日河まゆき作品インプレッション


『はなのカード』/2004年りぼん冬休みびっくり大増刊号 47ページ

「カードはきっかけ。もし本当にカードでなった自分になりたいなら自らなんとかしなくちゃダメだ」
けっきょく、なんでもそうなんだと思います。自らなんとかしなければ。そしてカードのおかげで一歩を踏み出せた巴菜。読後感がさわやかな作品です。
さりげない優しさを見せる南理もナイス。
他にどんなカードがあったのかも気になるところです(笑)。
表紙もいい感じですね。カラーにして、テレカにしてほしい〜。

ところで、まゆき先生はどこに向かって旅立たれるのでしょうか?(笑)

『千羽パズル−空の海−』/りぼんオリジナル2003年8月号

すみません買いそびれてました(^^;。そのうち入手予定。てか、コミックに入るか!?

『千羽パズル』/2003年りぼん春のびっくり大増刊号 45ページ

1年3ヶ月と3週間ぶりの新作!待ちわびた甲斐がありました。本当にこの1年間で進歩されたな〜というのが、読了後の第一印象でした。もともと素晴らしかった絵にも磨きがかかり、ストーリーも最後まで飽きさせず一気に読めてしまう。いろいろな面で従来とはまったく違った雰囲気の作品になっていると思います。
今までの作品では、最後に両想いを確認できるというのが多かったのですが、武智の気持ちは言葉ではっきり示されませんでしたね。それでも二人の気持ちというのは随所に表れていて、そういうところも気に入りました。読後感がさわやかですね。
ところでP.244「春まっさかりの外に衝撃を受けた」というのは、原稿アップして久しぶりに外に出たら季節が変わっていたというやつでしょうか?(笑)
この作品でトータルページ数が200になりました。単行本1冊分です。ぜひコミック化を〜!そして次は本誌連載だ!

『無限♪ハートビート』/りぼん2002年2月号 45ページ

記念すべき本誌掲載作品。いやもう、トビラからして気合入りまくりですね(笑)。少女漫画のエッセンスがちりばめられたような、ステキな作品だと思います。
ラストのまとめ方も、すごく好きです。まゆき先生のファンでよかった〜と実感する一瞬(^^;。 誰かを好きな気持ちで動く宇宙船。いいですね〜。個人的には、この作品の絵が今までの作品の中で一番好きです。
トビラのアオリ文は、「期待のニューフェイス☆本誌初登場!!」「あなたが好き。この想いは、ゆずれない!!」「かわいさバツグン!45P」「勇気リンリン! あふれるラブ・パワー」

『魔法使いおことわり』/りぼんオリジナル2001年10月号 40ページ

デビュー3作目。 魔法使いのホームステイ。『ウルトラマニアック』を先取りしています(笑)。
別れの寂しさ。普通のホームステイと違って、帰っていった魔法使いとはもう会えないのでしょうね。長編ものだと読者も感情移入しちゃってるし、否応なく盛り上がるものですが、こういうのを短編で読むと新鮮な感覚です。
物語の意外性が少なかったかな、という気がします。上手くまとめすぎ、というか…。
トビラのアオリ文は、「フツーのミラクル○ときめきワールド!」「フツーの女の子・詩希のフツーじゃない事情とは…!?」「ただいま、人気も実力も赤丸急上昇中の日河まゆき先生の待望のデビュー3作目!」でした。

『雨の降る日に』/りぼんオリジナル2001年6月号 32ページ

デビュー2作目。掲載時のアオリ文は「ラブリー☆雨だれファンタジー」「ハートほんわり32P」。前作と同じ路線です。中盤で、楓がテルちゃんを隠していることは分かってしまいます。楓が美雨を好きそうなのも最初からバレバーレ(でもないか(^^;)なので、あとはどこで出してくるかなーと思いましたが、まぁ予定どおりというか(^_^;。派手な告白シーンに見慣れてしまうと、かえってストレートなこういう展開が恥ずかしかったり…。

てゆーか、睦月にしろ楓にしろ、そんなに好きな女の子に意地悪したくなるものでしょうか。これも王道と言えますが、ね。

『てのひらの笑顔』/りぼんオリジナル2001年2月号 38ページ

待望のデビュー作。なのですが、本当にデビュー作?といいたくなるほどの完成度です。とりわけ絵の美しさは格別で、表紙見たとき、トリハダが立ったくらいです(^^;。掲載時のアオリ文は「21世紀最初の注目デビュー」「ハートきらきら☆ラブファンタジー」「期待にこたえて超感動ストーリー38P」。単行本には入らないでしょうから、書いときますね。

編集部の評では「物語が動き出すまでにページを使いすぎ」とありましたが、私はそうは思いません。紗也とテンちゃんのふれあいを丁寧に描くことで、それだけクライマックスを盛り上げられたのではないでしょうか。テンちゃんが消えるところでは思わず涙が出てしまいました。

日河まゆき先生の作品には、主人公と男の子をくっつける触媒を(結果的に)果たす不思議な生き物(テンちゃんも生き物なのか!?)がよく登場しますが、デビュー前の投稿作にもそのような傾向があったのか、気になるところです。テンちゃんグッズはいろいろ作ってみたい(笑)。とりあえずは、「りぼん新人まんが家デビュー作品集【22】」の中扉で紗也がつけているアップリケ(?)からでしょうか(^^;。

睦月も紗也のことが好き、というのも最初からバレバーレですが、真正面からストレートに少女漫画の王道を行ってる感じで、好感が持てます。お約束的予定調和+魅力的なキャラ、というのが日河まゆきさん最大の持ち味でしょうか。物足りない人もいると思いますが…。

この作品は、アニメ化がしやすそう、というか、アニメになったときのイメージをありありと思い浮かべることができます。テンちゃんのソングとか(笑)。全プレビデオになったらいいな〜。



2003/04/18update

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