年度別index
 
医療事故市民オンブズマン メディオ 設立記念シンポジウム

 

『患者(市民)のための医療制度確立や医療事故被害者への支援』をめざして

1997年10月1日、東京を中心に、関東地方の医療事故被害者など約100名が賛同し、「医療事故市民オンブズマン(メディオ)」を設立致しました。

薬害エイズを代表とする医療事故報道、診療報酬の患者負担額の増大、脳死移植法案の施法など、医療を取り巻く環境はますます厳しいものとなっていきそうです。 しかし私たち市民には、医療に関しても納得のいく情報開示を受けられず、欧米先進国において当たり前のカルテ開示さえされていません。

たとえ患者が医療事故の被害に遭い、事実の解明や被害救済を求めても、相談にのってくれる公的機関すら存在しません。 ただ困難な裁判という方法に訴えるという以外何もできないというのが現状です。 しかしきちんとした情報開示や医療事故を検証するシステムが確立すれば、患者のための医療や医療事故再発防止といった観点からも学ぶものは多いはずです。

本会はこうした問題の改善に向けて、患者としての市民にとどまらず、医療をよくしたいと願う医療関係者、医療事故被害者の救済を支援する弁護士、などの協力を得てまさに市民からの声をエネルギーにしてスタート致しました。

医療事故の監視による医療の質の向上、医療情報開示/公開の推進といった医療のレベルアップにつながる活動のほか、実際に医療事故にあわれた被害者を救済すべく、スタッフ、医療関係者、弁護士の支援により具体的に解決していく活動を目標とし展開していく所存です。

本会の設立にあたり、日頃から医療を取り巻く諸問題の解決に向けて努力しておられる多数の著名な方々を講師に迎えて、「メディオ設立記念シンポジウム」を開催する運びとなりました。

ご多忙のところ誠に恐縮ですが、ご出席を心よりお待ちしています。

医療事故市民オンブズマン メディオ 設立記念シンポジウム プログラム
テーマ 市民の手による医療監視
ずさんな医療に泣いていませんか?
医療事故と情報開示のこれから
日時 1997年11月29日(土) 9:30〜17:00
場所 東京・神宮前 「ウィメンズプラザ」 (青山通り オーバルビル裏)
〒150 東京都渋谷区神宮前 5-53-67 03-5467-1711 (代) 周辺地図
交通のご案内
JR山手線・東急東横線・京王井の頭線: 「渋谷」駅から徒歩12分
営団地下鉄銀座線・半蔵門線・千代田線: 「表参道」(B2出口)から徒歩7分
都バス(茶81系統・渋88系統): 「渋谷」駅からバス4分、「青山学院前」バス停から徒歩2分
参加費 会員: 1,000円、一般: 1,500円 (定員 200名)
主催 医療事故市民オンブズマン メディオ
〒163-12 新宿区西新宿6-21-1 アイタウンレピア808
問合せ メディオ事務局 Tel./Fax.: (03)5323-5260
プログラム
9:30〜 開場
10:00〜 メディオ設立宣言
10:15〜 講演「医療の質を高める (24時間体制・出産の安全)」
長屋 憲 (国立医療・病院管理研究所/医療政策研究部/主任研究官/医師)

長屋憲氏は、周産期医療システム、救急医療システムの研究者。 日本の医療システムは24時間体制が非常に不備であり早急な整備が必要であると、妊産婦死亡や救急搬送の調査結果から提言。 厚生技官・日本産科婦人科学会認定医・医学博士。

11:45〜 講演「医療情報開示への取り組み」
枝野 幸男 (民主党政調会長・衆議院議員・弁護士)

枝野幸男氏は、1993年衆議院議員初当選、1996年衆議院議員再選。 衆議院厚生委員、行政改革に関する調査特別委員会理事を経、現在、衆議院法務委員、民主党 幹事・政策調査会長。 主な著書に「オウム事件は終わらない・カルト宗教と日本社会」(共著)など。 ホームページあり

12:15〜 昼休み
13:15〜 講演「薬害はなぜなくならないか」
浜 六郎 (医薬ビジランスセンター代表・医師)

浜六郎氏は、大阪府衛生部、阪南中央病院内科医長を経て、今年4月に同センターを設立。 「正しい治療と薬の情報(TIP)」誌の副編集長。 主な著書に「薬害はなぜなくならないか」など。

14:45〜 講演「臓器移植法と医療情報開示」
金田 誠一 (民主党厚生部会長・衆議院議員)

金田誠一氏は、1993年衆議院議員初当選、新党さきがけを経て鳩山由起夫・菅直人両氏らとともに民主党結成に参加。 1996年衆議院議員再選。 1997年「脳死」を人の死としない臓器移植法案(金田案)を提出。 現在、衆議院厚生委員会理事・沖北特別委員、民主党 政策調査会副会長・コミュニケーション総局長代理。 ホームページあり

15:05〜 休憩
15:20〜 パネルディスカッション 「情報開示と良い医療」

パネリスト:

  • 長屋 憲 (医師・国立医療病院管理研究所医療政策研究部主任研究官)
  • 浜 六郎 (医師・医薬ビジランスセンター代表)
  • 金田 誠一 (衆議院議員・民主党厚生部会長)
  • 森谷 和馬 (弁護士・医療事故研究会)
  • 藤田 康幸 (弁護士・医療問題弁護団)
  • 伊藤 隼也 (フォトジャ−ナリスト・メディオスタッフ)
司会: 阿部 康一 (メディオスタッフ)
16:45〜 閉会あいさつ

 

インデックスへ上へ