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マザー&ラヴァー


【Introduction】
坂口憲二がマザコン男に扮し、松坂慶子扮する母親と 篠原涼子扮する恋人の2人に愛情を注ぐ物語。
男前な顔立ちの坂口憲二が マザコンで、あまり柔和な雰囲気でない松坂 慶子が息子に愛されるキャスティングがどうかなと 思ったんですが、息子の恋人役の篠原涼子が とってもキュートで、彼女の愛らしさが際立つドラマです(^-^)

【10/5放送分(第1回)】
昼間は人力車のバイト、夜は劇団活動にいそしむ真吾は、ある日 瞳という年上のOLと出会う。
母思いの真吾は、瞳とのデートへ向かう途中、一人でいる母の元へ 行ってしまうのだった。


坂口憲二が昼間は人力車夫のバイト、 夜は劇団活動をする熱血漢、そのくせ最近一人暮らしとなった母を常に 気に掛ける他人が引くぐらいのマザコンを演じるのは まだいいとしても、松坂慶子がどうしても“郡恭子” (前クールのドラマ「人間の証明」の役)に見えて 仕方ありませんでした(^^;)

ピアニストといえどずいぶん前に夫を亡くしてから、 女手一つで息子を育ててきた苦労人のはずで、かといって 家に出入りする配達人(蛍原徹)にお茶を淹れさせたり、 どことなくお嬢っぽい素振りがあって、浮世離れした 母親なのかそうでないのかいまいちキャラクターとして 確立できてない感じがしました。
元々キャスティングされていて降板した岩下志麻もそう ですが、そもそも松坂慶子に 庶民的な母親役は無理だと思うので、やっぱり浮世離れしてるんでしょうか(^^;)

途中ちょっぴり退屈で見るのをやめようかと思ったんですが、 篠原涼子が出てくるまで我慢しようと思ったら、 やっぱり篠原涼子は可愛かった!(*^^*)
普通は引いてしまう坂口憲二の熱血ぶりに、「キュン☆」 とハートを射抜かれてしまうところがカワイイ。
硬派なキャリアウーマンも嫌味にならないぶりっ子も 演じられる稀有な女優だと思うんですが、その篠原涼子の 良い味が出てると思います。
初回は篠原涼子扮する瞳が坂口憲二扮する真吾に「それって マザコンじゃん!」と怒鳴りつけ、去ろうとしたところに 真吾が「自分の母親を愛して、大事にしてどこが悪いんだよ!」と 言い返し、そこにまた瞳が「キューン☆」と射抜かれたところで 終わりました(^-^)
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【10/12放送分(第2回)】
母・マリアと恋人の瞳が同じ誕生日だと知り、真吾は一人で大騒ぎをする。
誕生日当日、レストランで瞳と食事をする真吾だったが、 一人で過ごしている母に「おめでとう」を言うために 途中で席を立ってしまう。


初回よりおもしろみを増しました(^-^)
劇団のシーンは少なくていいから、篠原涼子を いっぱい出してほしい(笑)
やはり彼女が出るとおもしろいです。
初めてのデートで瞳(篠原涼子)を行きつけの居酒屋に連れて来た 真吾(坂口憲二)。
ムードもないし、瞳と母親(松坂慶子)が同じ誕生日と知って 大騒ぎしたり、劇団の仲間はドヤドヤとやって来るし。
普通は嫌気が差すところですが、そうは思わないのが瞳もちょっと 普通と違う観点を持っているから、実は似合いのカップルなのです(^-^)
さて誕生日。
真吾がビシッとスーツで現れたかと思ったら劇団の衣装。
そこで幻滅せずに、微笑むところがやっぱり瞳の度量の大きいところ。
といっても途中で母親に「おめでとう」を言うために 抜け出してしまうんですが、タクシーを使わずに走り続けるところが さすが人力車夫(笑)
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【10/19放送分(第3回)】
風邪を引いた真吾の見舞いにやって来たマリアと瞳が鉢合わせする。
瞳は自分が帰った後で、真吾が実家に戻ったことを知ると、「サヨナラ」 と真吾の部屋に手紙を残して去るのだった。


生姜の入ったおじやを作ってきた母(松坂慶子) ですが、恋人の瞳(篠原涼子)に遠慮して持って帰ってしまうんですね。
この変な気遣いがかえっていやらしい、と思いました。
母親なんだから「作ってきたから食べなさい」とでも言って置いてくりゃ いいのに、“私が身を引こう”的な態度だから、ライバルみたいな 感じになっちゃうんですよね。
と思ったら配達人(蛍ちゃん)に「息子は最後の恋の相手、しかも片思い」 なんて言ってるとこみると、やっぱりライバルなのね(笑)

自分が帰った後に実家に戻った事実を知って「サヨナラ」を告げた
電話を2、3回よこしただけで諦めた真吾の本当にどこがいいんだか(^^;)、 自分から稽古場に会いに行ってしまうのでした。
でも、真吾の本心を聞いてまた仲直りするのでした(^-^)
この二人はちょっとバカップルが入ってますね(笑)
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【10/26放送分(第4回)】
瞳は真吾から、UFOキャッチャーでとった腕時計をプレゼントされるが、 会社内で無くしてしまう。
マリアが真吾からもらったという紙粘土のブローチを大事にしているのを 知ると、瞳は必死に腕時計を探すのだった。


松坂慶子演じる真吾(坂口憲二) の母は、恋人と張り合うタイプではなかったはずなんですが、 ゴミ同然に見つけた紙粘土のブローチを「好きだから、たまにつけてるの」 なんてウソをつくところを見ると、やっぱり息子の恋人に対抗意識は あったんですね。
それにしても、坂口憲二が松坂慶子と篠原涼子の間に座ってニコニコと シュークリームを食べてる姿はヘン!
やっぱりこのドラマは、喜怒哀楽、一喜一憂が激しい 篠原涼子の キュートさでもって成り立ってると思います。
それにしても、真吾は貧乏臭いのがいただけない(^^;)
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【11/2放送分(第5回)】
瞳は新しくオープンするレストランのパーティー準備に明け暮れる。
当日。パーティー会場に、マリアをエスコートする真吾が現れる。


毎回、必ず出てくる劇団での稽古シーン。
座長の女の子(水川あさみ)が 何であんなにエラそうなのか不思議です。
真吾(だけに限らないんですが)に向かって、いつもヘタクソと 檄を飛ばしてますが、彼女のダメ出しは「もっとちゃんとやれ」 「感情がこもってない」「真面目にやって」だけで、何の 具体性もない。
脚本兼演出をしてると思うんですが、彼女の演出じゃ俳優も上手く なるわけがない。
芝居の内容もおもしろくなさそうだし、いつもキレまくってる 演出のせいで、劇団のシーンを楽しいと思ったことがありません(-.-)

しかし、役者が変われば芝居も変わるもんですね。
確かに真吾(坂口憲二)から別の役者に代わったら、グッと台詞に 真実味が生まれました。
どっかの劇団の役者さんなんでしょうか?
坂口憲二がわざとへっぴり腰に 演じていたのだとしたら、それはそれでスゴイ(笑)
その後いつもの居酒屋へ。
真吾が芝居をやってる理由―「母さんのため」と語り始め、みんな 感動しちゃってましたけど、えっ…!?(^^;)
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【11/23放送分(第8回)】
瞳は鉢植えの花を自分だと思って部屋に置いてほしいと、真吾に 買って渡す。
自宅の水道が壊れ、真吾の部屋に泊まりに来たマリアは掃除の最中に 瞳の鉢植えを倒してしまう。


篠原涼子演じるは、 最高にかわいいキャラです(^-^)
本能のままに我儘を言って、嫉妬して甘えることもできて、 これも相手が年下のマザコンだからかもしれませんが。
「これからも、私が部屋飛び出したら追いかけてきて。 追いかけてほしいから、ああいうことするの、私は」なんて、 普通は“計算高い女”と敬遠するところですが、瞳だったら めちゃくちゃカワイイ(*^^*)
それにしても、相変わらず真吾は 恋人以上に母親に優しいもんです。
自分を卑下しがちな母親に「そういうこと言うなよ」っていうのが 真吾の口癖。
最近はマリアも真吾に甘えてるところが、瞳にとっては 強力なライバルになっているところでもあります。
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【11/30放送分(第9回)】
真吾の劇団が泊まりで稽古に励み、差し入れを作って現れたマリアと瞳が 鉢合わせしてしまう。
マリアは友人から、将来寂しくならないために動物を飼ってみたらどうかと 勧められる。

真吾の劇団が合宿めいたことをしたので、劇団での稽古がてんこ盛りの回。
脚本兼演出家の(水川あさみ)は クールな現実的な女性なのに、作る物語はおもしろくなさそう…(^^;)
主人公=金子貴俊がタイムスリップして弁慶=坂口憲二に出会うみたいな ストーリーらしいこの芝居、最終回までには披露されそうな気配です。

今回もまた、母親に恋人みたいなセリフを吐く真吾
「俺が一生、寂しい思いなんてさせない」って、これが恋人に 向けられた言葉なら、真吾はモテモテでしょうね(*^^*)
瞳とマリアはお互いを競争相手として意識するのに疲れ、真吾の誕生日には お互いに譲り合ったら、どちらからもお誘いの声がかからなかった真吾 がかわいかったです(^^)
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【12/7放送分(第10回)】
真吾が商店街の福引でペア温泉宿泊券を当てるが、稽古が忙しい真吾は、 マリアと瞳の二人で温泉に行くことを提案する。
瞳はマリアに真吾を下さいと告げ、マリアは卓球で勝負しようと答え、 二人は卓球対決をする。

自分の母親と彼女を二人で温泉に行かせるなんて普通じゃ考えられませんけど、 それほど真吾が二人とも大好きだって ことなんでしょう。
自分が好きな人は、好きな人同士でも好きだろう、みたいな。
真吾をかけて、篠原涼子と松坂慶子が温泉で卓球をするのもおもしろかったですが、 居酒屋の主人の身の上話も、あながちバカにできるものでもなく、役者になる夢を 捨てきれず、人生を無駄にしてきた人間なんて実際多いだろうと思うと笑えない エピソードでした。
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【12/14放送分(第11回)】
マリアは、今年が真吾と二人で過ごせる最後のクリスマスと思い、瞳に クリスマスは真吾と過ごさせてほしいと願い出る。
クリスマス当日、実家に向かった瞳がとんぼ帰りで東京に戻ると、 マンションの前に真吾が立っていた。

今回はクリスマスをどちらと過ごすかの回。
初めて真吾が、マリアの元を抜け出して 瞳の所へ向かったエピソードでした(^-^)
マリアが瞳に「真吾と過ごさせて下さい」 なんてお願いをせず、ひっそりと一人でいれば逆に真吾がいつものパターンで、 「母さんを一人にできない」なんて言いそうですが。
というか、瞳とマリアも仲良くなってきたことだし、3人で過ごせばよかった のにと思うんですが。
マリアと真吾の盛り上がりもどことなく寂しいというか、“から騒ぎ”的 だった気がします。
一人で実家に帰り、しかも両親が留守だったという悲惨な目に遭った がちょっとかわいそうでした。
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【12/21放送分(最終回)】
マリアから、瞳と結婚しなさいと言われた真吾は、言いたいことがあると瞳を呼び出す。
真吾のプロポーズと同時に、瞳は赤ちゃんができたと真吾に告白する。

初回に見るのを諦めなくてよかったと心から思えるほど、回を増すごとに おもしろくなり、それぞれのキャラが愛おしくなる、心温まるドラマでした。
全12話は長い方だし、最終回は2時間スペシャルだったので、人気もあったんだなと(^^)

瞳が妊娠というのはびっくりな展開でしたけど、結婚式、劇団の公演と 目まぐるしく物語が進行して、飽きがなかったのはよかったなと。
いつも「マザコンの友達」の話をしてくれてた瞳の後輩の 麻衣ちん
実は友達の話ではなくて、自分の話だったわけですが、最終回でようやく その彼(要潤)が登場。
お互い幸せになろうと抱き合う瞳と麻衣ちんの女の友情も非常に麗しく、 あんな先輩・後輩関係はいいですね。
瞳も前半の頃は、バリバリなキャリアウーマン風でしたが、真吾と付き合い 出してからはオンの時もオバカっぷりな女性になってしまいました(笑)
いずれにせよ、篠原涼子のキュートな魅力が 満載のいいキャラでした。

そしてようやくお目見えした劇団時間旅行の公演。
毎回稽古シーンがふんだんにあった割には、芝居の内容はなかったですね。
さすがに劇中劇まではできなかったのか、そもそもあの人数で芝居を打つ というのも無理というか、よく“劇団”として成り立ってたなと 思ってしまいます。
お金も無さそうでしたが、裏方は誰がやってたんでしょう(笑)

瞳の言葉にもあった通り、真吾が母親に依存するヤワなマザコンじゃなく、 母親を守ろうとする優しいマザコンであったことがこのドラマの成功 の元だと思います。
ぜひ今後もスペシャルなどでお目にかかりたいドラマです(^-^)
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2004年 10〜12月期 フジテレビ

脚本 岡田 惠和
主題歌 「Sounds of Love〜しあわせについて〜」アンジェリーナ

CAST
岡崎 真吾 ----- 坂口 憲二
杉浦 瞳 ------- 篠原 涼子

永野 圭 ------- 水川 あさみ
中町 恭介 ----- 金子 貴俊
神野 麻衣子 --- 矢沢 心
種田 庄二 ----- 蛍原 徹
岡崎 マリア ---- 松坂 慶子




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