![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
| 【王家の呪い編 1巻〜4巻】 |
考古学に興味を持つ現代の娘キャロル・リード。彼女の父の出資によりエジプト王家の谷で未盗掘の古代の王の墓が新たに発見された。狂喜する人々。だが王墓の封印を破ったために、埋葬されたファラオの姉アイシスが王家の呪いによって現代に蘇ってしまった。 『・・・永遠の王の眠りを妨ぐるものに、死の翼触れるべし・・・』 アイシスは王墓を暴いたリード家への復讐のため、不思議な力でキャロルを過去の世界へ引きずり込んだ。キャロルが迷い込んだ世界・・・それはファラオが君臨する三千年前の古代エジプトだった。 奴隷の少年セチに助けられ、自身も奴隷として苦役に従事していたキャロルはある朝、古代エジプトの王メンフィスとめぐり合う。 珍しい黄金の髪、青い瞳、白い肌の娘・キャロルにひとかたならぬ興味を抱いたメンフィスは、キャロルを無理やり王宮に連れ帰った。 傲慢で横暴な少年王メンフィスに反発するキャロル。だがメンフィスはキャロルの優しさ、賢明さにふれる内にいつしかキャロルを心から愛するようになっていた。激情のままにふるまうメンフィスの激しい求愛。恐れおののいたキャロルはメンフィスを拒絶した。意のままにならぬキャロルに苛立ちながらも、メンフィスのキャロルへの想いは日ごとに募ってゆき、ついにメンフィスはキャロルを正妃にすると宣言する。 メンフィスの強引さにあらがいきれず困惑するキャロル。だがキャロルの思いとは裏腹に現代の知識を持つ彼女は「ナイルの娘」と呼ばれ、「叡智を持つ神の娘」「伝説のナイルの女神ハピの娘」としてエジプトの民からも崇められ始めていた。 そんな時、キャロルは隣国ヒッタイトの王子イズミルに略奪されてしまう。キャロルを救い出すため、メンフィスは戦を起こしヒッタイトに攻め込んだ。ヒッタイトの海辺の城での激しい攻防戦。メンフィスが傷つき倒れるのを目の当たりにしたキャロルは、初めて自分がメンフィスを愛していたことを自覚した。 ヒッタイトの城の地下で再会し、ようやく心を通わせたメンフィスとキャロル。メンフィスの作戦で、戦はエジプトの勝利に終った・・・だがキャロルはメンフィスを庇って、イズミル王子の剣を背に受け瀕死の重傷を負ってしまう。 意識の戻らぬキャロルを連れてメンフィスはエジプトに凱旋する。生死の境をさまよい、一時は危篤状態に陥ったキャロルだが、メンフィスの必死の祈りが神に通じたのか、ナイルのほとりでついに意識を取り戻した。 ナイルのほとり、愛を誓い合うメンフィスとキャロル。三千年の時を超えて結ばれようとする二人―――。 |
| 【感想】 |
メンフィスとキャロル、運命の恋人達が出会い、恋に落ち、愛を確認するまでのお話・・・これからはじまる長い長い物語の導入部ともいうべきエピソード群です。とはいえ、この時点で【完】の文字がついてもおかしくないほどよくまとまったお話。この4巻までの時点のストーリーに「王家」の縮図がある、と言っても過言ではないのではと思います。 個人的には、この頃の絵柄が古すぎて(汗)・・・ここが一番好き!とは言い切れないものがあるのですが、ストーリー的にはもっとも盛り上がりを見せる部分の一つでしょう。私見ですがこの頃のストーリーを絶賛し、懐かしむファンも多い模様。 反面、いまとなってはどうなったのやら(汗)・・・な伏線を山と含んだ箇所でもありますが、それは言わないお約束(笑) やっぱり恋は成就するまでの過程が華なんでしょうかね〜〜〜。 想いの通じないもどかしさに、身悶えする美貌の少年王・・・うう、このあたりにファンが多い理由がよっくわかります(爆) そうそう、王子も初登場してますしね。(つけたしみたいに言うなって?) サド路線全開の王子。キャロルを鞭でビシー!!剣でグサッ!!の冷酷ぶりにノックアウトされた王子ファンもこれまた多いのではないでしょうか?(笑) |