「私の発散方法」

人は体中から水分を発散させて生きているのである。
我もまた、然り。

シーモンキーを飼っている。この生き物の一番上手な飼い方は、
放っておくことだ。とはいうものの説明書には水温を22℃以上に保て、
とあった。今、季節は冬(になりかけ)。寒いからとても保てない。
しかし、シーモンキー達を凍えさせたくもない。ジレンマが私おそった。

そこで、ある画期的な方法を編み出した。パソコンに向かって座って
いるときなどにシーモンキーの容器を股に挟んどけば良いのだ。
こうすればシーモンキー達は快(怪)適なシーモンキー生活を送れて、
私は快適なパソコン生活を送れる。因みにシーモンキーの容器は
直径約10p、高さ約17cmの筒状のものである。
ちょうど股にすっぽりサイズだ。挟むしかない。
これでジレンマは一石二鳥となるはずだ。

先日そのアイデアを思いついて実践していたのだが、一時間ぐらい
経ってふと見てみると、シーモンキーの容器に結露のようなものが
出来ていたのだ。というか、濡れていたと言った方が適当だろう。
勿論尿をもらした覚えもないし、シーモンキー達もアンモニア臭で
顔を歪めてもいない(尤も、表情なんて分からないが)。そこで私は冒頭の
二行のことを悟ったのだ。即ち、

人は体中から水分を発散させて生きているのである。
我もまた、然り、特に股、と。

シーモンキーを飼っている。この生き物の一番上手な飼い方は、
放っておくことだ。股に挟まなくても良い。彼らは水温下がっても元気だ。
(2002/11/28)


すっぽりサイズ。肝心のシーモンキーはちっさすぎて見えません。



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