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多発性硬化症

  Q1:多発性硬化症はどのような疾患ですか?
  Q2:多発性硬化症はどのような特徴をもっていますか?
  Q3:多発性硬化症の症状はどのようなものですか?
  Q4:多発性硬化症の診断はどのようにしますか?
  Q5:多発性硬化症の治療はどのように行いますか?

Q1:多発性硬化症はどのような疾患ですか?

A1:多発性硬化症の原因は不明ですが、「自己免疫疾患」と考えられています。多発性硬化症は、脳や脊髄などの神経が侵されてしまう病気です。

Q2:多発性硬化症はどのような特徴をもっていますか?

A2:アメリカ合衆国、カナダ、ヨーロッパ、スカンジナビア半島での発病者は人口10万人当たり30〜100人に対し、日本人では幸いなことに0.8〜4.0人と少ないのです。同様に、アジア地域には少ない疾患です。発病は20〜30歳代に多く、女性が男性より2倍多いことも特徴です。

Q3:多発性硬化症の症状はどのようなものですか?

A3:視力障害、感覚障害、運動麻痺が現れます。眼のかすみ、視力低下、顔面麻痺、脚のつっぱりや硬直、筋の硬直、しびれ感、尿が出ない、便秘、尿を漏らす、便を漏らす、膀胱炎、めまい、難聴、性機能障害などの症状が現われます。

Q4:多発性硬化症の診断はどのようにしますか?

A4:髄液を検査すると、単核球の増加、蛋白の増加、IgGの増加がみられます。MRI検査で病巣が明瞭に確認できますので有用です。(多発性硬化症の診断基準はこちら

Q5:多発性硬化症の治療はどのように行いますか?

A5:多発性硬化症の薬物療法には、副腎皮質ステロイドホルモンが使用されます。新しい薬剤「コパキサン」が欧米で使用されております。