会報 第123号
(平成15年3月)
会報からの抜粋記事です。
養 蚕 記 録
昨年、春から秋にかけて3回、カイコを飼育しました。
1度目は卵からかえって3日ほど経過した「ケゴ」を300頭、2度目と3度目は、卵から孵化させて それぞれ400頭飼いました。
子供のころ飼っていましたが、その時の様子はほとんど記憶にありませんので、いろいろなことがわかって 良い勉強になりました。
気のついたことをあげると、
(1) カイコは大量の桑の葉を食べること。
養蚕では、カイコの世話以上に良い桑の葉をつくることが成功のポイントであること。
(2) 棚をつくって飼うこと。
現在では大きな金網のカゴを地面に置いて、多量に飼っているが、桑を効率的に食べさせるためには、 昔の方法のように棚をつくって飼った方が良いこと。
(3) カイコはネズミによく食べられること。
繭になってからも、中のさなぎが狙われるため注意すること。
(4) 温度変化に弱いこと。
少々乱暴に扱っても、カイコはたくましく生き抜いているが、温度変化には弱いこと。
(5) 歴史のある養蚕
餌である桑の葉とある程度の温度さえあれば1に何度も飼うことが出来るので、人類のためには 貴重な「昆虫」であり、またそれを造るために何千年にもわたる研究と改良が繰り返されてきたこと。
等がわかりました。
神渕小学校3年生も300頭ほど飼育しましたが、はじめは「気持ちが悪い」と言っていた生徒たちもすぐに馴れて かわいがっていました。
学校の繭も、自分で飼った繭も立派なものでした。昨年はこれらの繭で糸引きを行いました。
今後も機会があれば、カイコやヤママユを飼育したいと思います。
伝統の玉みそつくり
3月3日(月)ふる里研究会恒例の「伝統の玉みそつくり」を実施しました。
当初は、2月下旬製造の予定でいましたが、都合が悪くなり、3月3日まで延期しました。
大豆の量は1斗3升ですが、1週間水に浸けておいたら、大バケツで7杯にもなっていました。 これまでに3回ほど作ったのですが、昨年は製造しなかったので、道具等を集めるのに苦労しました。
特に1昨年造ったときには、蒸してついた大豆に粘りがなく、上手に握ることが出来なかったので、 今回は寺洞の津田さんに借りた石臼でつきました。また、完全な「玉みそ」にするために「こうじ」 を1kg買ってきて混ぜました。
1週間以上浸けておいたので、簡単に短時間に蒸しあがると思っていたのが、かなり長時間になり、 なかなかはかどりませんでした。
また当日は、予想に反して強い雨が降り、仮の屋根を作っての作業となりました。
日がすっかり暮れてしまってから、やっと終了しました。
最終的には、「こうじ」を混ぜたみそ玉が約170個、これまでと同じ大豆だけのみそ玉が約130個で 合計約300個のみそ玉ができあがりました。
今後の予定としては、5月の「おんぞの日」近くに、漬け込み、秋に味見をします。
なんとか美味しい味噌になるよう願っています。
体 験 学 習
長良小学校6年生の皆さんから礼状が届きました!!
先月の「たより」でも詳しく伝えたように2月12日、岐阜市立長良小学校6年生の61人が、体験学習で ふる里研究会を訪ねてくれました。
学校の週休2日制に伴い、カリキュラムが大変厳しくなってきている中、1時間半もかけて 神渕まで学習に来るということで、私たち指導するメンバーも努力しました。
次の日に書いた生徒の感謝の手紙が届きました。
(当日の作業: 縄ない、綿花の種とり、むしろ織り、糸引き、はた織り、つけ木つくり、こも編み)
長良小学校の体験学習は今年で2回目です。
きっかけは、昨年まで神渕小学校におられた高橋先生のご主人が長良小学校に勤務しておられて、 ふる里研究会の活動を紹介していただいたことです。ただし、今年の先生の指導方針は昨年とは同じでなく、 いろいろと相談して、準備してきました。
神渕公民館の講堂は、ミニバレーとか卓球の練習場になっており、何日も前から準備しておくことは出来ないため、 当日の朝の打ち合わせとなり、どうしても準備不足となります。また、学校のほうも岐阜市長良ですので少し遠くなり、 先生との打ち合わせも不十分になります。
しかしそのような中での体験学習も、生徒の皆さんには印象に残ったことも多くあったようです。
礼状の中には、体験した仕事のすべての感想を書いていた生徒。また、1つの作業の体験を細かく書いていた生徒等、 いろいろな文がありました。
また、カラーペン等を使ってカラフルな便りを書いた生徒等もあり、楽しく読むことができました。
読んだ感想を一言でいうと「さすが長良小学校の6年生」ということでした。
礼状の原文は会員に回覧中です。
担任の先生の指導方針で、次回のことはわかりませんが、今後も要請があれば快く引き受けたいと思います。
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