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女系家族


【第1話 7/7放送】
山崎豊子原作だけあって、骨太な作品になりそうです。
出演者のイメージもありますが、「黒革の手帖」と「大奥」を 足して2で割ったような印象です(^^;)
高島礼子瀬戸 朝香を含む老舗呉服屋の三姉妹はまさに艶やか!
5代続く女系一族とあって、女の妬み、 嫉み、憎しみが渦巻く古〜いお屋敷、コワイ(^。^)
男性陣も含め、みんな腹に一物抱えた表情で、何が本音でどれが 嘘か、いろいろ想像して楽しめます。

純粋に、老舗呉服屋の社長である故・矢島嘉蔵を愛していただけ の愛人の文乃(米倉涼子)ですが、遺産狙いの女ギツネと見られ、そして家族の誰も かれもが嘉蔵の悪口を言うのを聞くにつけ、腹を決めたようで、 嘉蔵の子を身篭っていると告白します。
これからの闘いが楽しみです(^-^)
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【第3話 7/21放送】
矢島家の三姉妹と愛人の女のバトル。
文乃(米倉涼子)には矢島商事に 先々代から忠誠を尽くす専務の宇市(橋爪功)が、長女・ 藤代(高島礼子)には日本舞踊の師匠・梅村(高橋克典)が、 次女・千寿(瀬戸朝香)には次期社長の 夫・良吉(沢村一樹)が、三女・雛子 (香椎由宇)には叔母の芳子(浅田美代子)がバックにつき、静かかつ熾烈な 争いが始まりました。
姉妹といえど仲が良いわけではなく、遺産相続を巡って確執が生まれてきます。

このドラマがおもしろいのは、誰も彼もが 表と裏の顔を持っていること。
特に橋爪功扮する宇市は、矢島家の人間に 対してと文乃に対してと、自宅に帰ってからの素の顔とがあっておもしろいです。
くすねた雪村の掛け軸の存在は、いずれ文乃の口から矢島家に漏れそうですが…
次いで高橋克典扮する梅村芳三郎
藤代に対する親切心は、あわよくば自分も矢島屋の財産にありつこうという 欲から出てるとは思うんですが、かといって文乃に接近してることは藤代には 伝えていないし、梅村の野心も今後気になるところです。
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【第6話 8/11放送】
このドラマ、主人公は米倉涼子扮する文乃なんでしょうが、見る限り 矢島三姉妹、特に長女の藤代が主役と 言っても違和感ないです。
ま、藤代を演じる高島礼子の存在感が大きすぎるんですが(^^;)

先々代の矢島社長の時代から仕えてきた専務の宇市 (橋爪功)も、横領したり財産をくすねたりと腹黒いところが 顕著になってきました。
6話ではつわりで寝込む文乃にあらぬ行為をしかけようとしたり(笑)
登場人物中、一番庶民的で人間臭い宇市さんの悪事がいつばれるかも おもしろいところです。

藤代の味方をしてるようで、裏では文乃とも親密にしている梅村流の 若さんこと芳三郎(高橋克典)。
文乃に親切にしたことが藤代にばれて問い詰められますが、飄々と 切り抜けます。
内心バクバクもんじゃないかと見てるこっちがハラハラしちゃいます。
そしてラスト、稽古場にやってきた文乃と親しく喋っていたら、 襖の陰に藤代の姿が!
高島礼子の顔がコワすぎです(笑)
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【第7話 8/18放送】
愛憎渦巻く矢島三姉妹は別として、文乃 (米倉涼子)だけは遺産相続には関心ないと思ってたんですが、そうじゃないのかな?
雪村の掛け軸について、芳三郎(高橋克典)に聞かれて、「知らない」と 答えるなんて。
正直に宇市(橋爪功)に預けたと答えないということは、文乃にも裏が あるということでしょうか。
タンスの中には公開してない遺言状と思しき物も持ってるようだし…
このドラマ、誰も信用できません(笑)

芳三郎も、藤代にいたいところ衝かれても 何とか切り抜けてるし、対藤代、対文乃で、ちゃんと自分を使い分けてるし。
宇市といい、男連中の方が上手に演技してます。
文乃もだけど、藤代は全面的に芳三郎を信じきっちゃってますから。
惚れた弱み?(^^)

さて、テレビガイド誌で読んだところ、今後のキーパーソンは矢島商事の 経理課社員・木村かおり(田丸麻紀)だとか。
本筋には関わらないと思ってたのに、隅の隅まで侮れません、この作品(笑)
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【第8話 8/25放送】
今回のエピソードでいきなり、それぞれのキャラが本心を表した感じです。
まず、文乃(米倉涼子)の子供を養子に欲しいと企んでいた千寿(瀬戸朝香)& 良吉(沢村一樹)夫妻は、ついに文乃にその願いを申し出ますが、きっぱりと 断られ、不妊の話まで打ち明けた千寿は逆ギレ。
良吉にも八つ当たりするし、親族会議ではここ最近の態度とは打って変わって 文乃を罵倒する始末。
気持ちは分からなくもないですが、文乃が子供を手離す わけないことぐらい分かるだろうに(^^;)
千寿に当たられた良吉は経理課の木村かおり (田丸麻紀)を飲みに誘って、憂さ晴らし。
女系家族の婿養子というだけでも肩身が狭いのに、妻があれじゃあ、 やりきれないですよね。

三女の雛子(香椎由宇)に肩入れしている三姉妹の叔母・ 芳子(浅田美代子)。
雛ちゃんが可愛いから、という建前しか見せていませんでしたが、実は 経営難に陥って破産寸前のため、雛子を養女にして遺産の取り分を当てにして るんですね。
このドラマ、本当に善人がいない(^^;)
雛子のお見合い相手、六郎(海東健)だけは善人だと思いたい(笑)
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【第11話(最終回) 9/15放送】
今クール、他のドラマはともかくこれだけは全部見るつもりだったんですが、 10話の録画に失敗してしまいまして、残念(+_+)
ネットで10話の内容を確認し、いざ最終回。
矢島家最終親族会議の前日に、文乃(米倉涼子)が 出産の挨拶に来るんですが、これこそこの物語の大団円。
舞台劇のように、たった1場面でありながらすべての真相が明らかになりました。

…終わってみると、この物語は“矢島嘉蔵(森本レオ)の復讐譚” だったんだなと。
女系一族である矢島家に婿養子として入った男の惨めさ、肩身の狭さ、息苦しさ を未来永劫断ち切るために。
と同時にそれは、矢島家の女のしきたりからの解放でもあるわけで。
藤代(高島礼子)じゃないけど、おとなしそうな顔してよくやった、矢島嘉蔵(笑)

最終回、一番もろく崩れ去ったのが宇市 (橋爪功)でした。
嘉蔵にはお見通しだったんですね、宇市の悪事全般が。
「大野宇市が作成した財産目録に相違があるとしたら、大野の不正の成すところ」 とは。天晴れ嘉蔵。
宇市のみならず、みんなの野心もお見通し。
藤代(高島礼子)は別居すること、雛子(香椎由宇)は他家へ嫁ぎ、養女になるを禁ず、など。
宇市もやけくそになって、自分がつかんだ情報を公けにするなど、最後まで 往生際が悪い奴でした(笑)

最後まで白を切り通したのは梅村芳三郎(高橋克典)。
最後は格好悪かったけど、芳三郎が文乃を応援していた、好意を持っていたのは 事実だったと信じたいです。
藤代が目を覚まして、自立したのが素晴らしい(^-^)
芳三郎は相変わらず、プレイボーイ振りを発揮して他の女に寄付を募ってるし(^^;)
矢島三姉妹が、家に縛られることなく心が解放 されたのがよかったです。
毎回ハラハラドキドキさせてくれたドラマで楽しかったです(^-^)
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2005年 7〜9月期 TBS

原作  山崎 豊子『女系家族』
脚本  清水 曙美
主題歌 「愛の詩」今井美樹

CAST
浜田 文乃 (矢島商事契約社員、嘉蔵の愛人) -- 米倉 涼子

矢島 藤代 (矢島家長女) ---------------- 高島 礼子
矢島 千寿 (矢島家次女) ---------------- 瀬戸 朝香
矢島 雛子 (矢島家三女) ---------------- 香椎 由宇
矢島 良吉 (千寿の夫、矢島家婿養子) ------- 沢村 一樹
矢島 嘉蔵 (矢島商事社長、矢島家婿養子) --- 森本 レオ
矢島 芳子 (嘉蔵の義妹、三姉妹の叔母) ----- 浅田 美代子
木村 かおり (矢島商事経理) ------------- 田丸 麻紀
小林 君江 (宇市の内妻) ---------------- 伊佐山 ひろ子

梅村 芳三郎 (梅村流家元) -------------- 高橋 克典
大野 宇市 (矢島商事専務) -------------- 橋爪 功


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