【メノナイト】とは?
“メノナイト”とは何だろう?

 キリスト教といえば、カトリックとプロテスタントがあることは学校で習ったけど...

 街を歩くといろいろな宗派のキリスト教会を目にすることがあると思います。
 「メノナイト派」はプロテスタントの一派、アナバプテスト派とよばれるものの一つです。
■平和をつくりだす教会■

 メノナイト教会の最大の特徴のひとつは、キリストの生き方にならって、愛によって平和をつくりだそうとすることです。いかなる暴力や戦争も否定します。そのためには、迫害や殉教も辞さなかったのが、メノナイトの先駆者たちでした。それはキリストが、十字架の死に至るまで神に全く服従して愛の生涯を送られ、そのことによって、神との和解と平和をもたらして下さったからです。
 米国では、メノナイト教会のクリスチャンは、第二次大戦中から良心的兵役拒否者として認められ、軍隊に入るかわりに特別の奉仕活動に従事するようにされています。
■メノナイトとは■

 メノナイト教会は、16世紀のアナバプテスト(再洗礼派)にその源があります。宗教改革者ツヴィングリの弟子たちが始めた成人洗礼の運動で、のちにオランダのメノ・シモンズ(1496〜1561)に導かれました。メノナイトは「メノの仲間たち」という意味です。
 ヨーロッパで生まれたこのメノナイト教会は、迫害されたために、信仰の自由を求めて、ソ連・力ナダ・北米・南米へと移住し、その地で成長しました。北海道には、1951年、最初の宣教師が伝道の第一歩をしるしました。
■奉仕する教会■

 キリストに従う弟子としての道は、愛と平和をもたらす生き方です。戦争に反対し、戦争のあるところには必ず必要となる難民救済や医療・教育などの奉仕をし、災害救援など、国の内外を問わず必要に応じて、人的・物的援助の自発的活動を行なっています。
■キリストにある共同体としての教会■

 当時の伝統的な考え方に反して、宗教と政治とは分離されるべきものであると信じるメノナイト教会は、神の導きによって呼び集められ、キリストを主と信じる者の群れです。信仰をひとつにする兄弟姉妹が、神を礼拝し、聖書の教えに従い、祈り合い、助け合ってキリストの愛を証します。
 民族や人種の差別はありません。信仰による神の民の共同体を目指しています。
■聖書を重んじる教会■

 メノナイトの人々は、聖書こそ唯一の権威ある神の言葉であることを信じ、聖書を深く読み、そこから神のメッセージをくみ取り、日々の生活に神の御旨を実践しようと努めてきました。文字通り、キリストの御跡を歩もうとしたのです。
日本メノナイトキリスト教会協議会刊 教会案内リーフレット より