![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
| 【妖かし編 39巻〜42巻】 |
嵐の中ヒッタイト船は岩山に衝突し、キャロルは嵐の海へ投げ出されてしまった。キャロルを追って海へと飛び込むイズミル王子。海中で何とかキャロルを捉えた王子だが、潮に流され二人は近くの小島へと打ち上げられる。 一方キャロルを捜して嵐のパロス海域に船を進めたメンフィスは、キャロルの逃亡で鬼神と化したアトラスの襲撃を受け、相打ちに。アトラスに深手を負わせるも、自身も酷い傷を受け昏倒してしまう。 小島へ流された王子とキャロルは、後を追ってきたヒッタイト兵やキルケーと合流し、船の修理を待ってヒッタイトへ再出発することに。 その時キャロルのいる小島の沖を、メンフィスのエジプト船が通過。だが無情にも、キャロルの存在に気付かずエジプト船は行き去ってしまう。 エジプト船の異様な様子に不審を覚え、メンフィスの身を案じるキャロル。その不安に付け込むように、キャロルに接近するキルケ―。 ミノア王宮に戻ったメンフィスは、苛立ちながらも怪我の回復を待って療養することに。 そのミノア王宮に、メンフィスの姉で現バビロニア王妃のアイシスが、王太后の見舞いを口実に来訪した。メンフィスの怪我を知り、矢も盾もたまらずメンフィスのもとへ駆けつけるアイシス―――。 キルケーの手引きで王子のもとを脱走したキャロルだが、キルケーの策略にはまり妖かしにかけられてしまった。キルケーは命の恩人である王子への恩返しのために、王子の恋をかなえようと申し出る。 「ナイルの姫君は、目覚めた時はじめて目に映るお方を愛するようになりまするえ・・・」 キルケーの言葉を信じた王子はキャロルの眠る島へと赴き、キャロルを目覚めさせた。目覚めたキャロルはメンフィスへの愛を夢の中に忘れており、王子の想いを受け入れる。 喜びに胸を震わせて、キャロルを連れて島を出航する王子。 一方ミノア王宮のメンフィスのもとには、アイシスが頻繁に訪れるようになっていた。メンフィスへの変わらぬ愛を訴え、エジプトに帰りたいとすがるアイシス。 トロイへ向かう王子の船。だがの途上でヒッタイトに恨みを持つアランヤの残党に襲われ船は炎上して難破。一行は海に投げ出されてしまう 幸運にもルウイヤの貴族に一行は助けられるが、キャロルは足に酷い火傷を負っていた。 キャロルの手がかりを掴んだメンフィスは勇んでミノアを出航。ルウイヤ国を目指して船を疾走させる。 だが一足先に王子の船はトロイの都に到着し、王子はヒッタイト王・王妃の臨席のもと、トロイでキャロルを花嫁に迎えようと婚儀の準備を進めていた。 キャロルを捜すメンフィスは、ルウイヤで上陸し馬でトロイへ向かう。 だがメンフィスの到着を待たずして、キャロルと王子の婚儀は始まり、夢うつつで意識の無いままキャロルは王子の妃となってしまう。 自分を失い花嫁の床で王子を待つキャロル。王子を慕い嫉妬に狂ったモリオネーに襲われるが、間一髪でアマゾネスの女王がキャロルを救出。アマゾネスを支配下におくため、ヒッタイト王が人質に取った妹を捜してトロイの城に忍び込んだ女王は、キャロルの妖かしを解き、脱出の道を示して去って行った。 妖かしから解放され、出口を求めてトロイ城をさまようキャロル。 その時海からユクタス将軍率いるミノア海軍がヒッタイト軍に攻撃を開始した。 ミノア軍と連動して、陸からトロイ城を攻めるメンフィス。 姿を消したキャロルを案じながらも、迎撃の指揮をとるイズミル王子。 戦の最中アマゾネスの女王と対峙した王子は、キャロルを案じて出来た隙を突かれ、モリオネーに刺されて海へ転落。アマゾネスに人質として拉致されてしまった。 キャロルの姿を捜し求め、激しくヒッタイト軍を攻めるメンフィス。ついにメンフィスはキャロルを発見しヒッタイト王の手から奪還した。 トロイ城攻防戦はミノア・エジプト連合軍の勝利に終わり、ヒッタイト王はトロイの都から撤退。トロイの都は解放され、トロイを足場にしたヒッタイトのミノアへの、ひいてはエジプトへの侵攻計画もついえ去ることとなった。 キャロルを連れ、エジプトへ帰国するべくトロイを出立するメンフィス―――。 |
| 【感想】 |
賛否両論!?、喧喧諤諤の物議をかもしたトロイの妖かし婚編です。 王子ファン、メンフィスファン共に、この妖かしの婚儀についてはいろいろと言いたい事があるでしょうが、わたし個人の見解を言わせてもらえば、やはりここで王子は男を落としたな、と言わざるを得ないでしょうね。(王子ファンの方ゴメンナサイ。あくまでわたしの個人的意見ですから・汗) そんなにもキャロルのことが好きなのね(ホロリ)、という気持ちも確かにあるのですが、何をどう言い繕ったところで「妖かし婚」は卑怯でしょう、やっぱり。(ああっまた暴言を吐いて・大汗) しっかし何が驚いたって、まさかこの婚儀が成立しちゃうとは夢にも思いませんでしたね、リアルタイムで読んでたころは。 絶対儀式が完了する前にメンフィスが乱入して、妖かしにかかったキャロルを救い出す、って展開だろうと思っていたのに、無事に婚儀が終了しちゃうんだもの!!目が点になりましたよ、ホント(笑) しかも、いまだにメンフィスはキャロルの重婚の事実を知らないし・・・・(2002.2月現在) 他でも何度か言ってるけど、今現在、数ある伏線のうち一番美味しいのはこの「妖かし婚の暴露」だとわたしは思ってるんで、婚儀の成立自体にはいまさら文句はないんですけど・・・本っ当になるべく早めに、さくさく伏線を消化して欲しいものです。(>細川先生) たま〜〜に、思い出したように、登場キャラが(主にテティ?)過去の伏線を口にするから、忘れたわけじゃないと思うけど・・・思いたいけど・・・・(苦涙) |