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記:2004年7月7日
更新:2004年9月8日 2004年7月4日(日)、北丹沢12時間山岳耐久レースに参加してきました。
神奈川県の北丹沢で開催され、距離は 43.86km、スタート/ゴール地点は同じ場所で標高約400m、最高地点は姫次という山で標高1433mだ。標高差約1000m だが実際には登っ たり下ったりするので、2000m以上の登りになる。途中3つの関門があり、関門時間内の通過が求めらる。ゴールは12 時間が制限時間だ。 大会ホームページにもたいした情報はなく、地図はないし、1週間前に届いた参加証はハガキ1枚だけ。どんなコースなのか不安だ。 前年2003年の10月に、奥多摩の24時間日本山岳耐久に完走していたので、12時間なら楽しみながら走れるかな、と思っていたが、甘すぎ た。。。。。 ![]() 高低図...これは当日配られたプログラムに載っていたもの。事前にはわからなかった。 2004年7月3日(土):前日 大会は日曜日午前7時スタートだ。朝早いので、少しでも近づいて宿泊することにした。橋本の駅近くのビジネスホテルに泊まる。1泊 5,670円。 TVでは、ウィンブルドンの女子シングル決勝が放送されていた。17歳シャラポワ、すごいなぁ。。。 空調の音がとてもうるさいのと、緊張でなかなか寝れない。。 2004年7月4日(日):大会当日 会場へ 朝4時起き。眠い、眠い。おにぎり2個とバナナ1本、ヨーグルト、シリアルを食べて、バイクで会場へ向かう。6 時すぎに会場へ着いた。 駐車場でみちおと同じく大型バイクで来ている方を発見する。あれま、先週、菅平で開催されたロゲイニングにもバイクで参加された方だ。みちおと同じ考え の持ち主 だなぁ。。。話を聞いてみると、上位を狙うとのこと。すごい。 駐車場から10分ほど歩いて会場へ。受付で、参加賞のTシャツをもらう。そして出走の準備。 ![]() 参加賞のTシャツ。完走賞ではない。 と、先々週に富士山の試走をしたときに帰りのバスで出会った方に会う。この方、この北丹沢はすでに3 回も走っているとのこと。 今回の持ち物は、ドリンク500ml×4本(クエン酸ドリンク)、エネルギーゼリー3本、ビスケット少々、小さなクリームパン5個、チョコボール10 個、カリカリ梅4個、人形焼き3個、ドライプルーン3個、赤福(あんこ餅)4個、これらを2004年3月の大山登山マラソンの参加賞ザックに入れて持つ。 どう考えても持ちすぎだようなぁ。(^_^;) シャツはユニクロで1990円で買った半袖ウェア。これと同じウェアを着いる方が結構いる。みちおとおなじ、安物ですまそうという考えの持ち主の方々 だ。みちおの下はジャージだ。こんな暑い中、ジャージなん て暑苦しいかっこをしているおばかさんは、みちおだけだ。失敗したぁ〜。というのも、やはり暑かった。他の方はランパンか、ラン用タイツ。 準備を終えて、トイレへ。あれま行列が。。でもちゃんと行列に並んで済ませて不要荷物を預けてスタート地点へ行くと、スタート地点にはすでに行列が。か なり後方からのスタートになってしまった。 スタート! 午前7時、スタートだ! 天気は快晴。気温は25度を越えている。かなり暑い。参加者は800名ほどだ。みちおは1分半ほどでスタートラインを通過し た。制限時間は12 時間なので、19 時までにここに戻って来なくてはいけない。 まずは、ゆるやかな上り坂のアスファルト道を進む。500m ほどですぐに給水所が出てきた。さすがに、これは取らなかった。 さらにアスファルト道路を少し登り、そして登山道へ入る。ところが登山道は人ひとりが通れるくらいの狭さなのでここで渋滞になってしまった。完全に停 まってしまう。横をすり抜けて登る人もいるが、その人々も先で合流するので正規の道を登っている人は全然動けなくなってしまう。そのうちに 「横、登るなよ!」 と罵声が飛ぶ始末。まぁ、ゆっくり行こう。 登山道はたいした距離もなくすぐにまたアスファルト道路になった。ほとんど平らなアスファルト道路を5kmほど走って、8.5km地点の神ノ川キャンプ 場に着いた。 広い河原を渡って登山道へ入る。ここから急な登りが始まった。とてもじゃないけど、走れるような登りではない。1歩1歩、ゆっくり登っていく。 ペットボトルに入れたクエン酸ドリンクは、チューブで走りながら飲んだが、これが濃すぎ! 粉末から作るが、ちょっと濃すぎたようだ。お いしくない。。。 疲れた〜、まだかよ〜、と思うころに、上の方から鐘の音が聞こえてきた。鐘撞山山頂の鐘の音だ。そして、さらに登り続け、約12km地点、標高 900m、鐘撞山に着いた。 山頂は木々に覆われている。そして鐘が置かれている。これは撞かなきゃ!と、おもいきり撞いて、すっごく大きな音が出てしまいびっくり! すみません。。。。 てっきりここから下りだと思っていたが、実はここは登りの中間ポイントにすぎなかった。ここからさらに延々と登りが続いた。 標高約1400m地点で登りがやっと終了! 神ノ川キャンプ場から距離約6km、標高差約1000mの延々と続いた急登が終わった。ここはスタート から約15kmの地点だ。べたりと座り込んで、少々食べた。 疲れた〜〜〜! そして、暑い!暑い! でも5分ほど休んで、体に鞭打って出発だ。 ここからは第一関門の神ノ川ヒュッテまで、距離約3km、標高差約820mの急降下になる。いやになるほど、下って、下って、下って、、、、せっかく 登っ たのに、こんなに下るなよ〜〜〜!! 第一関門! (18.44km) はぁ。。。やっと第一関門の神ノ川ヒュッテに到着した。18.44km地点、標高580m。制限時間4時間30分、時刻11時30分関門のところ、10 時ころに着くことができた。制限時刻の約1時間30分前の着だ。でもでも、もうくったくた。。。。完全にばてていた。地面にべたりと座り込んでしまう。こ れ以上走 れないかもしれない。「棄権」 という言葉も頭に浮かぶ。。。。。。 給水は、直径15cmほどのボウルでの給水だった。暑さで喉カラカラのみちおは、そのボウルに入った水を2杯もゴクゴクと飲み干してしまった。だっ て、冷たくておいしかったんだもん。あ〜、おばかさん。。。 そしてペットボトルにも給水。極度の疲労で食べ物は受け付けなくなってきた。でも食べなきゃ。低血糖の症状も出ている。 そうだ、赤福 (あんころ もち) を食べよう! これを食べるのを楽しみにしてた。ザックの中を探って、、、あれ? あれ? あれれれ? ない。。。。。 ないぞ!! 実 は、、、、このザックに入れるのを忘れていた。がっくり。。。しかたがなく、エネルギーゼリーを無理やり流し込む。あとクリームパンを 少しかじった。 やはりべたりと座るのはよくない。立ち上がると、足がふらふらだ。体全体が極度の疲労で、足を1歩出すのが精一杯。こりゃ、まずい なぁ。で、ゆっくり、ゆっくり歩いた。多くの人に抜かれていくのがとても悔しいです。でも仕方がない、ゆっくり、ゆっくり。。。 そして、水の飲み過ぎにより、腹痛が。。。おばかさん。 そのうちに体がなれてきた。すこしずつスピードをあげる。しかし、距離2kmほどで標高差420mほど登る急登が続く。つらい、つらい。。。でもここは 山屋の意地、休まずに登り続けよう。 標高1000mの日蔭沢原頭に到着した。ガレ場を少しトラバースして林道に出た。林道にお地蔵さんが立っている。お参りして完走を祈願する。 犬越路トンネルの前を通過、ここから長い長い林道が始まった。やや下りの林道だが、ジャリ道で走りにくい。そして直射日光がギラギラと照りつけて暑い! 暑い!! 他の多くの方は帽子をかぶっている。みちおは帽子を持ってきていない。失敗した〜〜! 直射日光を受けながら、ふらふらながらも走り続ける。 チューブで飲ん でいるペットボトルのクエン酸ドリンクが、なんだか渋みがあって飲みにくい。こまったもんだ。 強い日差しと気温による熱射病、かつ、低血糖、かつ、腹痛。。。途中、気分が悪くなり立ち止まってしまった。もうだめだ。。。立ち止まったまま、その場 で深呼吸を繰り返す。つらすぎる。ゆっくりと足を進めてみる。うん、行けそうだ。そろり、そろりと歩いて、そしてまた走り出した。つらいよぉ〜。 山腹をクネクネと折れ曲がり、「あの尾根の先?」 と思いながらも、何回もだまされ、延々と林道を走り続ける。 林道わきに、「第二関門神ノ川園地での関門時刻は13時」 と書かれたカンバンが2〜3 回出てくる。しかし、距離は書かれていない。時計を見ると時刻は12 時を すぎている。やばいなぁ。関門にひっかかっちゃうかもしれないぞ!、という不安がよぎりつつ、林道を走り続けた。 第二関門! (29.04km) トンネルをくぐり抜けると、係の方がいた。ん?ここが関門なのか? 時刻は12時45分ころ、どうにか第二関門神ノ川園地着! 関門時刻のわずか15分 前に着いたのだった。ふぅ。。。 園地? 単なるアスファルトの路上だ。給水は同じくボウルだ。またもや、ごくり!ごくり! おばかさん。。。 そしてここではバナナも置かれている。 アスファルトの上に、またまたべたりと座り込んでしまう。もうぐったりだ。ここで棄権すべきかな。でも悔しいぞ!! バナナとエネルギゼリーを 無理やり食べる。お腹が痛い。う〜〜、お腹がゴロゴロ言っている。 10分後、そう関門時刻のわずか5分前、立ち上がって出発した。 やはり休憩直後はつらくて、つらくて、歩くのがやっとだ。アスファルト道路をはずれ、また登山道へ入っていく。急な下りを少々下る。そしてここからまた また、激しい急登が続いた。つらい、つらい。。。。。 今出た第二関門神ノ川園地は標高610m。次の第三関門は標高1433m。標高差800m以上をまた登らなくてはいけない。 はぁ。。。 我慢、我慢で、休まずに登り続ける。登りでは休まない! 係員がいる! やった、第三関門か! と思いきや、中間地点の風巻の頭だった。まだ中間。。。。 べたりと座ってしまった。というより倒れ込んでし まった。 「ここで休みすぎると、第三関門に間に合わないぞ!」 と、係の方が言う。わかっているよぉ。でも、体が動かないんだよぉ。 5分後?、体に鞭打って立ち上がる。やはり休憩直後は、そろり、そろり。。。。 う〜〜、お腹が痛い。ゴロゴロ。。。。やばいよぉ〜、やばいぉ〜! 我慢できずに、登山道をはずれてやぶの奥へ。 ピ〜〜〜!。(^_^;) 出すもん出したら、少しお腹が落ち着いた。 そしてまた我慢を重ねて、急登を、登る、登る、登る。。。。。 着いた〜! 山頂だ。あれ? でも係員がいないぞ? そこは標高1432m、袖平山山頂だった。第三関門の姫次ではないのだ。でもでも、ばった り倒れこんでしまう。つらい、つらい。呼吸が全然落ち着かない。 第三関門! (34.86km) 5分?10分? 立ち上がり出発。少々登り降りして、標高1433m、姫次到着! スタートから35kmの地点だ。関門時刻16時30分のところ、 15時少しすぎ、関門時刻より約1時間30分前に着いた。ふぅ。 姫次は、直射日光があたっていたので、少しだけ先に進み、木陰ですぐにまた座り込んでしまう。疲れた。。。 5分ほど休んだろうか。 立ち上がり出発する。あとは、下るだけだ。ゴールまで距離約8km、標高差1000m! やはり休憩直後は、そろり、そろりと 進む。と、追い抜いていく 人が、みちおに声をかけてくれた。「ハイキングコース時間で2時間で行けるようですよ。がんばりましょう」 あと2時間かぁ。なんだか元気が出てきた。急 な登山道を走って下る。 しかし、長い!長い! 下っても下っても、まだ下り。そしてそして、またまた、ふらふら、体がしびれて、気分が悪くなってしまう。低血糖症だろう。道ば たに座り込んでしまう。座り込んだみちおの横を何人もの人が駆け下っていく。悔しい。。。 エネルギーゼリーをむりやり、ひとくち、ふた くち、口に入れる。あと、クリームパンのクリームをなめた。あ〜〜、赤福食べたい。。。 5分?10分? なんとか回復。立ち上がり出発。まだまだふらふらで、ゆるり、ゆるりと歩き出す。その間にも、何人かに抜かれて行く。 途中、係の方が4人ほど固まっていた。その地点から、笹やぶの急斜面をつづら折れに下っていく。なんとなく体が回復してきた。また走りだす。登山道のつ づら折れを右に、左に、右に、左に、、、、、長いよ 〜〜! ほんと、永遠に続くかのごとく、右に、左に、、、、。 遠く、チャイムの音が聞こえて来た。町はちかいぞ! そのチャイムは17時を知らせる町のチャイムだ。あ〜、もう17時、スタートから10時間 も経過したんだぁ〜〜! そしてついに、アスファルト道路に出た。やった! \(^o^)/ なぜか元気の出たみちおは、走りだした。かなり速いランスピード、ひとり、ふたりと、どんどん人を追い抜いて行く。そして会場が見えた。もう全 速力! う〜ん、やはり、おばかさん。でも、なんで走れるんだろう。 ゴ〜ル! (43.86km) そして、そして、ゴ〜〜〜〜ル!! 「やった〜〜!」 と声をあげながら全速力でゴールを駆け抜け、周辺の人々の笑いをかう。 (^_^;) ゴール時刻は、17時30分、スタートから10時間30分のゴールだ。 すぐに記録証をもらい、ドリンク、あんパン、うどんをもらう。うどんは冷たいつけ麺だ。Tシャツ等の完走者記念がないのが残念だなぁ。 ばったり倒れ込んで、しばらく動けなかった。あんパンもうどんも食べられなかった。。。 あ〜〜、終わった。。。 10時間30分という時間は、かなり遅い時間なのだろう。もう会場の人もまばらだ。係の人も撤収の準備をしている。預けた荷物をとり戻して、駐 車場へ向かう。でもでも、くたくたに疲れた体に、10分坂道を登る駐車場は遠すぎる!!! で、係の方に声をかけると、なんと車で送ってくれるとのこ と! ラッキー!! 帰り際、係のおばちゃんに、「ありがとうございました!」 と声をかける。おばちゃん 「ぜひまた来年も来てくださいね!」 くったくたのみちおは、は い、とは答えられなかった。。。。。(^_^;) 駐車場は、すでにほとんどの車がひきあげていた。バイクの横にすわり込んで帰る準備をする。あ〜〜、疲れたよぉ。 今回、参加者には、無料温泉券が配られていた。温泉に入ろう。。。ところが、その温泉の場所が書かれていない。どこにあるんだ? 近くの方に聞くもわ からず。そのへん走れば見つかるかな。 くたくたの体でバイクにまたがりスタート。ウェアはまだそのままに、ジャンパーをはおっただけ。ワインディングロードをしばらく進んでしまうと、温 泉、もういいや!! という気持ちになってしまった。そのままくたくたの体で、渋滞ぎみの道を、橋本、16号線、東名高速道路と進み、そして無事に自 宅に帰り着いた。。。。 つかれすぎ。。。おつかれさま。。。。 あとがき あまく見てました。すっごくつらかったです! 奥多摩の24時間日本山岳耐久に比較しても、こちらの方が全然きついです。登り降りが激しいこと、林道の ような高速ランを求められる部分が長いこと、林道での昼間の直射日光がきついこと、気温が高いこと、関門時間が厳しいこと。 そして、やはりみちおは、こんな山岳耐久に出るような体力を持っていないことを、あらためて実感したのでした。あ〜〜ぁ。 でもでも、完走!! うれしいです! みちお、ほんとうにおつかれさまでした。よく頑張ったよ。すごいよ。(*^ ^*) でも、次の大会参加は、なにも考えたくないみちおなのでした。 おつかれさま。。。。 |