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髄膜炎

  Q1:髄膜炎とはどのような病気ですか?
  Q2:髄膜炎はどのような特徴がありますか?
  Q3:髄膜炎の症状はどのようなものですか?
  Q4:髄膜炎の診断はどのようにしますか?
  Q5:髄膜炎の治療はどのように行いますか?
  Q6:髄膜炎の予後を教えて下さい?

Q1:髄膜炎とはどのような病気ですか?

A1:新生児や乳児に多くみられますが、成人でも起こります。脳や脊髄の表面をおおっている髄膜にウイルス、細菌、真菌などが感染し、急性の炎症が起こります。無菌性髄膜炎と細菌性髄膜炎に分けることができます。ウイルス感染では無菌性髄膜炎と呼びます。細菌感染では化膿性髄膜炎が起こります。結核菌による結核性髄膜炎もあります。マイコプラズマ、真菌などによる髄膜炎などもあります。

Q2:髄膜炎はどのような特徴がありますか?

A2:新生児時期にはB型連鎖球菌、大腸菌、リステリアなどの感染が多くみられます。乳児期から幼児期にはインフルエンザ菌や肺炎球菌が原因となります。髄膜炎菌による髄膜炎菌性髄膜炎は年齢にかかわらず起こります。青年から成人までは肺炎球菌、髄膜炎菌、インフルエンザ菌が原因となります。高齢者での髄膜炎は肺炎球菌、リステリア、グラム陰性桿菌などが原因となります。

Q3:髄膜炎の症状はどのようなものですか?

A3:化膿性髄膜炎は無菌性髄膜炎よりも重篤です。化膿性髄膜炎ではかぜ様の軽い症状から始まり、全身状態が急速に悪化し、けいれん、意識障害、項部硬直、高熱、嘔吐、頭痛などがみられます。

Q4:髄膜炎の診断はどのようにしますか?

A4:腰椎穿刺をして採取した髄液を検査します。ウイルス性髄膜炎では髄液の外観は透明で、細胞数はリンパ球が増加、髄液中の糖や蛋白は正常です。化膿性髄膜炎では髄液の外観が濁り、細胞数は顆粒球の増加、糖の低下、髄液中の沈渣中に細菌が発見されるなどの特徴があります。

Q5:髄膜炎の治療はどのように行いますか?

A5:症状に応じて輸液や抗生物質で治療を行います。

Q6:髄膜炎の予後を教えて下さい?

A6:無菌性髄膜炎は1週間ぐらいで治癒し、後遺症も殆んどみられません。一方、化膿性髄膜炎は死亡率(約30%)も高く、後遺症も20〜30%にみられます。