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チェオクの剣



【Introduction】
韓国MBCで2003年7月から放送された全14話のドラマ。
17世紀末の朝鮮王朝時代が舞台になってますが、ワイヤー アクションありのスーパー時代劇です。
主人公チェオクの職業で、原題の“茶母(タモ)”とは、当時の警察・捕盗庁(ポドチョン) で下働きをする賎民女性のこと。
超えられない身分制度のなかで、女性ながら捜査権を持ったチェオクの活躍と密かな 恋が描かれます。
韓国では放送当時、ドラマに没頭する“茶母廃人”という 言葉ができたほど熱狂的ファンを生んだそうです。

チェオクを演じるのは、ドラマ「秘密」「バリでの出来事」、映画「ボイス」「恋する神父」 のハ・ジウォン
バリラバーの私としては、と〜っても期待しているのであります(^。^)
チェオクの上官ファンボ・ユンを演じるイ・ソジンは この作品で大ブレイクしたとか。
「チャングム」で慣れ親しんだ韓国時代劇にアクションの要素が加わったこのドラマ、 “茶母廃人”になる覚悟で楽しみに見るつもりです(^^)


【第2話まで】
2話まで来てようやく登場人物の人となりが見えてきました。
チェオクはもともと身分の高い家柄だったのに、 父親が逆賊の汚名を着せられ自害、身分を落とされたうえに兄と生き別れになって 地方長官の家で働くことに。
その地方長官の妾の子が、幼き日のファンボ・ユン
高貴な家の坊ボンに馬鹿にされ、それでも「法で許されぬ身でも、好機に恵まれれば、 登用の道も開けるだろう」という父の言葉に従って剣術の修行のため山へ篭ることになり、 チェオクもユンについていって二人は兄妹同然に育った、ということだったのですね。

そして、ユンが捕盗庁(ポドチョン=当時の警察)に登用されたとき、チェオクも 茶母(タモ=役所の下働きの女性)となって今に至る、と。
二人は密かに想い合う仲で、1話では怪我をしたチェオクの肩に手を置いたユンが 「痛むか? 私も痛む」と言ったり、2話では一人で危険な場所に行ったチェオクに、 「そちにとって私は何だ?」と問い詰めてみたり、ストレートじゃないけどチェオクを 想うユンの気持ちが我々視聴者には伝わってきます。
ちなみに「痛むか? 私も痛む」の台詞は、 当時韓国で流行語になったそうです(^^)

ファンボ・ユンを演じるイ・ソジン
実は私は今、イ・ソジンがこのドラマの後に出演した「火の鳥」を同時進行で見てるんですが、 現代物の「火の鳥」より、時代劇姿のユンの方が断然イイ! 「火の鳥」の顔が 想い浮かばないように頑張りたいと思います(^^;)

そして、チェオクのハ・ジウォン
男装の麗人といった役所なんですね〜。
言われないと男装してるなんて分からないんですが(^^;)
剣を持って構える姿が凛々しくて素敵です。

まだ出番が少なくて人物像がよく分からないソンベク
非常に残念なのが吹替えの声が「美しき日々」のソンジェであること。
どうしてもソンジェの顔が浮かんでしまいます…

「オールイン」でイナの叔父さんを、「チャングム」でトックおじさんを演じたイム・ ヒョンシク(声もすべて同じ方)が2話で出てきたのにはビックリ!
そしてユンの少年時代は、「天国の階段」でグォン・サンウの少年時代を、 映画「マラソン」で主人公の弟を演じたペク・サンヒョンでした。
すっかり韓ドラ俳優の顔も覚えてしまいましたが(^^;)、そんなところも楽しみ たいと思います。
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【第4話まで】
どうも、人間関係が分かりにくいのが難点です(^^;)
第1話のタイトルが「偽金事件発生」だったので、毎回いろんな事件が起こるのかと 思ったら、この偽金事件がず〜っと物語を動かしていくみたいです。

第3話「密偵の死」。
チェオクはペク・チュワンと共に高麗人参売りに扮装して、偽金作りの組織を捜査します。
昨日は船着場で男装、今日は市場で高麗人参売りをするチェオクを、これまた今日は 盲目の男に変装したソンベクが見かけたりして、 ソンベクとチェオクにとって因果ならぬものが 垣間見えます。

高麗人参を買って行った商人が払った金が偽金であることが分かり、チュワンはファンボ・ ユンに報告しようとしますが、チェオクは黒幕まで突き止めようと提案、襲ってきた 犯人たちに捕らえられ、チュワンを解放する代わりに人質としてアジトに向かいます。
チュワンはユンに報告し、ユンがチェオク救出と黒幕逮捕のためアジトへ―。

というところで、何となくこのドラマのパターンが分かってきたような気がします。
勘の鋭さ、長けた武術、卓越した正義感と勇気で無謀なほど捜査に のめり込むチェオク、そんなチェオクの無鉄砲さが 心配なファンボ・ユン、そしてチェオクが危険な目に 遭うとユンが助けに来る、という感じかなと(^^)
ま、ユンの助けを待つまでもなく、チェオクは一人で 切り抜けちゃうんですけど。

そしてユンは「心配させるな」みたいな感じでチェオクを叱り、チェオクからしてみれば 「あなた様のお役に立ちたいと思って」とお互いを思い合っているのに、所詮 チェオクは賤しい身分であることがしこりになって、この二人の間にはいつも重い 空気が立ち込めるんですね。

第4話「脱獄」。
自分のやり方がユンにとって負担になると思ったチェオクは左捕盗庁(チャポドチョン) を辞めようと身分証を返します。
お店で酒を煽るチェオクと、そんなチェオクを垣根の 間から見つめるユン(*^^*)、と部下のイ・ウォネ。
店にいた酔っ払いを成敗させるため、チェオクに身分証を返すユン。
チェオクは水戸黄門の印籠並みに身分証(警察手帳みたいなもんでしょうか)を 掲げて、酔っ払いをあっという間にやっつけてしまいます(^。^)
韓ドラで初めて、男性並みに強いヒロインを見ました(笑)
精神が強いのはみんなですが、加えてチェオクは武術に長けているのがカッコいいです。

セウク長官の娘ナニがユンを慕っていることを 耳にしちゃったチェオクは、アジト潜入を志願します。
引き留めるユンですが、「あなた様の役に立てるという希望が、私の生きるすべて」 みたいな強い意志があって、ユンも承諾します。
「必ず生きて戻れ」とチェオクを抱きしめるユン なのでした(*^^*)

アジト潜入の足がかりとなるのが、チェオクと縁のあるマ・ チュクチを使ったおとり作戦。
殺人犯に仕立て上げて牢に入れ、偽金作りの首謀者として投獄されて いるカッチュルと意気投合させて脱獄を図り、 アジトを突き止めようというのです。
このカッチュルというのがソンベクの手下で、ソンベクもカッチュルを救出しようとします。
マ・チュクチとカッチュルは脱獄しかけますが、あと少しのところで脱獄がばれ、牢の周囲が 騒然としたところで次回へ続く―。
どうにかこうにか話についてってる感じですが、難しい〜(>_<)
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【第6話まで】
ソンベク(キム・ミンジュン扮)たち偽金盗賊一味のアジトである砦に潜入した チェオク(ハ・ジウォン扮)とマ・チュクチ。
ソンベクはチェオクの正体を知りつつ、あえて 弟分だなんて言ってチェオクを容認。
個人的にチェオクを気に入ってる、ということなんでしょうか。
しかし、やっぱりチェオクの扮装は男には見えない…(^^;)

そして、砦のなかで病人の住む場所を訪れるソンベクについていった チェオクたち。
そこでチェオクは、ソンベクが生き別れた兄なのではないかと思います。
でもその後、チェオクがソンベクに「あなたの父上は生きておられますか?」と、 兄ではないかとカマを賭けて聞いたときに「生きておられる」とソンベクが答えたから、 チェオクは兄ではないんだと思っちゃったかもしれません。。
本当の兄なのに…。
ソンベクもチェオクが去ってから「…心の中で」とか付け加えてるし(^^;)
捕盗庁で働くチェオクと、盗賊の頭領であるソンベク。
兄妹なのに、兄妹と分からない。
そして、お互い気になる…みたいな展開になっていくのでしょうか。
それはそれで楽しいかも(*^^*)

ファンボ・ユン(イ・ソジン扮)は武芸の技を思い出しては、 共に稽古をしたチェオクを思い出すばかり。
長官の娘ナニに言い寄られても、いい返事が出せません。
ユンに代わって、左捕盗庁の従事官(チョンサガン)に就任したのが長官の息子で、 右捕盗庁の従事官だったチョ・チオ
潜入捜査を知らないチオは、ペク・チュワンやイ・ウォネ、チェオクを偽金事件の 担当から外してしまいます。
この展開が歯痒いです。ファンボ・ユンはなぜ、動かないの〜(>_<)

ソンベクたちの砦では悪徳役人を成敗することが決定、チェオクもお供します。
役人(捕盗庁かな?)に追われ、逃げるソンベクたち。
でも、チェオクは肩を撃たれて落馬し、逃げ遅れてしまいます。
その姿に、幼い妹チェヒ(チェオクの幼名)の姿をダブらせたソンベクが戻ってきます。
真っ向から敵に向かっていくなんて、ソンベクカッコいい!! というところで次回へ続く(笑)
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【第11話まで】
ソンベクが使者に託した黒幕宛の手紙をチェオクが奪い、そこに炙り出された 名前=朝廷に仕える忠臣ホンドゥに疑いがかかります。
捕盗庁がホンドゥの部屋を捜索したところ、壁の中から偽金の金型が見つかり、 “黒幕逮捕”となったわけですが、実はこれがソンベクの作戦だったこと、 私は解説を読むまで分かりませんでした(^^;)
ほんと、このドラマは難しいです…
1秒たりとも見逃してないのに、なぜ理解できないんでしょう、 私(笑)

無実であることを証明するためにホンドゥが自害し、王はセウク長官と ファンボ・ユンを捕らえ、チョ・チオを隊長として討伐隊が砦に向かうことに なりました。
チェオクは一足先に砦に向かい、ソンベクに 討伐隊が来ることを告げます。
謀反を企む革命軍と、それを成敗すべき捕盗庁の狭間にいるチェオク。

そして、チョ・チオ率いる討伐隊が砦に やってきますが、ことごとくソンベクたちの仕掛けた罠にかかり、全滅…
戦いにかけては血も涙もないソンベクの 徹底ぶりは怖いです。
なぜか、チェオクとイ・ウォネとペク武官だけは無事(^^;)
チョ・チオとソンベクの決戦は見事でした。
このドラマ、撮影方法が特殊なんだそうで、どの シーンも映画さながらの映像美なのです。

ファンボ・ユン(とセウク長官)の助命嘆願のため、 チェオクは死を覚悟して王宮に潜入し、王に直訴します。
チェオクの決死の思いが通じ、ユンと長官は捕盗庁に返されますが、チェオクは 瀕死の状態。
チェオクの手紙(遺書?)を読んだユンは、チェオクの自分に対する深い想いを 察し、何とか回復させようとします。

この手紙、ユンへの深く熱い想いもしたためられてるんですが、ソンベクについても 触れてるんです(*^^*)
「砦に行かなければよかった。あの男に出会わなければよかった。 なぜ、あの男を斬れなかったのか」
そして、秘伝の術でチェオクを生き返らせたユンですが、 チェオクのうわ言がさらにユンの嫉妬心を煽ります。
「…山を降りよ、チャン・ソンベク。討伐隊が来る―」
聞いちゃったユンは、「あの男だけはダメだ!」とイライラするばかり(笑)

ユンと長官の娘ナニが結婚することを聞いたチェオクは父の墓参りへ。
ここで兄であるソンベクとニアミス。
チェオクは兄が来たなんて露ほども思ってませんが、ソンベクは 堂内で号泣していた娘が妹であると聞かされ、追いかけていって「チェヒーー!!」と 叫ぶんですが、すれ違い…
ここで兄妹だと気付いちゃったら、おもしろくないんですけどね。

マ・チュクチを伴って、単独行動に出るチェオク。
偽の盗賊団を作って、ソンベクをおびき出そうとします。
チェオクと対峙するソンベク。
チェオクとだけは剣を向き合わせたくないのに、チェオクはまるで自分の想いを 断ち切るがごとくソンベクに向き合っていくのです。
でも、そこでファンボ・ユン登場。
チェオクを押しのけ、ソンベクと向かい合うユン。
近すぎるよー、というツッコミは置いといて(笑)、 この二人の対戦もカッコいい!
でも、二人の意思とは裏腹に相互の軍勢が矢を吹き、剣を抜いての大乱闘に。
ソンベクを追ったチェオクは、穴に落ちてしまい、助けようとしたソンベク もろとも洞窟に落ちてしまいます。

チェオクとソンベク、こんなところで二人っきりに(*^^*)
いつもは空中を飛んだり、水の上だって走れるのに、ここからは 抜け出せないんですね(笑)
ソンベクの傷の手当てをするチェオク。
「なぜ、私を助けた?」とチェオクが問うとソンベクは「考えてなどいなかった。体が先に 動いたんだ」と。
マ・チュクチが余計なことを言うので、ユンは一緒にいるはずの二人が気になって 仕方ないのですぅ(*^。^*)
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【第13話まで】
洞窟のなかで二人っきりのソンベクチェオク
なんとなく艶めかしい雰囲気があって、 ドキドキしちゃいました(*^。^*)
ソンベクの看病をしながら、ソンベクの胸にもたれて眠るチェオク。
目が覚めて、自分にもたれるチェオクを愛おしそうに撫でるソンベク。

これって、薄暗がりの洞窟で敵対する立場の二人の、一種のラブシーンだとは思うんですが…
二人が本当は兄妹だと分かってるから、いまいちのめり込めない 自分がいます(^^;)
ソンベクとチェオクって、兄妹だという設定が必要だったのかなと思ってしまいます。
謀反を企む盗賊の頭領と悪を戒める捕盗庁の茶母、という立場だけで充分だと 思うんですが。
最終的に兄妹だとしても、私たち視聴者にも知らせないでほしかった。
本来は結ばれてはならない二人だって分かってると、感情移入ができない…
兄妹だから、いっそうせつないと見る人もいるんでしょうが。

「お前を愛してる」とソンベクは告げ、毒がまわって意識不明に。
逃げ道を見つけていながら、自分が目覚めるまで待っていたソンベクに対して チェオクも「私も愛してる」と告白します。
チェオクの気持ちって今までよくわからなかったんですが、完全にソンベクに 惹かれていたみたいですね。
ファンボ・ユンが捜索に来て「チェオク、いるのか!?」と叫んだのに返事をせず、 ソンベクが「ここに―」と応えようとしたら、さっと手で口を塞ぐのです。
なぜ?と言うソンベクに「考えていない。体が先に動いたのだ」と、ソンベクと 同じ表現を。

そして、ようやく洞窟の外へ出てきた二人ですが、ファンボ・ ユンはチェオクの、ソンベクを見る雰囲気にただならぬ想いを察知します。
「明日、捕盗庁へ行って従事官の職を辞す」と決意するほど、こちらもチェオクを 想っているのです。
どっちつかずにも見えるチェオクですが、一応、心はソンベクに向いてるみたいです。
「奴(ソンベク)を愛してるのか?」とズバリ聞いちゃうユン。
ユンの口から「愛」という言葉が出てくるとは思わなかったので、 ちょっとびっくり(笑)

死んでしまったように見えたソンベク(死んでないことは初回冒頭のシーンから、 知ってはいるんですが)も復活しますが、もはや“革命頭領チャン・ソンベク”ではなく、 “ただの男チャン・ジェム”として生きていこうとします。
でも、それを許さないのが本当の黒幕、宮廷の重臣ピルジュン
役人の仕業にみせかけて、か弱き民を惨殺し、ソンベクの心に火をつけます。

一方、ファンボ・ユンと決別してソンベクの元へ向かったチェオク。
ソンベクは仲間たちから、チェオクへの想いを断ち切っているか試されています。
木陰から様子を伺うチェオク。
覆面された女性が木の枝から吊るされ、「捕盗庁の茶母です。斬ってください」と言われ、 躊躇するソンベク。
しかし、その女が本当にチェオクなのか疑わしいソンベクは、肩を剥いでチェオクに あるはずの傷がないことを確認し、斬ってしまいます。
ソンベクの小細工までは見えなかったチェオクはソンベクに斬られたと思い、そして なんと斬られた女が妊娠中のマ・チュクチの妻であることが分かると、怒り心頭です。
ファンボ・ユンのところへやって来て、「ソンベクを斬ります」と宣言。
ユンはすでにナニお嬢様との結婚を決意しているので、 ここでもあそこでもすれ違いばかり…
やはり、チェオクはどっちつかずなのね(^^;)
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【第14話(最終回)】
王が妃を選ぶその日にクーデターを決行するソンベクたち革命軍。
そして、それを阻止すべく、死を決意して王宮に向かう左捕盗庁の面々、というか ファンボ・ユンチェオク始め部下たち。
前半は血みどろの戦闘シーン、でもユンもチェオクもイ・ウォネもみんな強い(^。^)
しかし、王の近辺ではピルジュンが王座を奪い、王様は捕らわれの身に。
ユンがやってきますが、王様が人質では手も足も出せず。
そこにチェオクがやってきて機転を利かせ、ピルジュンをやっつけます。
黒幕敗れたりのクライマックスにしてはあっという間でした(^^;)

でも、チェオクとユンとソンベクのクライマックスはこの後。
結局ソンベクもピルジュンに利用されてただけで、夢見ていた“か弱き民のための 革命”は成し得ず…
そして、ソンベクを探しにやってきたチェオクは、ピルジュンとソンベクの 橋渡しだったダルピョンの手下に捕らえられてしまいます。
ナニお嬢様に別れを告げ、チェオクを助けに行くファンボ・ユン。
そこへ、ソンベクの元から砂金を盗んでいったダルピョンを追いかけ、ソンベクも やってきます。

「近寄ったら、この娘を殺すぞ」と脅すダルピョンに、「私はすでにその女を斬った」 と言うソンベク。
ここでチェオクも、ソンベクが分かってて“偽チェオク”を斬ったんだと気付いた かな〜、と思いたい(^^)
前に進むソンベクを止めに入るユン。
実はユンはちょっと前に師匠から、ソンベクとチェオクが兄妹であることを聞いて いたのでした。
「あの娘はお前が愛した娘だぞ」と、思い止まらせようとするんですが、自分の 中ですでにチェオク(への愛)を斬ったソンベクは止まりません。
ダルピョンが民の血の結晶である砂金を流してしまうと、怒りに震え、剣を抜きます。
その剣はユンに刺さり、ユン絶命間近…
ユンはソンベクに「あの子はチェヒだ」と、チェオクが妹であることを告げます。
ショックを受けて、その場から去るソンベク。
チェオクはユンの傍らに寄り添って、泣き崩れるのでした。
チェオクへの想いを告げるユンですが、ソンベクが兄であることは言わないのね(^^;)

そして、初回冒頭のソンベクが追い詰められるシーンへ。
その前に竹林でチェオクとソンベクの対決があった気がするんですが、どういう流れ なんでしょう…??
「初めから道があるのではない。一人が歩き、二人が歩き、多くの民が歩いて そののち道ができるのだ」という、初回にも流れたソンベクのナレーションがカッコいいです。
そういえば、最初は気になって仕方なかったソンベクの吹替えも途中から気にならなく なりました(^^;)

自分の手でソンベクを斬ろうと近寄るチェオクですが、チェオクが妹だと分かってる ソンベクは、優しい眼差しでチェオクを見つめます。
そして、自らチェオクの剣を自分に刺すと、「会いたかったぞ、チェヒ」と。
捕盗庁の面々から矢が放たれ、次々とソンベクに当たります。
今こそ兄上と相まみえたチェオクは、ソンベクをかばって自分も矢を受けます。
抱き合いながら、背中に矢を受けていくソンベクとチェオク―

ロミオとジュリエットのような、美しいラストシーンでした。
このラストに限らず、このドラマには華やかな衣装や小道具もなく、 泥まみれで汗だくで血みどろなシーンが多かったのに、そのどれもが“美しかった” と思います。
ロマンチックに愛を囁き合うこともなかったのに、ユンとチェオクとソンベクの 愛しいものを愛しいと想う心も伝わってきました。

そういう意味ではとてもいいドラマだったのに、心残りは覚悟していた“茶母廃人”に なれなかったこと(^^;)
何より物語が難しすぎて、内容を追うのに精一杯でした。
そして、あまりにも期待を抱きすぎてたのかな…
韓国でこのドラマが放送されたのは「バリでの出来事」の前年、そして同じ時代劇 「チャングムの誓い」の前でした。
ハ・ジウォンがいい男二人から愛されるバリ出来よりも前に、時代劇の醍醐味を チャングムより前に、このドラマで見ていたらもっとはまれていたかなぁとも 思います。
あ、あとイ・ソジンを「火の鳥」で見る前に(^^;)

ファンボ・ユンに肩入れもできなかったし、ソンベクがチェオクの兄だと分かっていた から、こっちにも肩入れできなかった。
やっぱりソンベクが兄であること、最後まで知らないでいたかったなと思います。
ですが、全体的にはおもしろかったし、ハ・ジウォンの新たな魅力も発見できたし、 ソンベク役のキム・ミンジュンはカッコよかったし、収穫のあったドラマでした(^-^)
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2005年11月より、NHK衛星第2で放送開始(全14話)
原題 "茶母"

脚本   チョン・ヒョンス
演出   イ・ジェギュ

CAST
チャン・チェオク ----- ハ・ジウォン(小川 範子)
ファンボ・ユン ------- イ・ソジン(寺杣 昌紀)
チャン・ソンベク ----- キム・ミンジュン(森岡 弘一郎)
チョ・セウク --------- パク・ヨンギュ(羽佐間 道夫)
イ・ウォネ ----------- クォン・オジュン(咲野 俊介)
ペク・チュワン ------- イ・ハヌイ(岩崎 ひろし)


「チェオクの剣」NHK公式サイトは こちら

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