| 8月1日(日):クライストチャーチ着、マウントクックビレッジへ 朝、すっごくきれいな朝焼けだ。そしてすっごくきれいな日の出が始まった。すばらしい。窓際でよかった。 ![]() 日の出 朝食は、フィッシュかエッグだ。フィッシュをお願いする。おいしい。 ![]() 機内朝食−フィッシュ 飛行機がニュージーランドに入った。山並みが見える。日本の山と違って低い山も稜線が鋭くとがっている。着陸体制に入り高度を落としていく。広大な牧場 が見える。なにか白い点々がいっぱい見える。ん?? あ!ひつじくんだ! ひつじくんがいっぱいだ!! 日本との時差3時間、約11時間の飛行、現地時間朝8時30分ころ、無事、ニュージーランドの南島クライストチャーチ空港に着陸した。 こっちは真冬だ。長袖のシャツ、ジャンパーを着る。思っていたほど寒くはない。 まずは入国審査を受ける。あらかじめ機内で記入した入国カードを提示する。滞在場所を記入する欄があるが、ホテルなどは予約していないのでとりあえず、 MOTELと書いておいた。審査官が「MOTELなのか」と聞いてきた。特にHOTELは予約していないと答えた。そして「あるいは山小屋に泊まる」とい う意味で、 "or Mountain HUT" と答えたら審査官は入国カードに "Mountain HUT"と書いた。う〜ん、あとから考えると、ニュージーランドには "Mountain HUT"という名前の町もあるので、そこと勘違いしたかもしれない。ま、いいや。 荷物を受け取り、税関へ向かう。ニュージーランドの税関はとても厳しいと聞いていた。特に農作物への影響を恐れて、食物の持ち込み、靴などについた泥の 持ち込み、動植物の持ち込みが厳しい。 食物はなにも持っていない。登山用の靴(スキー登山兼用靴)は靴底を洗ってきた。入国カードには「キャンプ用具はあるか?」の項目があるので「ある」に チェックを入れておいた。あと羽製品も対象らしい。羽毛服や羽毛シュラフを持っている。大丈夫なのだろうか。不安いっぱいで税関へ向かう。 税関審査入り口には「不申告の場合、200ドルの罰金」と大きく書かれている。審査官の近くに来たとき、ポケットに手を入れると、あ!!! チューイン ガム! そうポケットにチューインガムを入れていたのだ。ありゃま、どうしよう。審査官に言う。「チューインガムを持っています」 審査官「問題なし」 ふぅ。 キャンピング用品について聞かれた。審査官「なにを持っているんだ」 みちお「スキー靴です」 審査官「問題ない」 入国カードに問題なしと書かれた。 そしてすべての荷物をレントゲン検査。問題なし。無事、税関を通過した。 なお別機で来た島津さんは、荷物を開けて、兼用靴の靴底の泥付着具合を調べられたという。 到着口へ出ると、そこには多くの観光会社の日本人スタッフが、出てくる人を待ち受けていた。名前を書いたプラカードを掲げている。みちおは関係ないので そのまま通りすぎる。と、スタッフがひとり追いかけてきて「○×さんですか?」と聞いてきた。「違います」 今回の山行は、島津さんと2人だ。島津さんは関西国際空港からの飛行機で来る。8時45分ころ到着する予定だ。成田空港と関西国際空港から合計2機が、 ほぼ同じ時刻にニュージーランドへ向けて飛んでいるのだ。今回、大型の台風が四国を襲っている最中だったので、関西国際空港からの飛行機が飛ぶのかどうか 危ぶまれたが、無事飛んだようだ。だが、少々遅れている様子。 しばらく待っていると、島津さんが到着口より出てきた。おひさしぶり。まずはレンタカーだ。予約はしていない。レンタカー受付は人がいなかった。置いて ある電話で連絡すると国内線側に来いという。国内線側のカウンターで受付。大きめの車を頼むがそれはいまないという。普通の車にする。なんとスキーキャリ ア搭載済だという。であれば大きさに問題はない。値段はちょっと高いがしかたがない。 車は外の駐車場にあった。フォードの高級セダンだ。シルバー。スキーキャリアを乗せている。が、後部座席を倒すとそのままスキーを載せることができた。 2人だけならスキーキャリアはいらなかった。 ![]() レンタカー みちおが運転した。お〜〜! 少し動かすだけで高級車であることがわかる。静かでスム〜ズ。 ニュージーランドは日本と同じ右ハンドル、左車線だ。だから運転に違和感がない。交差点で対向車線に入り込んでしまうこともないし、ウインカーを出そう としてワイパーを動かしてしまうこともない。 交差点が少々変わっている。信号のない交差点は、ランドアバウトと言い、交差点に時計回りのサークルがある。サークルに入るには、右側からくるサークル 内の車が優先になる。サークルに入って、行きたい道でサークルから出る。非常に合理的な方法だ。とてもスムーズで感心してしまう。 また、通常の交差点の場合、右折と左折では、日本とは異なり右折が優先である。右折時、左折車が待っててくれてちょっと戸惑ってしまった。また、左折 時、右折車の方が突っ込んできてちょっと驚いた。 さて。まずは登山のための買い出しだ。食料、燃料等を買う必要がある。少々迷いながらもクライストチャーチの町中へ。大きなショッピングセンターを見つ けて食料の買い出しをした。 島津さんの買い出し方法は合理的だ。主食一人一日100g、副食一人一100g、といったようにグラムで管理する。内容ではなくまずグラムなのだ。 パン、パスタ、米、野菜、調味料、果物、紅茶、コーヒー、チーズ、ワイン等を買い込む。物価はほぼ日本と同じくらいだ。日本食コーナーもあったが日本食 はえらく高い。予備日も含めて8日分なので、かなりの量になってしまった。共同食料のあとはそれぞれで行動食を購入。みちお、かなり買いすぎ。 買い物の最中、ちらちらと日本人を見つける。日本人が多いようだ。フードコート(小さな食事テナントの集まり)では、テイクアウトの寿司店もあった。 このショッピングセンターには燃料は売っていなかった。登山道具屋を捜す。街中で何軒かの寿司屋を見ることができた。寿司はニュージーランドに根着いて いる? 車を走らせていると大きな登山道具屋を見つけた。よし左に曲がって、、お〜〜〜っと、一方通行の道に逆から入り込んでしまった!! 前方の車からクラク ションを鳴らされる。あわててUターン。ふぅ。。。 大きな立体駐車場に車を停めて登山道具屋へ。ここでホワイトガソリン3リットルとガスカートリッジ1缶を購入する。ホワイトガソリンはなんとペットボト ルに入っていた。日本では缶入りである。ペットボトルだとすごく軽い。しかし漏れが気になる。実際、山小屋でみたら少々漏れていた。 時刻は12時すぎ。結構時間がかかってしまった。昼食にしよう。ビル内にあるフードコートに入る。いくつかのフードテナントがある。店員はほとんどが中 国系の人のようだ。みちおはBBQパニーニという食べ物を頼んだ。パニーニとはイタリアンサンドイッチだ。照り焼き牛肉と野菜が胚芽パンにホットプレスさ れている。おいしい。 駐車場代はなぜか無料だった。時間が短いから? ![]() BBQバニーニ さて。これからマウントクックビレッジに向けて長時間のドライブだ。国道1号線を西に走らせる。 ニュージーランドには高速道路というものはない。しかし、町中は制限速度50km/h、町の端では80km/h、町を出るとすぐに100km/hにな る。これまた合理的。制限速度が変わるところではとても大きな標識が出ていてよく分かる。片側1車線の道がほとんどだが、時々、追い越しレーンが出てきて 追い越せる。 フォードの高級車はとてもいい車だ。加速もすばらしい。あとでわかったのだがどうやら排気量4000ccもあるらしい。そんな大きな車、はじめての運転 だ。距離計をみるとわずか2000kmしか走っていない。新車に近い。 速度を自動的に一定に保つクルージング機構も付いていたのだがこれはうまく動作しなかった。 しばらく行くと鉄道線路が出てきた。しかし結局1回も列車を見ることはなかった。残念。 途中、回りにな〜〜んにもないところにポツリと建っていたカフェに入った。入るなりウェイトレスが「バスに乗るのか?」と聞いてきた。ちょうどバスが出 発する時刻なので心配してくれたようだ。デーザックを付けている我々をバックパッカーだと思ったようだ。ここは長距離バスの停留所になっているのだ。 ケーキ、紅茶を頼んだ。ふぅ。。。ひといき入れる。 マウントクックビレッジに向け、北上する。いなかのすばらしい展望が開ける。北海道の美瑛の丘を規模を大きくした感じが延々と続く。すばらしい風景 だ!! そしてその丘々には、もうほんと無数のひつじくん達がいるのだ。お〜〜〜、ひつじくんがいっぱいだぁ〜〜〜!! 両方向で1車線しかない橋が時々出てくる。橋の前には、どちら側が優先なのかの表示が出ている。その標識に従い対向車を優先させる、あるいは先に橋を渡 る。これもニュージーランド独特の交通ルールだ。 走ること4〜5時間、陽が暮れてきてしまった。回りに車がいなくなってしまった。真っ暗な道をひたすら車を走らせる。 大きな月が見える。月の中でうさぎが餅をついている。日本で見る月と同じである。あれ?ニュージランドは南半球だから月の絵は逆さまになるんじゃない の??? 今宵の泊まる場所は決めていない。まずいなぁ。泊まれるかなぁ。。。マウントクックビレッジは高級リゾート地である。なので安いモーテルなどない。1泊 600ドル(48,000円)以上もする高級ホテルしかない。唯一の頼みの綱はユースホステルだ。予約はしていない。泊まれるだろうか。不安を抱えながら 真っ暗な道を少々飛ばし気味にマウントクックビレッジに向かった。 夜7時30分すぎ、マウントクックビレッジは静まり返っていた。とてもとても小さな村だ。ぽつり、ぽつりと離れて建物が建っている。とにかくユースホス テルに向かう。 ユースホステル着。受付にいたお姉さんに今宵の宿泊をお願いする。o.k.だ。ふぅ。。。一安心。名前は「みちお」だと言うと、「みちよ」という名前も あるよね、と聞いてくる。「みちお」は男性に付ける名前で、「みちよ」は女性に付ける名前だ、と教えてあげた。 部屋は2段ベッドの2人部屋だった。普通は相部屋だが、今回は2人部屋をお願いした。荷物を置き、とりいそぎ、受付のお姉さんが教えてくれたレストラン へ車で向かう。車で3分ほど、レストラン着。もう閉店時間のはずなのだが人が沢山いる。日本人や中国人系の顔もちらほら。メニューにはないのだが、受付の お姉さんが教えてくれたユースホステルスペシャルを頼む。なんのことはない、ユースホステルスペシャルとは、単なるパスタ。要はバックパッカーなどとにか く安く済ませたい人向けメニューということなのだ。パスタソースは選択できる。みちおはマッシュルームクリームを頼んだ。車で来てしまったのでお酒は飲め ない。ジュースで明日からの登山を祝い乾杯! パスタ、おいしいが、これ一食では味が物足りなかった。 ![]() 夕食−YHスペシャル−パスタ ユースホステルに戻り、明日の登山に向けて荷物整理を行なう。食料が多い。2人で分け合う。みちおは自分用行動食を大量に買いすぎてしまった。少し置い ていくことにする。ワインをペットボトルに詰め替える。余った分のワインで乾杯! ニュージランド白ワイン、おいしい。しかし、ニュージーランド赤ワイン はおいしくなかった。なんじゃこれ?という味。 ユースホステルはとてもきれいだ。建物はウッディ建築。キッチン完備で自炊もできる。コインランドリーもある。共同シャワーがある。シャワーを浴びた。 ふぅ。気持ちいい。外人の女の子がバスタオル1枚で廊下を歩いていた。びっくり! なお、サウナもあった。時間外だったので使えなかったが。サウナのドア は廊下に直接面していて男女共用だ。バスタオル1枚の姿で、男女いっしょに入るのだろうか。 部屋の中やトイレなどに、日本語の説明が書かれている。日本人が多く泊まるのだろう。実際、この時も日本人らしき人が泊まっていた。 ビデオルームがあって、TVが見れる。そしてインターネットアクセスもできた。10分間で2ニュージーランドドルだ。アクセスしてみた。日本語が使えな い。みちおの掲示板にローマ字で書き込みをした。 ![]() ユースホステル内部−きれいだ 明日はいよいよ山に入る。晴れますように。 おやすみなさい。 |
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