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元カレ



Introduction

◇リアルな展開、リアルな演技

◇もう一度、抱きしめたい

◇最終回・元カレ


■Introduction
今カノと元カノの間で揺れる社会人1年生が、恋と仕事に悪戦苦闘する 日々を描く青春ドラマ。
堂本剛・広末涼子・内山理名が 新入社員の初々しさをうまく表現して爽やかなドラマになっています。

柏葉東次は東協デパートに就職して3ヶ月、 惣菜部門のマネージャーとして日々“デパ地下”で、業績アップに繋がる べく働いている。
エレベーターガールをしている同期入社の早川菜央 とも付き合いだし、社会人としての生活も軌道に乗り始めた頃、 東次の前にかつて付き合っていた佐伯真琴が 現れる。
広告代理店に就職した真琴は、東協デパート・食品部門の広告を担当する ことになったのだ。
戸惑いを隠せない東次と裏腹に、菜央と真琴は友達になるが――

不況、デパ地下、新入社員、今カノ&元カノ、etc。
キャラクターも舞台の設定も現実味があって、剛クン演じる社会人1年生 なんて本当にいそうな感じで共感できる ドラマです。
仕事よりも恋愛が大事な今カノ・菜央と、仕事第一主義の元カノ・真琴、 一見頼りなさそうだけど、誠実な東次の三角関係が見所です。
幸せいっぱいの付き合っていた頃の東次&真琴の回想シーンが爽やかで、 あれがあるからこそ「真琴にフラれた」過去を持つ東次がどうなっていく のか、楽しみです(^-^) [7/23]

■リアルな展開、リアルな演技
東次真琴が組んだ イベント「ラーメンフェスタ」が大成功を収め、引き続き二人は「駅弁大会」 でもコンビとして仕事をすることになる。
真琴が、今でも東次を好きだと菜央に告げたこと から、東次は仕事以外では真琴と口を利かないように努めるが、真琴は何かと 東次に干渉してくるのだった――

ますますおもしろくなってきました。
今カノ・菜央を大事にしたい東次は、元カノ・真琴と距離を置こうと するんですが、元々が優しい人間だからあまりキツイことは言えず、 でも真琴に接近中の藤枝の忠告も受けて「勘違いすんなよ」と 突き放してみたり。
真琴もヤケになってる部分もあると思うんですが、東次を試すようなことを したり言ってみたり。
菜央は菜央で、東次の前では物わかりのいい彼女でいるけど、真琴と 顔を合わせるや、チクリと一言射してみたり。
それぞれ、自分の想いが揺らがないように必死なんですね。

そして、主役3人以外の人間模様も実におもしろい。
「桃陽軒」の千歳は、社交ダンスのパートナーである 弘枝と順調に交際を進めていますが、積極的な弘枝に 対して千歳は年齢差を考えて、もう一歩踏み込めず。
不器量でおとなしい弘枝は、職場である予備校で生徒にからかわれて 交際を迫られますが、実はそれが東次の弟であるとは知らず――

弘枝役のソニン、演技がうまい!
おどおどしてて、世間の波にうまく乗り切れない女の子なんですが、 でも意外と恋には積極的で芯はしっかりしてて、実際にいそうな 人間をうまく演じてます。

そしてこのドラマの中で、もっともリアルな演技を見せているのが 東次の両親役の、角野卓造と市毛良枝
芝居とは思えない、自然すぎる会話 に脱帽です。
ねちねちしつっこい夫の愚痴を、「はいはい」と聞き流す妻。
日本の庶民夫婦の日常を象徴したようなシーンです。
でも、ついに家を出て「帰らない」宣言をしてしまったお母さん、 離婚届も持っているようですが、果たして―― [8/11]

■もう一度、抱きしめたい
真琴が勤める大通エージェンシーに、真琴と 藤枝の関係を中傷するFAXが流れ、 真琴は東協デパートの担当はもちろん、企画の仕事から外されてしまう。
真琴の仕事に対する情熱を知っている東次 は真琴が不憫でならない。
出社拒否をしていると聞いて真琴の部屋を訪れた東次は真琴を慰め、 真琴は東次の胸で泣き崩れる。

菜央は、真琴が担当から外れ、東次の前に 現れなくなったことに安堵する。
父親代わりである叔父に東次を紹介し、結婚についても考え始める。
ある夜、残業で会えない東次にかわって、菜央は千歳 を食事に誘うが、そこで東次と真琴が二人でいるところに鉢合わせ してしまう。
真琴に怒りをぶつける菜央だったが、東次に本当の気持ちを教えてほしいと訴える――

真琴がかわいらしい。
仕事熱心で、広告という仕事にも情熱を持って取り組んでいる。
(それゆえに、東次と別れたわけですが。)
ズルをしたわけでも、女を武器にしたわけでもないのに、 こういうデキる女性って同姓から妬まれるん でしょうね。
真琴の本質を知っている東次にしてみれば、理不尽な扱いを受けて 落ち込む真琴を慰めたくなるのは必然。

東次は菜央に対して誠実でいたいと思っているようですが、実際、 東次は菜央のどこが好きなんでしょう?
「今の彼女だから」という理由だけで、側にいるなら菜央に対しても失礼。
もちろん、素直で東次に尽くしてくれるところは魅力ですが、 それって“好きになる要素”とは違う気がします。
東次の本当の気持ちが気になるところです。 [8/25]

■最終回・元カレ
菜央を大事にすると誓ったものの、真琴を好きだと気付いた 東次の胸中は複雑だった。
企画の仕事から外された真琴は、 経理部への異動を命じられ、真琴を心配する藤枝は、 神戸にある広告会社への転職を勧める。

菜央は東次に熱い想いをぶつけるが、 答えてくれない東次にやり場のない感情が溢れてしまう。
菜央を放っておけない東次は菜央の側にいることを約束する。

真琴は東次とやり直せるなら、今度こそ仕事より恋を選ぼうと 東次に想いを告げるが、東次は自分には菜央がいるからと断る。
真琴が神戸に出発する日、東次と菜央は菜央の実家へ挨拶に 行こうとするが、無理をする東次の姿に菜央は「私から振ってあげる」 と去って行くのだった――

実に後味のいいドラマでした(^-^)
結局、東次真琴を選んだわけですが、菜央から真琴へ気持ちが 移っていく過程が自然でした。
私も最初はいじらしくて尽くすタイプの菜央の方が、仕事一辺倒の 真琴より好感が持てたんですが、いつの間にか 真琴を応援してました。

一人の男をめぐる女と女のバトル(かわいらしいものですが)も あって、デパ地下、広告業界の一端も垣間見えておもしろかったです。

主役3人の恋模様のほかに、東次の両親が見せた中年夫婦の危機や、 さえない女の子・弘枝と“オジサン”な千歳の年齢差カップルなど、 いろんな恋の形があって楽しいドラマでした。 [9/23]

2003年 7〜9月期 TBS

脚本 小松江里子
主題歌  「薄荷キャンディー」Kinki Kids

CAST
柏葉東次 ------ 堂本 剛
佐伯真琴 ------ 広末涼子
早川菜央 ------ 内山理名

千歳 一 ------ 天野ひろゆき
仁科弘枝 ------ ソニン
藤枝 徹 ------ 佐々木蔵之介
篠田満男 ------ 金田明夫
吉井修三 ------ 中原丈雄
田宮 ---------- 草村礼子

柏葉裕二 ------ 斉藤祥太
柏葉弓江 ------ 市毛良枝
柏葉啓吾 ------ 角野卓造


「元カレ」公式サイトは
こちら

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