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銘木の話
O−157のせいでしょうか、保健所の検査が厳しいらしく、どこのお店の厨房からも木製のまな板が消えています。みんな白いアクリルのものです。中華料理屋さんでも丸くて大きなアクリルのまな板を使っているのを見たことがあります。アクリルの方が衛生的だとか言ってますが、どうなんでしょうね?
まな板というのは包丁を使うための作業台ですから、そこで作った料理を食べてるってことは、包丁で切ったまな板をちょっとずつだけれど、必ず食べてるんですよね。確かに手入れは木製のまな板に比べて簡単ですが、刃物のためにはアクリルは硬すぎて、包丁の傷みが早いと思います。
まな板になる材木には次のようなものがあります。桧、朴(ホオ)、銀杏、椹(サワラ)、桂(カツラ)等々。以前、TVで京都のまな板専門店の方が、ネコヤナギが最高だとおっしゃってましたが、多分これはそこらでよく見かける、あのネコヤナギとは別の木じゃないかと思います。総じて言えることは、あまり硬くないことと、匂いの少ない木であることでしょうか。もちろん狂いが少ないことや、匂い移りの少ないことも大事な要素です。
同様にお箸や爪楊枝からもごくごく微量ながら「木」を摂取していると思われます。安い外国産材の割り箸ってよく変なにおいがしますよね。あんなのを口にすると、正直なところ、大丈夫かな?って思ったりします。その点、やっぱり吉野なんかで作ってる杉の割り箸はいいですね。見た目にも美しくて。お箸が良いと、それだけで料理もおいしく感じられます。
ウイスキーの樽とか、醤油の樽とかも木で出来ていますね。ウイスキーのは楢の柾目。醤油や酒の樽は杉の板目だそうです。なぜ違うのか(板目と柾目)誰かご存じないですか?知ってる方、是非教えてください。
こうして考えてみると、私たちは結構木を食べてますよね(笑)
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第7回 木を食べる? 2002/09/04 |