Topページへ 悪性腫瘍(がん)と良性腫瘍について
Q1: 悪性腫瘍(がん)と良性腫瘍とはどのように違いますか?
Q2: 悪性腫瘍(がん)とはどのような病気ですか?
Q3: 良性腫瘍にはどのようなものがありますか?
Q4: 悪性腫瘍(がん)の症状はどのようなものですか?
Q5: 悪性腫瘍(がん)の診断はどのように行いますか?
Q6: 悪性腫瘍(がん)の治療にはどのようなものがありますか?
Q7: 悪性腫瘍(がん)を予防するための注意事項は何でしょうか?
Q1:悪性腫瘍(がん)と良性腫瘍とはどのように違いますか?
A1:悪性腫瘍(がん)は、腫瘍が急速に増殖(大きくなる)し、リンパ節や他の臓器に転移し、最終的には患者を死亡させます。一方、良性腫瘍では腫瘍の増殖が遅く、転移はしません。放置しておいても命に別状はありません。
Q2:悪性腫瘍(がん)とはどのような病気ですか?
A2:悪性腫瘍(がん)とは、上皮細胞から発生する悪性腫瘍をがん、非上皮性の悪性腫瘍を肉腫と呼びます。悪性腫瘍(がん)の大多数ががんで、肉腫の頻度は低いのです。がんは病理組織学的に分類すると、腺がんと扁平上皮がん、移行上皮がんの3種類に分かれます。肉腫と呼ばれるものには、線維肉腫、粘液肉腫、脂肪肉腫、軟骨肉腫、骨肉腫、横紋筋肉腫、平滑筋肉腫、血管肉腫、悪性リンパ腫などがあります。がんと肉腫が同時に存在する悪性腫瘍をがん肉腫と呼びますが、極めてまれな存在です。
Q3:良性腫瘍にはどのようなものがありますか?
A3:良性腫瘍には上皮性細胞から発生するものとしては乳頭腫、腺腫、ポリープ、嚢腺腫があり、非上皮性細胞から発生するものとして線維腫、粘液腫、脂肪腫、軟骨腫、骨腫、横紋筋腫、平滑筋腫、血管腫などがあります。
Q4:悪性腫瘍(がん)の症状はどのようなものですか?
A4:初期は無症状のことが多いのですが、がんが進行すると、体重減少、疲労感、貧血などがみられるのと同時に、浸潤した臓器の症状が出現します。
Q5:悪性腫瘍(がん)の診断はどのように行いますか?
A5:内視鏡検査、レントゲン検査、超音波検査、CT検査、ヘリカルCT検査、MRI検査、MRA検査、血管造影法などの画像診断が有効です。これらの方法では直径0.5〜1センチ大の腫瘤の発見が限度です。腫瘤が大きくなければ、血液を採取して腫瘍マーカーを調べても悪性腫瘍(がん)の診断はつきますが、早期発見には使えません。
Q6:悪性腫瘍(がん)の治療にはどのようなものがありますか?
A6:外科療法、放射線療法、化学療法(抗がん剤療法)の3つの治療法があります。これを単独または併用して治療します。
Q7:悪性腫瘍(がん)を予防するための注意事項は何でしょうか?
A7:日本とアメリカのがんの予防対策を示しましたので参考にして下さい。日本のがんの予防対策12カ条は下記のようになります。
1)偏食せずバランスのとれた栄養をとる
2)同一食品を繰返しとらない
3)食べ過ぎは避け、繊維をとる
4)深酒はしない
5)喫煙は少なくする
6)適量のビタミンA、C、Eをとる
7)塩辛い物、あまり熱い物は食べない
8)ひどく焦げた部分は食べない
9)カビのはえた物は食べない
10)過度に日光にあたらない
11)過労を避ける
12)体を清潔に保つ
アメリカのがんの予防対策15カ条は下記のようになります。
国際がん予防15カ条(米がん研究財団と世界がん研究基金 10/8/1997)
1)食事は主に植物性の食物をとる
2)体重はBMIを18.5〜25に維持し、成人になって5キロ以上体重を増やさない
3)運動の維持のため1日1時間の活発な歩行と週最低1時間の激しい運動をする
4)豊富な種類の野菜・果物を1日400〜800グラム摂取する
5)他の植物性食品として豊富な種類の穀類・豆類・根菜類を1日600〜800g摂取する
6)アルコール飲料は男性は1日2杯以下、女性は1杯以下
(1杯はビール250ml、ワイン100ml、ウイスキーなどは25ml相当)
7)肉(牛・豚・羊肉)は1日80g以下とするが、魚肉・トリ肉の方がいい
8)脂肪は動物性脂肪食品の摂取をひかえ、植物性脂肪を適度に摂取する
9)食塩は1日6g以下として調味料にはハーブやスパイスなどを使う
10)貯蔵食品を食べる際はカビ毒汚染の可能性のある長期貯蔵の食品は食べないようにする
11)腐敗しやすい食品は冷蔵保存する
12)添加物・残留物は適切に規制されていれば問題はない
13)料理した際に焦げた食品は食べない
14)栄養補助食品は特に摂取する必要はない
15)たばこは吸わない