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脳出血

  Q1:脳出血とはどのような病気ですか?
  Q2:統計学的に脳出血はどのような特徴をもっていますか?
  Q3:脳出血の症状はどのようなものですか?
  Q4:脳出血の合併症は何ですか?
  Q5:脳出血の原因となる病気は何ですか?
  Q6:脳出血の診断はどのようにしますか?
  Q7:脳出血の治療法はどうなっていますか?
  Q8:脳出血のリハビリテーションはどのように行いますか?
  Q9:脳出血を予防するための注意事項は何でしょうか?

Q1:脳出血とはどのような病気ですか?

A1:脳の血管が破れて出血し、脳内に血腫(血の塊)を形成したものを脳出血と呼びます。脳出血の多くは高血圧が原因となります。脳出血の場所は大脳が85%、小脳が10%、脳橋が5%の割合です。脳の表面にある軟膜とクモ膜の間に出血をおこした場合をクモ膜下出血と呼びます。

Q2:統計学的に脳出血はどのような特徴をもっていますか?

A2:脳血管疾患による死亡者数は2004年の統計で129,009人で、死因順位は第1位がん、第2位心疾患、第3位が脳血管疾患です。脳血管疾患のうち脳出血は減少し、脳梗塞は増加しております。発症時期は冬期に増大し、夏期は減少します。発症時間帯は朝7時と夕方5時に多いとされています。

Q3:脳出血の症状はどのようなものですか?

A3:頭痛、めまい、嘔吐、意識障害、失禁が認められます。重症の場合には、昏睡となり、死亡することもあります。半身まひ、言語障害、感覚まひなども起こります。

Q4:脳出血の合併症は何ですか?

A4:脳出血の合併症としては、意識障害やまひがおこります。これが原因で喀痰の排出ができず、誤飲性肺炎を合併することがあります。消化管出血も高頻度にみられます。

Q5:脳出血の原因となる病気は何ですか?

A5:高血圧、脳動脈瘤、脳動静脈奇形、などが脳出血の原因となります。高血圧が続くと、動脈硬化が進み血管がもろくなり、内側から外側に強い血圧がかかり血管が破れやすくなります。寒冷時、興奮時などに脳出血が起こります。

Q6:脳出血の診断はどのようにしますか?

A6:家族の話、患者さんの診察所見から脳出血を疑い、重症度や出血部位などを推測します。確定診断をするにはCT検査やMRI検査を行って、出血の場所や大きさなどを診断します。

Q7:脳出血の治療法はどうなっていますか?

A7:出血が軽度の場合は、内科的に治療します。薬物療法として止血剤、降圧剤、抗脳浮腫剤を投与します。すなわち、厳重な血圧管理とマンニトール、グリセオールなどの高張利尿剤による頭蓋内圧の降下を行います。出血が中等度〜高度の場合で、意識障害、運動障害が認められる時には、手術で血腫を除去します。

Q8:脳出血のリハビリテーションはどのように行いますか?

A8:半身不随や言語障害などの重篤な後遺症を軽減するためにリハビリテーションを行うことが必要になります。

Q9:脳出血を予防するための注意事項は何でしょうか?

A9:生活習慣を改善しましょう。塩分を控え(1日に10g以内)、ナトリウムの排泄を促す食品であるりんご、枝豆、バナナ、カボチャなどの摂取しましょう。動物性脂肪やコレステロールを多く含む食品を控えましょう。アジやサバ、イワシなどの青魚を食べ、EPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)などの不飽和脂肪酸を摂取しましょう。適度な運動で肥満を防止します。十分な睡眠と休養でストレスを解消しましょう。禁煙や節酒を励行しましょう。