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「2004年カナダロジャースパス」
[3日目]

12月27日(月):バルーパストレイル経由、ブルインズパス

 6時少しすぎ起床。
 6時30分、ホテル内のカフェへ向かう。ホテルにはレストランとカフフェがあり、レストランは夕食のみの営業だが、カフェは24時間 営業だ。サンドイッチなどの暖かくない食事は24時間食べれる。ハム、ソーセージ、トースト、パンケーキ、スープ等、調理を必要とする暖かい食事は朝6時 30分からだ。
 セットメニューをオーダーする。スクランブルエッグ、 ホットケーキ、ポテト、トースト。コーヒー。
 お湯は無料でもらえる。行動用としてテルモス(保温水筒) にお湯を入れて部屋で紅茶を作った。


みちおの朝食。パンケーキ、トースト、ソーセージ、ハッシュポテト、スクランブルエッグ。


 ロジャースパスセンターの開始時刻は7時だ。まずはセンターへ登山届けを出しに行く。センター前には車が何台か停まっていている。みなこれから山へ入る 人達だ。
 受付は、昨日の若い人ではなく歳いったおじさん。同じく登山届けの説明を受ける。とても親切だ。おじさんの質問に応えて、おじさんが登山届けに記入して いく。
 名前のつづりなど面倒なので
 「自分で記入します」
 と言うと、
 「だめだ。オレが記入する」
 と言われてしまった。
 登山届けの記入が完了、半券を2つもらう。一つは自分で持ち、もう一つは車のダッシュボードに置いておくのだ。

 今日登るのは、ブルインズパス(Bruins pass)。
 その登山口は、なんとホテルの裏口の目の前だ。車はホテルに置いていく。
 登山口からシールを着けて登っていく。コノートクリーク(Connaught Creek) 内のバルーパストレイル(Balu pass trail) を進む。天候は曇り。雪が少々ぱらついている。広い沢をつめていく。先行トレースはしっかりついている。時々登山者に出会う。けっこう入山し ているようだ。


バルーパストレイルを行く。


バルーパストレイルを行く。


 ホテル前では曇天だったが、どんどん登り雲を抜けると、上部では天候は快晴だった。すばらしい展望が広がる。まっすぐ西へ向かうと バルーパス(Balu pass, 2,070m) だ。我々はブルインズ尾根を北上し、ブルインズパス(Bruins Pass, 約2,450m) へ向かう。


正面奥が、バルーパス(Balu pass, 2,070m)


 約5時間の登り。13:00ころ、ブルインズパスの下部へ着いた。標高約2400m。やせ尾根になる。スキーを脱ぎ登りにかかる。しかし雪が深すぎて進 めない。とくに峠にこだわる必要はないだろう。今回の登りはここ峠直下で終了とする。

 天気は快晴。すばらしい展望! 眼下にバルーパス (Balu Pass) が見える。 マクドナルド峰(Mt.MacDonald) が大きい。
 アスルカン谷方面が見える。遠く氷河の一端も見える。すばら しい。



マクドナルド峰 (Mt.MacDonald, 2878m)


ホスピタルボウル


右:アーサスマイナー (Ursus Minor Mtn., 2749m)


奥中央:アバランチェ峰 (Avalanche Mtn., 2861m)


右端:バルー峠 (Balu Pass, 2070m)
奥左:ロスピーク (Ross Peak, 2331m)



ブルインズ尾根を登る。


ブルインズ尾根を登る。


左:マクドナルド峰 (Mt.MacDonald, 2878m)
右:アバランチェ峰 (Avalanche Mtn., 2861m)


奥左:サードナルド峰 (Mt. Sir Donald, 3284m)
手前右:
キープス峰 (Cheops Mtn., 2605m)


奥左:Asulkan Brook
右端:Loops Brook


左:ロスピーク (Ross Peak, 2331m)


左:グリーン峰 (Mt.Green, 2692m)
奥中央:スマート峰 (Mt. Smart, 2868m)














右:キープス峰 (Cheops Mtn., 2605m)
奥中央:イーグルピーク (Eagle Peak,  2846m)
奥左:アバランチェ峰 (Avalanche Mtn., 2861m)


 シールを外して滑降だ。雪質は申し分ないパウダー! 大滑降を満喫する。
 谷底に降りてしまうと、あとはタラタラが続く。時にはちいさな登り返しも通過しながら下山していく。くったくた。。。。











 16時すぎには日没だ。16時少し前に登山口に戻ってきた。登山口の目の前がホテルの裏口。なんと便利なんだろう。まるでゲレンデスキーだ。
 着替えをする前に、センターへ行くことにする。センターが開いている17時前に下山届けを出してしまおう。車でわずか1分。車の動作確認もかねて、車で センター着。下山届けを提出する。そしてとなりにあるガソリンスタンド兼コンビニに入る。飲み物等を購入する。

 部屋にもどり、シャワーをあびる。ふぅ。そして、ホテルのホットタブへ行くことにした。島津さんは疲れ切って行かないとのことで、みちおひとりで行く。 ホットタブ用のタオルをフロントで借りる。そして一端外に出る。なんとホットタブは外にあるのだ。マイナス20度近い中、寒さの痛みに耐えながら駐車場を 走り抜ける。駐車場のすみっこにビニールハウスのような建物があって、そのなかに15m×5mほどの温水プールがある。そしてそのプールの片隅の3m× 3mほどが区切られていてホットタブになっているのだ。
 扉を開けると、7〜8人ほどの人影があり、みんなでわいわい談笑していた。明かりが建物の外にある街灯1つだけなので、中がとても暗い。入っている人々 の顔も判別できないほどだ。更衣室はない。しかたがなくタオルを腰に巻いて水着に着替える。部屋から着替えてくるのが正解なのだ。
 薄暗くてよくわからないが、椅子が2〜3個置いてあるがすでに荷物でいっぱいだ。しかたがなく靴を脱いだ上に服を置く。下は濡れているので服を濡らさな いように。。。。 日本でこんなホットタブ作ったら、お客様から文句タラタラだろうなぁ。。。
 人でいっぱいのホットタブ、空きを見つけて湯につかる。いやぁ〜〜、気持ちいい!! 温泉じゃないけど、やはりホットタブはいいなぁ〜〜!!
 若い男女がみな大きな声でおしゃべりしている。みなすっごく陽気だ。日本人はいない。みな山スキーをしてきた客のようだ。日本の場合、温泉だと男女別に なってしまう。ホットタブなら男女いっしょにわいわいできるので、これもいいかもしれない。温泉好きのみちおとしては、パンツをはいてお湯につかるという のはやはり違和感があるけれど。
 みんなの会話はもちろん英語。早口だ。とても会話に入っていけない。みちおはひとりだまってお湯につかっていた。気持ちいい。。。
 プールにも入ってみた。ホットタブより温度が低い。約15m、クロールで軽く泳いでみる。体がほぐれるなぁ。。。2往復して体が冷えてきてしまったの で、またホットタブへ戻った。気持ちいい。。。
 さて、部屋に戻ろう。タオルで体を拭き荷物をもった。

 あっ!!! ガツン!! ポチャン!!! あ”〜〜!!!!

 なんと、デジカメを落としてしまった。コンクリートの床に落ちた後、なんとホットタブの中にデジカメが落ちてしまったのだ。

 「なにかおとしたのか?」
 「デジカメを落としてしまった」

 みんなでホットタブの中を探してくれた。
 あった。。。う〜〜。

 「大丈夫かな」 「ちゃんと動くかな」

 みんなで心配してくれる。ひょんなところでコミュニケーションだ。みんなにお礼を言ってとりあえずそのビニールハウスを出た。
 突き刺すように痛く冷たい空気の中を走ってホテルの建物へ戻る。濡れた髪の毛が凍りそうだ。ホテルの裏口の明かりの下、デジカメを確認する。あれ?電池 がない。落下の衝撃で電池が落ちてしまったようだ。再び極寒の外を通りホットタブへと戻る。みんなに電池を落としたことを話し、ホットタブの中を探しても らう。あった。。。ありがとう。

 部屋に戻り、デジカメを操作してみる。動かない。壊れちゃったかな。。。ありゃりゃん。。。。

 レストランで夕食にする。みちおはまた地元ビールを呑む。島津さんは疲れているのでアルコールはやめてスプライトにする。メニューには書いてないのだが 「スプライト」とオーダーするとちゃんとスプライトが出てきた。
 今日のバイキングはなにか肉料理だ。今日はものすごく疲れているので、ギトギトの肉料理はやめて、バイキングではないシーフード料理を頼んだ。あっさり しておいしい。

 天気予報では、あさってごろから天気が崩れるようだ。いまのうちに時間のかかるところへ登ってしまおう。ということで、明日は長丁場となる、サファイア コル(Sapphire col)へ行くことにした。

 夜9時ごろベッドに入る。今日はすっごく疲れた。。。
 おやすみなさい。


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