2002.3.23KL學友コンサレポ

本編

〜歌神と雨神の攻防〜

チケット手配が遅かったため、まゆりの席からは小指の爪な學友しか拝めませんでした・・・。
そのせいもあって、コンサレポというか印象記でしかありません。
ご了承ください。
7 Apr. 2002

張學友2002音樂之旅 jacky cheung 2002 music odyssey
2002.3.23 Kuara Lumpur National Stadium(武吉加里爾國家室外體育館)


 会場は五万人(?報道によって違うのだけど?)を収容する大型スタジアム。半屋外というべきか、ドームのように高い天井がついているのだが、中心のアリーナ部分はぽっかりと開いていて採光できるようになっている。コンサート当日のお天気は夕方から雨・・・。スタンド席は問題ないが、アリーナ席は傘をさしながら開演を待たなければならなかった。手配が遅くてアリーナ席を手に入れられず、スタンド席に甘んじることになったまゆりとしては、胸の中でちょっとほくそえんでいたりして・・・。(アリーナの方、ごめんなさい。)
まゆりのチケット(雨にぬれて、しわしわ・・・)と会場見取り図↓。

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 開演時間ぎりぎりに自分の座席のブロックのエントランスに到着。もちろんこんなに時間ぴったり始まるはずはない。余裕でトイレなど済ませておこうとすると、会場からものすごい歓声がとどろいた。えええ?まさかこんな時間通りに始まるとは。慌てて用を済ませているうち、またしても歓声がとどろく。歌声も聞こえないのにこの観客の興奮ぶりは一体?!
実は、開演前、大型スクリーンに流されるコンサートの予告フィルムが数分おきに流されていたのだが、観客はこれを見るたびに、わあーーっというか、ぎゃーーっと反応を示していたというわけ・・・。香港の観客のようにスレていず(コンサ慣れしすぎというか)、素直なKLの人々の反応にちょっと感動(笑)。

 FEI1.JPG - 22,302BYTES観客は95パーセントが華人。会場の案内係もアナウンスもすべて広東語。驚いたことに英語さえなし。香港から「異国」へ旅行に来たつもりが、飛び石的に広東語世界が広がっていたのだ。予告フィルムにいちいち反応してしまう素朴さをのぞけば、コンサートマナー(?)は香港のそれとほぼ同じ。さあ、歌を聴きに来たぞ、という意気込みもあるにはあるが、どちらかというと友人や家族とイベントを楽しみに来ているといった雰囲気である。お弁当やお菓子をたくさん買い込んで、カップル以外は大抵5、6人以上の大人数でわいわいとやって来ている。でもこちらも香港同様、そして日本人と違い、お酒が入らない。いたって健全に盛り上がっているので好感がもてたりもする。

 さあ、いよいよ學友の登場だ!え?ちょっとまって!あのギラった衣装を着た人が學友?!?!タキシードで登場は95年にもやっているけど、あれは真っ白だった。今度はギンギラギン((c)マッチ)じゃーあないか!ちょっとふくよかになっているせいか、なんだか自信ありげに着こなしているように見えてしまう。そのお鬚を蓄えた口が「ほうら、おぢさんの魅力を見るがいい!ふふん!」と語っている。(注:これはまゆりの妄想であって、學友はそんなこと決して言ってません。念のため・・・。)するとなんだか魔法にかかったように、だんだんと、とってもイケているように感じてくるから不思議だ(笑)。この他、衣装は全体的にタキシードやスーツタイプのものが多かった。全部で5回くらい衣替えがあったように記憶するも、どこでどの衣装を来ていたのかという記憶がほぼ完全にふっとんでいるまゆり・・・。言い訳になるが、まゆりの席から見える舞台はこの(↓画像参照)ありさま。某人が「火事?」と、のたもーたくらい、ぼやぼや・・・。目の前にはスクリーンがあったものの、やはりなるべく肉眼で見ていたい。そんなわけで、學友のお姿は記録にも記憶にもあまりはっきりとは残っていないので、以下ネットで拾ってきた画像でお茶を濁すことにする。もしかしたらKLコンサのものではないかもしれず、さらに必ずしも「その場面」で着ていた衣装とも限らないので、あしからず・・・。


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 學友はのっけから「Touch Of Love」「I've Got It Made」「Corazon De Melao」と立て続けに飛ばす。すると、ビービー(笛)やら、ぷわ〜んっ(サッカーや野球の応援で使うラッパだ!そんなもん持ってくるなっ!)やら会場も負けじと飛ばしている(笑)。笑ってる場合じゃなく、もうこれらの声援以外の応援の音は騒音に近く、學友の歌っている声やこれに続いたMCもほとんど聞こえないくらい・・・(怒泣)。(ということで、MCは新聞記事をもとに改めてまとめます。手抜きともいう・・・。すみません。)うーん、よく言えば観客のパワーに圧倒されたといったところか。よくよく考えてみるに、これだけ大規模な學友コンサもなかなかない。このパワーを目の当たりにできたことを光栄に思うことにしよう(ヤケ笑)。正直、前半の音響はかなりマズかったように思う。スタジアムなので、音が割れたり、反響したりするのは仕方ないにしても、學友の声が聴こえないのはちょっとツラかった。なんとかしてくれやー、と思っているうちに、音響を調節したのか、風向きなのか、コンディションは徐々によくなってき(ほっ)。



KLXUEYOU.JPG - 14,061BYTES 「Speaks Without Words」「天氣這麼熱」と来て、MC。歌い終わったあとの、いつものいさぎよい「多謝っ!」が聞けて、なんだかそれだけで涙が・・・(アホや・・・)。そして、つづいて「如果這都不算愛」Let Me Go」にうつると、ギターによるイントロから歌いだしに入る手前で、ちょっとタメが入る。一瞬し〜んとなる会場、その一瞬のあと観客(含むまゆり)は、わあああと盛り上がる。で、絶妙なタイミングで「しゃ〜ん・ちぇ〜ん・い〜・てぃえ〜ん♪・・・」との歌声が雨にぬれそぼるKLスタジアム、いや全KL中にこだま・・・あああ、歌神さま!わたしが悪うございました!あなたを忘れて某周のサイトなんか(「なんか」呼ばわりか・・・)開いてしまいました!お許しください!・・・改めて心から歌神・學友にひれ伏した瞬間だった。

 そしてMC。「前回のツアーと同じく、今回もギター弾いちゃうんだから!」ということで「我真的傷心了」弾き語りバージョン。出だしだけで、観客すんごい盛り上がり。あまりの歓声に學友の声もギターの音もあんまり聞こえん!(喜泣)さらに(あまり合っていない)観客らの手拍子つき!笑泣)間奏では學友自ら口笛も披露!(酔泣)もう会場も興奮の渦!!!

 このあたりで、學友の声が95年レベルまでもどっていることを確認できた。このところ香港のチャリティーイベントなどの番組に出演するも、声ができっていなかったり不調気味だったのが本当に心配だった。ノドや鼻の調子が悪いとも報道されていた。まゆりが最後に本人の声を生で聴いたのは、2001年3月に香港大学に講演に来てくれた時だ。この時期の、のどや鼻の調子は最悪だったらしく、講演での話し方は滑らかだったが、やはりちょっと声がこもっているような気もした。ぶっちゃけた話、まゆり的な學友最高潮は95年コンサの時だと感じていた。やはり若さと体力(!)があって、声にも当然ツヤとハリがあり、歌唱力もバツグンに伸びた時代だ。もちろん、97年ミュージカル「雪狼湖」もすばらしかったし、99年コンサでも「また歌唱力がアップしている!」と驚かされたものだが、どうものどの消耗が激しいように思え、残念でならなかった。それが!!!!!今回は、期待を裏切らない歌唱力のさらなるアップに加えて、声のハリツヤも95年レベルにまでもどっているではないか!さすが歌の神さまっ!公にはあまり姿を見せなかったけれど、それはお子ちゃまにメロメロしていただけじゃないのね!ちゃんとこの日に備えてコンディションを整えていたのね!學友っ!(と抱き合う。もちろん妄想の中で。)

KLXUEYOU3.JPG - 3,765BYTES ここからはギターが主役のナンバー「樓上来的聲音」「有病呻吟」と學友もギターをちょっとつまびきながら披露。

 
さあお次はダンス・パートへ突入だ「捉迷藏」くねくね、くいくいっとしたアラブっぽいダンスだ!ひええ、學友、ダンサーのおねえちゃんと一緒に腰振ってるよ〜!実はまゆりの席からはどんな踊りが展開されているのか見えにくかったが(笑泣)おねえちゃんとなにやら魅惑的に絡みながらのダンスはとってもアダルトな雰囲気(笑)。「這個冬天不太冷」これを再び見れるとは感涙。あー、でも個人的にはあの「かけっこ」みたいな95年時のダンスのほうが愛着があったりするかも。



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 MC。お子ちゃまのスタッフ(なんの楽器を担当していたのか不明)に挨拶させたり、いろいろ・・・(すみません、記憶飛んでます・・・)。その後「心如刀割」「[女也]来聴我的演唱會」「二分之一的幸福」。このあたりから、声の調子はますます好調!のびる高音、きまる低音!(なにかのキャッチフレーズのようだ・・・)観客も聞きほれてか、はたまた疲れてか(笑)、手拍子やビービーはやや(やや)控えめになってくる。

 ジャズ風な「頭髪亂了」のイントロにあわせてミュージシャン紹介、そして「頭髪亂了」。學友も楽しそうに、踊る、踊る、踊る。イスを使ってセキシーに腰を振る學友はオトナな魅力(なんだかこればっか・・・表現力枯渇ぎみ・・・)に溢れている。99年ライブのときのような、曲に合わせて心のままに身体を動かしている(=腰を振っている←やはりこればっかかい)のではなく、振り付けに従いつつも適度に乱れ踊る(えー、決して雨で足が滑ったとか、ちょっとぎこちないとかそういうことじゃないです。ないですってば!・・・たぶん・・・)さまはもう最高っ!


XUEYOUKLDANCE2.JPG - 38,376BYTES「餓狼傳説」は、すごい!ここではもう全開バリバリ(死語)に飛ばす學友!きっと學友自身がこの曲のことをすごく好きなんだろうと思う。完全にキレていたように見受けられる。間奏のシャウトなんかもはじけていて、コンサ選曲の段階でこういうロックも絶対にやりたいってダダこねたんじゃないのか、と勝手に想像してしまう。全体的にKLの観客にはどちらかというとバラードのほうが反応がよかったが、この曲の時の会場のノリは上々だった。きっと眼前ではじけ踊る猿の魔法にかかったのだろう(笑)。



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 「我等到花兒也謝了」もうイントロで大興奮。どうもKLの人々のお気に入りとみた。バイオリン(?)はマレーシアのミュージシャンによるものらしく、たいへんウケがよかった。もちろん、美しい響きだった。「ちーぶーちーだーお♪」のサビでは大合唱状態。となりのカップルの兄ちゃんの声もまたさらにでかくなるし、ビービーは鳴るし(この曲でならすかな・・・しかし)、大盛り上がり(もうヤケクソ)。「深海」あ〜この名曲を長らく忘れていました。ごめんなさい、歌神さま。「想和[女尓]去吹吹風」あ〜これもっ!歌い上げ系ナンバーワン・ソングではないか!この歌い上げ系三連発の選曲は絶妙、と感心する。しっとり、ねっとり情緒的に・・・な「我等到花兒也謝了」から、やさしく、広がりをもつ高音へ・・・が勝負な「深海」、そして、おのれの全生命をこの歌に託すぜ!そこまでいかないか?)とばかりにやさしくも強く語りかける「吹吹風」!そしてとりあえずの最後に2002バージョンで「吻別」ロック・バージョンですね。やはり猿の呪い、じゃなくて魔法は強烈で、「吻別」はやはりバラードでしょ〜と思いつつも、「ぼくときみはキスしてわかれたのさっ、イエーイ♪(日本語訳)」となんだか一緒に歌い狂ってしまいたくなってしまうのだった。


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 アンコールの呼び声のあと、すぐにも登場して「李香蘭」イントロでは、観客の掛け声がすごかった。特に男の子の!もう泣いてるんじゃないかというくらいの叫びというか。しかしビービーはやめてね、この曲の最中で、と思っていたら、歌いだしはまだまだ學友、學友、ビービーとやかましかったが、気がつくと雨のKLに響き渡るは學友の美声だけ。あ〜、みんな猿ちゃんの魔法にかかってしまいましたね(にやり)。なんて余裕は当時のまゆりにもなく、思い出してみると・・・というだけ。もちろんまゆりも魔法にかかっていたから、その場で立ち(座り)つくし。余談だが、スタジアムということもあって、観客は基本的に立ち上がって応援することはなかった。もちろんアリーナは別で、終始総立ち状態であった。

 「毎天愛イ尓多一些」「偸濶チ油站」この2曲はジャズ版。どっちも普通のほうのバージョンは愛しているけど、ジャスバージョンはちょっと・・・、と常々感じていた。が、これもなかなかいけるでないの、と思わせる猿ちゃんの魔力は本当にすごい。

 つづく「一千個傷心的理由」サビはみんなで合唱バージョン「祇想一生跟イ尓走」學友再発見のあいつぐこのコンサ。この曲よりも同時期に流行った「等イ尓等到我心痛」のほうがお気に入りだったのだが、中華演歌とポップスの中間くらいに位置するこれらの曲の中では、ねっとりさと軽やかさがちょうどうまくバランスが取れていて、學友の実力が生かされやすいのは「祇想」のほうかもしれないと思った。というより、やはりまた歌唱力がアップした猿ちゃん(いつの間にか猿呼ばわり)だからこそ、改めて聞きほれたのかもしれない。



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←ついでにまゆりの席から見えたスクリーン二つ。残念ながらぼやぼや・・・。

 そして「ぼくの奥さんに送ります」(またノロケ〜)といって、「イ尓的名字我的姓氏」いいよなあ、メイメイ〜(心から)。これも大合唱だ!この曲の大合唱は本当に心地いい!

 最後の曲「一生一火花」。またしても猿の魔法がその威力をぞんぶんに発揮。歌い上げを神妙に聞き入る観客(含むわたし)。サビでは、おお!ぱんぱんっと花火が。ここでわれにかえる!學友とも(ひとまず)これでお別れかぁ!遅いよ、気がつくの。)さらにふと気がついたこと。そうか、お衣装やダンスがハデなわりに、ゴテゴテしたゴージャス系ステージという感じがそれほどしないのはなぜ?と思っていたが、舞台装置自体はバンドがいて、學友がいて、と基本的にそれだけのいたってシンプルなものであることに、ここに来て、というかラストのラストでやっとわかった(あー、マヌケすぎや)。

 

XUEYOUKLSTAGE.JPG - 17,594BYTES と、ここまで来てこのレポのタイトル「歌神と雨神の攻防」とは?と疑問に思われた方もいるだろう。実はレポのタイトルと内容はあまり関係ありません(おい)。スタンド席は雨の影響をまったく受けずに済み、かつ、ステージも遠くて見えにくく、アリーナの傘が開いたり閉じたりするのに気がつかなければ、雨が降っているかはまったく気にならない状態だった。でも、ステージ・パフォーマンスは雨の影響をたぶんに受けていたようなので、そのあたりは新聞記事の訳(準備中)を見てください


←雨にぬれるステージとアリーナ、余裕のスタンド。


 コンサは8時半ごろはじまり、11時半ごろ終了したように記憶する。アリーナの熱心なファンはステージに駆け寄っていたがスタンド席はいたって冷静。あっという間に撤退。このあたりは香港と同様。

 

XUEYOUKLBAOZHI.JPG - 60,275BYTES エントランスから友人Mくんの車の泊めてある駐車場までかなりの距離があった。雨はほぼ止んでいたものの、すごい人並みの中を掻き分けるように進むのはかなりかったるいと感じていた。しかもあと少しで待ち合わせ場所というとことで、警備員にさえぎられる。勘弁してください、おなかも減ってるし〜、友達も待ってるし〜、と本当は通ってはいけない場所を横切り、なんとなく後ろを振り返ったその瞬間!


!!あっっ、學友だ!!


そう、學友を乗せた車がゆっくりとまゆりの前を通過したのだ!窓を全開にしてこちらに手を振ってくれている!カメラを構えることも忘れ、つい手を振り返したりするまゆり(笑)。髪の毛をちょっとしぶい金色に染めて、少々お鬚をたくわえ、首にタオルを巻いているお姿は、ああっいい感じのオヤヂっぷり!後日新聞に(→見えにくいけど画像参照。中国報、3月27日)ノースリーブを着て、首にタオルを巻いたお姿で打ち上げパーティーに出席している様子が載っていた。目撃時は上半身ハダカだったように思えるが、どうやらこれもまゆりの妄想だったようだ(爆)。

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