竹炭を焼く 99年12月18日(土)

 育む会で、竹の炭を焼きました。2回目の挑戦です

 関さんの森を育む会では、森を育む作業と平行して、森で楽しむ作業をおこなっています。たとえば、『溜の上の森』に産するモウソウチクは、長い間放置したままでしたが、タケノコを収穫するためには、適度な管理も必要。そこで、竹を間引くわけですが、その間引いた竹の材を使って、いろんなことをやっています。
  たとえば、竹細工。地域の子どもたちと、竹トンボを作ったり、竹の器を作ったり。また、竹を使って流しそうめんをしたり、この時使う器や箸も竹で作っています。

そんな竹を、「さらに有効に活用しよう」というわけで、今年から竹の炭を焼くことにしました。会に炭焼きの窯があるわけではありません。とりあえず、ドラム缶を使って窯を作り、半分地下に埋め、火を入れます。今年の5月16日に、初めての竹炭を焼きましたが、その時は見事に失敗。灰になったものや、生焼けのものどがありました。その後、会員の増田さんを中心に、周到な準備を進め、再度の炭焼きを12月18日におこなったのでした。

今回の準備は周到です。2カ月以上も前から準備に入り、竹を用意するのはもちろん、窯もいろいろと工夫をしました。窯の横に穴を開け、熱電対温度計をつけたり・・・・・・。ドラム缶の窯は1週間以上も前に埋め、その上にはシートで屋根をつけ、風除けの衝立も置く。電源コードもひっぱっておく。1週間前には、空だきをして、水分を飛ばす。18日(土)に焼くことにしましたが、前日には焼く炭を入れておき、窯から出すのは翌日にする・・・・・・。
  こんな準備を経て、12月18日(土)の午前6時。まだ暗い中を増田さんを中心に、木下さん、関さん、私(山田)が集まって、火を入れたのでした。

その後、持田さん、武笠さんたちも来て、炭焼きを見守りました。今回は、じっくり半日かけて焼こうということで、窯の横にはテーブルや椅子を持ってきて、焼酎を飲みながらの炭焼き。窯の中の温度を確かめながら、また、煙突のから出る煙の温度を調べながら、焼いて行きました。・・・と言っても、はじめガンガン薪などを燃やした後は、見守るしかありません。煙の色が無くなってから、煙突にふたをするなどして、空気を完全に遮断するだけ。そのタイミングがポイントのようです。結局、午後6時にふたをして、今日の作業を終えました。

翌19日(日)は、午前中は森を育む作業。昼食にうどんを食べて、その後に、いよいよ窯をあけることにしました。
まず、スコップで入り口を塞いだ土を取り除く。次に入り口のふたを外して、中の炭を出します。さすがに入り口周辺は白く灰になっていましたが、奥の方からは真っ黒な竹炭が出てきました。
増田さんに言わせると、これでも失敗だそうです。できた竹炭をたたいても、金属のような音はしません。でも、素人が2回目にして、ドラム缶の窯で焼くのですから、成功だと思います。ただ、残念だったのは、窯の中に竹細工の作品を入れました。これが上手くやけずに壊れてしまっこと。隙間に入れた松ぼっくりは、意外にうまく焼けていたのに、この竹細工が上手く焼けなかったのが残念でした。

PIC00054.JPG (207047 バイト)
窯は半分地下に埋め、上にはシートで覆いをつける。
一週間前にも、火を入れて水気を飛ばしました。

PIC00059.JPG (224126 バイト)
窯に火を入れたのは午前6時。
まだ暗い中。

PIC00062.JPG (158588 バイト)
まずは、薪をくべて、ガンガン燃やす。
扇風機も使って、風(酸素)を送りました。

PIC00063.JPG (207681 バイト)窯の横に穴を開けて、中に熱電対温度計を差し込む。
窯の中が直接目で見えるといいのにね。

PIC00064.JPG (208494 バイト)
煙突からは木酢液のしずくが落ちる。
これも貴重なので、ビンに集める。

PIC00072.JPG (208885 バイト)
翌日、窯のふたを開ける。
さすがに、入り口周辺へ完全に燃えて灰。

PIC00074.JPG (209652 バイト)
それでも、奥の方からは黒い炭が出てきた。

PIC00076.JPG (203329 バイト)
いちばん上手く焼けたのは松ぼっくりだった。

BACK・・・・ブラウザの『戻る』で戻って下さい。