DHCPって何?

DHCPとはクライアント(普通はパソコン)に対して動的にIPアドレスを割り振る機能を言います。前者をDHCPクライアント、後者をDHCPサーバーといいます。今まではDHCPサーバーなるホストコンピュータがあって、そのホストコンピュータでサービスをするというのが一般的でした。多くの台数のクライアントが存在する場合には非常に有効ですが、Windowsではインストール直後はDHCPサーバーによる割り当てが標準設定になっています。なぜなら「このパソコンに割り当てたIPアドレスはなんだったっけ?」 なんていうことが発生しませんし、人為的なミスでアドレスの二重割り当てなんていうトラブルも防げます。最近では家庭でも一人で複数台のパソコンを扱うことも珍しくないことになっています。これらのコンピュータはADSLをはじめとする回線に接続されインターネットを利用できる環境にあると考えるのが普通です。ADSLモデムにルーター機能がついていてその中にDHCPサーバー機能が組み込まれています。通常ルーターの設定でDHCP機能を有効にするか無効にするかという設定ができるはずです。普通は有効で使用して問題はありません。
今回作成したDHCP関連は、サーバーとクライアント両方の機能を盛り込みました。これらが同時に動作することはありませんが、ソフトウェアの変更でどちらの機能を生かすのか選択できるようになっています。といっても、コメントをはずすだけですが。スイッチなどを設けて、その設定によりサーバー/クライアントの機能を切り替える方法なんかもいいと思います。DHCPサーバーは、192.168.1.101〜192.168.1.104までの4台分アドレスを割り当てる機能を備えていますが、あいにく手元に2台しかPCがなく、4台すべてにアドレスが割り当てられるかというところまで検証できていません。どなたかお時間と資金力のある方がありましたら実験してみてください。
                                 
パソコンでDHCP機能を使用する場合の手順について説明します。

Windows9X、Windows2000、WindowsXPいずれの場合も、TCP/IPのアドレス設定が「IPアドレスを自動的に取得する」に設定されていなければDHCP機能は動作しません。


・Windows9xの場合
エクスプローラでwinipcfg.exeを実行します。(windowsデレクトリにあります)
こんな画面が表示されます。

IPアドレスには現在割り当てられているIPアドレスが表示されています。画面のようになっていない場合は「解放」ボタンを押してください。IPアドレスが「0.0.0.0」になったら「更新」ボタンを押します。正常に割り当てられると画面の通りに設定されます。(本器とクライアントPC1台の場合)
設定されたらDOSプロンプトから「ping 192.168.1.100」と打ち込んでみてください。アンサーバックがあるはずです。これで正常にアドレスが割り当てられました。

・Windows2000、XPの場合
DOS窓で「ipconfig」を入力すると下記のような画面が表示されます。自分のマシーンにふられたIPアドレスは"192.168.0.54"であることがわかります。「ipconfig /renew」を入力するとDHCPの要求パケットが送信されます。



ディスクトップ画面でマイネットワークを右クリックしてプロパティを選択します。こんな画面が表示されます。

ここで、カーソルを「ローカルエリア接続」合わせ、マウスの右クリックをします。
「無効」を設定して、しばらくしたら「有効」にします。IPアドレスを自動的に有効になったときDHCPパケットが発生します。

DHCPのパケット構成などについて、もっと詳しく知りたい方は後閑さんのHPで紹介されています。
こちら
をご覧ください。


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