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古文を読んでみよう
平安時代の文学は空気が読めないと読めない
係り助詞に「ぞ」「なむ」「や」「か」「こそ」があると教わったと思います。
このうち「や」「か」は疑問・反語ですが、それ以外は「強意」でしたね。「こそ」は、自分の感動や驚きを中心とする副助詞で、現代語にも生き残っていますが、「なむ」と「ぞ」の違いは何でしょう。
「なむ」は平安時代に多用されたと言います。そして、「ぞ」は鎌倉以降好まれたと言います。
「なむ」は、話ながら相手に同意を求めるような副助詞であり、平安貴族たちは、随時相手と共感を得ながら話を進めることを好みました。
それに対して、「ぞ」という語は力強く、相手に一方的に宣言するような場面で使われたようです。したがって、武家政権に変わって、力強さを重んじた社会風潮から「ぞ」が多用されたのでしょう。
そう考えると平安文学は、相手との共感を得ながら読み進める傾向があり、「空気が読める人」でないと、読みこなせないのです。
なかなか面白いではないですか(^_^)
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