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日本脳炎

  Q1:日本脳炎とは、どのような病気ですか?
  Q2:日本脳炎の症状は、どのようなものがありますか?
  Q3:日本脳炎は、どこでみられますか?
  Q4:日本脳炎の検査・診断は、どのようにしますか?
  Q5:日本脳炎の治療は、どのように行いますか?
  Q6:日本脳炎の予後は、どうですか?

Q1:日本脳炎とは、どのような病気ですか?

A1:日本脳炎ウイルスが中枢神経に感染して起こります。感染したコガタアカイエカから吸血される時に日本脳炎ウイルスに感染します。5〜15日の潜伏期を経て発症します。

Q2:日本脳炎の症状は、どのようなものがありますか?

A2:頭痛、発熱、食欲不振、嘔気・嘔吐、腹痛、下痢などが始まります。第3病日には90%に意識障害がみられます。項部硬直、痙攣、振戦、昏睡となり、死に至ります。

Q3:日本脳炎は、どこでみられますか?

A3:日本、韓国、中国、ベトナム、タイ、カンボジア、マレーシア、ラオス、ミャンマー、フィリピン、インドネシア、ネパール、バングラディッシュ、インド、スリランカ、パプアニューギニア、オーストラリアなどでみられます。毎年世界で、43,000人が発症し、このうち11,000人が死亡し、9,000人は回復しても重篤な後遺症を残します。脳炎ウイルスに感染しても大多数は発病しません。

Q4:日本脳炎の検査・診断は、どのようにしますか?

A4:髄液検査で圧上昇、リンパ球増多、蛋白増加がみられます。CTまたはMRIによる画像診断では、視床、基底核に異常所見を認めます。血清および髄液中に日本脳炎ウイルス特異的IgMが検出できます。髄液からのウイルス分離ができたり、PCRが陽性であれば確定診断となります。

Q5:日本脳炎の治療は、どのように行いますか?

A5:日本脳炎に対する治療薬はありません。発熱、脳浮腫、脳圧亢進、痙攣に対する対症療法が行われます。

Q6:日本脳炎の予後は、どうですか?

A6:一般的に日本脳炎患者の約1/3は死亡するといわれています。また死亡を免れた場合でも、半数近くは重篤な後遺症を残します。有効で安全な不活化ワクチンを接種しておくことが望まれます。