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| 目 次 |
| この章では初心者・中級者のミスショットを考えます。 ゴルフは止まっているボールを打つのですから,高速で変化する野球のボールを打つのに比べれば断然易しい筈です。 ゴルフスイングを難しくするのはゴルフクラブのヘッドに方向性を有するフェースが存在するからです。 Jack Nicklausは云っています。「理解すれば,ゴルフは思ったより易しいスポーツである。多くのゴルファーの問題は,基本に耐え続けられないことである!」 ゴルフスイング「超」習得革命が提案する基本は,下記3項目の概念とスイングへの適用です。
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物体を回転するには左表の3つの力が必要です。どの1つが欠けても安定した回転運動は実現されません。 第1は回転中心を固定する力です。扇風機の羽根は何気なく回転しているように見えますが,土台を重くして回転中心を固定しています。 第2は物体を中心に引き付ける力,即ち回転中心に向かう求心力です。物体は直線的に移動する性質を持っています。(第1法則) 求心力を加えないと,物体は真っ直ぐ飛び去ってしまいます。飛び去る力が遠心力です。 つまり,遠心力に見合う求心力を加えた時,物体は回転を続けます。 第3は物体を回転加速する回転力(学術用語でトルク)です。 |
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第1の回転中心を固定することは意外に難しいものです。 図5.1に要点を図解しました。 スイングらしくなるのは下記動作を意識できるようになってからです。
参考までに:練習熱心なゴルファーは図5.1の右足の緑の丸●の個所(親指の裏)に”マメ”が出来ます!ここが体重移動のタイミングをとる支点と考えられます! |
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クラブを振ろうとすると,グリップにシャフトの軸の延長する方向にFなる力を加えがちです。力Fは回転中心Oを移動しようとするする成分を含んでいます。 この時,前記3つの力がバランス良く作用します! ヘッドにも求心力が働きます。これがコックです。 脚注:物体を回転加速するには力Fを加えるのでなく,回転中心OにトルクG≡L×Fという物理量を加えます。Gをトルクと呼びます。このホームページの中で「回転力」という言葉を使っていますが,学術的には「トルク」,又は「力のモーメント」が正しい言葉です。 この脚注を意識的に設けたのは大事な意味があります。 回転動作であるゴルフスイングは”力”ではなく,”トルク”でスイングする意識を持つとことをお勧めします!
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| ボールを飛球線方向に飛ばすには,クラブフェースを飛球線に垂直に通過させることが必要です。これを高い確率で実行するにはテークバックでクラブフェースを傾けないことです。 不幸にも,人間の手や腕は遺伝的にクラブフェースを開き易い構造に出来ています。 すべての動物は脳と筋肉が学習した動作のみを実行し,学習していない動作は実行出来ません。 最初にクラブフェースの傾きが少ないテークバック動作の訓練(脳と筋肉の)しておくと,その後の高いレベルのスイング学習が極めて効率良く実行されます。 脚注:クラブフェースが傾くプロは沢山にいますが,そのプロのスイングは少なくともインパクトゾーンではクラブフェースの傾きのない高度なスイングになっている点をお見逃しなく。 運動の筋肉システムがプロとアマでは全く違うことを認識することが必要です。 多くのスポーツの中で,ゴルフほどプロとアマの差があるスポーツはなと言われています!
後者はゴルフスイング『超』習得革命が提案するもので,地球上の重力によるタテと水平の次元空間に生活する人間に適合した”タテと水平の回転の合成”という単純な動作で実行され,人間はこの動作を記憶します!
そこでゴルフスイング『超』習得革命の提案です。2つの意識を1つにまとめると
これはテニスと同じです。ゴルフではボールが止まっていますからテニスより易しい筈です。にもかかわらずゴルフが大変難しいスポーツになってしまうのは,クラブフェースをコントロールする意識を軽視するからです。 テニスはスイングの”形”から学習します。ゴルフもそうあるべきです! 「フェースの傾きがないスイング」の基本を身に付けると第3段階:アプローチ,バンカー,斜面,飛距離アップの技術は練習に比例して上達します! |
| アドレスでできるアームとクラブが作る三角形の面の角運動量でボールを打つ!と理解すると,ゴルフのミスショットの原因はクラブフェースの傾きのコントロール問題に至ります。 下図 5.2はダウンスイングの側面図です。 アームとゴルフクラブが作る三角形の面がクラブフェースです。
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ミスショットと動作の関係はやや大雑把ですが表5.3如くなります。
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運度量の保存則
クラブと体各部の複合体の回転運動であるゴルフのダウンスイングも角運動量の保存則に支配されます。
突然「運動量」,「角運動量」なる言葉が出てきました。こちらをご覧下さい。 |
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左図はクラブフェースに傾きのあるダウンスイングのワンカットです。 インパクトでクラブフェースの傾きをゼロにするには,時々刻々の回転力(トルク)の力成分Fの方向は精密にコントロールされねばなりません。方向が不適切である時,
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| 100前後でラウンドするゴルファーの典型的スイングは,本人の意思と関係なくインパクトで左サイドが伸びきってしまことです。 先輩に”インパクトで腰をおとして!”と注意されますが,本人にはどうしても矯正できません。これも角運動量の保存則が原因です。
角運動量の保存則が作用し,インパクトでヘッドはボールの上を通過します。 この状態に”左脇を閉める動作”を加えると,ヘッドはボールに当たりますが,左脇を上に突き上げる力が発生し,左サイドが伸びるスイングになってしまいます。 |
| ミスショットと動作(表5.3)にあるように,一般にダフリはダウンスイングにおける水平回転と左腕のロールの不足が原因です。いわゆる振り遅れです。 クラブフェースの傾くスイングの構造(図 5.2)をご覧下さい。 下段の”クラブフェースが傾く”スイングはいかにも振り遅れを起こし易い形をしています。実際にはクラブフェースの傾くスイングのダフリの原因はは表5.3に示すほど単純ではありません。 一方,上段の「フェースの傾かないスイング」では,振り遅れが発生し難い形をしています! ダフりは”水平回転の不足”が原因です。 |
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