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「2004年カナダロジャースパス」
[9日目最終日]

1月2日(日):帰国

 朝6時30分起床。天気予報で現在の気温がマイナス23度と言っている。
 ホテルチェックアウトをし、まだ暗い中、車で空港へ向かう。
 まずはレンタカーチェックインだ。(レンタカーは借りるときが「チェックアウト」、返すときが「チェックイン」と言う。)
 レンタカーの係の方が笑顔で
 「旅は楽しめましたか」
と聞いてくる。
 「はい。楽しかったです。しかし事故を起こしまして。。。。」
と車の前をぶつけてしまったことを話す。係員の顔が曇る。事務所で島津さんがアクシデントレポートを記入する。島津さん、ありがとう。特にとがめられるこ ともなく、また特別に事故に関する料金を支払うこともなく簡単にチェックインが完了してしまった。完全な保険に入っていたおかげだろう。

 空港のカウンターへ行くと搭乗手続に大きな行列ができていた。あれま。
 みちおと島津さんは、バンクーバーから成田への飛行機は同じ飛行機なのだが、ここカルガリーからバンクーバーまでの飛行機は違う飛行機を予約している。 みちおが10時20分発、島津さんが8時30分発の飛行機だ。もし可能ならみちおの飛行機も8時30分発に変えてもらおう。とりあえずいっしょに長い行列 に並ぶ。時刻は8時近い。この長い行列で、8時30分の飛行機に間に合うのだろうか?
 係の方が通りかかったとき、島津さんが係の方に話しかけ、そして係の方の案内で、す〜っと他のカウンターへ行ってしまった。あれ?あれれ? どこ行く の? どうやら8時30分の搭乗に間に合わせるために、係の方にお願いして早くできるカウンタへ移ったようだ。搭乗手続を終え島津さんは消えてしまった。 ありゃりゃん。
 残ったみちおは長い列に並び続けた。そしてやっとみちおの番が来た。時刻は8時少し過ぎ。女性の係の方に、10時20分の飛行機から8時30分の飛行機 に変更できるのか尋ねてみた。変更可能の返事。変更をお願いした。
 荷物を預ける。なにか荷物を預けるシステムが故障しているらしい。スキー板は別の場所に 運んで預けた。実はこれが後で影響する。。。。。。

 駆け足で搭乗口へ向かう。途中のセキュリティチェックでキンコン鳴ってしまった。ボディチェックを受ける。異常なし。無事、搭乗口へ。ほとんどの客は搭 乗済だ。飛行機に乗り込む。
 エアバスA321。奥の方に島津さんが座っていた。
 出発時刻がすぎてもなかなか出発しない。機内アナウンスでは荷物システムの故障で遅れているという。
 そして約1時間遅れの9時30分すぎ、翼に高圧水流を吹きかけて雪や氷を落とす作業が始まった。飛行機に搭乗している最中にこの作業を見るのは初めて だ。通常は乗客が乗る前に行なわれるが、乗客が搭乗したあとに待機が長引くと、その間に凍りついた氷を再び落とす必要があるのだ。このめずらしいシーンを カメラに収めたかったが窓側の席ではなかったので撮れなかった。残念。
 翼の氷が原因でポトマック河に墜落し大惨事となったアメリカの飛行機事故を思い出す。この飛行機は大丈夫だろうか。

 除氷作業が完了。そして飛行機は無事離陸した。
 天気は快晴。飛行機はロッキー山脈を越えていく。み、見たい! しかし窓側の席ではないので見れなかった。残念!

 約1時間30分の飛行に時差1時間をマイナス、10時ころバンクーバ着。広い空港内を歩いて移動、国内線から国際線搭乗口へ。搭乗口近くのお客さんの待 合席で20名近いスチワーデスがブリーフィング(搭乗前打ち合わせ)を開いていた。こんなところでブリーフィングするの? こっそり写真を撮ってしまっ た。



レストうン?


JALジャンボ


スチワーデスのブリーフィング

 成田行きのJAL搭乗口、日本人が大勢集まっている。ひさしぶりに見る日本人だ。
 11時20分、ボーイング747-400、離陸。往きと同じく2階席窓側だ。席の横に手荷物ボックスがあって便利。
 離陸後しばらくして食事が出てきた。
 チャオメン牛肉ソテー添え、おいなりさん、フルーツ。ワインも頼む。
 機内映画。「クライストオブアメリカ」、面白くない。女子高生がジャズバンド大会を目指す「スイングガール」、面白かった。

 日本に近づき、2回目の食事。軽食だ。
 ターキーとチーズの冷えきったサンドイッチと登山の行動食を思い出させるチョコレートバー。
 う〜ん、日本に近づい たのだからもっと日本食に近いもの出して欲しかったなぁ。寿司とかソバとか。



1回目の食事


2回目の食事


 日本時間3日(月)、午後2時30分すぎ、無事成田空港に着陸。荷物受取場で島津さんとお別れ。おつかれさまでした。

 ターンテーブルに出てくる荷物を眺めるも、自分の荷物がなかなか出て来ない。あ、ザックだ。ザックをカートに載せる。しかしスキー板がなかなか出て来な い。まわりの客はどんどん去っていく。口が開いてしまって中身が飛び出た大きなスーツケースが出てきた。その持ち主だろう女性が「なにこれ!」とびっくり していた。

 まわりの客がだれもいなくなりそしてついにターンテーブルが停まってしまった。
 あれれ?みちおのスキー板は?
 係の方に尋ねてみる。奥に行って調べても らうがもう荷物はないと言う。しかたがなくトラブル窓口へ。端末で調査してもらうがどこにあるかわからないと言う。手続きを行なう。出てきたら宅急便で 送ってくれるらしい。
 中身はなにかと尋ねられて、
 「スキーの板、ストック、ピッケル、スノーバー」
 と答えると、
 「え?なんですかそれ?」
 ピッケルは登山で使うツルハシみたいなもの、スノーバーは登山で使うアルミの棒と答えておいた。
 カルガリーで、荷物システムが故障したとかでスキー板を ほかのカウンターへ運んだっけ。きっとあれがトラブルの元だったんだろうなぁ。
 その係の方といっしょに税関を無事通過。そしてバスで帰った。

 おつかれさまでした。


 翌日、成田空港から電話連絡。無事スキー板が見つかったとのこと。数日後、宅急便でスキー板が届いた。スキー板を入れている袋に少し穴が開いてしまって いたが。だが重い思いをしないで宅急便で送ってもらったのだからかえってよかったかもしれない。

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後記

 ロジャースパス山スキーとてもよかったです。ロジャースパスは山スキー天国。広大なエリアで、初心者から上級者まで、すばらしい展望とすばらしいパウ ダー滑降が楽しめます。山岳会でみんなで行くというのもいいかもしれない。
 今回は満室で予約ができなかったのですが、もしアスルカン小屋に泊まれたら、上部の広大なエリアでの滑降も満喫できます。

 ぜひぜひまた行ってみたいな。


おわり。


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