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[2日目]



「2006年香港」
[1日目]

10月14日(土):香港へ

 今日は9時45分成田発の飛行機に乗る。2時間前には空港に着いていなくてはいけないので、6時ころに家を出ればいい。
 しかし、前日の成田エクスプレス予約では、ちょうどよい時刻の電車が予約できなかった。
 しかたがなく、渋谷駅6時13分発の電車になってしまう。家を出るのが5時30分ごろになってしまった。
 成田から香港までは4時間ほどで着くのに、飛行機離陸時刻の4時間以上前に家を出なくてはいけないなんて、、、、なんてこったい。

 成田のJALカウンターで手続きを行なう。
 友達から預かった日本酒2本が重いがこれは預けるわけにいかない。機内持ち込みだ。北米行きはテロ対策のため機内荷物に液体を含めることは一切できないらしい。しかし香港往きは問題がない。ということで、預ける荷物はなし。なので手続きはすごく簡単に終わった。
 出発まで2時間以上。お店をいくつか回るが、おもしろくない。あとは搭乗口前で時間をすごす。

 9時15分、搭乗開始。
 今回は窓際予約済だ。ラッキーなことに隣がいない。窮屈感がなくてうれしい。
 着席してノイズキャンセリングイヤホンのSONY MDR-NC11A を装着した。と、スチワーデスが来て、
 「離陸時には電気製品のご使用はお控えください。」
と言われてしまった。
 「これ、イヤホンです。」
と言ったが、やはりダメ。


JAL


香港行き JAL731便

 9時45分、ほぼ定刻に離陸。

 無事離陸、高度をどんどん上げていく。天気がいいので展望ばっちり。しかし離陸中はデジカメを使うことができない。
 シートベルト着用のサインが消えた。さっそくノイズキャンセリングイヤホンを装着。若干、耳に圧迫感を感じるが、ゴ〜〜〜〜というノイズが消えてくれて、快適、快適。

 今日はとても天気がいい。
 北米往きの航空機は北を目指すが、香港往きは、まず南下し東京湾に出て、そして西を目指す。羽田空港が眼下にきれいに見える。横浜上空を飛行。多摩川沿いのみちお宅方面は残念ながら若干の雲。
 しばらくして、富士山が見えた。雪はほとんどない。上空に近い位置なのできれいな形には見えないが、火口が上から覗き込む形で見える。雲がわきあがってきてしまい、見づらくなる。ちょっと残念。
 さらに南アルプスの山並みが出てきた。そして、名古屋、大阪。淡路島が出てきて広い瀬戸内海。
 外の景色にわくわくしてしまい、窓の外を見っぱなしだ。窓際予約でよかった。
 四国が機の下に入ってしまったところで、雲も出てきたので、窓外観察は終了とする。


東京湾横断道路の海ほたる


羽田空港


横浜ベイブリッジ


富士山


神戸空港


明石海峡大橋


つばさ

 機内食が出てきた。ちょうど昼飯の時刻だがちゃんとした機内食だ。
 いつもならワインを頼むところだが、今回は飛行時間が短くすぐに香港に着いてしまうので、アルコールはやめておこう。
 食事メニューは、「若鶏のグリル スパイシーソース添え」か、「牛肉とじゃが芋の甘煮 山菜御飯添え」、から選択だ。山菜御飯に惹かれて牛を選ぶ。
 おいしい。デザートは、バナナのパンナコッタだ。おいしい。


牛肉とじゃが芋の甘煮 山菜御飯添え

 ふと外を見ると、小島が見える。岩でできた小島。これはもしかしたら、韓国との間で領土問題になっている竹島ではないだろうか! なんて思ったが、この飛行機はそんなところは飛ばない。(あとで調べたら、鹿児島の100km西の宇治群島と判明)


鹿児島の100km西の宇治群島

 映画を見よう。各座席にモニタがあって、10本ほどから好きな映画を選んでみることができる。
 邦画「嫌われ松子の一生」を選択。
 主人公の松子が、多くの男に裏切られながら生きていくという映画だ。
はげしい暴力をふるう男と同棲をしている時に、
 「そんな男とわかれなさい」
とアドバイスする友人に向かって言うセリフ、

「どんなに暴力を振るわれたっていい。ひとりぼっちでいるよりは絶対にいいんだから」

うるうるしてしまった。みちおは、ひとりぼっちだ。。。

 あとは少し寝たりしてすごす。気がつくともう着陸30分前。しまった、この飛行機は台湾上空を通過するのでぜひ見てみようと思っていたのだが、すでに通過してしまったようだ。残念。

 現地13時30分ごろ、ほぼ定刻に香港着。飛行時間時間は約4時間30分、時差は日本からマイナス1時間だ。

 飛行機を降り Arrivals(到着)に従って進む。香港国際空港、とてもきれいだ。
 空港内移動のシャトル電車に乗る。むむむ、すばらしい。


案内


シャトルトレイン乗り場

 シャトルを降りて、入国審査へ向かう。
 途中、赤外線カメラの前を通る。白衣を着た人がモニタを見ている。熱があるかどうかを検査しているのだ。香港は数年前、SARSでパニックになった。そのSARS対策だ。

 入国審査へ進む。
 審査官に "Hello"と挨拶するがなにも返事はない。特になにも聞かれることなく通過。

 預けている荷物はない。ターンテーブルには寄らず、そのまま税関へ。
 申告のある者は赤いゲートへ。ない者は緑のゲートへ進む。香港の持ち込みの無申告許容は、お酒は1本までだ。しかし、いま、みちおの背中のザックの中に は、4合ビン2本が入っている。本来は赤いゲートへ進む必要がある。しかし緑のゲートでも日本のようにあれこれ聞かれることはないようだ。審査官が3〜4 名、通過する者を見ているだけ。
 そのまま行っちゃおうか!
 でも、もし捕まったらたいへんだぞ!
 どうしよう。。。
 えぃ! 行っちゃえ!!

 無事、通過してしまう。
 ドキドキもん。。。。

 到着出口を出るとすぐ前に、地下鉄のオクトパスカードの臨時発行デスクがあった。オクトパスとは、JR東日本のSUICAのような、お金のチャージできるタッチ式乗車券だ。香港の場合、地下鉄、バス、地上電車、路面電車までこのオクトパスが使える。便利だ。
 普通のオクトパスカードの他に、旅行者向けのツーリストオクトパスカードがある。ツーリストオクトパスは、香港の街まで行くエアポートエクスプレスの片 道あるいは往復のチケットと、3日間地下鉄乗り放題、そして20香港ドル(300円)のチャージが入っている。価格は、エアポートエクスプレス片道用が220香港ドル(3300円)、 往復用が300香港ドル(4500円)だ。
 空港からエアポートエクスプレスに乗って香港駅までが100香港ドル(1500円)なので、残り120香港ドル(1800円)分地下鉄に乗れば元がとれ る。地下鉄にそんなに乗ることもないだろうけど、とりあえずは便利なので買ってしまおう。片道のエアポートエクスプレスが含まれたものを購入する。帰りは エアポートエクスプレスではなくて、なにか他の乗り物に乗ってみたいので片道にした。
 かわいい女の子が対応してくれた。英語で会話できる。すっごく親切丁寧にツーリストオクトパスカードのしくみについて説明してくれた。
 片道用のパスをお願いすると、本当に片道でいいのですか? と聞いてくる。いいです。と答える。クレジットカードで購入する。カードとともに、地下鉄を3日間有効利用する観光案内書をもらう。


オクトパスカード

 この時点で、香港ドルはまだ持っていない。空港での両替は率がたいへん悪いという情報を得ているので、ここでは両替しないでとりあえず街へ行こう。

 そのまままっすぐ進むと、「Trains to city」の案内。エアポートエクスプレスの文字はない。これがエアポートエクスプレスなのだろうか? 迷ってしまう。そのまま進んでいくといきなりホー ムになっていた。とてもきれいな電車がホームに入ってきた。どうやらこれがエアポートエクスプレスらしい。
 ところが、改札がない。そのまま電車に乗れてしまうのだ。
 ん? おかしい。なんで?
 ヨーロッパの鉄道も改札がなかった。改札の代わりにチケットに乗車証明を刻印する装置を通す必要がある。それと同じしくみがあるのだろうか? 探してみるが見あたらない。
 駅員に聞いてみた。
 「このオクトパスカードのチェックはどこで行なうのですか?」
 「インサイド トレイン」
 ん? 電車の中にあるのか?
 とりあえず、そのまま電車に乗り込む。

 とてもきれいな電車だ。布張りのデラックスシート。各シートにモニタがついていて、ニュースや観光案内を流していた。
 前方には路線図が描かれ、いまどこを走っているのかが青色LEDで表示される。ちなみにエアポート駅は広東語で「機場」だ。
 改札装置は見あたらなかった。はて? ま、いいや。


エアポートエクスプレス乗り場


券売機


オクトパスカードマネーチャージ機
「増値機」...なるほど


エアポートエクスプレス
この写真はホームと電車の間のガラスの衝立ごしに撮っています。


各座席についているモニタ
ニュース?と観光案内を流していた。


現在走行している場所がわかる

 すぐに電車は出発した。海沿いの道を走る。
 な、なんだあれは!
 ここでいきなり香港のすごさを実感してしまう。
 50階くらいの高層ビルが、あちこちにニョキニョキと立ち並んでいるのだ。ぽつりぽつりではなく、集合してど〜んと立ち並んでいる。そんなコロニーがあちこちに見えるのだ。
 香港。こりゃ、すごいところに来てしまったようだ。

 しばらく行くと半地下のようなところを走って展望が悪くなってしまう。残念。
 さて、どこまで行こうか。とりあえず終点の香港駅まで行こう。


高層マンション群

 約40分の乗車で香港駅到着。
 地下鉄に乗り換えよう。が、地下鉄への乗り換え口がよくわからない。エレベータに乗り下へくだる。エレベータを出ると、、、あれ?
 エレベータ出口3m先が自動改札になっている。他になにもない。しかも、その改札の3m先にも自動改札。2重の改札になっているのだ。なんだこれ? 通っていいの?
 少々悩むが、オクトパスでそのまま通ってしまった。問題なし。
 あとから考えると、どうやらこの2つの改札は、エアポートエクスプレスの出口と地下鉄の入口の改札だったようだ。しかしここ、オクトパスを持っていなかったら、2つの改札の間にはさまれて、身動きできなくなるんでないの?

 地下街を歩く。とてもきれいだ。いくつかお店が並んでいる。人通りも多い。まるで日本の地下街を歩いているような感じだ。
 あ! ミッフィーだ!
 ぬいぐるみのお店のショーウィンドに大きなミッフィーがいた! 香港にもミッフィーがいるんだ! でもウィンドウには「写真撮影禁止」の張り紙がしてあった。残念。
 ちなみに、以後、いくつかのおもちゃ屋を覗き込むが、香港でミッフィーをみかけたのはここだけだ。ミッフィーは香港にはほとんどいないようだ。

 少々歩いて、中環(Central)駅に着いた。地下鉄のホーム。ホームにもドアがある形になっている。地下鉄に乗り込む。とてもきれいな電車だ。海外 の地下鉄に乗るのは初めての経験。日本のように両側に吊り革があるのではなく、中央にのみ吊り革がある。イスはステンレス製。網棚はない。
 香港の方々が大勢乗っている。広東語がとびかう。外国人はみちおだけだろうか。少々緊張する。
 携帯電話をしている人が数人いる。マイク付きイヤホンで小声で話をしているのだ。地下鉄の中でも途切れることはないようだ。


地下鉄車内
吊り革が中央にある。イスがステンレス製。
始発駅なのでだれもいない。
このあと大勢乗り込んできた。

 とりあえず、両替商が多数あるにぎやかな街だという尖沙咀(Tsim Sha Tsui)へ行ってみよう。中環(Central)駅から2駅だ。

 尖沙咀(Tsim Sha Tsui)駅到着。エスカレータに乗る。
 ちなみにエスカレータは右側が立ち止まる人、左側が歩く人になっているようだ。東京とは逆で、関西式だ。
 またエスカレータの足元両側にはブラシが付いていて、ステップと両脇の間に靴が挟まれないように考慮している。

 地上に出る。
 むっとした蒸し暑い空気が体を包む。目の前は4車線の大きな通り。繁華街を南北に走るネイザンロード(彌敦道)だ。
 自動車の喧騒。大きな2階建てが何台も走っている。両側にはなんだか汚らしいが高いビルが立ち並び、そこから道路の上空にかぶさるように大きな大きなカ ンバンが突き出ている。ネイザンロード名物のカンバン群だ。はじめてみる。圧倒される。歩道には人通りが多く広東語がとびかっている。
 いままで、話す言葉が違っていたものの、なんとなく日本と似たような雰囲気だったのに、地下鉄から地上に出た瞬間にいきなり異国の世界にほおりこまれたような感じだ。もちろんここは異国なのだが。

 電気製品、時計、銀行などの店がつらなる。蒸し暑くて、じんわりと汗が出るのだが、商店の前を通ると猛烈な冷房が表にもれてきてひんやりする。
 大きな体の黒人がなにか話かけてきた。なにかを勧誘しているようだ。無視して先に進む。
 すぐにおばさんが話しかけてきた。今度は安宿の勧誘の様子。みちおが大きめのザックを背負っているのでバックパッカーに見られたのだろうか。このあたりにはあやしい安宿がいくつかあるらしい。

 いくつかの勧誘をふりきり、両替商がいくつか入っているというビルへ向かう。ありゃ。どっちだ? でもここでガイドブックを出すわけにはいかない。そん なことしたら迷える観光客であることがばれて勧誘の餌食だ。。。。でもわからん。。。ガイドブックを出して。。。あ、あっちか。。


ネイザンロード(彌敦道)
大きなカンバンが道路に突き出ている。

 両替商が多数入っているというチョンキンマンション(重慶大廈)発見。入口付近にあやしい人たちがたむろしている。ちと怖い。でも入ってみよう。
 すぐにいろいろ声をかけられる。無視して中に入る。入口近くに両替商発見。が、情報によると入口近くの両替商は換金率が悪いらしい。奥に入ってみよう。
 うすぐらい狭い通路が入り組んでいて、その両側に小さな小さなあやしい商店が立ち並んでいる。ジュエリーの店、洋服の店、なにか食料品を売っている店、 なにを売っているんだかよくわからない店、そして両替商等が並んでいる。どうも中国人ではなく、ほかの外国人の人がほとんどだ。あちこちで声をかけられ る。勧誘される。ちょっと怖い雰囲気。立ち止まると怖いので、少々早歩きで内部を1周してみた。
 ちらちら見たところでは、どこの両替商も換金率は同じような感じだ。それよりも雰囲気がちと怖いのでここで換金する気になれない。ビルを出る。

 外を歩く。外にもいくつか両替商があった。
 両替商には、換金レートが書かれた表が掲示されている。日本円から香港ドルへの換金レートを見るには、表の中の日本の国旗の部分で「BUY」と書かれた 部分を見る。そこに650ドルと書かれていれば、1万円で650香港ドルに換金してくれる。銀行での両替の場合には手数料がとられる場合があるが、街中の 両替商では多くは手数料はとられない。ただし街中の両替商は気をつけないとごまかしがあるらしい。

 重慶大廈の両替商はほとんどが640ドルだった。外を歩いていてふととある両替商を見ると、645ドルと書かれてあった。もういい。買いだ。格子の窓口 の中にいるおばさんに「日本円から香港ドルに変えてください」と英語で言い、1万円札を差し出す。レシートもなにもなく、ただお札だけが返ってきた。 645ドルあった。問題なし。ほっ。これでやっと香港ドルを手にできた。
 ちなみに、空港内銀行は約600ドルだ。45香港ドルほど損する。まあたったの670円ほどなんだけど。

 さて。どこに行こうか。
 とりあえず、ここから歩いて、ベイエリアを一覧できるスターアベニューへ行くことができる。そこへ行こう!

 メインストリートのネイザンロードを南に進む。地下道に入る。途中、香港そごうを通った。日本のそごうデパートの香港店だ。高級店舗が並んでいる。

 建物を抜けると、、、お〜〜! すごい!
 目の前は湾になっていて対岸が見えるのだが、対岸には高層ビルがびっしり!60階建てから100階建てくらいの高層ビルがニョキニョキと立ち並んでいる。その様子は圧巻だ。香港、おそるべし!


ビル群!


ビル群!


ビル群!


ビル群!


ビル群!


ビル群!


ビル群!


 その湾の前の広場がスターアベニューだ。香港の映画スター「ブルースリー」の等身大銅像が置かれていた。また地面には香港スター達の手形が置かれている。ジャッキーチェーンの手形、めっけ。

 広場のあちこちには、ウェディングドレス姿の花嫁、そして花婿、友人達が多数、写真をとっていた。あちこちにウェディングドレス姿の花嫁がいる。香港ではこのような公園に結婚登録所があって、そこで結婚の登録を行い、公園内で記念撮影を行なうのが習わしらしい。



ブルースリー


ウェディングカップルがあちこちにいっぱい


ジャッキーチェンの手形

 尖沙咀(Tsim Sha Tsui)駅に戻る。そして地下鉄に乗り、油麻地(Yau Ma Tei)駅で降りる。
 歩いて数分、午後5時すぎ、YMCAに到着だ。
 フロントでチェックインを行なう。英語が通じる。普通のホテルとなにも変わらない。
 女性の係の方が、みちおのミッフィーサイフをみて、
 「そのうさぎ、知っている。」
という。うれしい。ミッフィーという名前は知らないとのこと。

 カードキーをもらってエレベータで12階へ。12階の廊下は床に絨毯がひかれていた。
1211号室。部屋は広めのツインベッドだ。トイレ、そして湯船なしのシャワーがついている。TV、電話もある。インターネットのための有線LANのコネクタもある。
 窓からの展望は、周辺のいまにも壊れそうな古い高層マンションが多数見える。古いといっても、40階建てほどの高さがある。そして奥の方には60階建てほどのとてもきれいな高層オフィスビルが見える。

 TVのスイッチを入れる。リモコンでTVを操作、、、あれ?? うごかないじゃん。リモコンの電池ぎれ? 自分でもっている電池に入れ換えてみる。動かないじゃん。
 フロントに文句いうのもめんどくさいので、以後リモコンなしでTVを操作する。
 10chほど?の番組がみれて、英語のチャネルと広東語チャネル、およそ半々だ。

 いやぁ〜〜、今日は疲れたよ。
 まずはシャワーをあびる。湯船がないのは残念だ。


YMCA裏口
ここは裏口。表口は別にある。
しかし以後すべてこの裏口から入ることになろうとは、
この時には知るよしもない。


エレベータ
イギリス式なので、日本の1階は「G」、2階は「1」、3階は「2」、、になる。
あれ?? 「3」がないぞ! なんで??


ツインベッド


トイレと洗面台


シャワー
残念ながら湯船はなかった。


窓からの展望

 もってきたPCを有線LANの口につなげてみる。ブラウザを起動しアクセスしてみるといきなりIDとパスワードを入力する画面になった。むむむむ、、、無料じゃないのか。。。説明などはどこにも書いてない。
 フロントへ降りるべくエレベータに乗り込む。1階へ。。。あれ?1階を押せないぞ?あ!「G」マーク。そう、ここ香港は元イギリス統治領なのでエレベータもイギリス式なのだ。日本でいう1階は「G(グランド)」になる。そして2階はここでは「1」となるのだ。
 ちなみに「シンドラー社」のエレベータだ。

 フロントへ行き、LAN接続を行ないたいことを申し出た。フロントの人が英語で丁寧に説明してくれる。
 4時間アクセスと24時間アクセスがある。4時間で50香港ドル(750円)、24時間で10香港ドル(1500円)だ。すっごく高い!
 4時間のアクセスをお願いする。支払いは部屋につけてもらう。カードをもらう。カ
ードにIDとPWが書かれている。PWはスクラッチで現れる。そのIDとPWをブラウザで入力すればアクセス可能となる。

 部屋に戻り、メールを少々見て、自分のらくがき帳を見て書き込み。とりあえずそれだけ。これで750円は、ちと高すぎ!

 午後7時、夜の街に出かける。ここ油麻地(Yau Ma Tei)、旺角(Mong Kok)、は香港有数の有名繁華街だ。人通りが多くとてもにぎわっている。

 ここでも、メイン通りには信号、横断歩道があるのだが裏通りには信号がない。横断歩道すらなく、横断歩道にあたる部分には、
 「右側を見よ!」
と書かれている。人よりも自動車優先なのだろうか。
 自動車は歩行者にクラクションを鳴らしながら走ってくる。とても怖い。地元の人たちは平気で横断しているけど。


横断歩道のかわりに、このような文字をよくみかける。


 有名な「女人街」というところへ行ってみた。道の両側にびっしりと簡易テントの店がならんでいるのだ。それが数100mにわたって続く。いろいろなお店 が並んでいる。ハンドバッグ、Tシャツ、女性用下着、おもちゃ、電気製品、くだもの、時計、アクセサリー、そのほかいろいろ。
 どこの店も、広東語でなにか声をかけてくる。
 「安いよ、まけるよ」
と言っているのだろうか。時々、英語で言ってくることもある。それはみちおが日本人と気がついた人なんだろうなぁ。
 言葉がわからないというのは、少し怖いものがある。あまり立ち止まらずに、ささっと通り抜けた。
 なお、怖かったのでデジカメを出して写真と撮ることができなかった。

 そのほか、少し街をさまよう。道がなんとなく汚れていて、少し悪臭がただよう。ただし、このように感じたのは初日だけで、後日はなれてしまった。

 午後8時。日本の友人に日本酒をわたすことを頼まれた近くの食堂へ向かう。YMCAから徒歩10分程度の場所だ。
 メインの繁華街からはちと中に入ったところに、その食堂はあった。食堂の前にテーブルとイスを出していると聞いていたのですぐにわかった。約20席ほどの入口のドアもない大衆食堂だ。中では小皿の食事をみんなつっつきあい、広東語がばんばんとびかう庶民の食堂。

 食堂の前にいたおじさんに、英語で話しかける。
 「日本から来ました。ワンさんに会いたいのですが」
と、そのおじさんは、すごい笑顔で、英語で、
 「お〜、お〜、お〜、聞いてる、聞いてる、すわれ、すわれ!」
と、店の外にあるテーブルに座るようにうながしてくれた。とりあえずイスに座る。おじさん、客対応のため消える。

 もどってきたおじさんに、立ち上がって、
 「ワンさんに会いたいのですが...」
 「いいから、いいから、シッダウン、シッダウン」
 「あなたが、ワンさんですか?」
 「そうだ。」
 「お〜、初めまして! お会いできてうれしいです!」
と握手を交わす。
 「いいから、すわれ、すわれ。なに呑む? ビアでいいか?」
 「あ、はい。ビア、お願いします」

 ワンさんがすぐにビールを持ってきてくれた。グラスに注いでくれる。そして自分の分もグラスに注ぎ、乾杯! ありゃ、お店の人なのにビア呑んじゃっていいの? ちなみにワンさんはこの食堂の経営者だ。

 日本の友人から香港の友人へ E-mail、そして香港の友人からワンさんへ口頭で、みちおが来ることが伝わっていた。
 日本の友人から預かった日本酒2本をザックから出して、ワンさんに渡す。
 「日本のSさんからのワンさんへのギフトです。ジャパニーズサケ!」
 Sさんは、香港出張のときに、この食堂で夕食を食べて以後、毎晩のようにワンさんと呑んだという。そのお礼の日本酒だ。
 日本酒をうけとったワンさん、よろこぶ、よろこぶ!
 「日本酒は、白ワインのように冷やしてから呑むとうまい」
と説明してあげる。さっそくワンさんは日本酒2本を食堂の冷蔵庫にしまった。
 日本の友人からの手紙をワンさんに手渡す。ワンさん、よろこんで読んだ。

 しばらくして、日本の友人が e-mailで連絡した香港人のローレンスさんがやってきた。
 「はじめまして!」
 「乾杯!」
 ということで、食堂の外に置かれたテーブルで、まずは3人で宴会がはじまった。外と言っても別にそのスペースが用意されているわけではない。歩道にかってにテーブルとイスを置いているだけだ。正直言って歩行者のじゃま。しかしそこはこの食堂の特等席だ。
 いくつかの料理が運ばれてきた。いわゆる香港グルメではない。小さな食堂の庶民の食事だ。おいしい!

 ワンさんは時々レジの仕事のために席を外すが、それでも我々といっしょに呑み食いしている。
 会話は、片言の英語と漢字の筆記だ。ワンさんの英語は発音になまりがあって少し聞きづらい。ローレンスさんの英語はよく分かる。わからない言葉が出てきたら、紙に漢字を書く。すると会話が成立する。便利だ。
 わいわいがやがや、楽しい。
 ワンさんが実に明るい人で、この周辺の名物おやじのようだ。道行く人がみなワンさんに話しかける。またワンさんもいろいろな人に話しかけている。そして時々、みちおの前に人をつれてきては、
 「Japanese!Japanese!   michio! He is ,,,,」
と紹介してくれるのだ。そしてテーブルにすわって、いっしょに乾杯! いろんな人と友達になってしまった!
 しばらくしてワンさんが、冷えた日本酒を1本持ってきてくれた。それも、みんなでわいわいと呑んでしまう!


ローレンスさん、ワンさん、みちお


テーブル上はぐちゃぐちゃ。
英語が通じないと、紙に漢字を書いて会話。

 楽しい時間が流れて、夜中の1時ちかくになってしまった。今日はおひらき。
 ワンさんにお金を支払おうとすると、いらない、と言う。え?いいの? どうやらこれが彼のスタイルらしい。どうもありがとう!
 みなさん、おやすみなさい! 

 暗い夜道を、酔ってふらふらになりながらYMCAへ戻る。繁華街の裏道だが、特に危なそうな感じはない。?
 10分ほどでYMCA到着。
 あれ?閉まっている。。。。
 夜遅いと、正面入口は閉鎖されるようだ。裏口に回る。警備員さんにルームナンバーを伝えて無事入館。

 ふたたびシャワーをあびて、ベッドへ。
 遠くに見える60階?建てビルの屋上がきれいに光っている。なんだか香港ってすごい。

 いやぁ〜、今日は実にいろいろあった日だった。でも今日はまだ初日!あと5日もあるぞ!
 明日はどこ行こうか。。。。無計画。。。
 おやすみなさい。


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