Topページへ
認知症(痴呆)

  Q1:認知症(痴呆)にはどのような種類がありますか?
  Q2:認知症の自覚症状はどのようなものがありますか?
  Q3:認知症の人は病識(自分が病気であることを認識すること)はありますか?
  Q4:認知症の治療はどのようにしますか?

Q1:認知症にはどのような種類がありますか?

A1:認知症(痴呆)には脳血管性認知症(多発脳梗塞)、老年性認知症、アルツハイマー病(別項参照)の3種類があります。発症年齢は脳血管性認知症が60〜70歳の老年初期に多く、老年性認知症は75歳以上の老年後期に多く見られます。脳血管性認知症では高血圧症や脳卒中発作の既往歴を持つ人が多く、発症の時期がはっきりしていて経過は階段状に進行します。老年性認知症では高血圧の既往歴は少なく緩徐で緩やかに進行します。

Q2:認知症の自覚症状はどのようなものがありますか?

A2:脳血管性認知症では頭痛、めまい、しびれ、不眠、うつ状態などが見られるのに対し、老年性認知症では自覚症状はありません。症状については、脳血管性認知症では軽度のことが多く症状も良くなったり、悪くなったり動揺するのに対し、老年性認知症では認知症がどんどん進行します。神経症状としては脳血管性認知症では片まひや知覚障害などが見られるのに対し、老年性認知症では神経症状はあまり見られません。うつ病でも認知症の症状を呈することもあります。

Q3:認知症の人は病識(自分が病気であることを認識すること)はありますか?

A3:病識は脳血管性認知症では末期では保持され、人格を保てるのに対し、老年性認知症では早期に病識が欠如し、人格も著明に崩れます。

Q4:認知症の治療はどのようにしますか?

A4:脳血管性認知症の治療には、まず初めに高血圧、糖尿病などの治療を最初に行います。次いで脳血管拡張剤や脳代謝賦活薬などが用いられます。