会報


1998年 1月号

市民医療監視講座について
おすすめBOOK-まんが医療過誤『するな!泣き寝入り』



List
・メディオ紹介記事(日本消費者新聞より転載)
・設立記念シンポジウム特集「薬害を無くすため、医療に確かな証拠を」 (JIP 浜六郎)
・患者主導のインフォームドコンセント「手術理解書」のすすめ
・1月25日、横浜例会のお知らせ  
・厚生省御意見募集
・手記「娘のための裁判」
・裁判情報
・編集部より
・事務局より




メディオニューズ 1998年 1月 市民医療監視講座について


広報部スタッフ: 伊藤隼也

設立シンポジウムもなんとか無事に終え、新しい年を迎え、ほっと一息の今日この頃です。 しかしメディオの本格的な活動はやっと始まったばかりというのが現状です。

まずは広報部から、当日多数お集まりいただいたマスコミ関係者の皆さんにお礼申し上げます。 当日のTVニュースや、翌日の新聞紙面など多くの好意的な報道を、本当に有り難うございました。

今後もメディオはたくさんの市民の力を結束して、更に医療をより良くしていくという大きな目的のために、ひとりひとりに呼びかけていく事を望んで止みません。 今後も宜しくお願いいたします。

今後の活動について、12月21日のスタッフ会において決定した市民・医療監視講座について報告致します。

メディオの活動目的の中に、医療事故や行政を監視するというものがあります。 これらについて今後どういう方法で医療を評価をしていくかという問題に対し、具体案として、「市民の手による医療監視」を進めて行くという事に成りました。

過去を振り返ると、実に多くの監視機関が、官の手により、多くの費用や時間を掛けて作られてきました。 しかし、「安田病院問題」を例に取れば分かるように、「まともに機能していない」というのが現実です。

それもそのハズ、親方日の丸、業界に対する天下りなど、癒着構造そのもので、どれをとっても正常に機能するような環境が最初から存在しないように思えます。 また、医療に至っては、監視機関どころか診療に関するトラブルの窓口すら存在しません。 こんな国は世界の先進国の中でも、日本だけです!

これが私たちの今受けている医療の現状です。 こんな悲劇から抜け出すには、私たち市民が自らの手で正しい情報を入手し、きちんとした眼で、たしかな医療機関や医師を選択する以外に、他の方法は見あたりません。 お任せ医療から参加する医療への第一歩ではないでしょうか。

この度メディオとしては一人一人の市民が正しい選択眼を得るため。 また多くの市民が確かな情報の供給源となれるようにと、日々現場で苦労をしている医療関係者の協力の下に、市民・医療監視講座を連続して開催する事になりました。 今回の横浜例会が第一回目になります。 全講座終了後には、受講修了証などの発行も考えています。 まだ記憶に新しいエイズ事件を始め、かつてたくさんの薬害事件や、多くの医療問題をこの国は経験してきましたが、どれも記憶の彼方に忘れ去られようとし、本当に国民の安全と利益が考えられた日があるとは思えません。 そろそろ市民が医療の主体者となる日をメディオと一緒に真剣に考え始めませんか。

新たなる悲劇を生まないために、また新しく生まれる多くの小さな命のためにも・・・・

皆さん是非ご参加下さい。


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