Topページへ 肺真菌症
Q1:肺真菌症とは、どのような病気ですか?
Q2:肺真菌症の種類には、どのようなものがありますか?
Q3:肺真菌症の症状は、どのようなものがありますか?
Q4:肺真菌症の診断は、どのようにしますか?
Q5:肺真菌症の治療は、どのように行いますか?
Q1:肺真菌症とは、どのような病気ですか?
A1:肺真菌症とは、カビの一種である真菌が肺に感染する病気です。口腔、のどに生息する真菌や吸い込んだ空気から、肺に感染して発症します。肺真菌症は、抗がん剤の投与や重病患者で免疫力が低下した人、HIV感染者、好中球減少症、糖尿病、慢性腎不全、誤嚥、海外渡航歴などで発病しやすいので因子をチェックします。
Q2:肺真菌症の種類には、どのようなものがありますか?
A2:原因となるカビは、カンジタ等約20種あります。肺真菌症(Pulmonary Mycosis)には、肺クリプトコッカス症(Pulmonary Cryptococcosis)、肺アスペルギルス症(Pulmonary Aspergillosis)、肺ムコール菌症(Pulmonary Mucormycosis)、肺カンジダ症(Pulmonary Cadidiasis)、カリニ肺炎(Pneumocystis Carinii Pneumoria)、コクシジオイデス症(Coccidiodomycosis 流行地は北米および中南米)、ヒストプラズマ症(Histoplasmosis アメリカ大陸に多い)、ブラストミセス症(Blastomycosis 北米に多い)、パラコクシジオイデス症(Paracoccidiodomycosis 南米に多い)など多数あります。
Q3:肺真菌症の症状は、どのようなものがありますか?
A3:発熱、咳、痰、呼吸困難などです。
Q4:肺真菌症の診断は、どのようにしますか?
A4:胸部X線検査で肺真菌症を疑います。感染局所または血液から原因となる真菌を見つけ出すか、病理学的に真菌を証明して確定診断となります。検体を採取して、直接鏡検法、グラム染色、グロコット染色、墨汁染色などを行い、真菌培養はサブロー寒天培地を使用します。
Q5:肺真菌症の治療は、どのように行いますか?
A5:基礎疾患の治療と並行して、抗真菌剤としてアムホテリシンB、アゾール系抗真菌薬、フルシトシンなどを投与します。なかなか治りづらい病気です。手術等外科治療を要する場合もあります。