[オ リエンテーリングへもどる]

「オリエンテーリング大会の参加のしかた」  記:みちお   (更新日2000年1月26日)


  オリエンテーリングの大会に参加してみよう!(*^o^*)

  (本文は、まだまだ初級者のみちおがかってに書いたものです。
   間違い等あれば、ご指摘ください。)

オリエンテーリングってなに?

 ・オリエンテーリングは、地図とコンパス(方位磁針)をたよりに、
   地図上にマーキングされたポイントを探し出す競技です。
   オリエンテーリングにはいろいろな種類の競技がありますが、
   もっとも一般的なオリエンテーリング競技は、
   スタート地点から複数のポイントを回り、ゴールまでの時間を競います。
   (このポイントのことを、「コントロール」と呼びます。)
   時間を競うわけですから、走ります。個人競技ですので一人で走ります。
   また競技は山林等で開催されますので、山道ややぶを走ることになります。
   (競技エリアのことを「テレイン」と呼びます。)
   一般的な大会で、10〜15コントロール、距離にして数kmです。

どこでできるの?

 ・日本全国に常設(パーマネント)のオリエンテーリングコースが設置されています。
  しかしこれらは主に徒歩でめぐるレクリエーション的なオリエンテーリング向けです。
  ですから競技としてオリエンテーリングを行うには、各地のオリエンテーリングクラブ
  が開催する大会に参加することになります。
  
 ・大会の情報は、しみずさんが開設されているホームページ 「森を走ろう」 で得ることができます。

    森を走ろう!  しみず きよしさんのホームページ
    (オリエンテーリング情報満載!)

大会の申し込み、クラス分けについて

 ・「森を走ろう」の大会情報に各大会の要項が書かれていますのでみてみましょう。
  オリエンテーリングは、細かいクラス分けが行われています。
  申し込み時にそのクラスを申請することになります。
  クラス分けは、男子(M)/女子(W)、年齢、実力、の組み合わせで
  クラスが構成されます。

  実力
   E....エリート(選抜された人のみ参加可能)
   A....上級
   B....中級
   N....初心者(ノービス)

  年齢は、20以下の数字はその年齢以下、21以上の数字はその年齢以上を
  表すことが多いようです。

   例
    M20A....男子20才以下上級クラス
    W21A....女子21才以上上級クラス
    M35A....男子35才以上上級クラス
    MN......男子初心者クラス

  なお、例えばM35Aのクラスがあったとしても、35才以上の方がM21Aのクラスに
  出場することができます。
  ベテランの方々は年齢を重ねた方でも、より困難なM21Aにチャレンジしています。

 ・それぞれのクラスの違いは、距離、コントロール数、難易度に出てきます。
  クラスが上の方が、距離は長いですし、コントロール数も増えますし、
  難易度も上がります。
  ここで言う難易度とは、コントロールの見つけやすさや、走りやすさなどです。
  例えばNクラスであれば、コントロールはほとんどが道にあります。
  しかし、Aクラスでは、道なき山の斜面、わかりにくい沢の中などにコントロールが
  あるのです。またコントロール間も登り下りが多かったり、やぶが多かったり。。。(^_^;)

 ・なお、コントロールの場所の説明(詳しくは後述)に、オリエンテーリング独特の
  記号が使われるのですが、Nクラスでは記号ではなく文字で説明されていますので、
  初心者でもわかりやすくなっています。

 ・初めての方は、まずはNクラスに参加してみましょう。

当日参加ができるの?

 ・オリエンテーリング大会の多くは、当日参加が可能です。
  すなわち、事前に申し込みをしていなくても、当日に会場へ行って参加することができます。
  (大会要項で当日参加可能か、明記されています。確認しましょう。)
  この場合、多くの大会では当日参加者の参加クラスはオープンクラス(O)となり、年齢別がなくなります。
  OA,OB,ON等のクラスになります。
  多くの大会では、オープンクラスでは上位表彰がありません。
  また、参加費が事前申し込みよりも若干高くなります。

服装は? 靴は? 持ち物は?

 ・オリエンテーリング専用の服、靴があります。しかし必須というわけではありません。
  実際、みちおは持っていない。。。。(^_^;)
  まず服ですが、やぶのある山林を走りますので、けがをしないように長袖、長ズボンが必要です。
  もちろんスポーツに適した動きやすい服。いわゆるジャージでよいでしょう。
  靴は、走りやすく、かつ、山林等で滑りにくいもの。ちなみに1回の大会参加で泥だらけになります。
  (^_^;) あと、靴下もまっくろになります。。。。(^_^;)

 ・オリエンテーリングで必須なのが、コンパス(方位磁針)です。シルバーコンパス(商品名)と言われる、
  オリエンテーリング専用のコンパスがあります。2000円くらいかな。
  大会によっては初心者に貸し出しをしている場合もありますので、聞いてみるといいでしょう。

会場へ行こう!

 ・最寄りの駅あるいはバス停に着いたら、色テープを探します。オリエンテーリングの大会では、
  最寄りの駅あるいはバス停から、会場まで、色テープで誘導しています。色テープの目印に沿って
  歩いていくと、会場に着けるのです。
  当日参加をする方(事前申し込みをしていない方)は、当日受付の時間内に会場に着くようにしましょう。
  また事前に申し込みをしている方は、あらかじめ送られてきたプログラムに記載されている自分のスタート時刻から、
  準備時間と会場からスタート地点までにかかる時間を引いた時刻より前に会場に着けばよいでしょう。

第一受付

 ・会場は小中学校などが使用されます。
  当日参加をする方(事前申し込みをしていない方)は、まず第一受付へ行き、名前、参加クラス等を申し込み用紙に記入し、
  参加申請をします。ここで、参加者グッズを受け取ります。
  参加者グッズは、プログラム、コントロールカード、ゴムヒモ、ゼッケン、安全ピン、等です。

 ・なお、事前申し込み者は受付は必要ありません。更衣室(多くは体育館)に、参加者グッズが並べられていますので、
  自分の名前の書かれたグッズを持って行きましょう。

準備

 ・まずは受け取ったグッズの中のプログラムをじっくりと読みましょう。各種注意事項等が書かれています。
  更衣室で着替えをすませましょう。多くは体育館が男女共用更衣室です。
  女子専用更衣室は別途設けられていますが、男子専用更衣室はないことが多いです。(^_^;)
  ゼッケンを安全ピンで、しっかりと胸側につけましょう。

 ・更衣室の壁に張られているコントロールの説明をみましょう。そこにはクラス別のコントロールの番号、
  記号による説明が書かれています。これを自分のコントロールカードに書き写しましょう。コントロールカードの中の各枠内に、
  該当の番号と記号を書き写します。実はこの番号/記号説明はスタート時に受け取る地図に書かれています。
  しかし地図の中の番号/説明を見るより、コントロールカード内の書き写しを見る方が見やすいのです。
  ただし書き写し間違いをしないようにご用心。

 ・コントロールカードは、角に穴があいていますのでそこにゴムヒモを通し手首につけます。
  コントロールカードを途中でなくしたら競技ができなくなってしまいます。落ちないようにしっかりとつけましょう。
  またシルバーコンパスも紐で手首にぶら下げます。
  みちおの場合、コントロールカードを左手、シルバーコンパスを右手に、走ります。

 ・なお、更衣室では、他のオリエンテーリングの大会要項が配られていたりします。
  これを持ち帰り次回の大会参加の計画に役立てましょう。

第二受付

 ・当日参加をする方は、次に第二受付を行います。
  第二受付ではスタート時刻を設定してもらいます。
  なお、当日受付の場合のスタート時刻は結構遅くなる場合があるので、第一受付をしたらすぐに第二受付でスタート時刻の
  設定を受けたほうがいいかもしれません。

 ・事前申し込み者はすでにスタート時刻は設定されているので、受付の必要はありません。

スタート地点へ

 ・会場からスタート地点までは離れているのが普通です。会場からスタート地点まで、色テープで誘導しています。
  色テープの目印に沿っていくと、スタート地点に着けるのです。
  スタート地点までの時間を考慮して、スタート時刻に間に合うように会場を出ましょう。

スタートのしかた

 ・オリエンテーリングのスタートは独特です。
  オリエンテーリングは、各クラスの一人一人が1分ごとにスタートします。
  スタート地点には、スタート枠が紐で作られています。横方向にクラス別、縦方向に3枠、これは1分前、2分前、3分前用です。
  まず自分のスタート時刻の3分前に、該当クラスの最初の枠の中に入ります。
  スタート地点に時計があります。大抵はその時計は実際の時刻よりも3分進めてあります。
  そう、だからその時計が自分のスタート時刻になったら、最初の枠に入りましょう。
  そしてその1分後(スタート2分前)に、ピッピッボーン!の音で、一つ枠を進みます。
  そして、もう一回、ピッピッポーンで、スタート1分前、最も前の枠へ進みます。
  ここで係員から名前の確認を受けます。そして地図を受けとります。地図はまだ表を見てはいけません。
  裏返したまま、裏側にマジックで自分の名前、クラスを書きます。

  そして、スタート! 
  ちなみに、同時にスタートした方々は、ちがうクラスの方でコースがちがうので、後をついていってもだめですよ。(^_^;)

スタートコントロールへ

 ・スタート地点からスタートコントロールまで色テープで誘導されています。まずその色テープに従って進みましょう。
  スタートコントロール、そこが、地図上の△マークの地点です。地図をよくみて現在自分がどこにいるのか、そして方角を確認しましょう。
  ここでは、コントロールカードへのパンチ(後述)は不要です。

 ・あとは、地図上に赤○で示されている各コントロールを番号順にめぐります。
  番号順であればコントロールへの行き方は自由! 道路を通ってもいいですし、山の斜面を駆け登ってもかまいません。
  ただし、立ち入り禁止区域(人の家の敷地、田畑等、および地図上の立ち入り禁止指定区域)へは、入ってはいけません。
  
  さあ、第一コントロールへ走りましょう!

地図のみかた

 ・オリエンテーリングの地図は、専用地図を使います。
  縮尺は1:10000か、1:15000です。
  すなわち、地図上の1cmは、100m、あるいは150mになります。
  また、等高線の間隔は5mあるいは10m間隔です。
  
 ・地図は色付で、多くの地図は緑色の濃さで4段階ほどの走行可能度を示しています。
  例えば、白は走行容易、薄緑は走行可能、緑は通行可能、濃い緑は通行困難
  といった感じです。
  この走行可能度をよくみて、ルートを決定しましょう。
  また、がけとか岩とかの特徴物には、独特の記号を使っています。地図に凡例があるので確認しましょう。
  
 ・地図には、縦に3本か4本の線が書かれています。これは磁北線と呼ばれるもので、この線の上が磁石の北、下が磁石の南を示します。
  シルバーコンパスを使うときに、この磁北線とコンパスの磁針を一致させれば、地図は現状と等しい方向に向いていることになります。

コントロールを求めて走ろう!

 ・地図上の第一コントロールの近くにきたら、コントロールを探します。
  コントロールは左上が白、右下が赤の斜めに塗り分けられた四角い旗を3つ合わせたものです。(わかるかな。(^_^;))
  このコントロールを探す時に、先にコントロールカードに書き写したコントロールの説明が役に立ちます。
  「尾根の上」とか「沢の中」とか「大きさ1mの岩の南側」などの説明が、各コントロールごとに記号で書かれています。
  (初心者クラスでは文字で書かれています。)
  この説明は地図の隅っこにも記載されています。
  これを参考に探します。

 ・コントロール発見!!!
  でも、あわてない。そのコントロールは本当に正しいコントロールでしょうか。実はクラスごとにコントロールはたくさん設置されています。
  ですから見つけたそのコントロールが自分の地図には載っていない他のクラスのコントロールである可能性もあります。
  そのコントロール上に、コントロール番号(2〜3けた)が書かれています。そのコントロール番号と、
  コントロールの説明に書かれているコントロール番号が一致しているかどうか確認します。
  一致していれば間違いなく探していたコントロールです。

 ・コントロールの上には、ホッチキスのような器具(パンチ)が取り付けられています。
  そのパンチでコントロールカードの該当する番号のところに特定パターンの穴を開けます。
  これが、あなたがここを通過した証拠になるのです。なおコントロール上には2つ以上のパンチがありますが、どちらを使ってもかまいません。
  パンチしたら、次のコントロールを目指しましょう!

 ・このようにしてすべてのコントロールを順番にめぐります。
  1つでも見つけられないコントロールがあると、失格になってしまいます。
  また1つでもまちがったパンチをしてしまうと失格になってしまいます。慎重に。。。。

ゴールへ向かって

 ・最後のコントロール(多くの大会ではコントロール番号888番)をパンチすると、つぎに目指すはゴールです。
  最後のコントロールからゴールまでは、色テープで誘導してあります。そのテープを目印にひたすら走りましょう。

 ・ゴール! そこで計測が行われます。ゴール地点から先は追い越し禁止です。
  そのまま前に進むと係の方がコントロールカードをゴムひもをはさみで切って回収してくれます。
  地図は場合よっては回収されます。その場合はあとで返却されますので忘れずに持ち帰りましょう。

 ・おつかれさまでした! 参加賞のジュースを飲んで、喉の渇きを潤しましょう。

 ・大会によっては、ゴールと会場が離れていますので、その場合には色テープで会場への誘導がありますので、
  テープに沿って会場へ帰りましょう。

 ・なお、万が一途中で棄権する場合でも、ゴールあるいは会場へは必ず戻りましょう。
  でないと、あなたは遭難したことになり、捜索隊が出ることになってしまいます。

おつかれさま

 ・会場へ戻ると、すでに結果の一部が掲示されている場合があります。そう、早い時刻にスタートした方々の結果です。
  しばらくするとあなたの結果も掲示されるでしょう。でも順位は確定ではありません。
  全員がゴールして順位が確定されるので注意しましょう。

 ・最終的な結果を紙で欲しい方は、郵送を依頼します。大会結果郵送依頼受付へ行き、お金を払って、
  封筒を受け取って宛て名に自分の住所と名前を書きます。
  なお、最近ではインターネット上で結果が報告されることも多くなりました。


おつかれさまでした!
オリエンテーリング!どうですか!
コントロールを見つける楽しみ!自然の中を走る楽しみ!
楽しいです!
ぜひ、トライしてみましょう!
(^_^)/


 [オリエンテーリングへもどる]