Topページへ 水頭症
Q1:水頭症とはどんな病気ですか?
Q2:水頭症の原因は何ですか?
Q3:水頭症の症状はどのようなものですか?
Q4:正常圧水頭症とはどのような病気ですか?
Q5:水頭症の診断はどのようにしますか?
Q6:水頭症の治療法はどうなっていますか?
Q1:水頭症とはどんな病気ですか?
A1:水頭症では、脳や脳室の中に脳脊髄液がたまって、通常、頭が大きくなります。水頭症には、先天性水頭症と続発性水頭症があります。脳脊髄液は毎日400〜500ml作られ、脳は頭蓋骨の中で脳脊髄液に浸かっており循環して吸収されます。水頭症では、この髄液の流れが止まり頭蓋内に髄液が過剰にたまり、脳室が拡大して大脳や小脳を圧迫します。
Q2:水頭症の原因は何ですか?
A2:胎児の時に異常が生じたものを先天性水頭症と呼びますが、この原因は脳室系の閉塞や奇形病変によって起こります。くも膜下出血、髄膜炎、頭部外傷、脳腫瘍、脳出血によって起こるものを続発性水頭症と呼びます。
Q3:水頭症の症状はどのようなものですか?
A3:脳圧が高くなると、頭痛、嘔吐、意識障害などの症状が見られます。
Q4:正常圧水頭症とはどのような病気ですか?
A4:「正常圧水頭症」は原因不明で、脳室が拡大し、髄液が徐々に蓄積する成人の水頭症を指します。歩行障害・痴呆・尿失禁が3大徴候です。小股で歩き、一歩が歩き出せない、両足を開き歩くなどの特徴があります。正常圧水頭症は50代後半から60代後半に多くみられます。
Q5:水頭症の診断はどのようにしますか?
A5:CTスキャン、MRI、超音波腰椎穿刺、脳槽造影、髄液圧持続測定などを行なえば診断できます。
Q6:水頭症の治療法はどうなっていますか?
A6:水頭症を治療する手術を「シャント術」と呼び、髄液の流れを良くするためのバイパス手術のことです。脳室-腹腔シャント、脳室-心房シャント、腰椎-腹腔シャントの3つの方法があり、脳室から腹腔、脳室から心房、腰椎から腹腔に、それぞれ髄液を流し、脳室に髄液を貯積しないようにします。日本では脳室-腹腔のシャントが多く用いられます。