Topページへ 特発性間質性肺炎
Q1:特発性間質性肺炎はどのような特徴をもっていますか?
Q2:この病気の患者さんはどのくらいいるのですか?
Q3:特発性間質性肺炎の症状はどのようなものですか?
Q4:特発性間質性肺炎の診断はどのようにしますか?
Q5:特発性間質性肺炎の治療法はどうなっていますか?
Q6:特発性間質性肺炎の予後はどうなりますか?
Q1:特発性間質性肺炎はどのような特徴をもっていますか?
A1:特発性間質性肺炎は50才以上の人に多く、男性が女性より多いようです。原因不明の炎症が肺胞壁に起こり、結合組織やコラーゲンなどが増加し、肺胞がどんどん固くなり、肺胞での酸素と炭酸ガスの交換が出来なくなり、呼吸困難になります。
Q2:この病気の患者さんはどのくらいいるのですか?
A2:10万人あたり3〜5人といわれております。1985年以降に急激に増加しております。
Q3:特発性間質性肺炎の症状はどのようなものですか?
A3:空咳、痰、息切れ、呼吸困難、発熱、関節痛、体重減少などが認められます。チアノーゼやバチ状指になることもあります。
Q4:特発性間質性肺炎の診断はどのようにしますか?
A4:胸部レントゲン像、高分解能コンピューター断層撮影(HRCT)、赤沈亢進、LDHの高値、肺気量・肺核酸能の低下、低酸素血症がみられます。CT、気管支鏡などで容易に診断できます。肺生検で病理学的診断が必要になる場合もあります。
Q5:特発性間質性肺炎の治療法はどうなっていますか?
A5:ステロイド、免疫抑制剤などが使用されます。酸素療法も行われます。進行した場合には肺移植の適応があります。また風邪の予防、禁煙、規則正しい生活など一般的な日常生活の管理が重要です。
Q6:特発性間質性肺炎の予後はどうなりますか?
A6:特発性間質性肺炎では治療の効果がなく悪化してしまう場合があります。軽快増悪を繰り返し、徐々に悪化し予後不良となる場合があります。急性間質性肺炎は急激に発症した場合は予後が良くありません。また特発性間質性肺炎では肺がんの合併頻度が高いと言われています。