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慢性炎症性脱髄性多発根神経炎(CIDP)

  Q1:CIDP(慢性炎症性脱髄性多発神経炎)とは、どんな病気ですか?
  Q2:CIDPの症状は、どのようなものがありますか?
  Q3:CIDPの経過は、どのようになりますか?
  Q4:CIDPの治療は、どのように行いますか?

Q1:CIDP(慢性炎症性脱髄性多発神経炎)とは、どんな病気ですか?

A1:慢性炎症性脱髄性多発神経炎(CIDP:Chronic Inflammatory Demyelinating Polyradiculoneuropathy)は、末梢神経に脱髄が起こり、両手、両足の先端から痺れが始まり、感覚異常・運動障害などが起こる慢性疾患です。上気道感染、キャンピロバクター腸炎、サイトメガロウィルス感染、妊娠、手術、ワクチン接種などが引き金になり発病、再発することがあります。

Q2:CIDPの症状は、どのようなものがありますか?

A2:脊髄から出て四肢、体幹の筋へ行く運動神経、皮膚、関節などから脊髄へ入る感覚神経が障害されるために、四肢の運動麻痺、感覚麻痺がおこります。時に脳神経障害により眼球の運動麻痺やまれに呼吸麻痺がおこることもあります。

Q3:CIDPの経過は、どのようになりますか?

A3:治療に反応する例の方が、予後の経過も良いようです。外国の統計では、経過観察した60例で治療に反応したのは95%と報告されています。副腎皮質ステロイド療法で症状の消失が何年にもわたり持続することが少なくありません。

Q4:CIDPの治療は、どのように行いますか?

A4:1)副腎皮質ステロイド療法、2)血漿交換療法、3)免疫グロブリン静脈内投与療法(IVIg療法)、4)免疫抑制剤などがあり、組み合せで治療する場合が多いようです。