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宮


【Introduction】
2006年1月〜MBCで放送された全24話の韓国ドラマ。
同名コミックが原作で、韓国に皇室が存在していたらという仮定の現代ドラマです。
韓国でも視聴率がよかったそうで、放送話数も延長され、韓国ドラマには珍しく パート2の制作も決まったようです。
現代にはいない“プリンス”が主人公というのがいかにも少女漫画チックで、 現代ドラマなのに皇室を扱っているために衣装などは時代劇っぽいところも あって、いろんな面で楽しめています(^-^)


【第6話まで】
***
明るさと元気が取柄の芸術高校に通う平凡な女子高生チェ ギョン(ユン・ウネ扮)は、祖父と韓国先代皇帝の間で交わされた約束 により、皇室に嫁ぐハメに!
王位を引き継ぐ、大韓民国の皇太子である夫のシン (チュ・ジフン扮)とは性格も合わず甘い新婚生活とはほど遠い。

しかし、厳格な規律とプライバシーの無い宮廷で育ったシンの孤独な内面に気づき、 いつしか理解し惹かれあっていくチェギョン。
そんな中、慣れない宮廷生活やシンのかつての恋人でありバレリーナを目指す ヒョリン(ソン・ジヒョ扮)の存在に悩む チェギョンを優しく支えるのは、シンの従兄弟であり王位継承第2位 のユル(ジョンフン扮)だった。

チェギョンのけなげさに心を開きつつあったシンにとって、ユルの接近はやがて 王位をめぐっての対立へと発展してしまう。
(「宮」テレビ東京公式サイトより)
***

主演陣も初めて見る人たちばかりだし、高校生が主役ということでイマドキらしい 雰囲気があって新鮮です。
皇太子がアイドル並みに人気があるというのが、 実際の皇室を擁する私たち日本人から見れば「ありえない」とか思ってしまうんですが、 英国王室が華やかなところを見ると、日本が地味すぎるんでしょうか(^^;)
シン役のチュ・ ジフンはこの、クールで孤独な皇太子役で人気を得たようですが、 今はチェギョンに対して冷たいシンが、どんな“熱い”男になっていくのか 楽しみです(*^^*)

クールなシンの対称位置にいるのが王位継承第2位のユル
こちらはこちらでフワフワな茶髪青年というのが、いくら王位継承から外れた 立場にいるとはいえ、皇族の一員なのに軽い感じもします(^^;)
しかも、もともとは早世したユルの父親が皇太子だったので、父親が生きて 皇帝になっていれば、ユルこそが本来は皇太子だったはずなのです。
性格もシンとは対称的で、温和で優しくチェギョンにも親切なのです(*^^*)

ユル自身は王位継承に執着しているようには見えませんが、母親はそう思って いないし、護衛車で通学するシンを見て「僕の場所なのに…」とつぶやく あたり、後の王位継承(とチェギョン)を巡っての対立が楽しみです。

チェギョンは、校内でシンが恋人のヒョリンに プロポーズしているのを見ちゃったし、冷たい性格のシンと結婚するのをためらいますが、 結局は財政難の家のために皇室に嫁ぐことを決意します。
愛あって結婚したわけではないし、未成年ということで部屋も別々なチェギョンと シンですが、今後の展開を楽しみにしたいと思います(^-^)
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【第10話まで】
7話で、ホームシックになったチェギョンの 里帰りに同行するシン
世話係も帰らせて、束の間の自由な庶民の生活を体験するんですが、 高校生らしいシン君の姿は新鮮でした(*^^*)
部屋数が少ないだろうということで、チェギョンの部屋で一緒の ベッドに入るチェギョンとシン。
ドキドキして眠れず、襲っちゃいそ〜と心配していたわりには、 ヨダレたらして爆睡するチェギョンがかわいいです(^^)

チェギョンの家族とゲームしたり、卵入りラーメンをおねだりしたり、 そんなシン君の姿を見て、チェギョンは思わずシン君に抱きついちゃいます。
後にシン君が語るところによると、シン君も「男盛り」 なお年頃なので(笑)、「どんな女でも後ろにくっつかれると、 体中がポカポカして夜も眠れない」んだそうです(*^。^*)
コン内官のいぬ間にスキンシップをとろうとするシン君とチェギョン がかわいかったです(^^)

体の弱い皇帝の代わりにタイを訪問することになったシン。
皇太子妃であるチェギョンも同伴すべきですが、タイ訪問の間に イギリス王室のウィリアム王子(!)が来韓するので、その 接待の役目を、皇位継承第2位であるユルとその母親の恵政官に 渡さないために、チェギョンを残していくことにしたのでした。

チェギョンは、一緒にタイに連れて行ってもらえないのは、 シンとユルが共に落馬したときに、 ユルに駆け寄って行ってしまったことをシンが怒っているのだと思ってしまいます。
シンも不機嫌な感じでタイに行ってしまったのでした。

9話。
タイのロケと、ウィリアム王子の登場はないだろ〜と思って いたんですが、どっちもちゃんとありました(笑)
タイは私は個人的に去年旅行に行った土地なので、懐かしんで 楽しめました。
「サワッディカー(こんにちは)」「コープクンカー(ありがとう)」 なんていう挨拶が分かったのも嬉しい(^^)

世界のメディアに韓国皇太子の姿をお披露目する意味合いもある タイ公式訪問。
皇太子妃がいないのは寂しい限りですが、なんとシンの元カノである ヒョリンがひょっこり現れました。
タイ舞踊を見ながら「驚かすなよ」なんてメールするシン。
その後のスケジュールである記者会見まで時間があるので、シンは スパでアロマテラピーをするなんて言って、ホテルを抜け出しちゃい ました。

「私たちは本当に恋人同士だったの?」とヒョリンが問いただして くるので、シンはヒョリンときちんと別れるために、願いを聞いて 空港まで送るのでした。
バンコク市内をデートするシンとヒョリンが本当に楽しそうで、 チェギョンの前でも見せたことがない シン君の笑顔が、嬉しいやら悲しいやら複雑(^^;)
でもこの様子はパパラッチによってフォーカスされてるんですね〜。
いずれ波紋を呼ぶことは必至。

空港で、お礼のキスをするヒョリン。
シンは別れの儀式のつもりのようですが、果たしてヒョリンは―?
その後のシン君のバイクシーンはサービスショットのような気も しますが(笑)、記者会見での礼装姿と「気高い文化と、美しい花の国」 発言は素敵でした(*^^*)

さてその間、韓国内ではチェギョンもユル君との関係が親密になりました。
というか、ユル君はすっかりチェギョンが好きになったみたいで (いまいちユル君の本心は分かりにくいんですが)、「父が生きていれば、 君の夫は僕だったんだよ」とささやくのでした。

ウィリアム王子の接待もチェギョンがメインでこなしましたが、イギリスで 暮らしていたユル君は実はウィリアム王子とはチング(親友)以上の 仲で、「ヒョン(兄貴)だよ」と肩を抱き合うのでした。
ウィリアム王子も、ユルとチェギョンが仲良く団欒しているのを見て 微笑んでいたし、英国はユルの味方になるんでしょうか。
(ま、そこまで深い意味はないと思いますが ^^;)

ところで、皇帝は密か に恵政官に会ったりして、実は この二人は恵政官がユルの父・孝烈皇太子と結婚する前は恋人同士だったんですね〜。
ちなみに、「宮」の特集が載った雑誌を読んだんですが、この皇帝役の方、 「チャングム」でチャングムのお父さんを演じた方だそうで。
時代劇扮装のヒゲの有る無しって、だいぶ雰囲気を変えるようです(^^;)
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宮


以降の感想は、最終回を見終えて時間が経ってから書いたものです。
ご了承下さい。



【第24話(最終回)まで】
あいだの感想をまったく書いていないので、心に残ってるエピソードだけ。

13話「初夜は突然に!?」
大人たちの思惑で、初夜の儀式をすることになったシン 君チェギョンは、 一晩閉じ込められてしまいます。
床は冷たくしてあって、温かいのは布団だけ。そして当然布団は一つ(*^^*)
事前にチェギョンは全身エステを受けているし、シン君も謎の漢方薬を飲まされる 徹底ぶり。

ということで迎えた突然の初夜にうろたえる二人ですが、どちらかと いうと男の生理を抑えるのに必死のシン君がかわいくて(*^。^*)
二人の会話を取り違えたお付きの人たちは、「皇太子様の方が積極的な 模様です」と報告して、皇后様も一安心みたいな(笑)
実際はシン君からしたキスひとつだけで、後はシン君がチェギョン の横で「ムクゲの花が咲きました」と、ひたすら眠れぬ夜を過ごして 終わったのでした(^^)

18話「それぞれのバースデーパーティ」
ヒョリンの自殺未遂事件のあと、 ユル君主催のお誕生日パーティー。
シン君派の私としては、夫婦だからと同じ部屋に泊まって、あれや これやとトラブルのあるシン君とチェギョンを見てるのが楽しいんですが、 せっかくユル君の誕生日なのに、みんな自分勝手な行動ばかりで、ユル君が 常に一人ぼっちだったのが、ちょっと可哀想でした。

この辺になると、シン君もチェギョンのことをかなり好きになってるのに、 なんせ不器用なので、その想いがチェギョンに伝わらずにヤキモキ(>_<)

終盤は、ユル君がすっかりダークキャラになってしまって、チェギョンに 生放送インタビューで離婚の話を切り出せと追い立てるもんだから、シン君と チェギョンの仲も崩壊、皇室の権威を失墜させたとして、チェギョンの廃妃 まで問われる展開に。

そして、23話。
これで最終回といってもいいぐらいの、シン君とチェギョンのラブラブっぷりが 見れて大満足の回でした。
宮廷に放火した犯人と疑われたシン君に、
「離婚するなんて言わない。宮廷を出るとも言わない。ずっと傍にいる」
「愛してるのは皇太子じゃなくて、あなた」と自分の想いを伝えるチェギョン。
驚いたシン君もようやく「傍にいてほしい。行かないでくれ」と言えたのでした。
んで、“猫がじゃれあうような軽いキスじゃなくて”(←監督のダメ出し)、 濃厚〜なキスを交わすシン君とチェギョン(*^^*)

責任をとって、海外留学することになったチェギョンは、コン内官に頼んで シン君とお忍びで外に遊びに行きます。
庶民のデートを楽しむ二人。
そして、街中の雑踏の中でのキスシーン。
カメラ撮影の演出も、街中でのゲリラ撮影も、自然な感じでよいシーンでした(^^)

24話最終回「宇宙征服の日まで!」
親の代から続く悪縁を断ち切るために、ユル君が記者会見を開いて、すべては 自分に責任があるのだと告白するのでした。
さすがのユル君母ファヨンも、すべてをユル君に賭けて捧げてきたけど、 こう出られてはすべてはおしまい、死を選ぶんですが、命は助かって車椅子生活に なるんですね。
宮廷を去るユル君とファヨンの姿が儚くて、一度も報われなかったユル君が せつないラストでした。

そして、自分の息子シンよりも、昔の恋人の息子ユルを信頼していた皇帝は、 退位を決意するのでした。

で、マカオに留学したチェギョン。
どこにいっても自分の世界を作り上げてしまうのがチェギョンのすごいところで、 お付きの女官を現代っ娘に変身させて、仲良くやってます。
そこへ、やってきたシン君。
なんと! 皇位はお姉さんのヘミョン姫に譲ったんですねえ。
シン君の立場がどんななのかはいまいち分かりませんでした(^^;)

シン君は、大人たちの意思ではなくて、自分の意思でもう一度結婚したいと チェギョンにプロポーズ。
太皇太后様に見守られて、教会で式を挙げるのでした(^^)
チェギョン懐妊!?の期待も持たせて、とりあえずHappy endなのでした。

***

う〜ん、個人的にはシン君に皇帝になってほしかったです。
お父さんの皇帝よりも、よっぽど資質があると思うし、皇位に就いてこそ ユル君も身を引いた甲斐があると思うのでは、と思うんですが。
ま、自由になりたいというのが、シン君とチェギョンの当初の願いだった わけですから、ある意味それを達成したともいえますが。

韓国皇室という現実にはない設定で、でも“クールで孤独な皇太子”なんて いかにも乙女心をくすぐるテイストで、とても楽しめたドラマでした。
シン君を演じたチュ・ジフンもこの ドラマで一気にスターダムにのしあがったそうですが、私もすっかり虜に なりました(*^^*)
細かいところでいえば、チェギョンを抱きしめるときの、大事なものを 包み込むような手の持っていき方から、“あっち行け”と指で払う仕草 に至るまでの、あらゆる点でのスマートな立ち居振る舞いが素敵でした(^-^)

韓国ではパート2の話もあって、結局は続編でもなく、キャストも一新しての 「宮S」になってしまったようですが、それほどの影響を及ぼした、この 「宮」は偉大だと思うし、私も好きな韓国ドラマBest5ぐらいには入ったと 思います(^^)
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2006年11月より、テレビ東京にて視聴(全24話)
制作 MBC(2006年)

脚本   イン・ウナ
原作   パク・ソヒ『宮』
監督   ファン・インレ

CAST
シン・チェギョン (皇太子妃) --- ユン・ウネ
イ・シン (皇太子) ----------- チュ・ジフン
イ・ユル (義誠君) ----------- John-Hoon
ミン・ヒョリン (シンの元恋人) --- ソン・ジヒョ

チェギョンのパパ ---------- カン・ナムギル
チェギョンのママ ----------- イム・イェジン
チェギョンの弟 ------------ キム・ソク

(チェギョンの友人たち)
イ・ガンヒョン -------------- チョン・ジエ
キム・スニョン ------------- イ・ウン
ユン・ヒスン --------------- タンジ
(シンの友人たち)
カン・イン ----------------- チェ・ソンジュン
チャン・ギョン ------------- イ・ヨンジュ
リュ・ファン ---------------- オム・ソンモ

イ・ス (孝烈皇太子、ユルの父) --- キム・サンジュン
ソ・ファヨン (恵政宮、ユルの母) -- シム・ヘジン
ヘミョン姫 (シンの姉) --------- イ・ユンジ
ミン (皇后、シンの母) --------- ユン・ユソン
イ・ヒョン (皇帝、シンの父) ----- パク・チャンファン
聖祖 (先帝) ---------------- チェ・ブラム
パク (皇太后) -------------- キム・ヘジャ



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