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プライド


【Introduction】
野島伸司脚本、キムタクが実業団アイスホッケーチームの キャプテンに扮し、竹内結子、坂口憲二共演で “月9”ドラマの王道を目指す。
主題歌は、CMでも耳馴染みのクイーンのヒット曲「I WAS BORN TO LOVE YOU」で、 “古き良き青春時代”を彷彿とさせてくれます。

【1/26放送分(第3回)まで】
実業団アイスホッケーチーム「ブルースコーピオンズ」のキャプテン・ 里中ハルは、“ゲーム”として恋愛をし、 本気で恋愛をしない主義を貫いていた。
ある日、本社のOL3人組、百合・知佳・亜樹が 試合を見に来る。
その夜の祝勝会で、ハルのチームメイト、プレイボーイのトモは 知佳に、おくての大和は百合に、そしてハルは “古き良き時代の女”の雰囲気を醸し出す亜樹に目を付ける。
2年間も連絡のない恋人を待ち続ける亜樹に、ハルはゲームとしての恋愛を提案する。

一方でハルは、尊敬する安西コーチを病気で喪い、 後任の兵頭と対立する。
安西夫婦を理想としていたハルは、安西の妻・容子に 今後は自分が世話をすると 申し出、兵頭が容子に近づくのがおもしろくない。
安西との生活に疲れていた容子は、複雑な思いでいるのだった。

兵頭の方針で、チームメイトの一人、真琴に 退部勧告が言い渡される。
ハルを慕ってアイスホッケーを続けていた真琴だったが、意外にもハルは 兵頭と同じ意見だと賛成する。
亜樹は、チームメイトに対しても冷静な判断をくだすハルが冷たい人間なのでは ないかと疑っていたが、大和からハルの話を聞くうちに、その考えを変えていく。
また、付き合うなら金持ちの男と決めている百合に、金持ちのフリをしている 大和は真実を言い出せずにいたのだが、亜樹は大和に百合を変えてほしいと言う。

次の試合でワンアシスト決められたら、真琴の退部は見届けられることになるが、 試合当日、他のチームメイトが真琴を見捨てたハルをキャプテンだと認めないと言い出す。
しかし、真琴は自分の弱さを見抜いていたハルこそキャプテンにふさわしいと 怒り、試合では見事アシストを成功させるのだった。


キムタクはこのドラマのためにスケートの猛特訓をして、 身体中がボロボロになったとか。
その甲斐あってホッケーのシーンも様になってはいるんですが、いかんせん あまりにも“青春”しすぎてて、見てる方が恥ずかしいぐらいなんですよね。
完璧なヒーローだから、じゃなくて“完璧じゃないヒーロー” っぽさがキムタクらしすぎるというか。
結局キムタクは何を演じても“キムタク”なわけなんですよね。

私がいまいち共感できないのは竹内結子の役どころ。
ハルが思ってるほど“古き良き時代の女”じゃないよ、と言いつつ“男が帰って きたくなる女”ということなんですが、竹内結子の良さが 発揮されてないと思うんですよね。
「ランチの女王」のヒロインほど垢抜けていないし、「白い影」のヒロインほど 癒し系でもなく、中途半端なような気がします。

文句ばかり言ってるようですが、毎回結構いいシーンもあります。
1話で安西コーチが亡くなるところとか、3話のラストの真琴の訴えも良かった(^^)
「アニキは誰よりもキャプテンらしいよ!」って。
私はあんまりキムタクのキャラはキャプテンには合わないと思うんですけどね。
キャプテンじゃなくてエースの立場だと思うので。
私が今後注目していきたいのは兵頭との関係と容子さんとの関係です(笑) [1/31] ▲TOPへ

【2/9放送分(第5回)まで】
トモの子供を妊娠したという女子大生が現れ、 金持ちでプレイボーイのトモは慰謝料を払って解決しようとする。
しかし、女子大生の話が虚偽で、仲間と共にトモからお金を巻き上げようとする 企みだったことが分かると、ハルは話を つけにクラブへ乗り込む。(第4回)

亜樹とハル、百 合大和知 佳とトモの親睦を深めるため、鍋パーティーが開かれる。
そこでハルはみんなに、亜樹とは亜樹の遠距離恋愛中の彼が帰ってくるまでの 仮の恋人関係であることを打ち明ける。

大和が百合に別れ話を持ち出したことから、亜樹は大和の辛い過去を聞く。
高校生のときにバイクで跳ねた少年が死んでしまい、それ以来大和は、 少年の夢だったアイスホッケー選手を目指したのだった。
過去を断ち切るため、ハルは大和が避けていた事故現場へ連れて行く。

ハルは容子から、昔兵 頭と恋人だったこと、兵頭を待ち続けることができずに安 西と結婚したという話を聞く。
恋人を待ち続ける亜樹の仮の恋人であるハルは、複雑な思いにとらわれるのだった。 (第5回)


市川染五郎に妊娠ネタをやらせちゃっていいの〜?  なんて思っちゃいました(^^;)
でもあれがお金を巻き上げようとする現代っ娘たちの策略というあたり、 ある意味、今の日本を描き出しているようでコワイ。

5話で大和の過去がクローズアップ。
“いい人”過ぎた大和にようやく人間的深みが増した感じです。
ハルは、大和がとらわれている過去のしがらみから解放しようと荒療治を施します。
「お前は被害者じゃなくて加害者なんだよ!」と。

故意でない事故って誰にも気持ちのやり場がなくて、被害者にとっても 加害者にとっても辛いものなんだろうと思います。
気持ちに時効なんてないけれど、憎みながらもいつしか息子のように 大和を見ていた被害者の少年の父を演じていた風間杜夫の 演技がなかなかよかったと思います。

容子安西、兵頭の過去も明らかになってきました。
ハルと兵頭が恋愛観を語ったりしてるのが奇妙というか、微笑ましくもあり(^^;)
「俺を可哀相だと思ってるのか? むしろ安西に礼を言いたいぐらいだ」 と言う兵頭の心中は強がりなのか本心なのか。
兵頭&容子の大人の恋にも注目したいところです。 [2/14] ▲TOPへ

【3/1放送分(第8回)まで】
チャンピオンチーム「グリーンモンスター」が試合の偵察に訪れ、 ハルたちの溜まり場にもやって来る。
百合は、オーナーの息子である玲 志に興味を持つ。
しかしハルは、自分に会いに来たという母・千恵子の ことが気にかかっていた。
亜樹はハルに頼まれて千恵子との再会に同席するが、 恋人のように母に甘えるハルに戸惑う。
千恵子は金の無心をハルに言い出せず、亜樹は200万を立て替える。
2人のやり取りを知ったハルは母への思慕に別れを告げ、亜樹の存在の 大きさを知る。
初めて女の子を部屋に上げたハルは亜樹に「愛してる」と告げ、2人は 一夜を共にするのだった。

ハルと亜樹は親密さを増し、仲間たちも祝福するが、亜樹が待ち続けていた 恋人・夏川が帰国する。
「約束の橋で会おう」と言われた亜樹は、ハルの横を通り過ぎて夏川の元へ行く。
「ブルースコーピオンズ」の面々はハルの失恋リサイタルを開き、亜樹は いたたまれない気持ちでハルの姿を見つめるのだった。

大和が金持ちのフリをしていたことが百合にばれてしまう。
百合は嘘をついていた大和に別れを告げ、玲志への接近を開始する。
ハルは亜樹がくれたライトに「Maybe, Love you」と書いてあることを見つける。
亜樹とハルの関係をいぶかしんだ夏川がハルに問いただすと、 ハルは「亜樹とは真実で結ばれた」と告げる。

その頃、大和は玲志に百合のことを真剣に考えてほしいと頼みに行っていた。
遊びだと割り切る玲志に食い下がる大和はエレベーターでもみ合いになり、 エレベーターから落ちて大怪我を追ってしまう。


いまいち亜樹に魅力を感じないんですが、ハル亜樹は真実の愛で結ばれました。
そこへ亜樹の恋人・夏川が帰国して、ようやくおもしろくなってきたかなという感じです(^-^)
亜樹がなんでまた夏川を選んだのか分かりませんが、橋の上で泣きそうな顔の 亜樹、というか竹内結子、よかったです。
私は竹内結子“泣き”の 演技が大好きなんです。
本当に泣いてるみたいで演技と思えないんです、どのドラマでも。

亜樹曰く“穏やかで優しい”はずの夏川ですが、ハルの前では嫉妬の塊。
「プライドを捨てるのもプライド」とトモに後押しされたハルは「真実で結ばれた」と まるで宣戦布告(^。^) [3/6] ▲TOPへ

【3/22放送分(最終回)まで】
夏川に結婚を迫られた亜 樹が、自分にはその資格がないと告げると夏川は嫉妬に駆られる。
亜樹が怪我をしたことを知ると、ハルは 夏川の仕事場に殴りこみに行くのだった。
ハルは傷害罪で逮捕され、ハルをNHLに挑戦させるつもりだった 兵頭はハルに失望する。

ホッケー選手としては再起不能だと宣告された大和だった が、懸命にリハビリを開始する。
大和の手紙に心打たれたハルは、留置場で激しいトレーニングを 始める。
亜樹は夏川に告訴を取りやめてもらうよう頼み、交換条件として 夏川との結婚を決意する。
友則知佳は、 夏川に会って亜樹を解放してほしいと願い出る。

宿敵「グリーンモンスター」との試合の日が訪れる。
ハルは、試合に勝ったらNHLに挑戦するため、カナダ行きを 兵頭に約束させていた。
その頃、亜樹は夏川と共にウェディングドレスを選びに結婚式場に 行っていたが、夏川から別れを告げられる。
驚異的な大和の気力で同点に追いつき、“氷の女神”を見たハルが 別人のような動きを見せて、見事勝利を収める。

兵頭は約束通り、カナダ行きのチケットを渡す。
視力を失いつつある兵頭の傍らには容子が 寄り添うのだった。
ハルと亜樹は、何の約束もしないまま別れるのだった。

数年後。
NHLで活躍するハルが一時帰国する。
テレビでインタビューを受けるハルの映像を見ていた亜樹は、 途中で消して外へ出掛ける。
亜樹がかつてハルとデートしたスケート場で滑っていると、前方から ハルがやってくる。
「ブルースコーピオンズ」のメンバーに見守られながら、 ハルは亜樹に自分の想いを告げるのだった。


“月9”らしいラブストーリーの王道的結末でした。
まあ、こんなもんかなという感じです。
ものすごい執着心を見せていたわりには、意外にあっけなく 夏川が亜樹から身を引いてしまいました。
だったら心置きなくハルの元へ行けばいいのに、亜樹は 相変わらず待ち続ける女でした。
“待たない女”に成長して、自分からカナダに行くぐらいに なってほしかったな。

一番の不思議は兵頭コーチの視力。
一体いつからそんなに目が悪かったのか、最終回でいきなり ほぼ失明状態になってたし(笑)
でも、ニヒルな大人の男の魅力を 振りまいてくれたので良しとしましょう(*^^*)
容子さんとも再婚したようだし、容子さんの息子とも仲良く やってるし、ハルが兵頭の背番号を継ぐほど慕われもしたし。
亡くなった安西コーチが気の毒なぐらい(^^;)、兵頭の株は あがりました。

さすがキムタク効果と言うべきでしょうか、 アイスホッケーが注目を集めているようですし、ハルの口癖“メイビー”が 流行ったりしました。
もうちょっと女性陣が魅力あるキャラであればよかったなと 思うんですが、全体的にはおもしろかったです。 [3/24]
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2004年 1〜3月期 フジテレビ

脚本  野島 伸司
主題歌  「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」クイーン

CAST
里中 ハル ----- 木村 拓哉
村瀬 亜樹 ----- 竹内 結子
堀田 大和 ----- 坂口 憲二

相澤 百合 ----- 中越 典子
島村 真琴 ----- 佐藤 隆太
石川 知佳 ----- MEGUMI
園田 冴子 ----- 滝沢 沙織

安西 容子 ----- 石田 ゆり子
安西 健吾 ----- 時任 三郎
池上 友則 ----- 市川 染五郎
兵頭 雄一郎 --- 佐藤 浩市




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