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食道静脈瘤

  Q1:食道静脈瘤とは、どんな病気ですか?
  Q2:食道静脈瘤の症状には、どのようなものがありますか?
  Q3:食道静脈瘤の診断は、どのようにしますか?
  Q4:食道静脈瘤の治療は、どのように行いますか?
  Q5:食道静脈瘤を予防するための注意事項は何でしょうか?

Q1:食道静脈瘤とは、どんな病気ですか?

A1:肝硬変に伴い門脈圧亢進症が起こり、食道の粘膜組織を流れる静脈に大量の血液が流れ込むため、食道の静脈が瘤のように膨らんで静脈が曲がりくねってでこぼこになり、時に破裂し、大出血を起こします。

Q2:食道静脈瘤の症状には、どのようなものがありますか?

A2:肝硬変では、食道静脈瘤ができやすく、破裂すると突然の大量の吐血や下血が起こり、ショック状態に陥って死亡することがあります。肝硬変では、止血機能が低下しているので特に大量出血を起こす危険が高くなります。

Q3:食道静脈瘤の診断は、どのようにしますか?

A3:食道静脈瘤の有無を確認するためには、上部消化管内視鏡検査とX線撮影を行います。内視鏡検査によって確定診断が行われます。肝機能検査を行うと、肝細胞の破壊によりALTやASTの異常な上昇がみられます。血液の凝固時間の延長や血小板数の減少もみられます。

Q4:食道静脈瘤の治療は、どのように行いますか?

A4:破裂したら一刻も早く止血することが必要です。内視鏡検査によって出血部位を確認してから、そのまま内視鏡下で治療を行います。
 内視鏡的食道静脈瘤硬化療法により、食道静脈瘤を硬化剤で固めてから血管の周囲にも硬化剤を注入したり、内視鏡的静脈瘤結紮術を行います。

Q5:食道静脈瘤を予防するための注意事項は何でしょうか?

A5:内視鏡検査の結果、食道粘膜に赤い静脈瘤が認められるときは、予防的処置の適応として破裂を未然に予防するために、内視鏡的食道静脈瘤硬化療法、あるいは内視鏡的静脈瘤結紮術を行います。