとは思っていなくて、
試合開始前とハーフタイムだけでも視聴率を取ろうという
なんとも哀しい作戦だが、
ムリに戦わないのも立派な戦略である。
潔い割り切りがむしろ清々しいね。
Bロシアの選手に「ニキフォロフ」という人がいる。
これが「ニ木ゴルフ」に聞こえて、
林家こぶ平の顔が頭に浮かんで、
脱力してしまったのはオイラだけかい?
(関東限定ネタか?)
なにはともあれ初勝利バンザイ!
2002.06.10 唄ひ手冥利〜其の壱〜/椎名林檎
産休明けの初仕事は、カバー曲のアルバムでした。
「アルバム3枚で椎名林檎は完結する」
椎名林檎は以前そう発言している。
これまでに出したアルバムは2枚なので、あと1枚。
(「絶頂集」はライブのシングル3枚組なので除外。)
本当にどうするつもりなのか...
このアルバムはカバー集なので、
正規のアルバムとしてはカウントされないで済む。
まだ椎名林檎で稼ぎたいレコード会社の
苦肉の策ではないかと思うのは深読みが過ぎるかな?
勘繰りはさておいて、素直に聴いて楽しむとしようか。
2枚組で、それぞれ
「カメパクト・ディスク」
「モリパクト・ディスク」と名付けられている。
亀田誠治と森俊之の二人が、それぞれの盤のアレンジを担当。
全曲カバーなので、曲を書き出してみた方がわかりやすいかな。
■カメパクト・ディスク
1.灰色の瞳/アンデス民謡
2.more/映画「世界残酷物語」サントラ
3.小さな木の実/NHK「みんなのうた」
4.i wanna be loved by you /映画「お熱いのがお好き」サントラ(マリリン・モンロー)
5.白い小鳩/朱里エイコ
6.love is blind /ジャニス・イアン
7.木綿のハンカチーフ/太田裕美
8.yer blues /ビートルズ
9.野薔薇/クラシック(シューベルト)
■モリパクト・ディスク
1.君を愛す/クラシック(グリーグ)
2.jazz a go go /フランス・ギャル
3.枯葉/映画「夜の門」サントラ(イブ・モンタン)
4.i won't last a day without you /カーペンターズ
5.黒いオルフェ/映画「黒いオルフェ」サントラ
6.mr.wonderful /ミュージカル(サミー・デイヴィスJr.)
7.玉葱のハッピーソング/マーヴィン・ゲイ&タミー・テレル
8.starting over /ジョン・レノン
9.子守唄/クラシック(ショパン)
かえってワケがわからん。
いわゆるロックといえるのは亀-8、森-8くらいで、
クラシックが3曲、映画サントラが4曲と、
かなり変わった選曲。
だけど、どれも「椎名林檎!」といった仕上がり。
亀田誠治の方は、ずっとアレンジをしているだけあって、
いつもの椎名林檎スタイルといった感じ。カッコ良い。
対して、森俊之の方は打ち込みがメインで、
林檎の唄い方も従来とはちょっと違っていて新鮮。
今回の目玉は森-4。
なんと宇多田ヒカルとのデュエットだ。
絶妙にからみあうコーラス。
今の日本でいちばんゼイタクな組み合わせだね。
2002.06.11 Movie:MY GENERATION
ロックの歴史において最も重要なライブ・イベントは
1969年に開催された「ウッドストック」だということは
誰もが認めるところだと思う。
数十万の観衆を集めた巨大規模の野外フェスは、
単なるコンサートにとどまらず、
ヒッピー・ムーブメントの象徴とされた。
そのウッドストックであるが、
実は1994年と1999年にも開催されている。
伝説にはならなかったけどね。
この映画「MY GENERATION」は、
1994年と1999年のウッドストックを密着取材した映像に
1969年の映像を織り交ぜることで
時代の違いを語ろうとしたもの。
90年代のウッドストックは、
演奏も観客の盛り上がりも非常にボルテージが高い。
しかし、何か空虚な感じがする。
暴力衝動だけで突き進んでいるというか、
フラストレーションの発散というか。
1969年のウッドストックが何故に伝説となったか。
ロックで世界を変えることができると信じていた観客たち。
ラブ&ピースをスローガンに、
ドラッグ&フリーセックスを繰り広げた。
地面に寝そべったり、抱き合ったりして、
ゆったりと音楽を楽しんでいる姿は
幸福に満ちて美しかった。
たとえそれが幻想だったとしてもだ。
それと比べて、信じるものを持たず
ただ暴発するだけの90年代の観衆たち。
1999年には、機材やTV中継車が燃やされる等、
ほとんど暴動といっていい事態にまで発展する。
同じ名前が付いたイベントだけれど、
中身はまったく違っているのだ。
オイラは1965年生まれ。
1969年なんて記憶にない。
1994年・1999年の暴徒たちと同様、
「ロックで世界は変わらなかった」ところからスタートしている。
ロックの力を純粋に信じることができた時代が
なんともうらやましく思えるのだ。