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新選組!
【Introduction】
三谷幸喜脚本、香取慎吾主演で
今までにない大河ドラマになりそうな予感です。
自称大河ドラマファンの三谷さんが、“自分が見たい大河ドラマ”作りを目指したとか。
そこで題材に選んだのが、幕末に活躍した新選組。
既成のイメージでは大人びた雰囲気がありますが、実は近藤勇らが新選組を
結成したのは20代後半で、近藤勇が死んだのは30代半ばという点に着目し、
“若者”としての彼らの生き方に焦点を当てた
“青春群像劇”にするのだそうです。
あまりにも有名で資料も多く、研究者を始めファンも多い新選組を描くに当たって
三谷さんも苦労しておられるようです。
私も新選組の幹部の名前をソラで言えるぐらいは知識を持ってますので、
喜劇作家である三谷さんが新選組をどのように描いてくれるのか
楽しみです。
出演者も慎吾くんを始めトレンディー系の若手俳優もたくさん出ますし、
三谷作品でよくお目にかかる俳優も出るし、歴史ある大河ドラマに
新旋風が巻き起こるか見守りたいと思います。
【1/18放送分(第2回)まで】
元治元年(1864年)4月29日、京都。
近藤勇率いる新選組隊士たちが
料亭に浪士取締りの御用改めに出向く。
しかし、肝心の桂小五郎は
逃がしてしまう。
寺田屋にて事の顛末を聞き及んだ坂本龍馬は、
10年前に初めて近藤勇に
会った日のことを思い出していた。
嘉永7年(1854年)。
市ヶ谷・試衛館道場の養子となった勇は、門弟の剣術指南をする日々を送っていた。
幼なじみの土方歳三と立ち寄った
そば屋で桂小五郎と出会い、ささいな
言い争いをしていると坂本龍馬が仲裁に入る。
龍馬に誘われて浦賀に来航したペリーの黒船を見た勇らは、怪物のような
黒船に圧倒されるのだった。
安政4年。
沖田みつを伴って故郷・多摩に
出稽古に赴いた勇は、最近横行する盗賊から、
裕福な農家・滝本家の財産を移動する護衛を頼まれる。
勇は歳三と共にその任務に当たるが、そこで用心棒として雇われた
永倉新八と、
盗賊方にいた槍の使い手・原田左之助と
出会う。
初めて人を斬った勇は落ち込んでしまうが、斬らねば歳三が死んでいたと
なぐさめられた勇は、歳三に試衛館入門を勧めるのだった。
大河ドラマは1年間で全49回の放送。
そこで三谷さんは、近藤勇にとって影響の
あった49日間をピックアップしてドラマ作りをしたいのだとか。
シチュエーション・コメディ作家らしい目のつけ方です。
さて、すでに2回まで放送を終えましたが、視聴率の方ではすでに初回で
前作「武蔵」の最高視聴率を超えたとか(笑)
でも、けっこう厳しい批評が出てるんですよね。
まず、当時の20才と現在の20才では全然違うと。
人生50年の時代の20才といえば、現代の中高年に当たるぐらい精神的にも
大人だったそうで。
それから近藤勇と坂本龍馬が友人だったなんて、あまりにフィクション
甚だしいとこっぴどく言われてまして、さぞかし三谷さんはヘコんでおられる
だろうな、なんて心配してしまいます(^^;)
単純に見てみればクスッと笑える場面なんかがあっておもしろいんですが、
内容の展開的におもしろいというよりは、その場面における“小技”が
おもしろいという感じです。
慎吾くんが今にもギャグを言うんじゃないかと、余計な心配もしてしまいます。
個人的には山本耕二演じる土方歳三がいいと思います。
新選組って、近藤勇よりも土方歳三の方が
知られてると思うんですよね。
人間的には温和な勇の方が好かれてたかもしれないけど、ドラマとして
見るには“鬼”の土方の方が魅力があるというか。
もちろん、慎吾くんのキャラからいったら近藤勇が当て役だと思うので
いいんですけど。
2人の友情も見所の一つです。
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【2/1放送分(第4回)まで】
勇は、偶然再会した坂本
竜馬から土佐へ帰ると言われ、竜馬とその知人、
福井藩士の橋本左内を家へ招く。
2人が交わす天下国家の話に勇は刺激されるが、近藤家では勇の養父母、
周助とふでの
壮絶な夫婦喧嘩が繰り広げられていた。
相談もなく勇の縁談話を持ってきた周助にふでは怒り、ついに家出してしまう。
勇の意思とは関係なく、縁談話は進んでいくのだった。
詐欺まがいの道場破りで薬を売り歩いていた歳三は、
勇に「武士になりたい」と打ち明け、試衛館へ入門する。
みつの弟・沖田
総次郎と歳三が食客として居候し、近藤家は家計が苦しくなる。
勇は稽古代を滞納している広岡の家へ向かう。
広岡の家で、勇は同じように広岡の借金を取り立てに来た山口
一と出会う。
しかし、広岡は料理屋の主人に身をやつしている水戸藩の浪士・芹沢
鴨の手引きによって逃れてしまう。
その頃、試衛館道場に山南敬助という人物が
勇を訪ねてきていた。
道場破りと勘違いした歳三らは総次郎と立ち合わせるが、負け知らずの総次郎があっけなく
倒されてしまう。
翌朝、桜田門外で大老・井伊直弼が暗殺されたと
聞きつけた勇は現場へ向かう。
そこには亡骸となった広岡の姿があり、「あっぱれなり!」と叫ぶ芹沢の
声が響くのだった。
後に新選組の幹部となる人物がちょっとずつ勇との出会いを果たしていきます。
広岡の借金取立てに来た山口一は、後の三番組組長・斉藤一。
演じるオダギリジョーは、凄みを利かせた表情がカッコいい(*^^*)
そこで会った芹沢鴨も新選組の筆頭局長ですね。
そして試衛館に勇を訪ねてきた山南敬助は、後の新選組総長。
勇はといえば天下国家を動かす話に刺激されつつ、家の中の揉め事に右往左往。
おどおどする父・周助を田中邦衛が、厳しい母・ふでを野際陽子が好演しています。
でも武家の娘を娶ることには周助が譲らず、縁談話は着々と進んで行くのでした。
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【2/29放送分(第8回)まで】
勇とつねの婚礼の日、
親戚が集まる祝いの席の場に、山口一が勇に助けを求めてやってくる。
追われる一を、つねが金を出して裏口から逃してやる。
しかし逃げ切れずに舞い戻ってきた一を江戸から逃がすため、勇は芹沢
鴨を訪ねる。(第5回)
勇は歳三と共に、府中の奉納試合に参加する。
その近くに、米国人ヒュースケンが囲って
いるお富という女性がいると聞き、一目見ようと覗きに行く。
そこでヒュースケンを亡き者にしようと企む一味と会い、永倉新八と
再会する。
勇はヒュースケンを逃がし、永倉を試衛館の食客に迎えるのだった。(第6回)
文久元年(1861年)、勇は天然理心流の4代目を襲名する。
襲名披露の野試合から宴会まで紛れ込んできた原田左之助は、
試衛館の客分になると宣言する。
祝いに訪れた友人・坂本龍馬は土佐勤王党の血判状を勇に見せる。
しかし勇は、異国人の命までをも奪おうとする彼らの決意に反発するのだった。(第7回)
勇は指南役として幕府の講武所勤めが決まり、挨拶に出向くが、講武所の実態を知って唖然とする。
帰宅後、英国公使館の警護を担当する松本藩の伊藤軍兵衛から
歳三がかつて売り歩いていた薬を譲ってほしいと頼まれる。
松本藩に出向いた勇らは、そこで会った英国人と意気投合するが、乱心した伊藤軍兵衛が突然、
英国人に斬りかかるのだった。(第8回)
勇はつねと結婚、所帯を持って落ち着いていきます。
幼なじみの歳三はそんな勇を「所帯を持つと、面倒くさくてかなわねえ」などと呆れて眺めるのでした。
ちょっと不良じみたトシがカッコいい(*^^*)
実際にもイケメンだったという土方歳三。
ドラマでもけっこうプレイボーイに描かれてます。
お富の家を覗きに行くときは「異国人が抱いた女を一目見てみたい」と
言って、ヒュースケンを助けた後には実際に抱きついてみたりして。
無理やりお見合いをさせられたときも、結婚する気はないけど「どちらかと言えば好みのタイプだ」
なんて言ってたし。
沖田総司、永倉新八、原田左之助、藤堂平助ら食客もどんどん増えてきて、
ますます賑やかになっていく試衛館でした。
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【4/4放送分(第13回)まで】
勇は講武所に初出仕するが、「推挙の事実はない」
と門前払いを食わされてしまう。
農民の出であることから、反故にされてしまったのだった。
しかし、浪士組取締役の山岡に紹介され、
清河八郎が結成した浪士組への参加を促される。
将軍警護の任に、武士らしくありたいと思う勇は、試衛館の門人たちと京へ上る
決意をするのだった。
浪士組出立の日、集合場所の伝通院で各組の編成が発表される。
浪士組の幹部内では我が物顔で振舞う清河と、清河の思い通りにはさせまいと
する佐々木只三郎の対立が、浪士内では
仇討ちを狙う者や、自分勝手に行動する芹沢鴨ら
の動きがあるのであった。
先番宿割の任に就いた勇は、試衛館の面々の助けを得て何とかやりくりする。
歳三は、勇を一目置かれる存在にしたいと、
自分は陰ながら差配を振るうのだった。
集団行動を厭う芹沢鴨がついに激怒、宿場の往来で巨大な焚き火を始める。
勇は騒ぎを静めようと、焚き火の前で芹沢に対峙するのだった。
いよいよ新選組結成の元となる浪士組が誕生しました。
試衛館の主だった食客たちも参加しますが、勇以上
に目立つのは歳三。
う〜ん、やっぱりカッコいいなあ(*^^*)
勇を一目置かれる存在にしようと裏工作を重ね、威厳をつけさせるために
自分のことも幼馴染みではなく、一線をひかせます。
以来勇は、人前では歳三のことを「トシ」ではなく「土方くん」と呼ぶように
なるんですが、歳三はだいぶ前から「かっちゃん」ではなくて「近藤さん」
と呼ぶようにしていたんですから、筋が通ってます。
頭は切れるし、決断力はあるし、頼れる参謀といったところでしょうか。
ようやく西へ出発した浪士組ですが、問題続発で前途多難。
人物も急激に増えたんですが、きっちり描き分ける三谷さんの腕はさすが。
一番組頭のおじいちゃんや、先番宿割を勇にとって代わられた殿内さんなど、
ちょっとコミカルな面もあっておもしろい。
そして、芹沢鴨も深みのあるキャラなので、
今はまだバラバラな“新選組”の骨格がいかに形成されていくのかも楽しみです。
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【5/9放送分(第18回)まで】
浪士組が到着した京は、尊皇攘夷を説く長州藩が暗躍する不穏な様子であった。
勇ら試衛館一派と芹
沢一派は壬生の八木家へ共に寄宿することになる。
清河は浪士組の各人に朝廷へ差し出す建白書に
署名をさせるが、その内容は朝廷への忠誠を誓うものだった。
幕臣である佐々木は清河の思い通りにはさせまいと、
浪士組の江戸帰還を決定する。
歳三は自分たちだけでも残って新しい浪士組を
作ろうと勇に持ちかける。
将軍警護を全うしたい勇は京に残ることを決め、同士を募る。
芹沢一派も京に残留することになり、八木家には「壬生浪士組」の看板が掲げられる。
佐々木は浪士組の殿内を幕府側の見張り役として、
壬生浪士組に参入させるのだった。
幕府お預かりでなくなった壬生浪士組を確固たるものにしようと、勇と芹沢は
京都守護職である会津藩主・松平容保に面会に行く。
会津藩お預かりとなった壬生浪士組だったが、誰が代表者となるかなど内輪の
主導権争いが起っていた。
殿内が佐々木のスパイだったことが分かると、芹沢は殿内を斬ると宣言する。
勇は話し合いで解決しようとするが、先走った芹沢が殿内を斬ってしまう。
歳三は、内輪揉めを露見しないようにと芹沢を訴えないよう勇を諫めるのだった。
京の町には長州藩が掲げる、幕府を揶揄した数え歌が流行していた。
松平容保はその内容に怒り、立て札を撤去するように壬生浪士組に命じる。
今後は長州と敵対する間柄になることを覚悟し、勇は芹沢らと共に出動する
のだった。
いよいよ新選組の前身となる壬生浪士組が結成されました。
といってもこの名前は勇らが命名したもの、
それがおもしろくない芹沢派は別の名前をつけ、八木家には交互に看板が
掲げられてしまうのでした。
この内輪の主導権争いは子供の喧嘩そのもので、局長が決まらず結局3人になり、
芹沢派から2人はずるいと言って副長は試衛館から数名、じゃあ副長補佐は
何人といっぱい肩書きがついて、気付いてみれば平隊士は遠慮がちな井上源さん
一人みたいな(^^;)
さらに寄宿先の八木家は、もともと浪士組の中でも面倒の多い試衛館と芹沢一派を
預かるのがイヤで、娘のひでを男装もさせてるんですね。
ほうきを逆さに置いて早く去れと祈願してみたり、そんなささやかな人間の
機微も描いているのがおもしろい。
近くの前川邸にいる菱屋の愛人、お梅は色っぽくて
総司も憧れを抱きます。
結局、お梅は芹沢鴨の愛人になってしまって総司は
ショックを受けるんですが、そんな総司を男装してるひでが慕っていたりと、
様々な人間たちの思いが交差するのもおもしろいです。
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【6/20放送分(第24回)まで】
勇らが寄宿している八木家の姑、
久が亡くなる。
土方は京に壬生浪士組の名を知らしめるべく、
葬儀を切り盛りする。(第19回)
芹沢の提案で揃いの羽織を新調し、
勇らは将軍警護のため大坂へ向かう。
大坂で坂本龍馬に会った勇は、
長州の桂に会いに行く。
しかし、お互いに弁の立つ芹沢と桂が一触即発の雰囲気になってしまうのだった。(第20回)
将軍が江戸に戻ることになり、浪士組は京に留まる理由を失ってしまう。
しかし松平容保に面会した勇は、
志を同じくする容保の手足となって働く決意をするのだった。
芹沢が、大坂の小野川部屋の力士と揉め事を起こす。
乱闘事件に発展した争いの中で、総司は
初めて人を斬ってしまうのだった。(第21回)
小野川部屋と交流を持った勇らは、壬生で相撲の興行を行う提案をする。
お忍びで容保も訪れ、勇はますます容保の信頼を厚くしていく。
その反面、芹沢は浪士組内でも信頼感を失って行くのだった。(第22回)
文久3年8月18日。
会津藩と薩摩藩は、尊攘派の長州藩を締め出す企てを立てる。
浪士組も出陣準備をして待機するが下知が届かず、勇らは自ら出陣する。(第23回)
勇は、芹沢の傲慢な態度について会津藩から最後通告を受ける。
土方らは浪士組内部を厳しく取り締まる法度を作り、芹沢派を葬ろうと画策する。
芹沢の側近だった新見が土方の策にはまり切腹、
芹沢は次は自分の番だと怯えるのだった。(第24回)
芹沢派を葬ろうと画策する
土方と山南。
“ある人物”を葬るため、「士道に背くべからず」と曖昧な表現の一文を法度に
加えます。
芹沢の側近、新見に
接近し、芹沢を葬るための証拠を掴ませます。
ところが隣の間に芹沢を呼び、新見の裏切りを暴露するのでした。
長年の同志への裏切りは士道に背くということで、新見に切腹させるのでした。
つまり葬るべき“ある人物”とは、新見のことだったんですね。
土方、恐るべし! 話し合いで解決しようとする温和な近藤と違うところです。
そして、芹沢も次は自分だと恐ろしくなってしまうのでした。
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【7/11放送分(第27回)まで】
新見を抹殺した土方らは、
芹沢の暗殺に向けて密議を開始する。
近藤は松平容保から
浪士組の新たなを隊名を受けるのだった。
宴会の帰り道で芹沢暗殺を目論む土方だったが、芹沢に恩のある
斎藤が道を阻む。
近藤の説得によって斎藤を留まらせると、土方・沖田・原田・
山南は八木邸で芹沢を暗殺するのだった。
近藤を局長に、浪士組は新たに新選組として再出発をする。
何度目かの隊士募集によって、軍師である武田観柳斎、
監察方志望の山崎烝が新たに加わるのだった。
浪士の動きを追っていた観柳斎は、桝屋の土蔵で大量の武器を発見する。
桝屋の主人を拷問にかけ、問いただすと恐ろしい企てが発覚する。
すなわち京の町に火を放ち、混乱に乗じて松平公を討ち、帝を長州へ
連れ去ろうというのだった。
芹沢がついに最期を迎えました。
人間的に魅力ある人物として描かれていたし、何より佐藤浩一がカリスマ性を
持たせてカッコよく演じていたのでちょっと寂しいです(^^;)
「鬼になれよ、近藤」と勇を奮起させ、寝室に押し入ってきた土方たちには
「待たせやがって」と、どこまでも男らしかった芹沢。
芹沢の愛人、お梅も鈴木京香が艶っぽく
演じていたし、愛敬がありました。
大人の色気を漂わせていた2人がもう出てこないのは非常に残念です。
隊士募集で新たに入隊した武田観柳斎と
山崎烝。
「私は面接を受けているのではなく、私が新選組を値踏みしているのだ」と
言い放つ観柳斎も八嶋智人が言うとなんとなく可笑しい。
生まれ変わった新選組の活躍と今後の波乱の展開が楽しみです。
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【8/1放送分(第30回)まで】
過激浪士派の不穏な動きを知った新選組は、事を未然に防ごうと浪士の
集合する宿を探索する。
近藤と土方と
二手に分かれ、ついに池田屋で浪士たちを発見する。
激しい斬り合いの末、新選組は戦果を挙げるが桂小五郎を
取り逃がす。
桂小五郎は過激な藩士たちの説得に当たるが、久坂ら
は耳を貸さない。
新選組は長州藩士の集まる寺田屋を突き止めるが女将のお登勢に
追い返されてしまう。
御所・蛤御門で戦闘が始まり、新選組も出動するが、窮地に追い詰められた久坂は自刃する。
隊内に階級を設ける土方のやり方に永倉新八は反発する。
さらに芹沢を斬った事実を知ると
隊の脱退を決意をするが山南に引き止められる。
山南の提案で松平容保へ建白書を差し出すが、
その計画を知っていた近藤は、容保の面前で永倉らに頭を下げて謝罪するのだった。
初回にも放送された池田屋事件。
ここから坂本竜馬が初めて近藤勇に会った頃を思い出すというかたちで
試衛館時代に時が遡ったわけですが、ようやく追いつきました。
1年間の長丁場もすでに半分を過ぎましたし、近藤も土方も成長しました(^-^)
近藤局長以下10名と土方副長以下15名が二手に分かれて不逞浪士の会合場所を
探し、見つけた近藤たちが先に刀を振るいます。
遅れて到着した土方は「カッちゃん、後ろ!」
と言って一人捌いた後、「待たせたな」と颯爽と登場。
オイシイ役です、土方さん(*^^*)
ドラマには珍しく、池田屋は2階建てのセットを作ったそうです。
吹き抜け部分でカメラを上下に動かし、1階と2階で繰り広げられる斬り合いを
一つのカットに入れて臨場感を出したとか。
階段落ちも、実際の大きさの階段セットを作って見事に転げ落ちてました。
池田屋といえば、沖田がここで
喀血するのも見せ場の一つ。
ドラマ収録の疲れもあって微妙な表情が出せたという藤原竜也のコメント通り、
わざとらしくない喀血シーンだったと思います(笑)
池田屋事件で功績を認められた新選組でしたが、仲間内でいざこざが
起こり始めました。
土方の傲慢なやり方とそれを黙認する近藤に反発した永倉
新八が松平容保に直訴しますが、それを知った
近藤が頭を下げて謝罪します。
近藤の人柄を信じて付いてきたからこそ永倉も裏切られた思いだったわけですが、
その姿を見て、また信じようと思うわけです。
試衛館時代からの仲間だからこその絆みたいなものが感じられて
ちょっぴり感動してしまいました(*_*)
土方も私欲に徹する冷たい人間なのかというとそうではなく、すべては
新選組のためであり、根も実は俳句を詠む風流人であったりするのです。
そんな面を知るのが沖田だけというところが残念なのですが、その
ギャップがまたいいんですよね。
永倉の計画に乗りつつも近藤たちに知らせていた斎藤一も評価したい
ところです。
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【8/15放送分(第32回)まで】
近藤は永倉を
同行して江戸へ向かい、久しぶりに家族らと再会する。
土方は隊内の規律と秩序の乱れを引き締めようと、
建白書の一件で下書きをした葛山を切腹させる。
山南は土方のやり方に賛成できず、
内輪の争いに終始する新選組に対し、思いが冷めていくのだった。
近藤が伊東とその門人らを連れて、江戸から帰ってくる。
伊東は新選組参謀となるが、密かに自分の野望を抱いていた。
土方から屯所移転の話が持ち上がり、山南は寺院を屯所とすることに
異を唱える。
しかし伊東に言い負かされ、山南は自分の居場所のなさを実感してしまう。
山南は休暇を願い出るが土方に却下され、ついに隊からの脱走を図るのだった。
以前、隊から抜けようとした永倉を引き止めた山南が
脱走することになりました。
山南をそこまで追い詰めた土方さん、くーっ、ほんと“鬼副長”です(>_<)
古い付き合いだし、本当は山南を買ってるくせに、どうして土方は冷たいんでしょう。
苦悩する山南さんの心を和ませたのが新米遊女の明里。
学はないけど、明るくて飾らない明里、可愛かったです。
女ッ気のなかった山南さんにしては珍しいし、明里に八つ当たりするのも微笑ましかったです。
明里を連れて京を出た山南を沖田が追ってくるのでした。
[8/15] ▲TOPへ
【8/22放送分(第33回)】
山南は明里
と
草津に向かう途中の茶屋で沖田に発見され
る。
沖田は見つからなかったことにして逃げろと言うが、山南は
明里に一人で丹波に帰るように言い含めて京へ戻る。
山南の希望で介錯は沖田が務め、山南は切腹して果てるのだった。
近藤だって沖田だって、心の中では土方だって誰も山南
さんに死んでほしくないって思ってるのに、こんな結末に
なるのが悲しい(*_*)
律儀に沖田の前に出て行って、律儀に京に戻ってくるところが
山南さんらしいんですが。
「切腹の前に食事をするというのはどうなんでしょう――」
そうだよねえ、死ぬ前に食べても意味ないよねえと思ったら、
「腹を切ったときに、見苦しくないだろうか」
と言ったのに少し笑っちゃいました。
山南さんにというより、この台詞を考えた三谷さんに(笑)
そして涙を誘うのが明里とのシーン。
丹波に帰るように言ったのに、京へ戻ってきた明里。
「しばらく会えないから丹波で待っていなさい。必ず迎えに行くから」
とその言葉を信じて無邪気に笑う明里がいじらしい。
そして夜、出窓越しに菜の花を渡す明里。
「一緒に富士山見に行こうね」とどこまでも無邪気なのです。
“別れの出窓”は実在したらしいので、本物の明里さんはどんな
気持ちだったんでしょうか。
試衛館時代からの仲間で思い出もたくさんあるのに回想シーンが
なかったのが残念でした。
その分、近藤と土方の涙がすべてを語ってくれてるんですが。
[8/22] ▲TOPへ
【10/3放送分(第39回)まで】
深雪太夫=お幸を身請けすることに
した近藤だったが、寺田屋で
お幸と江戸から不意にやってきたつねが
鉢合わせしてしまう。
つねはお幸に、京では自分の代わりとして近藤の世話を頼むのだった。
手狭になった八木邸を出、新選組は西本願寺を新しい屯所とする。
ひでは総司への
想いを断ち切ろうと努力する。
佐々木率いる幕府見廻組と新選組が京の警護の
主導権を巡って対立する。
祇園界隈で火事が起こり、迅速かつ的確な指示で出動する新選組に
佐々木は感服するのだった。
坂本龍馬の尽力で、薩摩の
西郷と長州の桂が
手を結び、薩長同盟が締結する。
新選組内部では、隊士の松原が以前自分が
斬った長州藩士の妻に刺されて死に、勘定方の河合が
50両の不定流出の責任を問われて切腹する。
左之助がまさと
祝言を挙げ、試衛館時代の仲間が祝いの席を設ける。
その晩、近藤家の養子・周平は脱走を図る隊士に
乗せられて京の町を逃げ回る。
お幸や源三郎のおかげで切腹を免れた周平だったが、
養子縁組を解消される。
実に三谷さんは素晴らしい。
よくもあれだけ涙を誘う山南さんの死の後に、笑いを誘う場面を自然に描けた
ものです。
寺田屋で鉢合わせしてしまったつねさんとお幸。
みんなでお幸の存在を隠そうと、寺田屋の女将・お登勢が「源さんの恋人」
なんて言ったもんだから、源さんとお幸が恋人の振り。
そこへ駆けつけた土方が自分の恋人だと演技をしてお幸を抱き寄せ。
ついに見かねた近藤が「みんな、もういい! それぞれありがとう」と
潔く白状します。
さすがシチュエーション・コメディを得意とする三谷さん、大いに
笑わせてもらいました(^-^)
そしてまた松原の死があったり、かと思うと薩長同盟締結の場面では、
坂本龍馬が嫌がる桂と西郷の手を無理矢理重ね合わせたり、頬を摺り
合わさせたりとコミカルなシーンを描いたり、“悲”と“笑”が相反する
ことなく自然に溶け合ってて見事です。
それを見事に融合させたのが、河合耆三郎の
切腹へのカウントダウン。
死ぬ直前までは、誰もがどことなく能天気に無血の解決を予測してるのに、
不運なことに河合の切腹が実施されるのです。
本当に腹が立った、武田観柳斎!
彼が本を返せばすべては丸く収まったのにぃーーー(>_<)
誰一人として河合の切腹など望んでいないのに、死なねばならなかった
彼が可哀相で仕方ありませんでした。
いつも切腹の介錯をする斉藤の苦悩、鬼副長としての土方の苦悩なども
描かれ、かといって随所に笑いも散りばめられた秀逸な回でした。
近藤勇の養子でありながら、自分の才の無さに落ち込む周平。
演じるのは子役時代からドラマに舞台に活躍の浅利
陽介くん。
97年にミュージカル「レ・ミゼラブル」の少年ガブローシュ役を
パンフレットで見かけてから、彼の活躍は気にしてきました。
子役が多かった浅利くんですが、「新選組!」では17歳という実年齢の本役。
もっとシャープな顔立ちをしてたと思うんですが、思春期なのかしら(笑)
何となく肌も荒れてるし。
でもそこがまた悩める青年期の、特に周平は内気で自信のない役柄を
うまく表現しててさすがです。
ちなみに、周平の長兄・谷三十郎の気持ち悪い引き笑いは三谷さんが
「誰からも嫌われる笑い方を研究して下さい」と注文をつけられての
演技だったとか。さすがです(笑)
[10/3] ▲TOPへ
【10/24放送分(第42回)まで】
尊王派の伊東甲子太郎が離脱を決意し、
平助は伊東についていくべきか悩む。
近藤は無駄な争いを避けるため、
伊東一門の隊離脱を認めるのだった。
新選組が幕府直参となり、近藤らは名実共に“武士”となる。
河合の一件以来、隊内で孤立した
観柳斉は屯所を抜け出してしまう。
近藤は平隊士として一から出直すことで観柳斉を許してやるが、
ある夜、観柳斉は闇討ちに遭って命を落とすのであった。
龍馬は徳川
慶喜に、朝廷に大政を奉還させる。
それによって見廻組の佐々木只三郎は
龍馬を亡き者にしようとし、薩摩の西郷も
龍馬を目障りな存在と感じる。
近藤は今の時代に龍馬はなくてはならぬと信じ、龍馬を護衛するため
永倉と原田を
龍馬の潜伏する近江屋に向かわせるが、一足先に佐々木の手によって
龍馬は暗殺されてしまう。
元々好かれ役ではなかった武田観柳斉でしたが、
河合の一件以来特に嫌われ、そしてついに最期を迎えてしまいました。
「上にへつらい、下に厳しくあたる小ずるい人間」と三谷さんが
設定したそのままを、八嶋智人が上手く演じていました。
最後まで卑怯な人間でしたが、河合の墓に供え物をするいい場面が
与えられました。
沖田だけがそれを知り、悲しいかな、一緒に帰ればよかったのに
闇討ちにあってしまいました。
そしてついに、あの時代にいなくてはならない人を亡くしてしまいました…
坂本龍馬の暗殺者は謎なんだとか。
一説では新選組隊士・原田左之助、一説では薩摩藩、最近の説では
幕府見廻組だとか。
そのどれにも可能性を持たせて、ドラマでは佐々木只三郎が龍馬を
斬りました。
あの時代って、誰もが誰でもの顔を知ってるわけではないんですよね。
佐々木も龍馬の顔は知らぬまま、カマをかけて暗殺に挑みました。
初回から登場していた、飄々とした坂本龍馬。
「近藤勇と龍馬が友達だなんてあり得ない!」と批評もあった龍馬
でしたが、江口洋介の「―ぜよ」弁も
聞かれなくなるかと思うと寂しいです。
総司も倒れてしまったし、終焉が近づいてきたなという感じです。
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【11/28放送分(第47回)まで】
元新選組であるがゆえに、尊攘派から相手にされない
伊東甲子太郎は
近藤の暗殺を企てるが、
夜道で新選組隊士に斬られてしまう。
御陵衛士が仇討ちに現れ、藤堂平助は
新選組に斬られて命を落とす。
御陵衛士の残党に襲撃された近藤は病身の沖田を
伴って大坂城へ入る。
薩長との戦が不可避となった新選組は鳥羽伏見で向かい合うが、
薩長の砲弾の前に歯が立たず、井上源三郎が
逃げ遅れた周平を救おうと命を落とす。
幕府の軍艦で江戸へ帰った新選組は薩長との戦に備えようとするが、
勝海舟から、甲府城で応戦するよう命じられる。
故郷の多摩で宴席を設けている間に官軍に先を越されてしまい、
近藤の悠長なやり方に異を唱える永倉新八が
原田左之助と共に隊を去る。
終盤に来て、新選組の面々も命を落としていく場面が多くなりました。
伊東甲子太郎率いる御陵衛士に加わった藤堂平助が
主君に殉じて新選組に斬られる道を選びましたし、近藤たちを兄のように見守ってきた
井上源三郎も亡くなりました。
鳥羽伏見の戦いで惨敗し、刀の時代が終わったことを悟った
土方さん。
切り替えが早くて、一人でさっさと洋装に身を包むんですが、
それを見た近藤が「小便はどこからするんだ?」なんていう質問をする
ところが、いかにも三谷さんらしくて笑っちゃいました(^^)
江戸に戻ってきた新選組ですが、もはや時代は彼らを必要とはしておらず、
死に場所を与えられた近藤たち。
永倉新八や原田左之助といった、試衛館時代からの仲間が離れていって
しまうのは非常に悲しい。
忠義に篤い斉藤一は近藤と共に戦う道を
選ぶんですが、いつも物静かな斉藤が情熱的になるのも珍しいことです。
斉藤一というキャラクターはオダギリジョーが
演じて改めて、その性格が息づいてきた、と三谷さんも語っておられました。
すなわち、人を斬ることに苦悩する人間になったと。
素の自分をさらけ出さないというのも共通点なんだそうですが、いつも
クールなオダギリジョーの「承知」と返事をする姿が好きでした(*^^*)
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【12/12放送分(最終回)まで】
勝海舟から、江戸を去るよう告げられた
近藤たちは新政府軍と戦うため、
名前を変え、新たに隊士を募って流山で訓練を行う。
官軍は流山の新たな集団をいぶかしみ、有馬藤太に
内情を探らせる。
近藤は“大久保大和”と名乗って新選組ではないと言い張るが、
「京で近藤を見た」という官軍の兵士の発言から本陣へ連れて行かれる。
素性が明かされた近藤は、罪人として斬首されることになり、
土方は勝海舟に助命嘆願に向かうが
却下されてしまい、逆に蝦夷へ向かうことを言い渡される。
療養中の沖田は刺客の襲撃に遭って
お考を喪い、激しく喀血する。
近藤は母のふでや妻の
つねに見守られ、最期のときを迎えるのだった。
大河ドラマは主人公の生涯を見せるため、最終回は概ね
その死が描かれることが多いので、いかんせん寂しい気持ちになります。
特に新選組は個々が割りと哀しい末路を辿るので、いかに喜劇作家の
三谷さんといえど、最終回は“悲”の
要素が強くなりました。
武士らしく切腹を望んだものの、結局斬首されてしまった近藤
局長。
かつての仲間が見守るというわけでもなく、家族も周囲に悟られぬよう
気を配りながらの悲しい処刑となりました。
最期に近藤が呼んだ名が妻でも娘でもなく「トシ…」だったのが、
近藤の人生を物語っているようでもありました。
新選組の物語といえど、近藤勇を主人公にした物語だったので、土方や
沖田の最期は描かれませんでしたが、沖田の
場面ははっきりいって近藤の処刑場面より可哀相でした(*_*)
現代の看護師・お考との気の置けない
やりとりは植木屋平五郎がにやにやと見守るぐらい可愛らしいものだったのに、
突然刺客が現れ、「病人を襲うなんて武士の風上にもおけない」と
たちはだかったお考をあっさりと斬り、さすがの沖田は見事に捌いたものの激しく喀血し、
血も拭わないまま病の床に伏し、そして近藤の死も知らされないまま、
短い生涯を終えてしまうんですね。
新選組の光と影が、
どの隊士の生涯にも反映されてた感じです。
近藤勇を始め、武士として生きることを望んだ新選組の面々は生まれてくる
のがちょっと遅かったですね。
刀の時代は終わりかけていたのに、刀で生きることを望んでいた人ばかり。
これまでは熟練の俳優が演じることが多かった新選組ですが、今作では
実際年齢に近い俳優が若々しく演じてくれました。
見てるこっちとしては非常に楽しかったです。
何といっても、いいメンツが揃ってましたから(*^^*)
男ばかりの群像劇というのも、いかにも青春の疾走という感じだし、かといって
三谷幸喜の独特の小技の効いた笑いも
あり、非常に楽しい1年でした。
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2004年 大河ドラマ
脚本 三谷 幸喜
音楽 服部 隆之
テーマ曲 ジョン・健・ヌッツォ
CAST
近藤 勇 ---------- 香取 慎吾
土方 歳三 -------- 山本 耕史
沖田 総司 -------- 藤原 竜也
斎藤 一 ---------- オダギリ ジョー
藤堂 平助 -------- 中村 勘太郎
原田 左之助 ------ 山本 太郎
山南 敬助 -------- 堺 雅人
永倉 新八 -------- 山口 智充
井上 源三郎 ------ 小林 隆
殿内 義雄 -------- 生瀬 勝久
島田 魁 ---------- 照英
河合 耆三郎 ------ 大倉 孝二
武田 観柳斎 ------ 八嶋 智人
お考/深雪太夫 -- 優香
近藤 つね -------- 田畑 智子
お梅 ------------ 鈴木 京香
幾松 ------------ 菊川 怜
沖田 みつ -------- 沢口 靖子
お登勢 ----------- 戸田 恵子
坂本 龍馬 -------- 江口 洋介
おりょう ---------- 麻生 久美子
芹沢 鴨 --------- 佐藤 浩市
桂 小五郎 ------- 石黒 賢
佐々木 只三郎 ---- 伊原 剛志
久坂 玄瑞 -------- 池内 博之
伊東 甲子太郎 ---- 谷原 章介
滝本 捨助 -------- 中村 獅童
宮川 音五郎 ------ 阿南 健治
小島 鹿之助 ------ 小野 武彦
佐藤 彦五郎 ------ 小日向 文世
佐藤 のぶ -------- 浅田 美代子
松平 容保 -------- 筒井 道隆
清河 八郎 -------- 白井 晃
勝 海舟 ---------- 野田 秀樹
佐久間 象山 ------ 石坂 浩二
近藤 周斎 -------- 田中 邦衛
近藤 ふで -------- 野際 陽子
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