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ぼくの魔法使い
◇Introduction
◇篠原涼子 as るみたん
◇最終回・アイ ラブ ユー OK?
■Introduction
結婚して3年も経つのに、新婚並みにアツアツな夫婦が活躍する
コメディ。
伊藤英明が2枚目キャラから脱皮して、奥さんにベタ惚れな夫をコミカルに
演じてるのが新鮮です。
お互いを「みったん」「るみたん」と
呼び合うアツアツ夫婦の道男と留美子。
離れ離れになりたくないからと、海外赴任と昇進の話を断り、会社を辞めて
自宅近くの便利屋「広吉代理店」に再就職した道男。
道男に海外赴任の話があった日、留美子は道夫を迎えに行く途中で、記憶塾の塾長・
田町浩二と正面衝突し、頭を強くぶつけてしまう。
それ以来、何かを思い出そうとすると、田町の姿に変身してしまう留美子。
道男は、可愛い妻が突如オジサンに変身してしまう恐怖に怯えつつ、
「広吉代理店」に持ち込まれる依頼を、留美子と共に解決していく――
篠原涼子と伊藤英明
が扮する夫婦のアツアツぶりがおかしくって、
かといって世に言う“バカップル”ではなく、微笑ましい限りです。
そして、個性豊かな脇役が勢ぞろい。
記憶をたどると、留美子が変身してしまう田町に古田新太。
心は留美子のままで姿が田町のため、古田新太が伊藤英明の前で
「みったん!」と甘える姿は、爆笑モノです(^。^)
そして「広吉代理店」の面々と、そこに集う人間たち。
西村雅彦演じる社長の蟹は、小田茜
扮する無表情な秘書・西江と不倫中で、
西江はすでに蟹から心は離れ、実は田町と不倫中。
なぜか井川遥を彼女に持つ、阿部サダヲ扮する田辺も騒がしく、
道男に興味を示す子持ちのオムレツ屋、ロシア人パブのオーナーなど、
みんな、一癖もふた癖もある強烈なキャラで、誰をとっても笑えます。
雑多なキャラを描き分け、毎回持ち込まれる問題を解決していく筋立ては
クドカン(宮藤官九郎)の力のなせる技。
ひたすら笑えて、ほっと心が温かくなるハートフル・コメディドラマです。
[5/4]
■篠原涼子 as るみたん
道男と留美子のアツアツぶりがとにかくおもしろカワイイこのドラマ、
2枚目路線を捨てて大熱演の伊藤英明もイイんですが、何より
篠原涼子がカワイイ!!
可愛さで売ってるタレントがブリッコすると、同姓的に気に入らないものですが(偏見? ^^;)、
るみたんの可愛さは同姓も好く可愛さです。
「みった〜ん、早く会いたいから来ちゃった!」とか「みったん、カッコいい!!」
などなど、真ッ昼間だろうが人前だろうがみったんにベタつくるみたん、愛らしい(*^^*)
演じる側が恥ずかしがると、見ている方も恥ずかしくなってくるんですが、
篠原涼子は演技と感じさせないほど自然です。
でも、「HR」の淡島さんや「ムコ殿(2003)」のさつき&西絵など、今までのドラマでは
クールな役が多かったので、るみたんが素の篠原涼子とも思えない。
となると、ここまでハジけてるみたんになりきる篠原涼子の
女優魂に感服するばかりです。
何かを思い出そうとするとブスくさい表情になるるみたんですが(田町に変身する前段階、
みったん曰く「ぶーたんになってるよ!」)、6話では、みったんから「浮気してる」と
告白され、怒りとショックのあまりアゴが外れてしまいました。
髪ふり乱して、アゴが外れたるみたんの顔は凄まじいものでした。
篠原涼子、恐るべし!
篠原涼子以外でも、このドラマに出てくる女性陣は皆カワイイです。
まず小田茜、「広吉代理店」にいるときは楠田恵理子ばりのおかっぱ頭に無表情な
ところがスゴク怖いんですけど、顔立ちはそれこそお人形さんのように綺麗だし、
田町と一緒にいるときはカツラもはずして笑顔も見せて、可愛くなってます。
そして子持ちのオムレツ屋に扮するベッキー。
こちらもあまり表情を変えないんですが、常にテンションは高く、阿部サダヲに
次いでツッコミ系(笑)
怒り顔のまま「マジ惚れた」「カッコいい」などの惚れ言葉連発で、愛すべき
キャラです。
[5/27]
■最終回・アイ ラブ ユー OK?
留美子が妊娠し、ミニみったん(なぜ男の子だと分かったんだ?)の誕生を待ち望む
幸せ絶頂の町田家。
「広吉代理店」では、蟹の発案により創業以来初めての慰安旅行が計画され、
身重の留美子を残して一同は温泉地へ向かう。
しかし、置いてきぼりを食った留美子は一人で来てしまい、道男も温かく迎える。
そんな中、蟹は利息で膨れ上がった借金を返済できず、姿をくらませてしまう。
事務所を没収され、職を失った社員たち。
道男は生まれてくる子供のためにも職探しに奔走するが、町内を歩くうちに
「広吉代理店」の必要性を再認識し、便利屋を一生の仕事にしたいと考え出す。
バラバラになった社員たちも集まり、道男らは「広吉代理店」を再開させる――
陰ながら、町に善意を尽くしていた蟹社長。
元金102万という半端な借金も、お年寄りにあげた電動スクーター34万×3台分と
判明し、道男は蟹の意思を継ごうと決意します。
大企業に就職するよりも、貧乏でも町の人の役に立ちたいという心意気が
美しいです。
留美子ももちろん大賛成、実は留美子もインターネットで営業を続けていたのでした。
現実には厳しい状況ですが、このドラマなら許せる(笑)
大切なのはお互いを理解し、支え合って生きている
夫婦の姿です。
しかしそんな留美子に危機が!
蟹がヤミ金に渡していなかった借用書の在り処を思い出すために田町に変身、
そのまま陣痛を迎えてしまいます。
はっきりいって古田新太が陣痛で苦しむ姿など見たくはなかったんですが(^^;)、
留美子か胎児の命か二者択一、道男は苦渋の決断を迫られます。
道男はどちらも選べませんが、「私はいいから、赤ちゃんを」と言った留美子が
素敵でした。
留美子の「親って自分でなるんじゃない。子供が親にして
くれるんだね」という
言葉は名言だと思います。
脇役も演技派揃いで、楽しめるドラマでした。
みんな好き勝手なようでいて、でもどこかで「広吉代理店」という絆で繋がっていて、
最終回で道男とまもるが「もう一度」と言って抱き合うシーンなんか、井川遥が
嫉妬するぐらい愛情がこもってました(笑)
その後、自転車置き場にみんなが集合し、円陣を組んで社歌を歌うシーンも
体育会系でよかった。
クドカンは結構、ああいうくどくて熱い人間たちが好きなんだろうなと思います。
小劇場系の役者っていうか(^-^)
本当の悪役が出てこず、善人でないにしてもどこか憎めないキャラクターたちばかり
で、心があったかくなる、そして元気になれるドラマでした。
[7/6]
2003年 4〜6月期 日本テレビ
脚本 宮藤官九郎
主題歌 「アイ・ラブ・ユー」ブレス
CAST
町田道男 ----- 伊藤英明
町田留美子 --- 篠原涼子
蟹広吉 ------- 西村雅彦
西恵 --------- 小田茜
田辺まもる ---- 阿部サダヲ
スーザン ------ ベッキー
モコミチ ------- 速水もこみち
小松正臣 ----- 大倉孝二
大村たまき ---- 木内みどり
大村拓也 ----- 小倉久寛
田町浩二 ----- 古田新太
「ぼくの魔法使い」公式サイトは
こちら
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