Topページへ 心身症
Q1:心身症とは、どのような病気ですか?
Q2:心身症を起こす身体疾患には、どのようなものがありますか?
Q3:心身症の症状は、どのようなものがありますか?
Q4:心身症は、どのような人に発生しますか?
Q5:心身症の診断は、どのように行いますか?
Q6:心身症の治療は、どのように行いますか?
Q7:心身症の予後は、どうですか?
Q1:心身症とは、どのような病気ですか?
A1:ストレスがたまることで、身体症状が出現したり悪化したりする場合(器質的障害・機能的障害)を心身症と呼びます。心身症の発症や増悪には、心理的あるいは社会的な要因が大きく関わっていると考えられています。持続するストレスが脳を介して、自律神経系、内分泌系、免疫系などに影響を与えるためと考えられています。
Q2:心身症を起こす身体疾患には、どのようなものがありますか?
A2:心身症を起こす疾患は、呼吸器系疾患として、気管支喘息、過換気症候群、循環器系疾患として、本態性高血圧、狭心症、心筋梗塞、不整脈、消化器系疾患として、過敏性腸症候群、胃・十二指腸潰瘍、内分泌・代謝系疾患として、糖尿病、甲状腺機能亢進症、摂食障害、神経・筋肉系疾患として、緊張型頭痛、片頭痛、痙性斜頸、書痙、自律神経失調症、皮膚科領域疾患として、アトピー性皮膚炎、慢性じんま疹、円形脱毛症、整形外科領域疾患として、頸肩腕症候群、腰痛症、慢性関節リウマチ、婦人科領域疾患として、月経前症候群、月経異常、更年期障害など多数あります。
Q3:心身症の症状は、どのようなものがありますか?
A3:上記の心身症を起こす疾患の症状がでます。
Q4:心身症は、どのような人に発生しますか?
A4:女性では20代〜30代が、男性では30代〜40代が最も多いようです。
Q5:心身症の診断は、どのように行いますか?
A5:病歴、現症、検査所見、面接、生活史の調査、心理テスト、行動観察、周囲からの情報などのデータを総合して診断します。(診断基準はこちら)
Q6:心身症の治療は、どのように行いますか?
A6:心身症患者では、精神面と身体面の両方を治療します。抗不安薬(安定剤)や抗うつ薬の投与が有効です。心療内科や神経科の専門医を受診することが必要です。治療法には、自律訓練法、行動療法、交流分析、バイオフィードバック療法、森田療法、カウンセリングなどがあります。
Q7:心身症の予後は、どうですか?
A7:多面的な治療を行っていくと、大体のケースは半年くらいでかなり改善し、自分の力でコントロールできるようになり、あとは身体的な治療となります。