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 「私は幽霊を見た。だから幽霊は存在するのだ」という主張は、科学的ではありません。同時に、「私は幽霊を見たことがない。だから幽霊は存在しないのだ」という主張も、まったく同様に科学的ではないのです。
 どちらの主張も、単に「信じている」ということに過ぎません。前者は「幽霊は存在する」という信仰、後者は「幽霊は存在しない」という信仰、といえます。信じることを前提にして論理を積み上げて行くのは宗教の教理であって、科学的ではないのです。
 20世紀最大の科学者といわれたアルバート・アインシュタインは、次のように語っています。
 「宗教なき科学は足が不自由であり、科学なき宗教は盲目である」
 信じることは重要です。しかし同様に、科学的な思考もまた重要なのです。何事もバランスが大切だということです。   (「はじめに」より)

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