Topページへ 悪性中皮腫
Q1:悪性中皮腫とは、どんな病気ですか?
Q2:悪性中皮腫の症状は、どのようなものがありますか?
Q3:悪性中皮腫の診断は、どのように行いますか?
Q4:悪性中皮腫の治療は、どのように行いますか?
Q1:悪性中皮腫とは、どんな病気ですか?
A1:胸膜・腹膜・心膜などの膜の表面をおおっている中皮細胞から発生した腫瘍を中皮腫といいます。中皮腫には、悪性のものと良性のものとがありますが、悪性中皮腫が問題となっております。悪性中皮腫には、発生部位によって、悪性胸膜中皮腫・悪性腹膜中皮腫・悪性心膜中皮腫と呼びます。悪性中皮腫はまれな腫瘍ですが、アスベスト(石綿)が関与していることが多いようです。アスベストを吸い込んでから30〜40年位たって悪性中皮腫が発生します。
Q2:悪性中皮腫の症状は、どのようなものがありますか?
A2:悪性中皮腫は周囲の臓器へ浸潤し、周囲へ拡がりますので症状がでてきます。胸膜にできた悪性中皮腫では、大量の胸水貯留による呼吸困難がみられ、腹膜にできた悪性中皮腫では、腹水貯留や腹部膨満がみられます。
Q3:悪性中皮腫の診断は、どのように行いますか?
A3:悪性胸膜中皮腫は、胸部単純X線、胸部CT、MRI、超音波検査で胸膜の肥厚と多数の腫瘤として認められます。胸水を多量に伴うこともあります。しかし、肺がんとの鑑別が難しい場合もあります。胸水中の腫瘍細胞や腫瘍を細胞診や生検で調べ、診断する必要があります。
Q4:悪性中皮腫の治療は、どのように行いますか?
A4:悪性中皮腫の治療法には、外科療法、放射線療法、化学療法(抗がん剤治療)および対症療法などがあります。悪性中皮腫は、予後不良な病気で、非常に進行が早く、診断されてから2年以内に死亡する場合が大部分です。