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オレンジデイズ


【Introduction】
タイトルにある「オレンジ」は夕焼けの色、そして甘酸っぱさもイメージしてるんだとか。
つまり“オレンジ色のきれいな夕焼けを見ていた、甘酸っぱい青春の日々”という ことでしょうか。
そんな中にきっと青春のほろ苦さも見せてくれるのでしょう。

脚本は「ビューティフルライフ」「愛してると言ってくれ」の北川悦吏子、 妻夫木聡&柴咲コウ主演で、 瑞々しいドラマになりそうです。
北川悦吏子得意の“手話”を主要ファクターに、「伝えられない言葉」が いかに描かれるか楽しみです。

【4/25放送分(第3回)まで】
大学4年生のは、キャンパス内で バイオリンを奏でる沙絵に出会う。
沙絵は類まれな才能を持っていたが、4年前に病気で聴覚を失ってしまっていた。
櫂の友人、啓太は美人の沙絵をデートに誘うが、 耳が聞こえないと知ると怖気づき、櫂に代役を頼む。
遊園地でデートをした櫂と沙絵は心を通わせていく。

櫂の恋人で、社会福祉学を専攻する院生の真帆は、 堺田教授に頼まれて沙絵の サポートをすることになる。
気の強い沙絵は、障害者という前提で接してくる真帆の助言を、ありがたいとは 思いながらも受け入れられずにいた。
沙絵に夢を捨ててほしくない櫂は、沙絵が売ってしまったというバイオリンを 必死に探すのだった。

櫂の尽力で沙絵はオーケストラサークルに加わるが、聴覚のない沙絵は 音を外し、共に演奏できない厳しい現実に突き当たる。
ピアニストである母親に辛く当たる沙絵を、櫂は音の闇の中から救いたいと 思うのだった。
沙絵の出現で櫂との関係に不安を感じる真帆は、大学時代の同級生、 佐野に連絡を取り、悩みを打ち明けるのだった。


青春群像劇だけあって人物も多いんですが、みんな個性的でちゃんとキャラクターが 描きこまれてて、共感できるドラマです。
北川悦吏子が俳優にあて書きをしたそうなので、俳優にとって演じやすいのかは 分かりませんが、妙に納得できる人物設定ではあります。

障害者の心情を訴える北川悦吏子さんには、いつもながら感服。
聴覚を失った人しか分からないであろう沙絵の叫びが、心に響きます。
下品な手話(笑)でズバズバとモノを言う沙絵と、そんな沙絵の暗い部分 を知り、音の闇の中から救いたいと思う櫂。
妻夫木聡が、今どきの大学生っぽさを 持ちながら、たまに熱く行動する好青年ぶりを見せて好演です。
気の強い沙絵の、強がった部分や時に気弱な表情を見せる柴咲 コウも上手い。
優しい瑛太やプレイボーイ の成宮寛貴、落ち着いた雰囲気 の小西真奈美柏原 崇など、みんな役にはまってると思います。
櫂と沙絵を始め、周囲の人間模様もさまざまに描かれ、楽しめるドラマになりそうです。 [4/29] ▲TOPへ

【5/16放送分(第6回)まで】
啓太の発案で、「オレンジの会」が結成される。
交換日記のような“オレンジノート”に、さっそくが 思いを綴る。
就職活動に励む茜は、会社説明会で赴いたホテルで翔平と 鉢合わせし、女性関係が派手な翔平につっかかるのだった。

進むべき進路に悩んでいたは、 作業療法士になる道を選ぶ。
さっそく将来のビジョンを真帆に 報告する櫂だったが、そこに佐野が現れる。
失恋して落ち込む櫂を、沙絵はいたわるのだった。

茜の就職内定が決まり、オレンジの会のメンバーでキャンプに出掛ける。
啓太は茜の気を引こうとするが、茜は翔平との距離を縮めつつあった。

周囲の人間が就職を決めていくことに焦りを感じた沙絵は、独自に就職 活動を始める。
沙絵にとっては厳しい現実ながら、ようやくホテルのバーでピアノ演奏の アルバイトに採用される。
ピアノを弾く沙絵を見守っていた櫂は、一人の男性の存在に気付く。


櫂と真帆の間に沙絵と佐野が 入ってきて、こじれるのかなと思いきや、あっさりと櫂と真帆の仲は 終わってしまったんでしょうか。
6話では真帆も佐野もすっかり姿を見せませんでした。
レギュラーじゃなかったのかな…

真帆に振られて泣きじゃくる櫂クンがカワイイ(*^^*)
耳が聞こえない沙絵はてっきり櫂が漫画を 読んで笑ってるのかと思うんですが、実は肩を震わせて泣いてたんですね。
沙絵が櫂をなぐさめるシーンはよかったと思います。

優等生タイプのとプレイボーイの翔平
一見合わない2人が見る見るうちに急接近、とはありがちなパターンで、ついに 茜は翔平に「私が好きなのはあなた」と告白しちゃいました。
足の悪い妹と2人でつつましく生活する翔平は、実はいい奴なんでしょう。
しかしアルバイト先で、技術ではなくモデル受けするルックスのためにカメラマンの 助手として使われているということを耳にしてしまいます。
チャラチャラしていた翔平も、進路について考え始めるのかもしれません。 [5/21] ▲TOPへ

【5/30放送分(第8回)まで】
沙絵がアメリカ留学中に憧れていたという先輩、 柿崎が現れる。
柿崎とデートした沙絵は「好き」と告白され、耳が聞こえなくなって以来 諦めていた恋に、期待を膨らませる。
しかし、レコード会社に勤める柿崎が、沙絵を利用するために近づいたことが 分かり、沙絵はショックを受ける。
沙絵をなぐさめるは、「自分がそばにいる」 と励ますのだった。

櫂は沙絵と付き合う覚悟を決めるが、沙絵はそっけない態度をとる。
沙絵から本心を聞いたは、沙絵と櫂にきっかけを 作ろうと翔平と策を講じる。
櫂と沙絵は海でデートするが、沙絵は人前で手話をすることにためらいを感じる。
櫂は人前を気にせず、沙絵に「好きだ」と想いを告げるのだった。


いや〜、見てるこっちが恥ずかしくなるぐらい、櫂クン やってくれてます(*^^*)
憧れの先輩、柿崎の本心を知ってしまった沙絵
「好き」と言ったことも嘘だったと言われ、深く傷ついた沙絵の元へ櫂がやってきます。
「もう一度、恋できるかなと思ったの。でも、やっと掴んだと思ったのに、 右手を開けてみたら何もなかったの」と語る沙絵。
櫂は「ねえ、左手見てみた? 左手開けてみたら、俺いない?」と。
こんなこと言われたら嬉しいでしょうね〜(*^^*)
沙絵も嬉しさを隠しつつ「そんなこと言って、恥ずかしくないの?」と聞いたら、 それまで手話を使っていた櫂が大声で「すっげー、恥ずかしい!!」と言うんですね。
こっちまで恥ずかしくなってしまいました(笑)

沙絵と付き合おうと腹をくくった櫂でしたが、沙絵は逆に萎縮してしまいます。
好きだからこそ臆病になって、嫌われようとする態度をとってしまうのだと 茜が沙絵の本心を櫂に伝えます。
海でのデートを楽しむ2人なんですが、沙絵は人目を気にします。
「手話使うのやめなよ。みんなが見てる。あなたまで耳が聞こえないと思われる」 「見られたって構わないよ。笑われても平気」「私がイヤなの!」 というやり取りは、『愛してると言ってくれ』のトヨエツと常盤貴子の会話と まったく同じでしたね(^^;)

背を向けてズンズン去って行く沙絵に、櫂が「萩尾沙絵ー! お前が好きだー!!」 と叫ぶ櫂クン。
周りの人がクスクス笑う姿を見て、沙絵が櫂を振り返ります。
いやー、青春ですねー(*^^*)
しかし、その後のシーンは2人の世界になってましたけど、大勢いたギャラリーは どこにいってしまったのでしょう(笑) [6/2] ▲TOPへ

【6/20放送分(最終回)まで】
沙絵の母・ゆり子が 以前から夢だったドイツの交響楽団から誘いを受ける。
一緒にドイツに行こうと誘われた沙絵は悩み始める。
萩尾家に沙絵のはとこで、ドイツ在住のピアニストであるハルキが やって来る。
沙絵はハルキの指導を受け、ピアノのコンクールに出場することになる。

コンクール当日。
らオレンジの会のみんなが見守る中、沙絵が演奏を始める。
しかし、最近耳が聞こえづらくなっていた沙絵は途中で演奏を止めてしまう。
ゆり子とハルキは以前から話があったドイツでの手術を提案するのだった。

久しぶりに真帆に会った櫂は、きっぱり別れた 男と女として飲みに行く。
櫂の部屋でお酒を飲む2人だったが、部屋を出たところを沙絵が見かけてしまう。
沙絵は、ゆり子とハルキと共にドイツに行くことを決意するのだった。
翔平がチベットに撮影旅行に、 沙絵はドイツへ旅立ち、櫂、啓太もそれぞれの生活を送るのだった。

卒業式を前に翔平が一時帰国し、翔平は沙絵を想い続ける櫂に、プロポーズ するためにドイツに行くべきだと後押しする。
指輪を見に出掛けた銀座で、櫂らは沙絵とハルキと再会する。
沙絵がドイツでハルキと結婚することを聞いた櫂はショックを受けるのだった。

ハルキは沙絵の心に迷いがあるなら、結婚は延期しようと告げる。
大学で真帆に会った沙絵は、自分が櫂と真帆の関係を誤解していたことを知る。
しかし、櫂と沙絵は仲を修復することができずにいた。
卒業式。
途中で抜け出してラウンジに来た櫂は、オレンジノートに綴られた沙絵の 自分に対するメッセージを読む。
そして、沙絵を探しに飛び出していくのだった――


やっぱりどうも、『愛してると言ってくれ』と似てしまった感が否めません。
櫂と真帆の関係を疑ってしまい、ドイツでハルキと結婚しようとした沙絵や、 オレンジの木の下で会う、といったところとか。
思わず、またか〜と思ってしまいました(^^;)

しかし、それ以外は非常におもしろいドラマでした。
障害者だからといって暗いところがなく、サバサバしてるというか、ズバズバと モノを言うというか、沙絵の強烈な個性は魅力的でした。
親友の茜が「太陽みたいな子」と賞賛するに値する、才能と美貌を持った 沙絵は柴咲コウにぴったりでした。

本来、櫂はそんな太陽みたいな沙絵とは対照的な平凡な役柄だったと思うんですが、 いかんせん妻夫木くんはカッコよすぎました(*^^*)
沙絵と櫂のお互いに遠慮のない会話も小気味良いもので、ごまかしたり曖昧に 言わないのが手話ならではなのかなと感じました。
このドラマのおかげでまた手話を勉強する人とか福祉関係に進む人とか出る のではないでしょうか。 [6/22]
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2004年 4〜6月期 TBS

脚本 北川 悦吏子
主題歌 「Sign」Mr.Children

CAST
結城 櫂 ------- 妻夫木 聡
萩尾 沙絵 ----- 柴咲 コウ

相田 翔平 ----- 成宮 寛貴
小沢 茜 ------- 白石 美帆
矢嶋 啓太 ----- 瑛太
佐伯 そよ子 --- 山田 優
桐島 あゆみ --- 上野 樹里
高木 真帆 ----- 小西 真奈美
佐野 --------- 柏原 崇

堺田教授 ------ 小日向 文世
萩尾 ゆり子 ---- 風吹 ジュン


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