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指宿・屋久島旅行記
【2003.8.13(水)】---- ヤクスギランドとプチ洪水
なんだか浮かれたネーミングの割に渋い散策路が広がる「ヤクスギランド」。白谷雲水渓よりはお手軽に山歩きが楽しめる。わたしたちは2時間のコースを歩くことにした。入り口付近のコースは木で足場が組んである鑑賞路がめぐらせてあり、かなり歩きやすいが、そこからちょっと外れるとかなり高低差のある足場で歩きにくい。一歩間違えば谷川に転落、というような危ないポイントもあり、慎重に歩く。

「ヤクスギランド」は名前からあまり期待していなかったけど、結構野趣にあふれていて楽しかった。台風の後だからかもしれないが、木がなぎ倒されているのもそのまま放ったらかしで、相方が「スギ、倒れスギ」なんてうっかり口にしてしまうほど。

屋久島では樹齢1000年以下の杉を「小杉」、1000年以上の杉を「屋久杉」という。倒れた杉の上に種子が根付きそこから新しい杉が育っていくというしぶとさ、そうして木同士が絡み合ったり、何本もの杉が大きな岩を抱きかかえるようにして生える、という面白い造形ができるんだな、と感動した。

100年後、わたしも相方もこの世にいないかもしれないが、この木々の多くはきっとこのままここに在り続ける。そして私たちの後の世代がまた山に登ってきて「ヤクスギだー!」なんて言ったりするのかしら。そのスパンが長いか短いかの差こそあれ、人の営みも杉も同じだ。倒れた者の上に新しい世代が根付き、更新されていく。その繰り返しなんだなぁ。。

ヤクスギランドを出て、さらに山道を車で上ると、「紀元杉」がある。かなり大きい。その近くに「紀元命水」というわき水が出ていて、飲む。屋久島の水はほんのり甘くて美味しい。

お金
スギの幹にお金が・・
川
川に降りてみた
スギ
倒れスギ?
スギ
歩きにくい道
スギ
紀元杉
車で下界に下ると、そこは豪雨だった。ヤクスギランドでは晴れ間すらのぞいていたのに。ワイパーをフル稼働しても視界が悪い。道路が冠水している箇所もあり、プチ洪水気分で何故かハイテンションに。この日、屋久島地方は大雨洪水警報が出されていた。民宿「たんぽぽ」へチェックインしてからどこにも行けず、部屋で漫画を読んだりテレビを見たりして過ごす。この日の宿は素泊まりだったので、スーパーで適当なものを買って食べた。部屋の広さ、設備は文句ないのだが、部屋がなんだかカビ臭く、雨だったせいか湿気がすごくて参った参った。

屋久島最終日の夜はこんな感じ。明日のトッピーがどうか欠航しませんように、と祈りながら眠る。 >>
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