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一. 患者の権利とは何か
1 医療における人間の尊厳実現のための諸要求 (生命権・健康権・人格権)
- 個人として尊重される権利 (プライバシー権)
- 最善かつ平等な医療をうける権利
- 知る権利と自己決定権
- 被拘禁者としての権利
- 医療被害の救済を求める権利
2. 医療改革に向けた患者の権利運動
- 難病患者の政府・自治体に対する医療要求運動
- 医療被害者の告発・救済運動
- 医療消費者運動
二. 医療事故
1. 医療事故被害は
- 最善の医療をうける権利の侵害としてうける生命・健康被害
- その背景としてのプライバシー権、知る権利、自己決定権の軽視
- 実情としての被害救済を求める権利の未確立
2. 医療事故訴訟の歴史
- 医師優遇期: 初歩的ミスのみ有責
- 患者優遇期: 厳しい注意義務を設定
- 医療理解期: 医師免責論の拡大
- 患者の権利台頭期: インフォームド・コンセントの承認、医師免責論の見直し傾向
3. 医療事故の背景
- 医療の高度化に伴う危険の増大
- 医療現場の多忙化と労働環境の悪化
- 危険管理、卒後研修の不備
- 患者の権利の視座の欠如
4. 医療被害の救済・防止のための運動の担い手
- 個別被害の告発運動
- 患者側弁護士の組織化
- 医療事故被害者の集団的運動
- 医療者の取組
三. 医療事故対策 (公共政策)
のあり方
1. 被害実態調査と事故報告制度
- 事故はどのくらいあるのか
- 予防、救済政策へのフィードバック
2. 被害救済制度の確立
- 苦情解決システムの創設
- 損失補償制度の拡充
- 裁判制度の意義と改善
3. 被害防止システム
- 防止システムの研究
- 患者の権利法の制定と各種医療関係法規の見直し
- 医療関係者の教育・研修 (卒前、卒後)
四. 運動のターゲット
- 厚生省、国会、自治体
- 医療関係者 - 経営者と医療労働者、教育・研究機関、医師とその他の医療関係者
- 医療産業 - 製薬、ME
- 司法 - 裁判所、弁護士、捜査当局
- 保険 - 損害保険会社、健康保険組合
- 消費者・市民
以上
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