MGB Performance Guide
 
Case 2.街乗り用最低限チューンの場合
M氏や、MGOC RT#39氏の本格的チューンの記事を掲載してありますが、まあ、あそこまで出来れば嬉しいことですが、費用もそれなりにかかります。で、参考に私の街乗り仕様MGB80'を説明します。
エンジン系/駆動系  
■本国仕様、8.8圧縮比の18Vエンジン
国内でOHするのも、精度や、自分の意図したチューンが出来でいいのですが、時間と費用の問題で、英国MOSSより個人輸入しました。嬉しい?ことに、コンプリートエンジンでは現在は、圧縮比8.8のものしか流通していません。リビルトですから、若干の排気量アップも狙えます。
後述のSU HS6と合わせて、推定95馬力出ています。(と信じています)

■クラッチレリーズベアリング
AP製のローラーベアリングの物に交換(純正カーボンはちょっと・・)

■クラッチディスク 純正互換(AP)

冷却系
 
■ケンロー電動ファンの追加(中間期用 及 夏期非常用)
東京でも春/秋はこのケンロー1台で足りていました。

■メイン電動ファンのスイッチの手動化(温度センサーバイパス工事)及、リレーを組んで回路形成。純正装備のリレーとサーモ(温度センサ)が信用できない為

燃料系/吸排気系
 
■国産電磁式ポンプ(MITUBA) ->(HITACHI)
これは本来ならトランク設置が望ましいのですが、前のオーナーがエンジンルームに設置してありました。それを今空きトランク設置型に。

■SU HS6(1+3/4) Twin キャブレータ
さすがにゼニスストロンバーグを装備した車は殆どなくなりつつあります。WEBER派の方も多いとは思いますが、街乗りや、気温の変動に寛容なSUの方が私は好きです。普段乗りなら、絶対SUをお勧めします(笑)

■どこだかよく判らない、シングルBOXの SUSマフラーシステム(推定Falcon)
これは失敗しました。変な所で溶接された上に、口径が太く、抜け過ぎていてパワーダウンしているようです。ノーマルエンジンでしたら、純正に近い口径で2BOXのマフラーをお勧めいたします。(街乗りならね)

サスペンション系
 
 
■SPAXコンバージョンキット 前後共
 これは、まあよかったのですが、アップレートしたレバー式の方が、レースにでも出ない限り、乗り心地、突き上げショックの吸収性では遥かに優秀でしょう。私は、レバー式アップレート ダンパーをお勧めします。SPAX式はリアホイールのすぐ内側にテレスコピックの支点がでっぱるので、縁石に乗り上げる時に注意が必要です。
メリットは、調整式である点でしょう。SPAXのフロント側の調整で ハンドリングは変ります。(これにはビックリ)

■ショートコイル
 いわゆるストリートの1インチダウンの奴が入っています。車高をMk-2同等にしてやることにより、重心が自然なものになります。RoadUpratedの480lb/ins.で35cmの物です。

■アップレート・リーフ・スプリング
 これもいわゆるストリートのリーフです。フロントのコイルと車高のバランスの合う物をセットしました。1inchDownのRoadです。

ロアリングキット、は組んでありません。上記のスプリングにロアリングキットを組むと、立体駐車場のパレットの突起がクリア出来なくなります。設計上は70mmですが、実際は75mm以上のクリアランスが必要ですから・・・

■フロントサス ブッシュをV8用(鉄芯入り)に
ゴムだけの純正の奴では あまりにも...。これはチューンでは無く、常識だそうです。

灯火系
 
■リレーキット (たまたまNORMAを入れました)
 純正の配線があまりに暗い(劣化かな?)ので、リレーキットにして90/70Wのバルブを入れてありましたが、切れたため、Philipsの80/60W型に取り替え。ただCIBIEの古いレンズのカットが粗悪な為、配光が悪く、真横近くまで明るいのが困ったものです。これは配光特性の優秀なレンズであるほど外観はMGBには合いませんからねぇ。3POINTレプリカもまあ悪くはないですが、品質の悪い物も出回っているので、皆さん、注意しましょう。
   
 とまあ、最低限のことしかやっておりませんが、それほど不自由はしておりません。
さすがに、バンパーの分の重量で、mk1のフル加速についていくのがやっと(笑)ですが、高速道路での最高速は、上のはずです・・。

 ちなみに、3000rpm/4速で100km/h巡航出来ます。